52 :名無し :2015/11/24(火)22:35:58 ID:QDm(主)
佐藤はなんで俺の味方してくれたんだろう?とその時俺は思った
そりゃ同じクラスだししゃべる機会だってあったけど、わざわざ男子の、それの粗チンのことをかばう必要性はどこにもないわけで
それはわからないまま、俺の最悪な修学旅行は終わっていった。
53 :名無し :2015/11/24(火)22:49:26 ID:QDm(主)
次に佐藤と接点ができたのは修学旅行が終わって1週間、俺の粗チン騒ぎにもみんなが飽きたあとだった
定期テストで、俺は数学の成績が悪かったので補修を受けるはめになってしまった
そしてその補修を受けるメンバーの中に佐藤もいた。
俺はなんとなく居心地が悪いような、嬉しいような、なんともいえない気持ちになった
そしてその補修の後。
帰ろうとした俺はばったりと佐藤とでくわした。
俺は最初、世間話でごまかそうとして、でも結局、世話になったくせになかったことにしようとしている情けなさに気がついて、改めて佐藤に感謝と、ひどいことを言ったことを謝った。
54 :名無し :2015/11/24(火)23:20:30 ID:QDm(主)
佐藤は別にいいよ、と言った。
笑った顔がかわいいことにその時気がついた
佐藤はなんで俺のことをわざわざ気にかけてくれたんだ?と俺は聞いた
66 :名無し :2015/11/27(金)21:09:18 ID:7ja(主)
佐藤は俺の質問に、ちょっと下を向いてだまった。
俺はなにか不味いことを言ったか、と小心者の病気が出て、訳もわからず謝った。
佐藤は違うの、と俺を遮って、長くなるけどいい?と俺に言った。俺は頷いた。
67 :名無し :2015/11/27(金)21:09:58 ID:5mo
はよ
68 :名無し :2015/11/27(金)21:22:20 ID:7ja(主)
佐藤は何から話すかちょっと迷ったような顔をして、それから、宮原くん、私のお兄ちゃんに似てるの。と言った
俺はなんでお兄ちゃんの話が出てくるのかわからなくなって、黙ったままでいた。
佐藤は小学生のころお兄ちゃん大好きっ子だったんだそうだ。
大人で、口数は多くなかったけどそこがいいところだったんだと佐藤は言った。
俺は佐藤が期待するほど大層な奴じゃないと思ったけれど、一応頷いた
佐藤はその先を言いづらそうにしていた
俺は辛抱できない奴だったので、その先を促した。
お兄ちゃん、自殺しようとしたの。
佐藤がようやく言った言葉に、俺は頭のなかが真っ白になった
70 :名無し :2015/11/27(金)21:33:19 ID:7ja(主)
佐藤のお兄さんは、佐藤が小学校4年のとき自殺未遂を起こしていた。突然だったらしい。
寝る前にアルコールと睡眠薬を飲んだのだと。
朝、いつまでも起きてこないお兄さんを佐藤のお母さんが不審に思って起こしに行き、発見されたのだと佐藤が言った。
原因はいじめだったそうだ
怪我もしなければ持ち物をどうされるということもなかったが
クラスのいじめっ子からおもしろ半分でカツアゲされ、万引きを強要されていたと佐藤が言った
好きな女子とのありもしない噂を流され、その女子にクラスの前で断らせてビンタさせるということまでされたという。
俺は言葉が出なかった。
もう俺の粗チンの話なんかどうでもよくなっていた
71 :名無し :2015/11/27(金)21:44:42 ID:7ja(主)
お兄さんは今はカウンセリングに通い、学校もどうにか卒業しているが、職場に自殺未遂を隠していたことが発覚して苦しい思いをしているのだと佐藤が言った
後で西くんから聞いた話だが、お兄さんの自殺未遂後の佐藤はいじめどころか冗談でいじるのさえ嫌っていたようで、クラスから浮いてしまう時期まであったという。
今考えれば、粗チン事件で佐藤が俺の味方をしてくれたのも、泣いてる俺を見て佐藤のアンチいじめスイッチが入ってしまったということなんだろうと俺は思っている
72 :名無し :2015/11/27(金)21:49:25 ID:7ja(主)
俺はなんと言っていいか分からなかった
佐藤はごめん、こんな話して、と俺に謝った。
今度は俺が佐藤に謝るなと言う番だった。
73 :名無し :2015/11/27(金)21:57:11 ID:7ja(主)
なんというか、奇妙な感じだった。
お互いに秘密を知ってしまうと、距離がぐっと縮まってしまったようで
彼女の二文字を意識せざるを得ないような、
多分中学生でなくともそうなるんじゃないだろうか
ごちゃごちゃと考えていたときに、佐藤が小さな声で、聞いてもいい?と言ってきた
俺は頷いた。佐藤はじわっと顔を赤くして、言った。
小さいのって、やっぱり気になるの?
俺も顔がかーっと熱くなった。
74 :名無し :2015/11/27(金)22:08:27 ID:7ja(主)
佐藤がそんなこと言うと思わなくて、俺はもうみっともないレベルで動揺したと思う。
冗談ならまだよかったかもしれないのに、どうあがいてもそんな軽い雰囲気ではなくてでも佐藤は真面目だった。
俺はどうしていいか分からなくなって、心臓がドキドキした。顔だって真っ赤だったと思う
俺はしばらく死ぬほど迷ったけど、とうとう言った。
気になる。と
佐藤は真っ赤な顔のまま、何も言わなかった。
俺はますます恥ずかしくなって、何か言えよ。
と小さな声で言った。そもそも大きさなんて関係ないと言ったのは佐藤だったし
75 :名無し :2015/11/27(金)22:20:21 ID:7ja(主)
佐藤は何か言おうとして、俺は恥ずかしさに耐えられなくて佐藤をせかした。
佐藤は、どうして小さいと嫌なの?と聞いてきた。
俺は今度こそ答えられなくなった。
そんな話をこんな雰囲気のなかで女子にするなんてこと考えられなかった
76 :名無し :2015/11/27(金)22:35:09 ID:7ja(主)
本当に今考えても妙な雰囲気だったと思う
率直に言えばものすごくエロかった。
佐藤もあの時すごくいやらしい気持ちだったとずっと後で言った。
俺はもう恥ずかしさで死にそうになりながら、ちょっと今は説明できないけれど、何かに書いて渡すと、佐藤に言った。
(何を言ってんだ)
佐藤は、いいの。と頭を横に振って、変なことを聞いてごめん。
と謝った。
そのあと、ぎこちないまま佐藤にさよならを言って、俺はまた逃げるように家に帰った。
その夜、俺は佐藤との会話を思い出すたびに机の上で悶絶した。
そもそも俺が佐藤に、なんで味方してくれたのか聞かなければ良かったわけで。それを後悔してみたりもした。
そして、佐藤に、なぜ粗チンを気にするのか、と聞かれたことも思い出した。
死ぬほど恥ずかしかったけれど、自分でも、なんで気にするんだっけ?と思った。
不思議と、粗チン事件が起きてから、少しずつ俺は粗チンのことが気にならなくなっていた。
77 :名無し :2015/11/27(金)22:44:07 ID:7ja(主)
次の日、数学の補修のあとに、俺は帰ろうとする佐藤に声をかけた。
佐藤に、昨日のことなんだけど、と言うと、佐藤は昨日みたいに顔を赤くした。
俺は、覚悟を決めて、佐藤に全部話した。
小学校で粗チンが発覚して、それからずっと隠してきたこと、平均までいかないとなぜ悪いのか、死ぬほど恥ずかしかったけれど、頑張って佐藤に話した。
佐藤は真っ赤になって、でも、真剣な顔で、頷きながら聞いてくれた
78 :名無し :2015/11/27(金)22:54:39 ID:7ja(主)
一通り話しおわった後、俺は小心者で、やっぱり言わなきゃ良かった。とか、そもそも佐藤だって言わなくていいって言ったじゃないか、とか余計なことを考えていた
小さいのって辛いことだったんだ、私知らなかった。と、佐藤は言った。真っ赤な顔のまま、そのまま少し黙っていた。
それから佐藤は、小さな声で、じゃあ、もうひとつお願いあるんだけど、いい?と聞いてきた
俺は、またか!?となんだか嫌な予感がしつつ頷いた
佐藤は、ちょっと耳かして。と言って、俺にそっと耳打ちした。
宮原くんのおちん○ん、見せてくれない?
佐藤が何を言っているのか、一瞬分からなかった。
102 :名無し :2015/11/28(土)20:40:59 ID:WlI(主)
何がどうなって、おちん○ん見せて。なのか
俺はもう真っ赤な顔で下を向いてしまっていたと思う
佐藤は、お願い、と真剣に言った。ふざけていると思えなかった。
俺は佐藤に聞き返した。どうしてそんなにチンコなんか見たいのかと
佐藤は今度は困ったような顔をした
だって。と言って言葉につまって、それから、だって興味あるんだもん。と困り顔のまま言った。
103 :名無し :2015/11/28(土)20:43:33 ID:WlI(主)
興味あるっていうのは、後々聞いた話、佐藤はその頃性嫌悪の傾向があって、セックスなんて汚いと思っていたふしがあったらしい
けれど、俺の粗チンの一件で、急に興味が湧いたのだという。
よくわからんけど、俺の粗チンはそういうところで役にたったらしい
104 :名無し :2015/11/28(土)20:46:20 ID:WlI(主)
佐藤になんて言い返すか、言葉が出てこなかった。
修学旅行のあの夜から、佐藤は友達と言うにはあまりにも近くなりすぎていた
近くなったことで異性としての魅力も少しずつ見つかっていて、正直に言えば、佐藤が俺のチンコを見たいと言ってくれたことにすごく興奮していた。
105 :名無し :2015/11/28(土)20:50:18 ID:WlI(主)
俺は、さんざん迷ったあげく、場所、ないだろ。と言った、オーケーって言ったも同然だった。
佐藤は、来週の月曜日、学校休める?と言った。私の家、その日は誰もいないから。と
俺は佐藤の大胆さに心底ビビった。佐藤は普段大人しいというか、そう目立つほうではなかったから、そんないやらしいこと言うなんて想像もしてなかった
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佐藤はなんで俺の味方してくれたんだろう?とその時俺は思った
そりゃ同じクラスだししゃべる機会だってあったけど、わざわざ男子の、それの粗チンのことをかばう必要性はどこにもないわけで
それはわからないまま、俺の最悪な修学旅行は終わっていった。
53 :名無し :2015/11/24(火)22:49:26 ID:QDm(主)
次に佐藤と接点ができたのは修学旅行が終わって1週間、俺の粗チン騒ぎにもみんなが飽きたあとだった
定期テストで、俺は数学の成績が悪かったので補修を受けるはめになってしまった
そしてその補修を受けるメンバーの中に佐藤もいた。
俺はなんとなく居心地が悪いような、嬉しいような、なんともいえない気持ちになった
そしてその補修の後。
帰ろうとした俺はばったりと佐藤とでくわした。
俺は最初、世間話でごまかそうとして、でも結局、世話になったくせになかったことにしようとしている情けなさに気がついて、改めて佐藤に感謝と、ひどいことを言ったことを謝った。
54 :名無し :2015/11/24(火)23:20:30 ID:QDm(主)
佐藤は別にいいよ、と言った。
笑った顔がかわいいことにその時気がついた
佐藤はなんで俺のことをわざわざ気にかけてくれたんだ?と俺は聞いた
66 :名無し :2015/11/27(金)21:09:18 ID:7ja(主)
佐藤は俺の質問に、ちょっと下を向いてだまった。
俺はなにか不味いことを言ったか、と小心者の病気が出て、訳もわからず謝った。
佐藤は違うの、と俺を遮って、長くなるけどいい?と俺に言った。俺は頷いた。
67 :名無し :2015/11/27(金)21:09:58 ID:5mo
はよ
68 :名無し :2015/11/27(金)21:22:20 ID:7ja(主)
佐藤は何から話すかちょっと迷ったような顔をして、それから、宮原くん、私のお兄ちゃんに似てるの。と言った
俺はなんでお兄ちゃんの話が出てくるのかわからなくなって、黙ったままでいた。
佐藤は小学生のころお兄ちゃん大好きっ子だったんだそうだ。
大人で、口数は多くなかったけどそこがいいところだったんだと佐藤は言った。
俺は佐藤が期待するほど大層な奴じゃないと思ったけれど、一応頷いた
佐藤はその先を言いづらそうにしていた
俺は辛抱できない奴だったので、その先を促した。
お兄ちゃん、自殺しようとしたの。
佐藤がようやく言った言葉に、俺は頭のなかが真っ白になった
70 :名無し :2015/11/27(金)21:33:19 ID:7ja(主)
佐藤のお兄さんは、佐藤が小学校4年のとき自殺未遂を起こしていた。突然だったらしい。
寝る前にアルコールと睡眠薬を飲んだのだと。
朝、いつまでも起きてこないお兄さんを佐藤のお母さんが不審に思って起こしに行き、発見されたのだと佐藤が言った。
原因はいじめだったそうだ
怪我もしなければ持ち物をどうされるということもなかったが
クラスのいじめっ子からおもしろ半分でカツアゲされ、万引きを強要されていたと佐藤が言った
好きな女子とのありもしない噂を流され、その女子にクラスの前で断らせてビンタさせるということまでされたという。
俺は言葉が出なかった。
もう俺の粗チンの話なんかどうでもよくなっていた
71 :名無し :2015/11/27(金)21:44:42 ID:7ja(主)
お兄さんは今はカウンセリングに通い、学校もどうにか卒業しているが、職場に自殺未遂を隠していたことが発覚して苦しい思いをしているのだと佐藤が言った
後で西くんから聞いた話だが、お兄さんの自殺未遂後の佐藤はいじめどころか冗談でいじるのさえ嫌っていたようで、クラスから浮いてしまう時期まであったという。
今考えれば、粗チン事件で佐藤が俺の味方をしてくれたのも、泣いてる俺を見て佐藤のアンチいじめスイッチが入ってしまったということなんだろうと俺は思っている
72 :名無し :2015/11/27(金)21:49:25 ID:7ja(主)
俺はなんと言っていいか分からなかった
佐藤はごめん、こんな話して、と俺に謝った。
今度は俺が佐藤に謝るなと言う番だった。
73 :名無し :2015/11/27(金)21:57:11 ID:7ja(主)
なんというか、奇妙な感じだった。
お互いに秘密を知ってしまうと、距離がぐっと縮まってしまったようで
彼女の二文字を意識せざるを得ないような、
多分中学生でなくともそうなるんじゃないだろうか
ごちゃごちゃと考えていたときに、佐藤が小さな声で、聞いてもいい?と言ってきた
俺は頷いた。佐藤はじわっと顔を赤くして、言った。
小さいのって、やっぱり気になるの?
俺も顔がかーっと熱くなった。
74 :名無し :2015/11/27(金)22:08:27 ID:7ja(主)
佐藤がそんなこと言うと思わなくて、俺はもうみっともないレベルで動揺したと思う。
冗談ならまだよかったかもしれないのに、どうあがいてもそんな軽い雰囲気ではなくてでも佐藤は真面目だった。
俺はどうしていいか分からなくなって、心臓がドキドキした。顔だって真っ赤だったと思う
俺はしばらく死ぬほど迷ったけど、とうとう言った。
気になる。と
佐藤は真っ赤な顔のまま、何も言わなかった。
俺はますます恥ずかしくなって、何か言えよ。
と小さな声で言った。そもそも大きさなんて関係ないと言ったのは佐藤だったし
75 :名無し :2015/11/27(金)22:20:21 ID:7ja(主)
佐藤は何か言おうとして、俺は恥ずかしさに耐えられなくて佐藤をせかした。
佐藤は、どうして小さいと嫌なの?と聞いてきた。
俺は今度こそ答えられなくなった。
そんな話をこんな雰囲気のなかで女子にするなんてこと考えられなかった
76 :名無し :2015/11/27(金)22:35:09 ID:7ja(主)
本当に今考えても妙な雰囲気だったと思う
率直に言えばものすごくエロかった。
佐藤もあの時すごくいやらしい気持ちだったとずっと後で言った。
俺はもう恥ずかしさで死にそうになりながら、ちょっと今は説明できないけれど、何かに書いて渡すと、佐藤に言った。
(何を言ってんだ)
佐藤は、いいの。と頭を横に振って、変なことを聞いてごめん。
と謝った。
そのあと、ぎこちないまま佐藤にさよならを言って、俺はまた逃げるように家に帰った。
その夜、俺は佐藤との会話を思い出すたびに机の上で悶絶した。
そもそも俺が佐藤に、なんで味方してくれたのか聞かなければ良かったわけで。それを後悔してみたりもした。
そして、佐藤に、なぜ粗チンを気にするのか、と聞かれたことも思い出した。
死ぬほど恥ずかしかったけれど、自分でも、なんで気にするんだっけ?と思った。
不思議と、粗チン事件が起きてから、少しずつ俺は粗チンのことが気にならなくなっていた。
77 :名無し :2015/11/27(金)22:44:07 ID:7ja(主)
次の日、数学の補修のあとに、俺は帰ろうとする佐藤に声をかけた。
佐藤に、昨日のことなんだけど、と言うと、佐藤は昨日みたいに顔を赤くした。
俺は、覚悟を決めて、佐藤に全部話した。
小学校で粗チンが発覚して、それからずっと隠してきたこと、平均までいかないとなぜ悪いのか、死ぬほど恥ずかしかったけれど、頑張って佐藤に話した。
佐藤は真っ赤になって、でも、真剣な顔で、頷きながら聞いてくれた
78 :名無し :2015/11/27(金)22:54:39 ID:7ja(主)
一通り話しおわった後、俺は小心者で、やっぱり言わなきゃ良かった。とか、そもそも佐藤だって言わなくていいって言ったじゃないか、とか余計なことを考えていた
小さいのって辛いことだったんだ、私知らなかった。と、佐藤は言った。真っ赤な顔のまま、そのまま少し黙っていた。
それから佐藤は、小さな声で、じゃあ、もうひとつお願いあるんだけど、いい?と聞いてきた
俺は、またか!?となんだか嫌な予感がしつつ頷いた
佐藤は、ちょっと耳かして。と言って、俺にそっと耳打ちした。
宮原くんのおちん○ん、見せてくれない?
佐藤が何を言っているのか、一瞬分からなかった。
102 :名無し :2015/11/28(土)20:40:59 ID:WlI(主)
何がどうなって、おちん○ん見せて。なのか
俺はもう真っ赤な顔で下を向いてしまっていたと思う
佐藤は、お願い、と真剣に言った。ふざけていると思えなかった。
俺は佐藤に聞き返した。どうしてそんなにチンコなんか見たいのかと
佐藤は今度は困ったような顔をした
だって。と言って言葉につまって、それから、だって興味あるんだもん。と困り顔のまま言った。
103 :名無し :2015/11/28(土)20:43:33 ID:WlI(主)
興味あるっていうのは、後々聞いた話、佐藤はその頃性嫌悪の傾向があって、セックスなんて汚いと思っていたふしがあったらしい
けれど、俺の粗チンの一件で、急に興味が湧いたのだという。
よくわからんけど、俺の粗チンはそういうところで役にたったらしい
104 :名無し :2015/11/28(土)20:46:20 ID:WlI(主)
佐藤になんて言い返すか、言葉が出てこなかった。
修学旅行のあの夜から、佐藤は友達と言うにはあまりにも近くなりすぎていた
近くなったことで異性としての魅力も少しずつ見つかっていて、正直に言えば、佐藤が俺のチンコを見たいと言ってくれたことにすごく興奮していた。
105 :名無し :2015/11/28(土)20:50:18 ID:WlI(主)
俺は、さんざん迷ったあげく、場所、ないだろ。と言った、オーケーって言ったも同然だった。
佐藤は、来週の月曜日、学校休める?と言った。私の家、その日は誰もいないから。と
俺は佐藤の大胆さに心底ビビった。佐藤は普段大人しいというか、そう目立つほうではなかったから、そんないやらしいこと言うなんて想像もしてなかった
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