小学生の時から知ってる女の子のこと想い過ぎたら大変なことになった
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24 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:10:03 ID:PDj(主)
ひたすら歯を食い縛り、我慢と努力を続けた。
初めは順位が低く、どうしようもなかった俺だがみるみるうちに順位が上がっていった。
その度に綾子という存在に近づいていってるような感覚があった。だから頑張り続けれたのだと思う。
俺は二十歳になる。
そう、二十歳といえば成人式だ。成人式といえば、同窓会だ。
同窓会当日、俺はワクワクしていた。何年振りだろうか、綾子に会えるかもしれない。
何を話したらいいのだろう。
いきなり看護師になれそうか聞いたらなんで知ってるの?って話になるよな
ストーカーと勘違いされたくないぞ。
いろいろ考えていると、同窓会ははじまった。
懐かしい中学時代の友人たちがたくさんいる。
しかし、綾子の姿がみえない。
俺はお酒には手をつけず、綾子を探し回った。
だけども見つからない。
それでも諦めずに探していると、同じ陸上部だった綾子の友達に声をかけられた。
25 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:10:34 ID:PDj(主)
友達「俺くん、久しぶりー!もしかして綾子さがしてるのー?」
俺「おっ、久しぶり!なんでわかったんだよw」
友達「だって、さっきから明らかに誰か探し回ってるしw」
俺「恥ずかしいところみられちまったなぁww綾子って今日はこないのか?」
友達「綾子は今日、同じ高校だった人達のところの同窓会に参加してるよ」
俺「え、そうなん!?」
あいつ、なんでこっちの飲み会に参加しないんだよ。俺との約束だってあるってのに…
悲しい気分になったのはよく覚えている。
友達「というか俺くん全然飲んでないじゃん!いま元陸上部で話してるから俺くんも参加しなよ!ほらほら!」
そうして俺は元陸上部の仲間たちとお酒を飲み、皆がそれぞれどんな進路にいこうとしているのか話を聞いた。
中でも一目おかれていたのは消防士になろうとしていた俺の友達。
イケメンで、将来安定しているのか女子達からすごくちやほやされていた。
消防士になればよかったかもしれない。
26 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:11:35 ID:PDj(主)
就職活動は難なく終えることができた。
本当に運が良く、第一希望の企業に一発で内定をいただいた。
そしてなんとなく社会人になる。
転勤族になってしまい、もう地元の東北に戻ることはなさそうだ。
綾子にはいまだに会えていない。
連絡先もなにもかも知らない。
それでも希望は感じていた。
いつかまた会える。
それだけを信じて、日々仕事をこなしていく。
社会人になって一年目、同期の一人にFacebookというSNSに誘われ、スマホにアプリをインストールして始めてみた。
携帯のアドレス帳から友達かもしれない人を紹介してくれる機能があり、知り合いの人達が次々とでてきては友達申請をしてくれる。
かなりの人達がこのSNSをやっているらしかった。
情報収集にも役立ち、友人達のページを眺め回っているとすごいものを発見した。
友達かも?、というページに綾子の名前があったのだ。
まじかよ!
あいつもこれやってたのかよ!
すぐにページをみる。
見なければよかったのに。
綾子のページには大学生活をすごく楽しんでいるような写真がたくさんあり、その中にも綾子の写っている写真がたくさんあった。
本当に綾子は綺麗になっていた。
相変わらずの笑顔をしていて、毎日楽しそうな雰囲気がそのページには溢れている。
ひたすら歯を食い縛り、我慢と努力を続けた。
初めは順位が低く、どうしようもなかった俺だがみるみるうちに順位が上がっていった。
その度に綾子という存在に近づいていってるような感覚があった。だから頑張り続けれたのだと思う。
俺は二十歳になる。
そう、二十歳といえば成人式だ。成人式といえば、同窓会だ。
同窓会当日、俺はワクワクしていた。何年振りだろうか、綾子に会えるかもしれない。
何を話したらいいのだろう。
いきなり看護師になれそうか聞いたらなんで知ってるの?って話になるよな
ストーカーと勘違いされたくないぞ。
いろいろ考えていると、同窓会ははじまった。
懐かしい中学時代の友人たちがたくさんいる。
しかし、綾子の姿がみえない。
俺はお酒には手をつけず、綾子を探し回った。
だけども見つからない。
それでも諦めずに探していると、同じ陸上部だった綾子の友達に声をかけられた。
25 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:10:34 ID:PDj(主)
友達「俺くん、久しぶりー!もしかして綾子さがしてるのー?」
俺「おっ、久しぶり!なんでわかったんだよw」
友達「だって、さっきから明らかに誰か探し回ってるしw」
俺「恥ずかしいところみられちまったなぁww綾子って今日はこないのか?」
友達「綾子は今日、同じ高校だった人達のところの同窓会に参加してるよ」
俺「え、そうなん!?」
あいつ、なんでこっちの飲み会に参加しないんだよ。俺との約束だってあるってのに…
悲しい気分になったのはよく覚えている。
友達「というか俺くん全然飲んでないじゃん!いま元陸上部で話してるから俺くんも参加しなよ!ほらほら!」
そうして俺は元陸上部の仲間たちとお酒を飲み、皆がそれぞれどんな進路にいこうとしているのか話を聞いた。
中でも一目おかれていたのは消防士になろうとしていた俺の友達。
イケメンで、将来安定しているのか女子達からすごくちやほやされていた。
消防士になればよかったかもしれない。
26 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:11:35 ID:PDj(主)
就職活動は難なく終えることができた。
本当に運が良く、第一希望の企業に一発で内定をいただいた。
そしてなんとなく社会人になる。
転勤族になってしまい、もう地元の東北に戻ることはなさそうだ。
綾子にはいまだに会えていない。
連絡先もなにもかも知らない。
それでも希望は感じていた。
いつかまた会える。
それだけを信じて、日々仕事をこなしていく。
社会人になって一年目、同期の一人にFacebookというSNSに誘われ、スマホにアプリをインストールして始めてみた。
携帯のアドレス帳から友達かもしれない人を紹介してくれる機能があり、知り合いの人達が次々とでてきては友達申請をしてくれる。
かなりの人達がこのSNSをやっているらしかった。
情報収集にも役立ち、友人達のページを眺め回っているとすごいものを発見した。
友達かも?、というページに綾子の名前があったのだ。
まじかよ!
あいつもこれやってたのかよ!
すぐにページをみる。
見なければよかったのに。
綾子のページには大学生活をすごく楽しんでいるような写真がたくさんあり、その中にも綾子の写っている写真がたくさんあった。
本当に綾子は綺麗になっていた。
相変わらずの笑顔をしていて、毎日楽しそうな雰囲気がそのページには溢れている。
27 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:11:48 ID:PDj(主)
この近くに自分がいないことをすごく切なく感じた。
中学のあのときから、俺と綾子の道は完全に別れきっていたのだと実感がもてる。
たまらず、携帯をスリープモードにした。
綾子はもう、俺との約束を覚えてないのかもしれない。
初めて、諦めそうになった。
28 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:12:47 ID:PDj(主)
それからというもの、我武者羅に働いた。何かを忘れたくて、働きに働き続けた。
職場にも慣れてきて、仕事も覚えてきて、綾子のことを忘れていられる時間も増えた。
これでいいんだ。
別の素敵な人といつか巡り会える。
そして素敵な家庭を築いてやるんだ。
何度も諦めようとした。
だけど、小学校のときの出逢いや、中学での思い出が脳裏に流れてくる。
時間が経てば経つほど、思い出って綺麗に思えるし切なくもなると知った。
結局俺は諦めることに失敗して、綾子のページをたまにみるようになった。
とはいっても綾子はあんまり近況を投稿したりせず、就職活動や資格取得が忙しいのか大して情報は入ってこなかった。
ストーカー紛いだが、ギリギリセーフだと思いたい。
こんなことするなら、綾子にさっさと友達申請して、アプリ内のメッセンジャーで連絡を取ればいいというのに、俺はそれだけはしなかった。
連絡を取り合えば、更に傷つくような気がしたからだ。
臆病だった。
どうすればいいかも、動くこともできず、まるで牢屋に閉じ込められているようだ。
時は残酷にも進んでいき、綾子は無事に看護師になり、男の影も感じられるようになってきた。
21歳の時だ。
綾子のSNSのページに男と二人っきりで仲良くお祭りに行っている写真が張られていた。
心に深い傷を負うというのはまさにこのことかも知れない。
29 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:13:49 ID:PDj(主)
結局俺は綾子を思うだけで、なにも行動できず、ただただ流れていく時間を過ごしていただけ。
あの写真に写る綾子の笑顔を思い出すだけで苦しくなった。
人は苦しいことを進んでする生き物じゃない。
だから俺は自然と綾子のSNSのページをそのころから見なくなる。
仕事にひたすら明け暮れる日々を過ごした。
進んで会社に残り、資格取得の勉強をする。
3年ぐらいしてから、それなりに資格を獲得し、仕事もできるようになった。
給料も安定してきたし、人間関係もよくなる。
当然女性の知り合いも増えていった。
よくいく小さな居酒屋の看板娘と友達になり、二人で遊びに行くことも。
業務中によく話すCAと食事にいくようになったした。
本当にただの友達みたいなもので、お互い彼氏彼女の関係になろうとは思っていない。
彼女達と二人でいると、どうにも綾子のことを思い出してしまう。
別にもう綾子には興味はないし、向こうだって俺のことなんて覚えていないだろう。
いつかの約束なんて所詮、そんなものなんだ。
30 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:14:33 ID:PDj(主)
それなのにどんなに拒絶しても考えてしまう。
綾子はどんな反応するだろうか。
どんな声で話すのだろう。
デートの時にはどんな服を着て来てくれるんだろう。
だからデートに行くたびにやや微妙な空気になる。
俺ももう24歳だ。
結婚とか子孫とか、いろいろなことを考えなくちゃいけない。
ぶっちゃけ童貞をなんとかしなければいけない。
ある日、とうとう綾子の夢をみてしまった。
前を走っている成長した姿の綾子に走って追いかけるだけの夢。
綾子を追いかけていた筈がいつの間にか俺は綾子を追い抜いてしまった。
追い抜いたときに、綾子が何か喋っていたような気がして、耳を澄ましたとこで夢は終わる。
目覚めてからものすごく変な夢だと思った。
途端にこれがきっかけになったのだろう。
綾子にたまらなく会いたくなって、我慢ができなくなった。
ここで、中学の時から綾子と仲がよかった女子にメールを送る。
SNSで仲よさそうにしていたから、連絡先を知っているものだと思った。
綾子のSNSは2年ぐらい前から更新がとまっており、きっともう放置している。
1時間ぐらいしてから送ったメールに返事がくる。
「久しぶり!いきなりメール送ってきてどうしたの?普通LINEじゃない?笑」
そのまんまこの文章できた。
33 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:20:01 ID:PDj(主)
LINEがいいらしいので、仕方なくLINEに切り替えて返事する。
「いきなりでごめんな。綾子って覚えてる?連絡先知ってたら教えてほしいんだけど」
綾子はきっと東京にいるのだろう。
幸いにも俺は空港があるところならどこにでもいける。
すぐにメッセージに既読がつき、返事がくる。
友「覚えてるけど・・・まさかあんた何も知らないの?」
俺「え?なにかあった?」
友「綾子、交通事故で亡くなったんだよ」
37 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:22:25 ID:Rtl
まじか…
38 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:22:45 ID:3WW
oh...
39 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:23:14 ID:ODJ
言葉がでない
42 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:23:56 ID:PDj(主)
まったく全てのことにやる気を見出せなくなった。
十年以上想い続けていた人は、車に轢かれもうこの世にはいなかったのだ。
彼女は遅番あがりの帰り道、飲酒運転のドライバーにより轢かれてしまった。
運転手は人を轢いた事に気付かず、綾子は約50メートル引きずられた。
痛かっただろう。
助けてほしかっただろう。
交通事故現場はすでに綺麗になっており、ここで人が轢かれたなんて想像もできない。
それでも、綾子はこの場所で轢き殺されたのだ。
事件が起きたのは夢を見た日の丁度1年前。
葬式も終わっており、綾子はすでに墓の中にいた。
44 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:26:24 ID:PDj(主)
俺は仕事ができなくなった。
だからやめた。
綾子に追いつきたくて頑張った毎日。
綾子に釣り合うような男になろうとした。
綾子が尊敬してくれるような仕事を始めた。
いつか、いつか綾子との約束を果たしたかった。
全ては奪われた。
よりにもよって、俺が日々いじっている乗り物という物にだ。車も船も、飛行機も関係ない。
俺たちは運転手の安全の願って整備をし続けている。
整備士のミスで運転手が危険な目に逢う。
運転手の行いで誰かが傷つき、死ぬことだってある。
人が利便の増進を願って作った乗り物は凶器だったのだ。俺はそんな凶器を日々整備している。綾子の命を奪ったそれを。
手を動かすことができなくなった。
目の前にある仕事をこなすことができなくなってしまったのだ。
だから俺はやめた。
仕事ができなくなった。
48 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:37:43 ID:PDj(主)
半年間ぐらい、ずっとノイローゼのように家から出ず、ひたすら苦しみ続けた。
どうしてこんなに人を想ってしまったんだろうか。
ここまで苦しむなら、何故なにもしなかったのだ。
どんなに苦しんでも、悲しんでも彼女は戻ってこない。
夢で逢えたらいいのに。
俺も死んだら、彼女にまた会えるのだろうか。
本気でそんなことを考え続けた。
死のう。
自殺しよう。
そして俺は決心してしまった。
他人の迷惑なんて考えない、好きなように死んでやるんだ。
でも、その前にやることがある。
いま思うと、何故そんなことを考えたのか謎だ。
50 :名無しさん@おーぷん :2015/09/29(火)00:48:08 ID:PDj(主)
死ぬ前に綾子の墓をみたいと思った。場所は友達から既に聞いていた。
残りわずかな貯金を引き出し、1日をかけて身なりを整えた。
散髪。
礼服の購入。
彼女の墓がある場所までの移動手段の購入。
俺は、ついにやってきた。
目の前には綾子のお墓がある。
真っ黒な墓石に彼女の名前が彫ってあり、その墓地の周りには静けさが漂っていた。
バケツに水を汲み、持ってきたハンドタオルで彼女の墓を綺麗にしてやる。
とにかく必死に綺麗にした。
礼服が汚れても関係ない。
十分に綺麗になったところで、線香を添える。
そして、手を合わせ目を閉じた。
綾子、会いに来たぞ。
何年振りだろうな。大きくなっただろ、俺。
本当ならもっと早く会いに行けばよかったんだけどな。
結局、お前に追いつくことができなかったよ。
ごめんな。
約束、果たすの遅れてごめんな。
>>次のページへ続く
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