切なくも甘い一夜を過ごした童貞のお話
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46 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 07:58:48.21 ID:ozkVjgwW0.net
俺は京都にちゃんと行ったことなくて むしろ京都なんて狭そうとか思ってたんだけど観光スポット多すぎっていうか本当に1日じゃ回れないんだねw
行きたいところとか ちょくちょくチェックしてたんだけど彼女が次の日がバイトだったみたいなのであんまり遅くならないように気を使ってあげてた
俺「早めに解散しよっか やっぱり心配だから無理して欲しくない」
M「でもせっかく一緒にいるんだから早く帰りたくもない」
俺「でもなぁ」
M「わざわざ遠いところからお金かけてこっちまで来てくれたでしょ?だったらせめてこっちもいないと失礼になっちゃう」
俺「その気持ちだけで充分嬉しいよ」
俺は本当になんかいわゆる無理やりってのが好きじゃないから やっぱり早く家に返してあげようと思ってた
こんなこと言ってっから いつまで経っても童貞さんなんですね☆
47 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 08:11:09.30 ID:ozkVjgwW0.net
まずは清水寺から見て回ろうと思ったのでとりあえずバスに乗る
シティボーイの俺から見たら京都なんて本当に別世界にいる気分だった
元々近くに寺とか神社とかないしね
稲荷伏見神社とかも回りたかったけど とにかく行きたいところが多すぎて決められなかった
バスに乗る前に観光案内の人に尋ねたらお菓子ももらってちょっぴりいい気分
https://i.imgur.com/p40dMxC.jpg
https://i.imgur.com/B2RmCKl.jpg
https://i.imgur.com/dt9XDB5.jpg
https://i.imgur.com/NCFH6Ua.jpg
48 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 08:19:23.18 ID:ozkVjgwW0.net
見慣れない風景 今を生きてるという感覚 思い返せば嫌な事しかなかった人生
そんなこんなで俺は今京都にいる
本当に信じられない感覚だった
仕事でも恋人に会いに行くのでもない
ただただその子に会いに行った
なんだか本当に実感が湧かなかったバスに乗りながら窓の外を見て旅だなぁって思ってた
さて目と声が可愛いあの子はどうなのかな?チラッと横目で見る
M「・・・・・」
うとうと
はぁ...ほらな やっぱりそうじゃないかと思ったよ
俺「M」
M「ハ!ごめんなさい 寝そうになってもうてた・・・」
俺「いやそれはいいけどさ 大丈夫?」
M「大丈夫!」
どっからどう見ても全然大丈夫じゃない
49 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 08:27:41.66 ID:ozkVjgwW0.net
俺「無理しないでいいからほら 肩貸すよ 目的地に着いたら起こすから」
M「だ、大丈夫」
俺「ダメ 違う 逆なの 今ここで無理に起きてるよりかは少しでも寝て回復したほうがいいの 効率面の問題 終始そうやって無理し続けてて後になって疲れたらどうするの?15分も仮眠したら少しはスッキリするんだから」
もうなんか本当に「ぐぬぬ・・・」って顔文字考えた人すごいな 本当に相手そんな顔してるんだもん
俺「むしろ俺の肩じゃ嫌?」
M「ううん・・・」
俺「ね?じゃあ寝て 大丈夫だから」
静かにコテンと肩に寄っかかって寝る
可愛らしい女の子が肩に寄っかかって寝られるのっていつ以来だろうか 電車くらいかな()
つーかこんな事言えるとか俺会社経営したら超ホワイトになるんじゃね?とか考えてた
肩にもたれたまま静かにまた窓の外を見る ちょこちょこ京都に遊びに行くのもいいかもしれないね
55 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:15:43.38 ID:ozkVjgwW0.net
目的地にようやく着いたのでMを起こすが とんでもなく眠たそうにしている
とは言え あまり心配しすぎてめんどくさいと思われるのも嫌なので何も言わないことに
時期が夏だったので とにかくまぁ暑い
もうちょっとだけ涼しくならねぇかなって思ったんだけども無理でした
だけどそれを補うかのように そこから見える景色もすごいんだよね
俺「おー!!」
M「そんなはしゃぐこと?w」
俺「だって来たことないんだぜ?そりゃはしゃぐさ こんなの見たことないもん 人間やっぱ新鮮を経験するのは いつになっても大事なことだな!」
M「変なの」クスッ
まぁいい歳こいたおっさんがはしゃいで清水寺すげー!って言うのも確かに変って言ったら変だったけどでもなんかそんな気分だったからしゃーない
56 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:24:41.47 ID:ozkVjgwW0.net
ただ残念なことに観光スポットにしてはあまり人が少ない
なぜだ?と思ってたけど俺氏 ここに来て初めて清水寺が工事中だったことを知って落ち込む
つーか工事中ならちゃんと観光案内所の人教えろよ!!(怒)
これだったら先に金閣寺か銀閣寺に行った方が良かったかなぁ あまり回れなかった
俺「はぁ・・・俺も公式とかチェックしとけばよかった」
M「こればっかりは仕方ないね」
俺「どうしよっか どっか行きたいとことかある?」
ただでさえ相手の体調で予定崩されて そっからまた工事中とかもうこうなったら なるようになれだ
俺もいろいろ調べてたらクールビューティーなMが珍しく食いついた
俺「んーお手軽で近くて観光スポットがあるところ 動物園 水族館 科学館?あープラネタリウムとかあったな」
M「プラネタリウム!」
俺「お?おう!?おう・・・」
57 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:37:41.30 ID:ozkVjgwW0.net
いやまぁでも正直科学館でプラネタリウムとかロマンがあっていいと思うけど いつでも行けるようなとこなんだから友達とでも行けって言いたかったけど
本当に珍しく食いつくから行く事にしました
つーか絶対寝るだろこの子
俺「下手にたくさん動いて体力消耗させるのも嫌だしそこ行こっか」
M「うん!行きたい」
時間は大幅にずれてしまったけど喜ぶなら仕方ない
またバスに乗って目的地までひとっ飛び
適当に科学館内で時間を潰して いざプラネタリウム
最後に来たのはいつだったっけな 10年ぐらい前か
そこで頭を抱えるくらい悲しい出来事が発生する
59 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:49:02.90 ID:ozkVjgwW0.net
見てる時に自然とまた肩にもたれて来たから やっぱりロマン求めてるんだろうなって思って しみじみしてたんだけどなぜか違和感を感じていたのでチラッと見る
なんと見たがってた!とうの!本人が!寝てるという素晴らしくふざけた行動に出ているではないか
思わずイラッとしてしまったんだけど ここでさらに事件発生
俺「M(怒)」
M「ん?ふぁい?」
チュッ
思わずキスをしてしまった
あれ?俺この子初対面だよな?いやイラッとしちゃったし愛おしくも・・・はれ??
M「んむっ...」
ちょうど終わりの方に向かっていたから本当にロマンチックって言ったらそうなんだろうけど いやでもなにやってんだ俺
3秒くらいキスをしたままでいてしまった
M「はぁっ...」
漏れる吐息がめっちゃエロい・・・
58 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:41:40.48 ID:sIXBr2zq0.net
読んでるよ
ゆっくり書いて
60 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:58:06.15 ID:ozkVjgwW0.net
>>58
とても嬉しい ありがとう
ハッと我に返ってやっちまった感が半端なかった
あっいや待って 待って待って待って ヤバイヤバイヤバイ どうしよう待ってこれ俺終わったんじゃね?嫌われたんじゃね?出た後ビンタでも食らうんじゃね?
見終わって館内放送に案内されて部屋を出る
俺はMの方を見てられなかった
とりあえずやる事は終わったので外に出る
とにかくヒヤヒヤしてた 完全に嫌われたと思ったから
俺「あーっと・・・・」
M「・・・・・・・」
俺「ど、どうしよっか・・・ハハ・・・・・」
M「・・・・・・」
俺「このまま全観光スポット回っちまうかw とか・・・・」
M「・・・・・・・・」
もう頼むからいっそ人思いに清水寺から突き落としてくれ
61 :名も無き被検体774号+ :2019/11/22(金) 00:12:51.69 ID:5+SCoG600.net
でも同時に もうここがきっと引き際だったんだろうね
時間もまぁまぁいい感じだったし ため息がてらMに言う
俺「今日は楽しかった 来てくれてありがとうね 体調も疲れてるでしょ?送るからゆっくり休みなよ」
M「・・・・・・・」
今思えば彼女なりの勇気だったんだよね そっと俺の手を握る
でも俺は本当にそういうの疎いから とりあえずフラつかないように繋いでくれたのかな としか思えなかった
俺「駅まで送るよ」
M「でもせっかく来てくれたし・・・」
俺「体調優先だよ?無理しなくていい」
M「もうちょっと一緒にいたい」
俺「でもどうする?夕暮れになって来たしお店もどんどんしまるよ 一緒にいるとなると時間も・・・」
M「・・・・カラオケオールでもいい」
俺「ただでさえ昨日オールしてるのにまた行くの?ww 絶対身体疲れちゃうよw」
M「それでも・・・・いい」
いいわけあるか そして冗談がてらある一種の賭けに出る
もうどうせ不意打ちとはいえチューしちまったんだ
今さら嫌われてもなにもないさ
俺「・・・・一緒にどっか泊まるか?」
M「・・・うん」
キタ━(゚∀゚)━! って事でいいんだよね俺?
63 :名も無き被検体774号+ :2019/11/22(金) 00:33:50.28 ID:5+SCoG600.net
いやでも本当に内心「え?」って感じなんですが なんでOKしたの?え?え?俺実はハメられて後で怖い人に追われるパターンなんじゃね?
とか考えてたけど それ以上にお腹が減っていたので八坂神社周辺で名物でも食べる事にした
うどんだった
食事での会話
俺「ぶっちゃけさー俺と会った時に第一印象どう思った?」
M「とにかく細っ!って思ったよ」
俺「」
M「あと確かに顔と声のギャップが合ってない」
俺「いい意味でってことにしておくよ」
これまでの入場料とかその他もろもろは全部俺が払ってたので食事だけはありがたくおごりにしてもらった
俺「ごちそうさまでした」
M「ん」
俺「さて宿探すか」
悲しいことに経験がたくさんある諸君ならスムーズに誘導できるんだろうけど
なにせ俺は県外のラブホなんか知る事もなく もっと言うなら普通に1人で泊まるとか思ってたから とにかくまぁ道に迷う迷う
そもそも京都にしかも八坂神社周辺にラブホとかあんの?あったら罰当たりじゃね?
いきなり行くのもあれだから少しずつ周りを見ながらゆっくり行こうと思った
多分見つかるはずだ
俺は京都にちゃんと行ったことなくて むしろ京都なんて狭そうとか思ってたんだけど観光スポット多すぎっていうか本当に1日じゃ回れないんだねw
行きたいところとか ちょくちょくチェックしてたんだけど彼女が次の日がバイトだったみたいなのであんまり遅くならないように気を使ってあげてた
俺「早めに解散しよっか やっぱり心配だから無理して欲しくない」
M「でもせっかく一緒にいるんだから早く帰りたくもない」
俺「でもなぁ」
M「わざわざ遠いところからお金かけてこっちまで来てくれたでしょ?だったらせめてこっちもいないと失礼になっちゃう」
俺「その気持ちだけで充分嬉しいよ」
俺は本当になんかいわゆる無理やりってのが好きじゃないから やっぱり早く家に返してあげようと思ってた
こんなこと言ってっから いつまで経っても童貞さんなんですね☆
47 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 08:11:09.30 ID:ozkVjgwW0.net
まずは清水寺から見て回ろうと思ったのでとりあえずバスに乗る
シティボーイの俺から見たら京都なんて本当に別世界にいる気分だった
元々近くに寺とか神社とかないしね
稲荷伏見神社とかも回りたかったけど とにかく行きたいところが多すぎて決められなかった
バスに乗る前に観光案内の人に尋ねたらお菓子ももらってちょっぴりいい気分
https://i.imgur.com/p40dMxC.jpg
https://i.imgur.com/B2RmCKl.jpg
https://i.imgur.com/dt9XDB5.jpg
https://i.imgur.com/NCFH6Ua.jpg
48 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 08:19:23.18 ID:ozkVjgwW0.net
見慣れない風景 今を生きてるという感覚 思い返せば嫌な事しかなかった人生
そんなこんなで俺は今京都にいる
本当に信じられない感覚だった
仕事でも恋人に会いに行くのでもない
ただただその子に会いに行った
なんだか本当に実感が湧かなかったバスに乗りながら窓の外を見て旅だなぁって思ってた
さて目と声が可愛いあの子はどうなのかな?チラッと横目で見る
M「・・・・・」
うとうと
はぁ...ほらな やっぱりそうじゃないかと思ったよ
俺「M」
M「ハ!ごめんなさい 寝そうになってもうてた・・・」
俺「いやそれはいいけどさ 大丈夫?」
M「大丈夫!」
どっからどう見ても全然大丈夫じゃない
49 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 08:27:41.66 ID:ozkVjgwW0.net
俺「無理しないでいいからほら 肩貸すよ 目的地に着いたら起こすから」
M「だ、大丈夫」
俺「ダメ 違う 逆なの 今ここで無理に起きてるよりかは少しでも寝て回復したほうがいいの 効率面の問題 終始そうやって無理し続けてて後になって疲れたらどうするの?15分も仮眠したら少しはスッキリするんだから」
もうなんか本当に「ぐぬぬ・・・」って顔文字考えた人すごいな 本当に相手そんな顔してるんだもん
俺「むしろ俺の肩じゃ嫌?」
M「ううん・・・」
俺「ね?じゃあ寝て 大丈夫だから」
静かにコテンと肩に寄っかかって寝る
可愛らしい女の子が肩に寄っかかって寝られるのっていつ以来だろうか 電車くらいかな()
つーかこんな事言えるとか俺会社経営したら超ホワイトになるんじゃね?とか考えてた
肩にもたれたまま静かにまた窓の外を見る ちょこちょこ京都に遊びに行くのもいいかもしれないね
55 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:15:43.38 ID:ozkVjgwW0.net
目的地にようやく着いたのでMを起こすが とんでもなく眠たそうにしている
とは言え あまり心配しすぎてめんどくさいと思われるのも嫌なので何も言わないことに
時期が夏だったので とにかくまぁ暑い
もうちょっとだけ涼しくならねぇかなって思ったんだけども無理でした
だけどそれを補うかのように そこから見える景色もすごいんだよね
俺「おー!!」
M「そんなはしゃぐこと?w」
俺「だって来たことないんだぜ?そりゃはしゃぐさ こんなの見たことないもん 人間やっぱ新鮮を経験するのは いつになっても大事なことだな!」
M「変なの」クスッ
まぁいい歳こいたおっさんがはしゃいで清水寺すげー!って言うのも確かに変って言ったら変だったけどでもなんかそんな気分だったからしゃーない
56 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:24:41.47 ID:ozkVjgwW0.net
ただ残念なことに観光スポットにしてはあまり人が少ない
なぜだ?と思ってたけど俺氏 ここに来て初めて清水寺が工事中だったことを知って落ち込む
つーか工事中ならちゃんと観光案内所の人教えろよ!!(怒)
これだったら先に金閣寺か銀閣寺に行った方が良かったかなぁ あまり回れなかった
俺「はぁ・・・俺も公式とかチェックしとけばよかった」
M「こればっかりは仕方ないね」
俺「どうしよっか どっか行きたいとことかある?」
ただでさえ相手の体調で予定崩されて そっからまた工事中とかもうこうなったら なるようになれだ
俺もいろいろ調べてたらクールビューティーなMが珍しく食いついた
俺「んーお手軽で近くて観光スポットがあるところ 動物園 水族館 科学館?あープラネタリウムとかあったな」
M「プラネタリウム!」
俺「お?おう!?おう・・・」
57 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:37:41.30 ID:ozkVjgwW0.net
いやまぁでも正直科学館でプラネタリウムとかロマンがあっていいと思うけど いつでも行けるようなとこなんだから友達とでも行けって言いたかったけど
本当に珍しく食いつくから行く事にしました
つーか絶対寝るだろこの子
俺「下手にたくさん動いて体力消耗させるのも嫌だしそこ行こっか」
M「うん!行きたい」
時間は大幅にずれてしまったけど喜ぶなら仕方ない
またバスに乗って目的地までひとっ飛び
適当に科学館内で時間を潰して いざプラネタリウム
最後に来たのはいつだったっけな 10年ぐらい前か
そこで頭を抱えるくらい悲しい出来事が発生する
59 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:49:02.90 ID:ozkVjgwW0.net
見てる時に自然とまた肩にもたれて来たから やっぱりロマン求めてるんだろうなって思って しみじみしてたんだけどなぜか違和感を感じていたのでチラッと見る
なんと見たがってた!とうの!本人が!寝てるという素晴らしくふざけた行動に出ているではないか
思わずイラッとしてしまったんだけど ここでさらに事件発生
俺「M(怒)」
M「ん?ふぁい?」
チュッ
思わずキスをしてしまった
あれ?俺この子初対面だよな?いやイラッとしちゃったし愛おしくも・・・はれ??
M「んむっ...」
ちょうど終わりの方に向かっていたから本当にロマンチックって言ったらそうなんだろうけど いやでもなにやってんだ俺
3秒くらいキスをしたままでいてしまった
M「はぁっ...」
漏れる吐息がめっちゃエロい・・・
58 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:41:40.48 ID:sIXBr2zq0.net
読んでるよ
ゆっくり書いて
60 :名も無き被検体774号+ :2019/11/21(木) 23:58:06.15 ID:ozkVjgwW0.net
>>58
とても嬉しい ありがとう
ハッと我に返ってやっちまった感が半端なかった
あっいや待って 待って待って待って ヤバイヤバイヤバイ どうしよう待ってこれ俺終わったんじゃね?嫌われたんじゃね?出た後ビンタでも食らうんじゃね?
見終わって館内放送に案内されて部屋を出る
俺はMの方を見てられなかった
とりあえずやる事は終わったので外に出る
とにかくヒヤヒヤしてた 完全に嫌われたと思ったから
俺「あーっと・・・・」
M「・・・・・・・」
俺「ど、どうしよっか・・・ハハ・・・・・」
M「・・・・・・」
俺「このまま全観光スポット回っちまうかw とか・・・・」
M「・・・・・・・・」
もう頼むからいっそ人思いに清水寺から突き落としてくれ
61 :名も無き被検体774号+ :2019/11/22(金) 00:12:51.69 ID:5+SCoG600.net
でも同時に もうここがきっと引き際だったんだろうね
時間もまぁまぁいい感じだったし ため息がてらMに言う
俺「今日は楽しかった 来てくれてありがとうね 体調も疲れてるでしょ?送るからゆっくり休みなよ」
M「・・・・・・・」
今思えば彼女なりの勇気だったんだよね そっと俺の手を握る
でも俺は本当にそういうの疎いから とりあえずフラつかないように繋いでくれたのかな としか思えなかった
俺「駅まで送るよ」
M「でもせっかく来てくれたし・・・」
俺「体調優先だよ?無理しなくていい」
M「もうちょっと一緒にいたい」
俺「でもどうする?夕暮れになって来たしお店もどんどんしまるよ 一緒にいるとなると時間も・・・」
M「・・・・カラオケオールでもいい」
俺「ただでさえ昨日オールしてるのにまた行くの?ww 絶対身体疲れちゃうよw」
M「それでも・・・・いい」
いいわけあるか そして冗談がてらある一種の賭けに出る
もうどうせ不意打ちとはいえチューしちまったんだ
今さら嫌われてもなにもないさ
俺「・・・・一緒にどっか泊まるか?」
M「・・・うん」
キタ━(゚∀゚)━! って事でいいんだよね俺?
63 :名も無き被検体774号+ :2019/11/22(金) 00:33:50.28 ID:5+SCoG600.net
いやでも本当に内心「え?」って感じなんですが なんでOKしたの?え?え?俺実はハメられて後で怖い人に追われるパターンなんじゃね?
とか考えてたけど それ以上にお腹が減っていたので八坂神社周辺で名物でも食べる事にした
うどんだった
食事での会話
俺「ぶっちゃけさー俺と会った時に第一印象どう思った?」
M「とにかく細っ!って思ったよ」
俺「」
M「あと確かに顔と声のギャップが合ってない」
俺「いい意味でってことにしておくよ」
これまでの入場料とかその他もろもろは全部俺が払ってたので食事だけはありがたくおごりにしてもらった
俺「ごちそうさまでした」
M「ん」
俺「さて宿探すか」
悲しいことに経験がたくさんある諸君ならスムーズに誘導できるんだろうけど
なにせ俺は県外のラブホなんか知る事もなく もっと言うなら普通に1人で泊まるとか思ってたから とにかくまぁ道に迷う迷う
そもそも京都にしかも八坂神社周辺にラブホとかあんの?あったら罰当たりじゃね?
いきなり行くのもあれだから少しずつ周りを見ながらゆっくり行こうと思った
多分見つかるはずだ
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