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「娘さん下さい!」って言いに行くww
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264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:01:05.24 ID:4QDc0c6v0
二月。

久々の面接。

昼からの予定ではあったが朝から目が冴え渡っていた。

ユウの合格発表の日でもあったからだ。

ダブルのドキドキ。心臓に悪いw



十時過ぎ。

メールが来た。


「先生、合格したよ」


きたああああああああああああああああ!!!

俺はすぐに返事をする。

「おめでとう。四月からは晴れて大学生だ」

小学生だったユウがもう大学生・・。感慨深かった。

でも呑気に浸っている場合ではない。

俺もしっかりしないととスーツに着替えた。

今日はいける!と確信していた。

俺も四月から社会人復帰だと。


でも そんな上手く行くわけないw


277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:04:38.06 ID:4QDc0c6v0
面接は散々だった。

空白の時間を問い詰められ、俺の人間性も否定され・・、圧迫面接というか、ただこき下ろされただけ。

久々に凹んでいた。自己嫌悪もプラスされてな。

なんか誰かと一緒にいたかった。

ユウに連絡しようか・・まさかw

俺は例の彼女に電話をした。

しかし繋がらない。おかしい・・今日は休みのはずだ。

何度かけても繋がらない。

仕方なしにメールをした。

『今日会えない?』

するとメールが返ってきた。

『今忙しくて電話出られない。どうしたの?』

どうしたの?と聞かれて俺は隠していた事実を話そうと思った。

もう隠していても意味はない。

こういう時に彼女に頼らなくていつ頼る。

都合のいい考えが俺の頭をよぎる。

『実はな、俺だいぶ前に仕事辞めてるんだ。今は仕事を探している段階。それで今日の面接で散々だったから○○の顔が見たくなって』

今思えば最低なメールだわなw


282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:09:00.02 ID:4QDc0c6v0
時間心配してくれている人ありがとう。

ユウのお母さんが今日は遅いから8時くらいだと思う。

ユウから連絡が来るから。



(続き)

しばらくするとメールが返ってきた。

『だと思った。つか何様だ、お前。もう二度と連絡してくるな』

青ざめた。予期せぬ返事だったから。

俺は電話を掛けた。

出ない。もう一度・・。

「しつけーなぁ」

男の声だった。

「あれ?」

「今○○とデート中なんだよ、殺すぞ」

「ちょっと・・」

すぐに電話は切られた。

数分はボーっとしていたと思う。

ハッとして もう一度電話を掛ける。

プープーとなる。

話中?違う着信拒否だ。

メールはどうだ?

『あて先を確認してください』

オワタ・・。

何もかもがオワタ・・。




283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:09:48.23 ID:z927FAIvO
あの…そろそろ下半身が寒いんだけど…


284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:11:11.67 ID:VCYzqKmS0
>>283
コーヒー吹いたっ

テメー俺仕事中なのに笑わすんじゃないw


297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:15:27.68 ID:VCYzqKmS0
盛り上がる話とは裏腹な>>283の一文が頭から離れない


303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:18:13.15 ID:aEOH/5HG0
>>297
やめてくれw




286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:11:23.61 ID:qz4pCick0
ワロタw


287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:11:26.13 ID:FYKxOUeCP
あああ

もうなんか心ちぎれそう


288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:11:50.04 ID:4QDc0c6v0
面接先の最寄り駅のベンチで俺は一人うなだれていた。

彼女を失ったショックというか面接とも相まってプライドがズタボロだったからな。

2,3時間はいたと思う。完全に不審者。

そこに一通のメール。ユウからだった。

『合格通知!』

写メールと共に送られてきた。

何故か涙がこぼれてきた。

尊敬していると言ってくれるユウの方がよっぽど頑張っている、難聴者というハンデをものともせずに頑張って自分の道を歩んでいる。羨ましい。そして妬ましい。

俺は無意識にユウに『電話』をしていた。


289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 17:12:37.99 ID:4QDc0c6v0
初めて掛ける電話。

「せんせ?」

声が聞こえてきた。

「てんわじゃわからないよ」

「おめでとう。本当におめでとう」

俺は聞こえるはずもない言葉を受話口に向けて話す。

「せんせ?どうしたの?」

ユウには無言電話なんだろう。

「せんせ?せんせ?」

その問いかけが俺を苛立たせた。

面と向かってじゃなきゃ話せないのかよ?

ふざけんな。

なんで俺の声が聞こえないんだよ!!!!

「せんせとこにいるの?」

「うるせええええええ!!!!!!!!!」

あまりにも理不尽。

そして俺は電話を切った。

もうこのまま電車に飛び込んで死のうかと思った。

マジで。

でもそんな勇気もない。

トボトボと俺は家に帰ることにした。



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:人生・生活  |  タグ:感動・泣ける話, 結婚, すっきりした話, 純愛, 胸キュン,
 


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