2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
easterEgg easterEgg
 
 

2番目の男の思わぬ逆襲
(2ページ目)  最初から読む >>

 

\ シェアする /




あくまで妻に責任を擦り付けるように言うSに心底嫌悪感を感じていた。

それを聞いた妻が目に涙をため、信じられないといった目つきでSを見ていた。

「そんな・・・・Sさんが誘ったのに・・・」

妻はか細く言った、俺はそれを聞きながら,

「んなこたどうでもいい、同意の関係だろうが」と2人に言った。しばらくの沈黙の後,

「どうか会社と家族にだけは言わないでください、お願いします」

とSがいきなり土下座した

妻は信じられないものを見るようにSを見ていた。


緊迫した空気の中で俺は始めて知った日のことを話し始めた。

そしてSと妻に向かって言った。

「あなたたちにとっては、ただの恋愛のスパイスかもしれない。

妻が言った俺が2番目という言葉には、それからの俺の人生を左右するほどの威力があった。

俺は悔しかった、俺はお前(S)には勝てないのか?俺に何が足りないのか考えた。

結局 何が足りないのか分からなかったが ひたすら仕事に打ち込んだ。

何もかもを捨てる覚悟で仕事をした、それで妻が離れても、それは仕方ないことだと思っていた。

仕事が軌道に乗り始め俺の中で何かが変わった、

お前たちは俺が上に向かって生きていくための、ただの土台だ。今だから言える。

俺はSに負けていると妻に思われようと、俺には俺を買ってくれる人がいる。

一緒に頑張った仲間がいる。

はっきり言おう

もう お前たちは俺の人生に必要ない。」


言い切った後、俺は少し興奮していたと思う。してやったりザマーミロってところだ。

妻に向かって俺は言った。

「何か言うことはあるか?なければ これで話は終わりだ」

そしてSに向かって,

「このことは あなたとの個人的な話なので会社同士の取引には影響が出ないようにします。

ですが私としてもあなたが弊社の担当であることに人間的な疑問がありますので、



一度私の上司と相談させていただいてから,

あなたを担当からはずして頂ける様にあなたの上司に事の次第を説明させていただきます。もちろん奥様にも」

頭の中では そこまで出来ないかもしれないなと思いながらSに言いました。

Sはしばらく黙った後,

「俺はここまで来るのに、いろんな物を犠牲にしてきた。

お前なんかに俺を潰す事は出来ない。お前は所詮2番目だ。

もしお前が本気で俺を潰す気なら俺は お前をめちゃくちゃにしてやる。

どんな手を使ってもだ、Tも俺の下で悶えながら言ってたぜ お前より全然良いってな。」

笑いながらSが言った。

「勝手にすればいい、お前の自己満足の勝利気分なんて俺には関係ない。

妻も欲しけりゃくれてやる。

お前を潰す気なんて別にない。

俺にとってお前なんて取るに取らない人間だからな、

俺は お前のやったことをしかるべき方法で伝えるべき人間だけに伝えるだけだ。

それが気に入らないんなら めちゃくちゃでも何でもすればいい。

俺も俺を信頼してくれてる仲間や友人を傷つけるなら容赦はしない。

今度法廷ででも会おうか?」



Sは顔を真っ赤にしながら「絶対にさせない、お前なんかに・・・お前なんかに・・・」とわなわな震えていた。

「さあ、用事はすんだな帰ってもらおうかSくん, 帰って対策でも練るんだな」とSを帰らせました。


Sは怒りに満ちた表情で「憶えてろ」とありがちな台詞をはいた。

俺は憶えてろって言うやつ いるんだなと思いながら扉を閉めた。



Sが帰った後、妻と2人きりでしばらくの沈黙の後妻が口を開いた

「許せないよね・・・」

「どうかな・・」

「ちょっと聞いて欲しい」

俺はしばらく黙って、もう終わりかもなと思いながら「分かった取り合えず聞こう」と言った。



「あの時は、確かに あなたよりSさんの方がいい男だと思ってた・・・ごめんなさい。

色々仕事もこなして大人の余裕があって魅力的に見えてた。

結婚して1年経って, あなたの仕事振りや私に対する態度を見てると,

自分が情けなくなってきたの、私は自分では何も出来ないのに,

なんで自分は選んでる気になってたんだろうって、あなたと本気で向き合う気になった。

だからSさんにはっきり別れを告げたわ。私も勝手だと思うけど。

でも そうしたとたん, Sさんは、旦那にばれても良いのか?と私を脅すようになってきた。自業自得よね。

それからも関係を強要されたわ

でも自宅では出来ないといって,月に1,2回ホテルに連れて行かれたわ。

でも全然気持ちよくなんてなかった。

そんな私に興味が失せたのかSからの誘いはなくなっていったの。

私は勝手に安堵した、もうこれであなただけになれると勝手に思ってた。

本当は告白してしまいたかった、でもあなたに嫌われるのが怖かった。

いつもいつかばれるんじゃないかと、びくびくしてた。

あなたに愛されなくなる日がいつか来るんじゃないかと,

あなたに抱かれているとき本当に気持ちも体も満たされてた。

ずっと続きますようにと思ってた、Sさんのことも忘れたかった。

本当にごめんなさい離婚は受け入れます。

仕方がないよね。」

と最後は泣きながら

「ごめんね、ごめんね・・・・」

と言っていた。

しばらく無言の雰囲気の中で妻の涙をすする音だけが聞こえていた。



俺は迷っていた。ここで同情しちゃいけないと言う気持ちもあった。

でも妻は本気で謝罪している気がしたんだ。

妻は十分後悔していると俺は思った。

さっきまでの冷たい気持ちから俺もなんだか憑き物が落ちたように, 一緒に泣いてしまった。

もう一回だけ、もう一回だけ信じてみようやっぱり妻が好きだ。

俺は やっぱりへたれなんだ。



一生懸命やっても変わらないんだなと心の中で思ってた。


「俺やっぱりお前が必要なのかも知れない。

どんなに頑張って変わろうとしても, やっぱりSみたいな人間にはなれないんだ。

女々しいかも知れないけど, 俺はきっと今回のこと忘れられない、

でも それでもいいんなら もう一度やり直してみよう」


「本当?本当にそう思ってる?私としても傷が広がるだけじゃない?本当にいいの?私なんかで本当にいいの?」


「ああ、俺みたいなヘタレでよければ」


「あなたでなければ私は駄目なの、ありがとう・・・・ラストチャンスだよね, あなたが要らないって思うまで 私はあなたと一緒に生きて行きたい」


妻が俺に抱きついて、俺も妻を抱きしめました。


ふと寝室の扉を見ながら ここからも卒業(引越し)だなと思っていた。

ここからは私の考えなんですけど,反省してやめる人もいれば繰り返す人もいます。

でも誰でもやるときは初めてなわけです。

これから先, 俺が浮気以外の間違いをしないとは限らないし, 嫁もまた同じ間違いを繰り返すかもしれない。

誰も100%浮気しないとは言い切れない。

嫁のやったことは確かに最悪だと思う。

ただ俺は一度最愛の人の裏切りを乗り越えている。

もう一度裏切られても乗り越えれると思う。


だからもう一度やり直してみようと思ったのです。

皆さんに不満はあると思います、それは当然です。

俺だって何回も猜疑心に襲われました。

でもまだ修復中ですが、やっていけそうな気がします。

それはもう生活の中での自分の見る目だけの問題。

俺がやり直すと決めたのだから嫁のことをきちんと見ること。

それが自分なりのけじめだと思ってます。


ちなみにSにはちゃんと慰謝料請求したよ。

奴は会社を辞めました。

いくらなんでも俺もそこまでお人よしじゃない。


嫁のけじめはこれから見るしかないでしょ。

いくらそのときどんな制裁したって納得なんて出来ないと思うよ。

その納得できないだろうなと言うのも込みで, 取り合えずやり直してる訳で,

これから先離婚しないとは言い切れない。

ただその原因が嫁の浮気とは限らないんじゃないか?


Sについてですが結局 俺が弁護士に相談し,正式な手続きを踏んで内容証明を送った段階で,家庭は崩壊したんですが,

Sの嫁さんってのがどうやら会社の偉い人に,関係のある人の娘らしくて表ざたにしないでSを切り、俺に200万の示談で解決してくれるようにお願いされたので, 俺はそれを飲みました。

若くして そこそこの地位にいたのは,そういう縁故があったのかもしれないね。


後日談を書くと どうしても後出しになってしまうので あまり気が進まないのですが,嫁とやり直すことを決めても俺には当然迷いが出てくる。

俺が やはり信じ切れなくて3ヶ月ほど別居したこともあります。

それでも嫁の態度を見て、周りの意見も聞いて,俺自身, 嫁と何度も話をして別居解消してみた。


何度も同じこと言うことになるけど, 絶対に間違いを犯さないなんてありえないんだ。

取り返しのつかない過ちもあるよ当然。

俺はまだ取り返せるかも知れないからあがいてる。

これからいよいよ駄目かも知れない。

ただそうなっても自分自身が納得して選んだ結果だから, ただ浮気されたのとはちょっと感じ方が違うんだ。


んじゃこれ以上は荒れる原因なので, これで最後ね。

俺の年収なんて600万後半ぐらいだぞ

ま~地方なのでもらってるほうだけど 大企業とかの方が多いってw

別居期間中に嫁も自分で仕事し始めたので, 今は共働きだし、生活に余裕はあるけど, まだまだ手探りですよ。


さて色々議論も尽きないと思いますが,最後に、

俺は物凄く苦しんだ

だからやり直せるのかもしれないし やっぱり無理なのかもしれない

ここ見てる幸せなカップルの人たちには是非とも こんな暗い過去の無い幸せな家庭を, 築いて欲しいです。

長々とお付き合いくださいましてありがとうございました




\ シェアする /


関連記事

 
 
 
 
 

 
 
 
 

おすすめ記事2

 
 

人気記事(7days)

 
 
 

おすすめ記事1