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「娘さん下さい!」って言いに行くww
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53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:34:06.80 ID:6yJQlsQw0
>>51
キター


54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:34:13.89 ID:XsLSS+9y0
>>51
おかえり


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:35:26.45 ID:aypRGx8PO
>>51
待ってました!!


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:35:37.40 ID:VCF8gd6oQ
>>51
おぉー。

まってましたッ




68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:35:37.68 ID:6F7EjqAO0
>>51
お前が遅いからワイン一本飲んじゃったじゃないかw

はやく報告w


73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:36:35.75 ID:8ZVjQBoT0
>>51
おかえり!待ってたよ!


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:37:57.69 ID:ClwqUQNYP
>>51
待ってました!


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:34:34.49 ID:/nkhiFMpO
>>1きたあああああああああああああ


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:34:54.67 ID:4QDc0c6v0
チャリがパンクしていたのをすっかり忘れていた。

マジで焦って走った。

着いたのは7時15分ころ。

アパートの前でユウが待っていてくれた。

「せんせ」

俺は両手を合わせて謝る。

ユウは笑って首を振る。

「いこ」

そう言われて家に上がった。

リビングのテーブルには既に食事が用意されていた。

ユウは俺が今日なんのために ここに来るのか母親に言ったのだろうか。

そんな疑問を持ちながら食事をした。

想像できると思うが食事中は静か。

会話しながら食べるってのは中々難しい。

まぁ、時折言葉を挟むけどね。

それよりも緊張の方が上。

いつ言おうか。今か?嫌ちがう・・。今か?まだいいだろ。

の繰り返し。

そんなこんなで飯食い終わる。


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:36:41.66 ID:4QDc0c6v0
片付けは一緒にした。

「男さんは座ってて」と言われたが積極的動く。

好印象を最後の最後までもたせておかなければとセコイ話w

片付いたテーブルに紅茶とガラスのボールにリンツがたくさんw

親子揃って好きなようですw

ユウはその中でもホワイトしかとらない。

これがデフォ。いいよ、可愛いよ。

んで沈黙。

ユウがチラチラと俺を見る。

ここしかないと思った。

「お母さん」

母親はキョトンした表情を見せた。

俺は椅子から降りて正座をした。

すると呼んでもいないのにユウも俺の隣に正座した。

「お話があります」

ユウの母親も察したのかカップを置き椅子から降りて俺達の前に正座した。

今と思えば なかなかシュールな光景。

でも その時は接近したが故に緊張マックス。


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:37:43.41 ID:4QDc0c6v0
「ユウさんと付き合いをさせていただいて月日が過ぎました。僕も今の仕事を順調にこなせています」


噛まずに・・噛まずに・・と心を落ち着かせる。

「今の僕ならユウさんを幸せに出来ると確信しています。ですから、ユウさんをこれからも一生大事にさせてください。僕にユウさんを下さい」

下さいって言っちゃたよ・・と思いながら床に顔をつけた。

ユウもまた同じように床に顔をつける。

俺の言葉は分からなくても動作で判断したのだろう。

数秒間の沈黙。

「男さん、顔を上げてください」

俺は母親の言葉に顔をパッと上げる。

何故か浮かれない顔。

そしてため息をついてこう言った。

「私は後悔しています・・」


81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:42.76 ID:cRIVW0xBi
>>76
え…?




85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:39:10.68 ID:J8EV4klZ0
>>76
エンッ?


79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:20.59 ID:lPyfqd1h0
え・・・?


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:35.73 ID:8ZVjQBoT0
え?後悔?


82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:38:52.88 ID:nXGvXif/0
ん?


84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:39:08.54 ID:4QDc0c6v0
血の気が引いた。

おいおい・・。

99パーセント即答でおkだと思っていた。

自惚れちゃダメなのか・・やはり。

母親は言葉を続けた。

「私は後悔しています。男さんのような人の伴侶が私の娘であることを」

「え?」

「もっと素晴らしい女性がいます。娘は障害者。そして ずっとあなたを愛し続けていたとも彼女の口から聞きました」

母親の口から「障害者」だと?

耳を疑ったが黙って聞く。


88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:40:22.51 ID:4QDc0c6v0
「自分を押し殺してはいませんか?何か変な使命感に駆られて娘を大事にしていかなければと思ってはいませんか?」

こんな母親だったか?

「そうだとしたら私は後悔してもしきれません。あなたの人生を狭めてしまったと」

何を言っているだ?

俺は少し憤っていた。

「どうですか?」

俺は唇を噛んだ。

そして隣のユウを見る。

聞き取れなくてユウは不安げな表情をしていた。

そんなことはない。

心配するな。

俺は心からユウと結婚したい。


92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 22:41:18.26 ID:ClwqUQNYP
お母さん・・・(;ω;)



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:人生・生活  |  タグ:感動・泣ける話, 結婚, すっきりした話, 純愛, 胸キュン,
 


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