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嫁が可愛すぎるけど、破壊神過ぎて辛い
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http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1371213188/
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:33:08.00 ID:fxG1kJye0
一番キツいのだと足の骨を折りました
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:34:39.60 ID:fxG1kJye0
おっ、立ったのか
とりあえずスペック
俺:キモメン、中肉中背
嫁:めっちゃ可愛い、マジ天使
でもなんやかんやで俺を傷つけるwwwwww
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:36:10.06 ID:fxG1kJye0
さてwww何から話そうかwww
今は暇だから、なるべく頑張るおwww
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:39:16.06 ID:fxG1kJye0
まずは骨折の件www
骨折のは流石にマジで凹んだわwww
娘が4月から小学校に上がるので、嫁パパ嫁ママである義両親にも挨拶をしておこうと、俺と嫁と愛娘の三人は嫁の実家へと向かったんだ
嫁の実家は三階建ての一軒家
一階がまるまる駐車場になっていて、その駐車場の脇にある階段を上がった先が玄関になってるの
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:33:08.00 ID:fxG1kJye0
一番キツいのだと足の骨を折りました
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:34:39.60 ID:fxG1kJye0
おっ、立ったのか
とりあえずスペック
俺:キモメン、中肉中背
嫁:めっちゃ可愛い、マジ天使
でもなんやかんやで俺を傷つけるwwwwww
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:36:10.06 ID:fxG1kJye0
さてwww何から話そうかwww
今は暇だから、なるべく頑張るおwww
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:39:16.06 ID:fxG1kJye0
まずは骨折の件www
骨折のは流石にマジで凹んだわwww
娘が4月から小学校に上がるので、嫁パパ嫁ママである義両親にも挨拶をしておこうと、俺と嫁と愛娘の三人は嫁の実家へと向かったんだ
嫁の実家は三階建ての一軒家
一階がまるまる駐車場になっていて、その駐車場の脇にある階段を上がった先が玄関になってるの
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:42:05.79 ID:fxG1kJye0
嫁は娘の手を引きながら、階段を駆け上がって、
ただいまー
って元気よく玄関の戸を開けたんだ
すると廊下の先から、元気よくチワワが走ってきて
嫁の胸元へダイブ
それを嫁は尻餅つきながらも見事にキャッチ
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:43:40.44 ID:fxG1kJye0
おぉwすげぇw
やっぱり学生時代にソフトボールをやってただけあるなぁ
よく反応出来たなぁ
チワワのマルちゃん、可愛いなぁ
って感心しながら、嫁の尻に押し出された俺は階段から落ちてた
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:46:13.45 ID:fxG1kJye0
もうね、何処ぞのグラップラーじゃないけど
転げ落ちてる時は、見えるもの全てがスローモーションだった
おっ!すげぇぞ!なんかゆっくりだ!
自分が落ちてるのに、まるで他人事ように感じて、
見えるもの全てが回ってた
階段の横に置いてある植木鉢も、俺と一緒に回って落ちてった
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:49:44.19 ID:fxG1kJye0
気がつくと青い空が俺を見下してて、キャーッ!!って言う甲高い嫁の悲鳴と共に、俺の体の節々から痛みがこみ上げてきた
悲鳴を聞いた義理父さんがすぐに出てき、声を掛けて生死を確認してくれた
「おい、○○くん!大丈夫か!!生きてるか!!」
「あっ、どうもお父さん。お久しぶりです。」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:53:35.90 ID:fxG1kJye0
降りてきては さっきから青ざめた顔
俺の周りでオロオロする嫁を払いのけた俺は、
・受け身が取れなかったから身体中が痛いこと
・娘が今年の4月で一年生になること
・特になんか脚に違和感があること
その三つを虎視眈々とお父さんに伝えてる横で、お母さんが携帯で救急車を呼んでくれてた
自分が倒れて、自分のことで騒いでるのに、なんか他人事みたいに思えて、実感が全然なかった
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:56:43.22 ID:fxG1kJye0
俺はお父さんと救急隊の人に手際良く病院に運ばれた
病院に着くなり、すぐにMRIとレントゲンを取られた
診察結果は骨折
理由を医者に説明する時に、横にいた嫁はごめんねごめんねとチワワのマルちゃんみたいに わんわん泣いてやかましかったので
お母さんに診断室から連れ出して貰った
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 21:59:44.00 ID:fxG1kJye0
奇跡に近いレベルで綺麗に?見事に?折れたお陰で入院一週間とギブスだけで良いらしい
退院時に担当してくれた先生は
「こんなに見事な骨折はなかなか見れないから、今後の教材として、コレ(レントゲンのコピー)貰ってもいいかな?w」
と笑いながら送り出してくれた
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 22:01:15.86 ID:fxG1kJye0
とりあえず過去最高を骨折と言う形に記録を更新してしまったが、破壊神様の伝説は他にもたくさんある
と言うか今考えると嫁との出会いから俺は破壊神様の力を見せつけられていた
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 22:03:22.14 ID:fxG1kJye0
高校の時からの友達Aの彼女が女の子を紹介してくれるってコトで俺、A、Aの彼女と個室の居酒屋で飲んでいた
最初から同伴するはずだった嫁は仕事が遅くなるらしく後から来るらしい
三人でぼちぼち飲んでいたら、後ろの戸が、いきなり俺の後頭部を叩きつけた
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 22:04:52.67 ID:fxG1kJye0
戸に頭を叩きつけられた俺は、持っていたジョッキに鼻を思いっきりぶつけた
何が起こったのか判らないまま顔を上げると、一口しか飲んでなかったジョッキのビールは半分ほどに減っていて、
代わりに綺麗な朱色の鼻血と黄金色のビールでペイントされていたテーブルがあった
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 22:06:42.60 ID:fxG1kJye0
戸を払い除けて後ろを振り返ると、
襖なのに引き戸と押し戸を間違え、俺を見て青ざめた嫁がいた
俺はこれから先、何度もこの青ざめた顔を見ていくことになるとは当時のこのシチュエーションからは想像もしなかった
「引き戸じゃなくてすみません!ごめんなさい、大丈夫じゃないですよね!?」
動揺して意味不明な謝罪をする嫁に、
「あぁ...ずみ"まぜん...ちょっと御手洗いに行ってきます」
と返したのが、俺と嫁の初めての会話だった
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 22:10:20.10 ID:fxG1kJye0
服についたビールと血は洗い流しても取れなかったので、冬なのにアンダーシャツとビチョ濡れのジーンズで部屋に戻ると、案の定みんなは お通夜ムードだった
鼻をすすっては泣き続け、ごめんなさいしか言わない嫁に、Aは新しいお絞りを俺に放り投げながら言った
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 22:12:45.85 ID:fxG1kJye0
「嫁ちゃんさ、昔からドジっこなのは知ってるけど、今回はマジでないわ...いくら謝っても、温厚な○○も怒ってるよ」
「えっ?いや、別に俺はそんな...」
「ぐずっ...うん、そうだよね...ごめんなさい...」
こいつ、こんな可愛い子を虐めてなんて最低な野郎だ
後頭部を叩きつけてやろうかと思い俺は後ろの襖に手をかけた
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 22:14:25.09 ID:fxG1kJye0
Aの彼女も尽かさずAを止めようとするが、Aはそれでも話を続けた
「ちょっと、Aくんっ!」
「いや、だからさ、罰としてこいつの趣味の映画に付やってやってやってよ」
「ぐずっ...えっ...あっ、はい...」
ようやく泣き止んだ嫁の、ごめんなさい以外の言葉が聞こえた気がした
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 22:16:38.64 ID:fxG1kJye0
「こいつさ寂しい奴だから、趣味の映画もいっつも一人なの
だから嫌かもしんないけど、こいつの趣味に付き合ってやってよ」
「だっ、だな!今度嫁ちゃんと一緒に映画が観たいな!」
「えっ、あ、はい。あたしで良ければ...」
襖の閉まり具合を確認するために伸ばした手を収め、俺は割り箸の袋にアドレスを書いて嫁に渡した
こうして俺は嫁と初デートの約束をした
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 22:18:57.72 ID:fxG1kJye0
それから何回かデートを重ねて俺から告白
付き合いだしてからのデートも、魔法瓶に入った熱々の紅茶で火傷したり、
遊園地のコーヒーカップで酔わされたり、
傘でゴルフのフリをしてたらアゴをクリーンヒットしたり、
こうして俺はいくつもの死線を乗り越えた末、
二年後には俺がプロポーズして、めでたく結婚した
>>次のページへ続く
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