友達が一人いなくなってしまった話
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93 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:11:16.57 ID:blA6Oc8K0.net
友達という肩書きを盾に居心地の良いなっちゃんの隣にいるのは卑怯だよなぁ
私は図々しくなってしまっていたのかな
など気持ちはズーンと下がりました
その日はなっちゃんに会う日でしたが断ってしまった
しかし なっちゃんはすでに迎えに来てくれていました
仕事で疲れてるのに来てくれた人を追い返すわけにはいきません
でも会うと、言わずには いられませんでした
「ねえなっちゃん今日こんなことがあった」と
吉岡さんの話をした
「その通りだと思って私は何も言えなかった
なっちゃんはどう思う?」
94 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:13:34.58 ID:blA6Oc8K0.net
なっちゃんは しばらく考え込んでしまいました
「俺は いつからかわからないけど友達じゃなくて、
一人の女性として桃子をずっと好きだったよ
でも自分自身が未熟すぎて突然2人の子のお父さんになる想像がつかないし覚悟もできない」
私プロポーズしたっけ?と思いました
「私は結婚したいと思ってないよ
だからこれは私となっちゃん2人の話だよ
なんでお父さんになっちゃうのw」
「俺は結婚するのが目標だから言ったの」
私は結婚を望んでないけどできる限り一緒に居たい
なっちゃんは結婚したいけど相手がいないから
しかも好きになっちゃったから一緒に居たい
一緒にと思うのは同じでも、なっちゃんは誰かと結婚したいなら私といちゃだめだと思った
だけどなっちゃんは
「邪魔と思ったことないから居てよ!」と怒っていました
それから
「ずーっと彼女いないし桃子好きだし
いつか誰かと出会ったり別れたりして
桃子の子供が大きくなったらきっと再婚とかお母さんの好きにしていいよって言うと思うんだ
その時お互い一人だったら一緒になってよ」
って言ってた
嬉しかった
なっちゃんがしたいのは普通の結婚です
普通に独身の子と出会って結婚して
子供ができて自分の家庭を持ちたいというもの
それを知ってるのに卑怯だけど私はこのまま近くに居たいと思いました
95 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:15:09.81 ID:blA6Oc8K0.net
この吉岡事件後は、あれ?付き合ってる?と自惚れてしまうほど一層仲良くなりました
それでも、いつかなっちゃんは誰かの元へ行く人
普通の友達になる日がくる
それを覚悟しておかないとという思いがいつも頭にありました
「どこにも行かないで」「ずっと一緒に居よう」と数え切れないほど言われたけど私は一度も言ったことがなかった
だけど本当に嬉しかった
私も同じことを思っていました
「私はずっと居るよ
いなくなる時は なっちゃんがどこかへ行く時だよ」
といつも言いました
友達という肩書きを盾に居心地の良いなっちゃんの隣にいるのは卑怯だよなぁ
私は図々しくなってしまっていたのかな
など気持ちはズーンと下がりました
その日はなっちゃんに会う日でしたが断ってしまった
しかし なっちゃんはすでに迎えに来てくれていました
仕事で疲れてるのに来てくれた人を追い返すわけにはいきません
でも会うと、言わずには いられませんでした
「ねえなっちゃん今日こんなことがあった」と
吉岡さんの話をした
「その通りだと思って私は何も言えなかった
なっちゃんはどう思う?」
94 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:13:34.58 ID:blA6Oc8K0.net
なっちゃんは しばらく考え込んでしまいました
「俺は いつからかわからないけど友達じゃなくて、
一人の女性として桃子をずっと好きだったよ
でも自分自身が未熟すぎて突然2人の子のお父さんになる想像がつかないし覚悟もできない」
私プロポーズしたっけ?と思いました
「私は結婚したいと思ってないよ
だからこれは私となっちゃん2人の話だよ
なんでお父さんになっちゃうのw」
「俺は結婚するのが目標だから言ったの」
私は結婚を望んでないけどできる限り一緒に居たい
なっちゃんは結婚したいけど相手がいないから
しかも好きになっちゃったから一緒に居たい
一緒にと思うのは同じでも、なっちゃんは誰かと結婚したいなら私といちゃだめだと思った
だけどなっちゃんは
「邪魔と思ったことないから居てよ!」と怒っていました
それから
「ずーっと彼女いないし桃子好きだし
いつか誰かと出会ったり別れたりして
桃子の子供が大きくなったらきっと再婚とかお母さんの好きにしていいよって言うと思うんだ
その時お互い一人だったら一緒になってよ」
って言ってた
嬉しかった
なっちゃんがしたいのは普通の結婚です
普通に独身の子と出会って結婚して
子供ができて自分の家庭を持ちたいというもの
それを知ってるのに卑怯だけど私はこのまま近くに居たいと思いました
95 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:15:09.81 ID:blA6Oc8K0.net
この吉岡事件後は、あれ?付き合ってる?と自惚れてしまうほど一層仲良くなりました
それでも、いつかなっちゃんは誰かの元へ行く人
普通の友達になる日がくる
それを覚悟しておかないとという思いがいつも頭にありました
「どこにも行かないで」「ずっと一緒に居よう」と数え切れないほど言われたけど私は一度も言ったことがなかった
だけど本当に嬉しかった
私も同じことを思っていました
「私はずっと居るよ
いなくなる時は なっちゃんがどこかへ行く時だよ」
といつも言いました
96 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:19:05.25 ID:blA6Oc8K0.net
28歳の夏です
子供達が元義祖父母の県へ泊まりに行きました
なので2人でどこか旅行へ行くことになりました
冬になると雪が山ほど降る北の方に私たちは住んでいます
いつか沖縄に行ってみたいねといつも言っていました
旅行へ行く前になっちゃんは元夫のお墓参りに行きたいと言いました
私は毎年手を合わせに行ってますが、なっちゃんが来るのは初めてでした
なっちゃんは元夫に他の女性がいたことも知ってたので、元夫を嫌っていました
お墓参りに行き掃除をしてお花を供えた
「何を言ったの?」と聞いても「内緒」と教えてくれませんでした
97 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:20:42.06 ID:blA6Oc8K0.net
初めて行く沖縄に二人とも子供みたいにはしゃぎました
すごくすごく綺麗でした
綺麗なものを見て涙が出たのは初めてです
年をとったんだなぁと思いました
子供達も連れてきてあげたいと思った
なっちゃんは「家族で来たらきっともっと楽しいんだろうね」って言いました
私は何も言えませんでした
「また必ず一緒に来よう」となっちゃんは言いました
「彼女ができてなかったらね」と答えました
99 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:26:33.19 ID:blA6Oc8K0.net
その日は突然やってきました
いつものようにメールしていた時
いつもと違うなっちゃんに気が付きました
きっと何かあった
でも知りたくないと思いました
でも聞かないわけにはいきませんでした
何かあった?と聞くとしばらく間を置いてから返事が2通来ました
「気付かれる前に言わないといけなかったんだけどなんでわかったの」
「言わなくちゃいけないってわかってたけど言えなかった
少し気になってる人がいます」
って事が書いてあった
何もないよって適当に嘘でも付いてくれれば信じたのにな
100 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:28:27.66 ID:blA6Oc8K0.net
何と言っていいかわかりません
でも「行かないで」とは書けなかった
「そっか!いい子だといいね
応援できないけど好きな人には幸せになってほしいと思ってるよ
連絡はもう取れない」
みたいなこと返したと思います
覚悟してたものの、やっぱり耐えられないと思った
もう会えないと思った
でもほんの少しだけど良かったねって思うことができて嬉しかった
101 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:30:25.55 ID:blA6Oc8K0.net
なっちゃんから何度も電話かかってきたけど出られなかった
その時思い出しました
なっちゃんの家に持ってった物がたくさんある
連絡取れないって言ったそばからメールしてしまいました
「そのうち荷物を取りに行きます
仕事中に行くから外に出しておいてください」
返事は来ませんでした
実感はないのにいなくなることが怖くてドキドキしてその日は眠れませんでした
102 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:32:42.74 ID:blA6Oc8K0.net
翌日私は有給を取りました
なっちゃんが間違いなく仕事をしている時間帯に家へ荷物を取りに行きました
荷物は出されてませんでした
昨日の今日だから仕方ないと引き返そうとしたら
なっちゃんがコンビニ袋を持って帰って来ました
「絶対今日取りに来ると思った
話そうよ」
なっちゃんの家に入ります
「また会えてしまった」って笑ったら
「そんな事言うな」と泣きそうになってました
私が笑ったからなっちゃんは普段通りになりました
コンビニ袋から私の好きなプリンとヨーグルトを出してきて一緒に食べました
いつものようになんでもない話をしました
「好きだよ」
ってなっちゃんは いつものように言います
「たぶん私の方がなっちゃんを好きだよ」
と答えました
昨日のは何だったのかというほど いつも通り
ごはんを作ったりテレビを見たり
すごく暑い日でした
103 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:36:10.88 ID:blA6Oc8K0.net
寝汗やばいくさいって言ってなっちゃんがシャワーに行ったので
その間に置いといた私の荷物を片付け車に積み込みました
帰る準備ができました
シャワーから戻って一服するなっちゃんに私は言いました
「ずーっと一緒にいたからね
私はあなたの言動で何か変化があるとすぐ気づいてしまう
昨日みたいに」
「たぶんなっちゃんが思ってるよりずっと、私はなっちゃんのことが好きだよ」
「だから誰かを好きになっていくなっちゃんを隣で見てるのは辛くてできない」
私の役目が終わったんだと思いました
なっちゃんは泣いてました
「なんでなっちゃんが泣くの」
あなたが自分で去っていくのに
104 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:39:50.24 ID:blA6Oc8K0.net
なっちゃんはどうしらたいいかわからないと言った
「どうしても桃子といたかった
本気で父親になることを考えた
だけど桃子が一番大切にしている子供を、邪険に思ってしまう日が来たらと思うと怖かった」
私は結婚を考えたことはなかった
だけどそこまで考えてくれてたことが嬉しかった
「もし今の人とダメだったら、また今みたいに一緒にいられる?」
ってなっちゃんが言った
「だめだよー今と同じこと繰り返しちゃうよ
また2人で泣くことになるよ」
なんで好きなのに行っちゃうんだばかやろうって思った
なっちゃんは私を抱きしめて「愛してる」って言った
愛してるならなんでって思った
なっちゃんはずっとごめんって泣いてた
つられて泣いた
105 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:42:18.39 ID:blA6Oc8K0.net
「ごめんじゃなくてさようならって言うとこだよ
私振られるんだから、私のためにちゃんと言ってよ」
なっちゃんは何も言わなかった
「じゃあもう行くね」
「今まで本当にありがとう」って部屋を出た
106 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:44:10.51 ID:blA6Oc8K0.net
それから2週間が経ちました
この数年間毎日毎日1日も欠かさず連絡を取ってた
私の日常になっちゃんがいるのが当たり前でした
何をするにもチラホラ頭をかすめます
これはきつい
だけど覚悟してきただけあって、崩れ落ちるようなダメージではありません
ほんの少しだけいやな気持ちが出てきます
ずっと一緒に居てと言ってたのになと思ってしまいます
でも もう済んだことです
107 :桃 ◆W3dY2M6qrWhm @\(^o^)/:2015/09/20(日) 01:47:38.93 ID:blA6Oc8K0.net
先週の事です
子供達が私の母の所へ泊まりに行った日がありました
私は友人と飲みに行き、歩いて帰りました
なっちゃんが通勤で通る道でした
でも休みの日
誰もいない道で、お酒も飲んでて気分良く歌を歌って歩いてました
一台の車が数メートル先に歩道を塞ぐ形で停まりました
すぐになっちゃんの車だとわかりました
私に気付いたのかそうでないのかわかりません
走って反対側へ行こうとしたら追いかけてきました
「こんなとこで何してるの」
「家に帰ってます…」
家まで送る、自分で帰りますの押し問答でしたが雨が降ってきました
私は傘を持ってなかったので乗せてもらうことにしました
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