「娘さん下さい!」って言いに行くww
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289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:12:37.99 ID:4QDc0c6v0
初めて掛ける電話。
「せんせ?」
声が聞こえてきた。
「てんわじゃわからないよ」
「おめでとう。本当におめでとう」
俺は聞こえるはずもない言葉を受話口に向けて話す。
「せんせ?どうしたの?」
ユウには無言電話なんだろう。
「せんせ?せんせ?」
その問いかけが俺を苛立たせた。
面と向かってじゃなきゃ話せないのかよ?
ふざけんな。
なんで俺の声が聞こえないんだよ!!!!
「せんせとこにいるの?」
「うるせええええええ!!!!!!!!!」
あまりにも理不尽。
そして俺は電話を切った。
もうこのまま電車に飛び込んで死のうかと思った。
マジで。
でもそんな勇気もない。
トボトボと俺は家に帰ることにした。
291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:13:48.57 ID:4QDc0c6v0
途中パチスロを打って帰った。
こんな日に限って当たるなw 連荘を重ねて五万勝ち。
風俗でも行くかと思ったが遅いし帰る。
電車に揺られて駅につく。
家に帰ってネトゲでもやろう。
適当にバイトして適当に過ごそう。
もう彼女もいない・・一生そんな感じでいいやと思っていた。
改札を抜け階段を下りる。
・・・。
・・・あのさ。
なんでかな・・。
なんでそこにいるのかな?w
どんだけ待ったんだよ?w
今何時だよw
「せんせ」
笑顔のユウがそこにいた。
302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:16:43.51 ID:+LKYTCjz0
>>291
全俺が泣いた
マジで
初めて掛ける電話。
「せんせ?」
声が聞こえてきた。
「てんわじゃわからないよ」
「おめでとう。本当におめでとう」
俺は聞こえるはずもない言葉を受話口に向けて話す。
「せんせ?どうしたの?」
ユウには無言電話なんだろう。
「せんせ?せんせ?」
その問いかけが俺を苛立たせた。
面と向かってじゃなきゃ話せないのかよ?
ふざけんな。
なんで俺の声が聞こえないんだよ!!!!
「せんせとこにいるの?」
「うるせええええええ!!!!!!!!!」
あまりにも理不尽。
そして俺は電話を切った。
もうこのまま電車に飛び込んで死のうかと思った。
マジで。
でもそんな勇気もない。
トボトボと俺は家に帰ることにした。
291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:13:48.57 ID:4QDc0c6v0
途中パチスロを打って帰った。
こんな日に限って当たるなw 連荘を重ねて五万勝ち。
風俗でも行くかと思ったが遅いし帰る。
電車に揺られて駅につく。
家に帰ってネトゲでもやろう。
適当にバイトして適当に過ごそう。
もう彼女もいない・・一生そんな感じでいいやと思っていた。
改札を抜け階段を下りる。
・・・。
・・・あのさ。
なんでかな・・。
なんでそこにいるのかな?w
どんだけ待ったんだよ?w
今何時だよw
「せんせ」
笑顔のユウがそこにいた。
302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:16:43.51 ID:+LKYTCjz0
>>291
全俺が泣いた
マジで
292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:13:58.62 ID:FYKxOUeCP
理不尽だ・・・
理不尽だが・・・(;ω;)
293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:14:58.80 ID:VneAmMgQ0
なんて良い子だ
294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:15:04.07 ID:qz4pCick0
なんてっこった・・・
299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:15:43.53 ID:ES6lVutpO
やべえ
305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:18:30.95 ID:gQtTEool0
感動したと同時に自分の彼女に嫌気がさしてきたのは俺だけか
307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:18:59.85 ID:FYKxOUeCP
>>305
俺も嫌気がさした・・・
彼女いないけど
312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:20:38.81 ID:grCdh7JVO
>>307
くそっ…こんなので…
306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:18:56.89 ID:4QDc0c6v0
「いつから?」
「たまたま」
嘘が下手。
「おそいから、かえれ」
「せんせ、げんきない?」
「うるさい」
わざと顔を近づけて言った。
「うるさくない、しんぱい」
ガキに心配される筋合いはない。
俺は無視して歩き出そうとした。
しかしユウが腕を掴んでくる。
振り払っても振り払っても掴んでくる。
うざい。
「はなせ!」
「せんせは なにも はなしてくれない!」
「話しても聞こえねーだろ!!」
ここ一番に力強く振り払う。
316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:22:02.42 ID:4QDc0c6v0
「いいか。俺はお前が抱いているような人間じゃない。いわば屑だ。
お前の方がよっぽど素晴らしいよ。耳が聞こえなくても健聴者と同じ。
いやそれ以上に輝かしい人生を送っている!
なにか?見下しているのか?馬鹿にしているのか?
ああ?ふざけんなよ!」
聞こえないのを言いことに絶対言ってはいけないことを口に出してしまった。
困った顔をするユウ。
分かるわけない。こんな怒鳴ってもユウには届かない。
「ばーか!あーほ!どーじ!まぬけ!!!」
小学生みたいな煽り文句を浴びせた
俺は柱に頭を当てた。
もう最悪だ。サイアク・・。
その日は俺の涙腺も緩んでいたんだなー。
三度の自己嫌悪に泣けてきた。
324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:25:35.37 ID:4QDc0c6v0
「せんせ、ひとい」
驚いた?まさか聞こえていたのか?
同時に俺の背中に彼女の手が触れた。
背中で突きはねるがどかない。
「かおでわかるのよ」
ユウは言葉を続けた。
「せんせはいいにおい。むかしからこのにおいがすき」
匂い?タバコ臭いだけだ。
「せんせ、すき。たいすき」
ユウの体もぴったりとくっ付いてきた。
328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:26:10.68 ID:Pbzvp9RT0
くっ!
更新ボタン連打してたら、間違えて仕事のファイルを閉じちまった・・・・
はっ・・早くつづきを
>>次のページへ続く
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