しょんぼりしても仕方ないと腹をくくり、バスタオルをはいてスタンバイ。
「用意できましたー」と伝えると看護師さんが入ってきた。
「はーい、ベッドに仰向けになってくださいねー」
おとなしくベッドに横たわる。
「上の方はテンポよくいきますねー、下の方は痛いと思うのでゆっくりいきますががんばってくださいねー」
言いながらバスタオル方を下にずらしてお腹に近い方の毛に直径5センチぐらいの器具を当てた。
ピッという音と共に冷たい冷気があたったような感触。
あれ?そんな痛くないぞ。
脇の脱毛した5年ほど前よりも機械の性能が良くなって痛くなくなってるのかもしれない。
「大丈夫ですかー?」
「あっ、大丈夫ですー」
「はーい、じゃあすすめますねー」
想像していた痛みより全然痛くなくて、むしろ気持ちいいぐらいで驚いた。
ピッピッと軽快にレーザー脱毛の機械が下の毛の範囲を横に動いていく。
いけるいけると思っていたが、一瞬ドライアイスを当てられるような痛みになってきた。
そうか、レーザー脱毛は毛の黒いところに反応して焼いていくから、毛があまりない上の部分はそんなに痛くなくて当然か。
ジェルみたいなの塗らないの?
>>75
塗ってたかなぁ…、緊張しすぎてて塗られたかどうかよく覚えてないや…。
痛いかもと思うと痛くなるから、別のことを考えた。
そうだ、これはドライアイスプレイだ、ドライアイスを当てられるちょっとドMなプレイだ。
ドMではないが、自分はMだと言い聞かせることによって意識を痛みから快楽に変えられるようにイメージした。
クリ○リスの周りの一番密集していたところにレーザー当てられたとき、痛すぎてイメージトレーニング失敗した。
すんません、私ドMになれなかったよ。
中心部やられたとき
「いっ…!!たぁっ…!!」と声をあげてしまった。
「あー、痛いですねー、ごめんなさいねー、ごめんなさいー」
看護師さんは謝りながらも手を緩めない。
この看護師がドSだった。
「だっ…だいじょ…ぶで…!!す…!!」
歯を食い縛りながら、どこかのサイトで見た、ビラビラにピアス空けたりしてるヤツの精神をうらやましいと思った。
そんな精神ならこの痛みはさぞかし楽しいプレイになるのだろう。
中心や粘膜に近いほど、ドライアイスの痛みから、まさに焼いた鉄を押し付けられるような痛みになっていた。
「はーい、右足立てて、右に開いてくださいねー」
完全にご開帳モードだけど、まじで恥ずかしいと思ってる余裕はなかった。
せっかく高い金払ってるんだからきっちり細部にまでレーザー当ててもらわないとという思いと、この痛みに耐えると一生股間のチクチクや処理の煩わしさから解放されると思いで必死になっていた。
こんな箇所のレーザーの痛みでギャーギャー言ってたらお産の時の痛みを経験してる世の中のお母さんたちに申し訳ないと何故か全国の母親に対するリスペクトと同時に悔しい思いを感じていた。
だめだ笑いが止まらんwwwww