Aの成績は、その時点で余裕でトップ校を合格できるレベルにまで達していた。
だけどなぜかAは落ちた。
なんでなのかは誰にとわからなかった。
ただ、ただ落ちたという事実だけが波のように広まっていった。
二位と三位は無事に合格。Aだけが、合格出来なかったんだ。
絶対合格確実だと言われてたAは、すごく悲しんだ。とても悔しかった。辛かった。
その現実に目を当てることが出来なかったんだ。Aは引きこもった。
春休みの間、俺が何回遊びに誘っても、Aは返事の一つすら返すことはなかったんだ。
Aを呼ぶのは俺だけだったから、Aはずっと孤独だった。
Aに注意された奴らは、Aを出来損ないだと非難した。
そろそろわかったか
>>114
いいや、わからんわ
1がAってオチ?
うわあああああああああああ
まっっっっったくわからん
なんでみんなそんなにわかるんや?
Aは本当に悲しくて、悲しくて、ただ悲しかった。
色んなものを犠牲にして挑戦した戦いだったから、それだけ気合いも入ってたんだね。
Aは、もう怒りのぶつけどころをどこにぶつけたらいいかわからなかったんだ。
紙に書いた勉強計画をビリビリに破った。今まで使ったノートを見ると、虚無感に襲われて、胸が圧迫された。
Aは滑り止めで入った高校の成績分けテストで一番下のクラスに入った。
手を抜いてやったんじゃなく、大好きだった勉強というものに、正面から向き合うことが出来なかったんだろうね。
怒りを、なw
誤字すまぬぬぬ