男女間の修羅場を経験した話を書きますよ
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305 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:24:03.27 ID:SXx2AtTZ0
「あっ、ミドリちゃん来てくれてたんだ。ありがとうね〜、ほんとコイツはダメよね〜」
母とミドリは知り合いというか、家も近所なのでお互い知ってるんですよ。
というか、帰れよ。頼むからさー
306 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:26:04.01 ID:SXx2AtTZ0
母は例のオモチャを見つけると
「何コレ? 懐かしいおもちゃじゃないの。ひょっとしてあんたたちコレで会話してた?へー、それでなんか進展があったわけ?」
場の空気を読まない爆弾発言を、かましてくれます。
ほんっとに帰って欲しいですわ。担任だって空気を読んだのに。
307 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:27:39.97 ID:SXx2AtTZ0
ミドリは顔を真っ赤にすると
「じ、じゃあ、今日はこれで失礼します!」
バタバタと慌てて病室を出て行きました。
308 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:28:47.33 ID:SXx2AtTZ0
「あれぇ〜? 母さん邪魔しちゃったかなぁ?ゴメンね〜」
ぜんぜん悪いと思ってない口調で、聞きもしないコトをさらに続けます。
「母さんはね、ミドリちゃんの方が好きだよ。えーっと、ユウコさんだっけ?あの子はイマイチね、あれは本気じゃないかもよ」
ズバリ核心を突いてきます。
うっ、と言葉に詰まるボク……って、今はしゃべれませんけど。
310 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:30:34.45 ID:SXx2AtTZ0
「まあ、決めるのはアンタだけどさ」
なんでコイツは、こんなに細かい状況を把握してるんだ?ボクは不思議に思いましたよ。
ひょっとして、ボクの携帯とパソコンを毎日チェックしてるんじゃないだろうな?
確かに、母にはユウコさんと一緒に居るところを何度か目撃されたことはありましたけど。それだけで、この情報量とは……女の勘か?
311 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:31:01.33 ID:9COJbxQj0
お母さんエスパーかよwww
309 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:30:26.49 ID:SUP7ftQ20
さすが母さんだな
お見通しかよ
312 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:33:35.15 ID:SXx2AtTZ0
>>309氏、311氏
そうなんですよ。
母は全体の最期の方で、また登場しますよ。
なかなかイイ奴です。
――
結局ボクは観察入院で1泊だけすると、翌朝には帰宅となりました。
学校には午後から登校となったんですが、意外にみんな冷静でしたね。
仲の良い友達以外からは、特に歓迎されるでもなく、心配されるでもなかったですから。存在感が薄いと、こんなもんなんでしょう。
313 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:35:44.16 ID:SXx2AtTZ0
ミドリは歓迎してくれましたけどね。それで十分かな。
「今日もお見舞いに行ってあげようと思ってたのに退院したんだ〜 ざんね〜ん」
ボクも気の利いた冗談でも言えればよかったんですが、如何せん顎が痛い。
顎が痛くなくても、気の利いた冗談なんて言えたことはないんですけど。
314 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:37:16.72 ID:SXx2AtTZ0
こうして無事に和解したボクとミドリは、以前の関係に戻りました。
教室では笑い合い、部活の終わる時間が近ければ一緒に帰る日々です。
そしてボクの顎が完治した頃、彼女からメール着信。
メールにはカワイイ絵文字付きで、こう書かれてありました。
315 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:38:17.86 ID:SXx2AtTZ0
「お祝いにデートしてあげる(はぁと)」
そりゃ嬉しかったですよ。叫びたいくらい。
震える手で返信しました。
「よろしくお願いします」
316 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:40:29.71 ID:SXx2AtTZ0
恥ずかしながら、人生初のデートです。
いや、2回目か。
でもあれは……やめておこう、胃が痛くなるし。
そういえば、外出用の服がない。
前回は、慌てて春服を買いに行きましたが今回は夏服です。
デートは楽しみですけど、いちいち服が面倒だなと。
317 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:41:58.72 ID:SXx2AtTZ0
部活と塾以外で外出なんてしませんからね。学校は制服ですし。
サッカー用のジャージ系以外では、ヨレヨレのTシャツとボロボロのジーンズ そして汚れたスニーカーが、ボクの持ってる夏服オールキャスト。
318 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:43:08.62 ID:SXx2AtTZ0
さすがに、これではマズイ。清潔感が皆無。これじゃ並んで歩く相手が可愛そうだし。
そして、妙なプリントや柄はハズレが怖いので、とりあえず地味な単色、無地そして普通の形を購入。
カモフラージュとか国防色なんて絶対買いませんよ。
319 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:44:42.64 ID:SXx2AtTZ0
スニーカーについては諦めました。
当日にピカピカ新品ってのは超気合が入ってるのが丸わかりで、さすがに恥ずかしいですからね。
とりあえず、これで準備完了です。
320 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:46:33.42 ID:SXx2AtTZ0
で、待ちに待った当日。
もう、緊張して暗いうちから目覚めましたよ。
子供かってくらい。新聞すら届いていなかったです。
なぜか母は起きてましたよ。怪しいやつめ。尾行するつもりじゃねーだろーな。
321 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:48:10.36 ID:SXx2AtTZ0
待ち合わせは最寄り駅。
ボクは、ひょっとして誰かに見られたら面白いというか嬉しいというか、そういう妙な下心?みたいなものがありました。
他力本願的に噂になって既成事実化したら――
その先の展開が――
とか思ってたんです。厨二病ですね。高二でしたけど。
322 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:50:16.18 ID:SXx2AtTZ0
さて、行き先はシネコンです。ロードショーです。
アニメではありません。
ですが、映画の内容は全く覚えてません。
なぜならボクの頭の中は、勢いで買った巨大ポップコーンと、巨大コーラのコンボを如何にして物語の終了までに、やっつけるかに集中していましたので。
323 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:51:19.35 ID:uC5k3G1T0
支援
325 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:51:58.70 ID:SXx2AtTZ0
>>323
感謝
――
そうして、ボクはミッションを無事完遂できたことに満足しながらシネコンを後にしたわけです。
彼女は、映画の感動したシーンを楽しそうに話しているんですけど、ボクは胸やけが酷くてそれどころではなかったのを覚えてます。
映画の内容は覚えてないのに。
324 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:51:31.49 ID:tA6KMPQO0
おもしろいです、楽しみで寝られないですよ。
326 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:53:47.27 ID:SXx2AtTZ0
>>324
ありがとうございます。楽しんでいただけて何よりです。
――
で、ショッピングモールをウロウロしてると、彼女が小さなアクセサリーショップを見つけて、そこに入りたいとか、なったわけです。
カワイイモノがイッパイの店で、お客さんも女子ばかりでしたから非常に入りづらかったんですが、覚悟を決めて一緒に入ることにしました。
一大決心です。過呼吸になりそうでした。
327 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:55:10.33 ID:SXx2AtTZ0
そういう系の店は初めてだったんですが、印象としては その光景よりもとりあえず匂いでしょうか(笑)
なんたって女子がいっぱいですし、コスメっていうんですか、そういうモノも売ってますし……それらの混じった香りにクラクラしたのを強烈に覚えてます。
328 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:56:05.78 ID:RnKAozPg0
支援!
330 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:56:49.14 ID:SXx2AtTZ0
>>328, 329
ありがとうございます。
――
実はボク、女性の香りにも弱いんですよ。
家族にも親類縁者にも年配の女性しかいないもんで、若い女性のシャンプーとか化粧品系の匂いがすると、なんだか興奮してしまって(笑)
立派な変態ですね。
331 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:57:47.25 ID:SXx2AtTZ0
彼女は「これカワイイ!」「これもカワイイ!」と結構楽しんでたようでした。
ボクはドキドキしかしてませんでしたが。
そのうち、ショーケースに入ったモノを見て立ち止まり ちょっと、はにかむように言うんです……
332 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:58:37.12 ID:SXx2AtTZ0
「これ買って!」
彼女が指をさしている先に何があるのか覗くと……うぉっ指輪だ。
その瞬間、アドレナリンが大量に放出されました。
だから体の痛みどころか、財布の痛みも感じません。完全無痛です。
333 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:00:11.67 ID:SXx2AtTZ0
彼女がどんなつもりだったのかは知りませんが、こうなったら買うしかないでしょう。
もう全力で貢いじゃいますよ。
たとえ財布が空になって徒歩で帰るハメになってもね。
いや、もう徒歩はイヤだな……
334 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:01:40.58 ID:SXx2AtTZ0
というわけで、ボクは細くて上品な感じの捻り模様のシルバーリングを買うことになりました。
いくらだったかな? その場で払えたから、せいぜい数千円じゃなかったかと思います。
バイト代は、こういう時に使ってこそですよ。
335 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:02:48.18 ID:SXx2AtTZ0
彼女はスゴく喜んでくれて、店員さんに「今からつけていきますっ!」と言うと、スッと自分の左手の薬指にそれをはめたんです。
そして一言。
「ありがとう! ずっと大切にするねっ!」
336 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:03:34.20 ID:SXx2AtTZ0
ボクは舞い上がりました……
もう鼻血が出そうなくらい、顔が熱くなるのを感じましたです。
その後は、二人で色んな店を廻ったり、いわゆるスイーツを食べたりして楽しい時間を過ごしました。
楽しかったなぁ〜
「あっ、ミドリちゃん来てくれてたんだ。ありがとうね〜、ほんとコイツはダメよね〜」
母とミドリは知り合いというか、家も近所なのでお互い知ってるんですよ。
というか、帰れよ。頼むからさー
306 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:26:04.01 ID:SXx2AtTZ0
母は例のオモチャを見つけると
「何コレ? 懐かしいおもちゃじゃないの。ひょっとしてあんたたちコレで会話してた?へー、それでなんか進展があったわけ?」
場の空気を読まない爆弾発言を、かましてくれます。
ほんっとに帰って欲しいですわ。担任だって空気を読んだのに。
307 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:27:39.97 ID:SXx2AtTZ0
ミドリは顔を真っ赤にすると
「じ、じゃあ、今日はこれで失礼します!」
バタバタと慌てて病室を出て行きました。
308 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:28:47.33 ID:SXx2AtTZ0
「あれぇ〜? 母さん邪魔しちゃったかなぁ?ゴメンね〜」
ぜんぜん悪いと思ってない口調で、聞きもしないコトをさらに続けます。
「母さんはね、ミドリちゃんの方が好きだよ。えーっと、ユウコさんだっけ?あの子はイマイチね、あれは本気じゃないかもよ」
ズバリ核心を突いてきます。
うっ、と言葉に詰まるボク……って、今はしゃべれませんけど。
310 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:30:34.45 ID:SXx2AtTZ0
「まあ、決めるのはアンタだけどさ」
なんでコイツは、こんなに細かい状況を把握してるんだ?ボクは不思議に思いましたよ。
ひょっとして、ボクの携帯とパソコンを毎日チェックしてるんじゃないだろうな?
確かに、母にはユウコさんと一緒に居るところを何度か目撃されたことはありましたけど。それだけで、この情報量とは……女の勘か?
311 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:31:01.33 ID:9COJbxQj0
お母さんエスパーかよwww
309 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:30:26.49 ID:SUP7ftQ20
さすが母さんだな
お見通しかよ
312 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:33:35.15 ID:SXx2AtTZ0
>>309氏、311氏
そうなんですよ。
母は全体の最期の方で、また登場しますよ。
なかなかイイ奴です。
――
結局ボクは観察入院で1泊だけすると、翌朝には帰宅となりました。
学校には午後から登校となったんですが、意外にみんな冷静でしたね。
仲の良い友達以外からは、特に歓迎されるでもなく、心配されるでもなかったですから。存在感が薄いと、こんなもんなんでしょう。
313 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:35:44.16 ID:SXx2AtTZ0
ミドリは歓迎してくれましたけどね。それで十分かな。
「今日もお見舞いに行ってあげようと思ってたのに退院したんだ〜 ざんね〜ん」
ボクも気の利いた冗談でも言えればよかったんですが、如何せん顎が痛い。
顎が痛くなくても、気の利いた冗談なんて言えたことはないんですけど。
314 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:37:16.72 ID:SXx2AtTZ0
こうして無事に和解したボクとミドリは、以前の関係に戻りました。
教室では笑い合い、部活の終わる時間が近ければ一緒に帰る日々です。
そしてボクの顎が完治した頃、彼女からメール着信。
メールにはカワイイ絵文字付きで、こう書かれてありました。
315 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:38:17.86 ID:SXx2AtTZ0
「お祝いにデートしてあげる(はぁと)」
そりゃ嬉しかったですよ。叫びたいくらい。
震える手で返信しました。
「よろしくお願いします」
316 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:40:29.71 ID:SXx2AtTZ0
恥ずかしながら、人生初のデートです。
いや、2回目か。
でもあれは……やめておこう、胃が痛くなるし。
そういえば、外出用の服がない。
前回は、慌てて春服を買いに行きましたが今回は夏服です。
デートは楽しみですけど、いちいち服が面倒だなと。
317 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:41:58.72 ID:SXx2AtTZ0
部活と塾以外で外出なんてしませんからね。学校は制服ですし。
サッカー用のジャージ系以外では、ヨレヨレのTシャツとボロボロのジーンズ そして汚れたスニーカーが、ボクの持ってる夏服オールキャスト。
318 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:43:08.62 ID:SXx2AtTZ0
さすがに、これではマズイ。清潔感が皆無。これじゃ並んで歩く相手が可愛そうだし。
そして、妙なプリントや柄はハズレが怖いので、とりあえず地味な単色、無地そして普通の形を購入。
カモフラージュとか国防色なんて絶対買いませんよ。
319 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:44:42.64 ID:SXx2AtTZ0
スニーカーについては諦めました。
当日にピカピカ新品ってのは超気合が入ってるのが丸わかりで、さすがに恥ずかしいですからね。
とりあえず、これで準備完了です。
320 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:46:33.42 ID:SXx2AtTZ0
で、待ちに待った当日。
もう、緊張して暗いうちから目覚めましたよ。
子供かってくらい。新聞すら届いていなかったです。
なぜか母は起きてましたよ。怪しいやつめ。尾行するつもりじゃねーだろーな。
321 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:48:10.36 ID:SXx2AtTZ0
待ち合わせは最寄り駅。
ボクは、ひょっとして誰かに見られたら面白いというか嬉しいというか、そういう妙な下心?みたいなものがありました。
他力本願的に噂になって既成事実化したら――
その先の展開が――
とか思ってたんです。厨二病ですね。高二でしたけど。
322 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:50:16.18 ID:SXx2AtTZ0
さて、行き先はシネコンです。ロードショーです。
アニメではありません。
ですが、映画の内容は全く覚えてません。
なぜならボクの頭の中は、勢いで買った巨大ポップコーンと、巨大コーラのコンボを如何にして物語の終了までに、やっつけるかに集中していましたので。
323 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:51:19.35 ID:uC5k3G1T0
支援
325 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:51:58.70 ID:SXx2AtTZ0
>>323
感謝
――
そうして、ボクはミッションを無事完遂できたことに満足しながらシネコンを後にしたわけです。
彼女は、映画の感動したシーンを楽しそうに話しているんですけど、ボクは胸やけが酷くてそれどころではなかったのを覚えてます。
映画の内容は覚えてないのに。
324 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:51:31.49 ID:tA6KMPQO0
おもしろいです、楽しみで寝られないですよ。
326 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:53:47.27 ID:SXx2AtTZ0
>>324
ありがとうございます。楽しんでいただけて何よりです。
――
で、ショッピングモールをウロウロしてると、彼女が小さなアクセサリーショップを見つけて、そこに入りたいとか、なったわけです。
カワイイモノがイッパイの店で、お客さんも女子ばかりでしたから非常に入りづらかったんですが、覚悟を決めて一緒に入ることにしました。
一大決心です。過呼吸になりそうでした。
327 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:55:10.33 ID:SXx2AtTZ0
そういう系の店は初めてだったんですが、印象としては その光景よりもとりあえず匂いでしょうか(笑)
なんたって女子がいっぱいですし、コスメっていうんですか、そういうモノも売ってますし……それらの混じった香りにクラクラしたのを強烈に覚えてます。
328 :名も無き被検体774号+:2012/10/06(土) 00:56:05.78 ID:RnKAozPg0
支援!
330 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:56:49.14 ID:SXx2AtTZ0
>>328, 329
ありがとうございます。
――
実はボク、女性の香りにも弱いんですよ。
家族にも親類縁者にも年配の女性しかいないもんで、若い女性のシャンプーとか化粧品系の匂いがすると、なんだか興奮してしまって(笑)
立派な変態ですね。
331 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:57:47.25 ID:SXx2AtTZ0
彼女は「これカワイイ!」「これもカワイイ!」と結構楽しんでたようでした。
ボクはドキドキしかしてませんでしたが。
そのうち、ショーケースに入ったモノを見て立ち止まり ちょっと、はにかむように言うんです……
332 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 00:58:37.12 ID:SXx2AtTZ0
「これ買って!」
彼女が指をさしている先に何があるのか覗くと……うぉっ指輪だ。
その瞬間、アドレナリンが大量に放出されました。
だから体の痛みどころか、財布の痛みも感じません。完全無痛です。
333 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:00:11.67 ID:SXx2AtTZ0
彼女がどんなつもりだったのかは知りませんが、こうなったら買うしかないでしょう。
もう全力で貢いじゃいますよ。
たとえ財布が空になって徒歩で帰るハメになってもね。
いや、もう徒歩はイヤだな……
334 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:01:40.58 ID:SXx2AtTZ0
というわけで、ボクは細くて上品な感じの捻り模様のシルバーリングを買うことになりました。
いくらだったかな? その場で払えたから、せいぜい数千円じゃなかったかと思います。
バイト代は、こういう時に使ってこそですよ。
335 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:02:48.18 ID:SXx2AtTZ0
彼女はスゴく喜んでくれて、店員さんに「今からつけていきますっ!」と言うと、スッと自分の左手の薬指にそれをはめたんです。
そして一言。
「ありがとう! ずっと大切にするねっ!」
336 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/06(土) 01:03:34.20 ID:SXx2AtTZ0
ボクは舞い上がりました……
もう鼻血が出そうなくらい、顔が熱くなるのを感じましたです。
その後は、二人で色んな店を廻ったり、いわゆるスイーツを食べたりして楽しい時間を過ごしました。
楽しかったなぁ〜
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