ゲームに本気になりすぎた話
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18 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:52:38.27 ID:/Ye5oyIe.net
読んでるよ
21 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:55:43.93 ID:3TA8jdn+.net
>>18
あれがとう
しかしその数日後、俺にとってショッキングな出来事が襲った。
彼女がコープ仲間のBと遥かに上回るスコアを出してしまったのだ。
本当にショックだった。それは当時、抜けるどころか追いつける気もしないスコアだった。
Bはお調子者ということもあってナチュラルに俺を挑発してきた。
たかがゲームだが悔しさを隠すことも出来ず、どうしたらいいか分からなくなってしまった。
どうするか悩んだ。だが結局励ましてくれた彼女の為にもまた頑張ることにした。
かなり厳しかったが、やってる内に徐々に徐々に追いついてきていた。
あと一歩というところから何度も何度も失敗した。
俺はBと彼女のスコアに並ぶのではなく、何としても追い抜きたかった。
そして日付も変わったある日、あと一回やったら寝よう、という所でBを上回るスコアを出すことが出来た。
これには俺だけでは無く、彼女も喜んでくれた。
もう寝ないといけない時間帯だったはずが、朝方までラインで語り明かしてしまった。
彼女との絆も更に深まった気がして、俺は本当に嬉しかった。
23 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 23:00:04.44 ID:3TA8jdn+.net
恐らく今回のことがきっかけでBは俺をライバル意識するようになっていたんだと思う。
Bは俺よりも先輩で、相当な負けず嫌いだった。
後から始めた俺が目立ってきたのが気に食わなかったのかもしれない。
Bは公共の場で俺を侮辱するような書き込みをしてきたのだ。
通信や本体の性能等の環境が良いからスコアが出やすい等と書き込まれ、正直煽り返したい気持ちもあったが、「冷静にね」と彼女が言ってくれたおかげで抑えることが出来た。
環境では無く、ここがこうなってますよと返信し、それは紛れもない事実だったが、Bは更に煽り返してきた。
読んでるよ
21 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 22:55:43.93 ID:3TA8jdn+.net
>>18
あれがとう
しかしその数日後、俺にとってショッキングな出来事が襲った。
彼女がコープ仲間のBと遥かに上回るスコアを出してしまったのだ。
本当にショックだった。それは当時、抜けるどころか追いつける気もしないスコアだった。
Bはお調子者ということもあってナチュラルに俺を挑発してきた。
たかがゲームだが悔しさを隠すことも出来ず、どうしたらいいか分からなくなってしまった。
どうするか悩んだ。だが結局励ましてくれた彼女の為にもまた頑張ることにした。
かなり厳しかったが、やってる内に徐々に徐々に追いついてきていた。
あと一歩というところから何度も何度も失敗した。
俺はBと彼女のスコアに並ぶのではなく、何としても追い抜きたかった。
そして日付も変わったある日、あと一回やったら寝よう、という所でBを上回るスコアを出すことが出来た。
これには俺だけでは無く、彼女も喜んでくれた。
もう寝ないといけない時間帯だったはずが、朝方までラインで語り明かしてしまった。
彼女との絆も更に深まった気がして、俺は本当に嬉しかった。
23 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 23:00:04.44 ID:3TA8jdn+.net
恐らく今回のことがきっかけでBは俺をライバル意識するようになっていたんだと思う。
Bは俺よりも先輩で、相当な負けず嫌いだった。
後から始めた俺が目立ってきたのが気に食わなかったのかもしれない。
Bは公共の場で俺を侮辱するような書き込みをしてきたのだ。
通信や本体の性能等の環境が良いからスコアが出やすい等と書き込まれ、正直煽り返したい気持ちもあったが、「冷静にね」と彼女が言ってくれたおかげで抑えることが出来た。
環境では無く、ここがこうなってますよと返信し、それは紛れもない事実だったが、Bは更に煽り返してきた。
24 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 23:04:00.26 ID:3TA8jdn+.net
彼女と話し合った。
俺自身は我慢出来ず、もうBと遊ぶつもりは無いのでフレからも削除したかった。
だがガチ勢は皆Bと仲良くやっていたので、下手したら俺ははぶられるかもしれない。
そうでなくても気まずくて他の人とはやれなくなるかもしれない。
彼女からも そういったことを言われ、俺自身も不安はとても大きかった。
だが彼女は最終的に俺の気持ちを尊重してくれた。
「もちろん私はそばに居るよ」
そう言ってくれた彼女に俺は本当に救われた。
結局Bとフレンドを解除しただけで、他の人とは特に問題は無かった。
時々Bから嫌がらせのような発言を目にすることはあったが、彼女が居てくれたおかげで大した問題には思えなかった。
25 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 23:10:49.47 ID:3TA8jdn+.net
この頃、彼女が会いに来て欲しいと言ってくるようになった。
彼女は控えめな性格だったが、下ネタも良く話していた。というかむしろ向こうからセクハラを要求してくるぐらいだった。
普通の男なら喜んで会いに行くんじゃないかという発言も多々あった。
と言ってもクソビッチというわけではなく、理由があって何年もしていないと言っていた。
後にその理由を教えてくれたのだが
知り合いのおじさんに無理やりキスをされた経験があるらしく、その時から暫く不感症のようになってしまったということだった。
俺自身やりきれない気持ちになったが、より大事にしてあげたいという気持ちになった。
因みに俺は奇形なのもあって童貞だったが「一緒にがんばろうね」と言ってくれていた。
27 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 23:18:55.43 ID:3TA8jdn+.net
俺も会いたいとは思っていた。
だが理由があって先延ばしにしてしまっていた。
数年前から俺は唇の皮を剥がずにはいられないという謎の病に侵されていた。
ネットで調べたのだが、強迫性皮膚摘み取り症というやつかもしれない。
俺は彼女と会うことを意識した時から、この強迫観念を何とか抑え込むようにしていた。
だが剥ぐのを止めたからといってすぐに治るわけじゃなかった。
かさぶたが出来て剥がれて、出来て剥がれての繰り返しで恐ろしく治りが遅かったのだ。
当時ひどい唇だった俺はどうしても治まるまで会いたくなかった。
彼女に嫌われるのが怖かった。奇異な目で見られると思うと会うことが出来なかった。
恥ずかしいやら情けないやらで彼女には理由も言えなかった。
話し合った結果、彼女は待つと言ってくれた。
28 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 23:20:58.40 ID:Pft3XX2h.net
ひどい唇w
29 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 23:30:34.70 ID:3TA8jdn+.net
>>28
化け物みたいだったw
この頃から喧嘩することが増えていった。
会えない不安からか、彼女の機嫌が良くないことが多くなり、不満を漏らすことが多くなった。
そのたびに何とかなだめて仲直りするという繰り返しだった。
彼女は俺のことを本当に好きで居てくれて、何度喧嘩をしても
「好きすぎて困ってる」「自分から振ることは無い」と繰り返し言っていた。
しかし俺は度重なる喧嘩にうんざりしていき、「じゃあ他の人を探してね」等と言うようになっていた。
まごうことなき完全なるゴミクズ男の誕生だった。
それでも彼女は「好きだからやだ」と言ってくれていた。
多分俺はこの辺りから勘違いしていたんだと思う。
31 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 23:36:34.26 ID:3TA8jdn+.net
丁度この頃、俺はこのゲームに飽きてきていた。
いつ彼女の機嫌を損なうかとビクビクしていた。
喧嘩すると朝方まで解放してくれないこともあり、少し疲れていた。
彼女は まだまだゲームにはまっていたが、俺は他のこともしたいと言うようになった。
それを知った彼女は他の人のことも誘うようになった。
彼女はゲームのメッセより使いやすいという理由からMさんとラインを始めた。
過去に別の人から彼女がラインに誘われたとき、俺はかなり嫌がったことがあった。
嫌がることを知っていながら、自らMさんをラインに誘ったことで俺は怒ってしまった。
34 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 23:40:52.58 ID:3TA8jdn+.net
彼女は以前から俺に、他の人とあまり仲良くならないで欲しいと言っていた。
ガチ勢は男ばかりだったが、たとえ同性相手でも仲良くなって欲しくないと。
俺としては彼女以外は「その他」という認識だったので特に問題なかった。
だが男ばかりということは、彼女が他の人とやる時は相手が男なのである。
彼女が他の男とボイスチャットをすることも本当は嫌だが我慢していた。
彼女は俺を束縛するのに、向こうは自由にやっているようで、正直腑に落ちなかった。
だけど逆に俺を自由にするという理由でもあった為、納得せざるを得なかった。
35 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/08/05(土) 23:46:44.89 ID:3TA8jdn+.net
その少しあと、俺がMさんと遊んだ時のこと。
Mさんは何故か俺と彼女しか知らないはずのことを知っていた。
俺自身に関する話でもあった為、俺は彼女を問い詰めた。
二人だけでした話を他の人に漏らして欲しくなかった。
「その話をされて俺が嫌がらないと思ったの?」と聞くと
「一応口止めしたんだけど、思ったより口軽かったね」と言われ、更に怒ってしまった。
他の人と仲良くしないでとずっと言ってきた彼女が俺に秘密の話をMさんとしていると思うと我慢出来なかった。
「ごめんなさい、今後は本当に気を付けるから許して」と彼女は謝ってきた。
実際、その後は本当に何も話さなくなったようだった。
>>次のページへ続く
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