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仲間内でみんながみんな片思いしあってた思い出話
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24 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:02:48.64 ID:8WsrSH1N0
そして、海の中ではしゃぐ三人を見ながら荷物番してた。

あの三人って三角関係なんだよなーとか思ったりしながら。

どんよりしながら砂いじってたら、影が私を覆って、淡い期待を込めて見上げたら…ハルだった。

「喉渇いた」って言うから、二人でかき氷買いに行った。

ハルと二人きりなんて滅多にないけど、まぁ別に気まずくもないし、淡々とかき氷買ったんだ。

そしたら

「夏、雪ちゃんと2人になりたいだろうから、気を利かした」

ってハルが言って、私は「へー」としか言えなかった。


「アキ、大丈夫?」

ハルが急に そんなこと聞くから、ギクって心が揺れた。

「なんで?なにが?w」ってとぼけてたら、「元気ない時あるしさ」って言われて。

普段ヌボーっとしてるのに、そういうの気付くのかって感心したw

「暑いから疲れただけ!」みたいなこと言って誤魔化したけど。


26 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:08:51.49 ID:8WsrSH1N0
そし二人ころ帰ったら、雪が少し複雑そうにてた

「ハル、雪の水着めてたよて耳ちしたら、雪ニンリし喜んでた

悪感あったけど、雪とハルには上手くいってもらわなきう思ていた。

雪とルが恋人同士になっって夏が私を好きになるなんて解らないにね


暮れて、海岸沿いでをした。

雪が頑張ってハルと二人きりろうとしてた。

から私は喜ん引き受尿た。

元気のな夏。

「雪ちゃん俺のことどう思ってんのかー」ってうなだれて

は、ハが好きなだよ」

黒い私う言たい衝動便た。

言えなかっ

そんなことしだ、夏が可哀想だ、傷つけ。そってう私体何がしたんだ


27 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:11:51.58 ID:/yPY9aagO
なにこれめっちゃキュンキュンする…


28 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:12:35.98 ID:8WsrSH1N0
「まぁ頑張れよ」って、気持ちとは裏腹な事言っちゃって、「お前も頑張れよ!」って笑顔で答えられたりして。

綺麗な手持ち花火が、綺麗と思えなかった。

無の感情で、黒く広がる海の波打つ音を聞いていた。


29 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:14:53.64 ID:8WsrSH1N0
花火大会にも行った。


この日も雪は女の子の実力を見せつけた。

白地の可愛らしい浴衣に、綺麗なうなじが見えるアップヘアー。

私は紺色のありきりたりな浴衣。

こうも違うものか、と一人で失笑した。


例によって、夏が雪を褒めたたえ、ハルが私をちょろっとフォローした。

人混みの中、はぐれないように雪を気遣う夏。

花火が打ち上がり、見上げるハルの横顔を盗み見る雪。

何の行動も起こせない私。

一人一人、違う人を思い浮かべながら、色づく空を見上げていた。





30 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:18:39.99 ID:8WsrSH1N0
その帰り、夏が雪を家まで送り届けると意気込んでいたけど、雪が断った。

おこぼれで私が夏に送ってもらう特権を手に入れたw

雪を思って反省会してる夏の隣で、ずっとドキドキしていた。

浴衣褒めてくれないかな。


また「馬子にも衣装だ」って言ってくれないかな。

私のこと見てくれないかな。


願いも虚しく、夏は雪の話だけをして、「じゃ」と私に背を向けた。

落胆しながら背中を見送ってたら、夏が振り向いた。

「ちゃんと手当しろよー」

そう言って手を振って去っていった。


下駄の鼻緒で靴擦れしていた私を、気遣ってくれた。

最後に少し胸が高揚して、救われた気持ちになっていた。


31 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:22:26.64 ID:8WsrSH1N0
それからも夏休みは何度か四人で遊んで、二学期になった。

学祭の準備で慌ただしい時期だった。


私はと言うと、相変わらず夏に恋をして、夏の恋を応援している振りをしていた。

電車や廊下で夏と会えるのをドキドキしながら期待して、雪の話でニヤつく夏を見て落胆して。

自分の気持ちが限界に近くて、雪への嫉妬も感じていた。

ニコニコとハルの話をする雪に、勝手だけど「無神経」と思ったこともある。

雪は何も悪くないのにね…


32 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:24:34.59 ID:ZIfGtwAQ0
いいねえ


33 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:25:35.31 ID:8WsrSH1N0
ちょびっと離れる(`・ω・´)


35 :も無き被検774号+:2013/03/23(土) 21:30:13.37 ID:ZIfGtwAQ0
ってるよ


36 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:33:33.15 ID:8WsrSH1N0
と思ったけど、お風呂先約がいたので もう少し書き続ける(`・ω・´)

保守ありがとう(`・ω・´)


37 :名被検体774号+:2013/03/23(土) 21:34:34.67 ID:8WsrSH1N0
が近たある日、夏車の中で鉢合せて一緒に下した。

例によっ私は内心喜んいたけれど、クリ胆さられた

が、学で みんな前でに告白すると込ん調たから

学祭のイント「未成年主張」なるがあっ、メインステー立ち観客前で何かを叫ぶいうだっ

れにエントリーするのだ

ど、お祭り男の考えつきそうなだ。


でも反応に困っしまった。

なこと勢の観の前が振られしまう。

そんなのあまりだ。

がほされる可能は…?

展しいハルに見て、夏る可能性は…?だと言いれる

切れなった。

なに魅力的な男をなんていないだろ、くらいに


40 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:38:21.49 ID:8WsrSH1N0
だから私は、当日まで「考え直せ」とやんわり伝え続けた。

けれど その日は来た。


自分のクラスの催しなんか どうでも良かった。

夏の告白のことばかり考えていた。

本番の時間が近付いていた。


そんな時、夏が私を訪ねてきた。

「やばい、めっちゃ緊張する」

夏は私の前で武者震いしていた。

珍しく、顔から笑みが消えていたんだ。

「どうしても告るん?」

最後のあがきで、そう訊ねた私。

夏の返事は意外なものだった。

「やっぱ、やめようかな」


41 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:41:28.18 ID:8WsrSH1N0
無理に作った笑顔で、夏は答えた。

いざ夏にそう言われると、「それでいいのか」と自分に問いかける自分がいた。

目の前で自信なさげに俯く夏に、私は「うん、やめときなよ」と言ってしまうのか。

雪の心変わりが怖いから?そんなの夏にも雪にも失礼だ。

何というか、自分はズルイと思った。だから言ったんだ。

「いやいや、もうエントリーしてんだから、言ってこいよw」

「でも」とグズつく夏に、「長い片思いに決着つけてこい!!」って、自分の耳が痛いことを言い放った。

単純な夏は「そうやな!」って力強く立ち上がって。

「じゃ行ってくるわ!」って「あんがとー(ありがとう)」って言って、走って行ってしまった。


その後ろ姿を見ながら、爽快感と絶望感が、ごちゃ混ぜになった。

全身がカタカタと震えてしまった。





42 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:43:27.30 ID:8WsrSH1N0
風呂行ってくるね(`・ω´)


43 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:44:49.96 ID:gv6kyMaM0
いってらっしゃい
待ってます


44 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 21:45:23.29 ID:DDmXJZbB0
行ってらー


47 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:14:22.23 ID:m0kNzr3Y0
いいねー先がきになる


48 :も無き体774号+:2013/03/23(土) 22:25:18.06 ID:zYe/9aOY0
たの


49 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:30:00.68 ID:8WsrSH1N0
ただいま(`・ω・´)

ぬるんぬるんかいてゆく


50 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:35:18.63 ID:8WsrSH1N0
時間になって、夏との約束通り、雪とハルを連れて会場へ向かった。

学祭のメインイベントということもあって、ギャラリーは会場いっぱいに溢れていた。

メインステージで叫ばれるのかと思いきや、三階の校舎の窓から叫ぶシナリオになっていた。

その三階の校舎を見上げて、今頃夏はスタンバってるのかと思うと、不思議と吹っ切れてきた。

「夏、がんばれ」そう思っていた。

夏に告白されとも知らず、隣でワクワクしている雪に、「ちゃんと聞いてあげてね」と声をかけた。

事情を知っているであろうハルも、雪を見ながら頷いていた。


52 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 22:40:51.72 ID:8WsrSH1N0
一年生から順番に回っていき、その中には夏と同じように告白する生徒もいた。

告白された生徒はメインステージに上がって答えを出すんだけど、なんとOKされて会場が沸いた。

これには、夏もきっと勇気づけられたんじゃないかなって思った。


そして夏の名前が発表された。

窓から、夏が顔を出した。

ガッチガチに緊張してるのが下からでも解って、三人で顔を見合わせて笑った。

私は雪の肩に手を回した。

雪はキョトンとしたけれど、すぐに笑顔で夏を見つめた。




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