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DQNだった俺を更正させた女の話をする
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http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1362433815/
1 :代行:2013/03/05(火) 06:50:15.15 ID:OFmV++9f0 ?2BP(1001)
たったら書きます。
11 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 08:57:55.33 ID:obmrmgVy0
はじめてだから不備あったら指摘してください。
俺は中学の頃、典型的なヤンキーだった。
喧嘩したり、授業もろくに受けず居眠りするのに律儀に学校に通う。
しかも中学生にしては背が高かったこともあり、リーダー格だったんだ。
自分でいうのすごい恥ずかしいけどwww
13 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 09:11:21.69 ID:FZEfAGZw0
一年の後半同じクラスのある女子と仲良くなった
きっかけは俺が ちょっかいを出したこと
そいつは、気が強い感じで 中学生にしては落ち着いている雰囲気
そんな近寄り難い女子にちょっかい出せる俺かっけーとかいうノリだったと思う。
15 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 09:17:00.57 ID:FZEfAGZw0
それからしばらくして俺はその子に告白した。
ちょうど2年に上がった頃のことだった。
付き合うことを友達に話すと、意外だとか似合わないだとか散々言われた 。
多分 彼女の方もそう言われたと思う
先生に呼び出されて付き合うのやめろっていわれたくらいだったwww
17 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 09:19:09.19 ID:FZEfAGZw0
支援ありがと。
仕事なんでまた昼きます。
26 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 12:43:00.46 ID:2T6hDCtX0
やっと昼休みだ。じゃぁ続きを
明らかにタイプの違う2人だったけど、仲は良かった
まだ子供で金もなくて、デートと言っても公園 いったりとか、地元のお祭り行ったりとかだったけど十分楽しかった。
27 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 12:47:58.05 ID:2T6hDCtX0
4ヶ月後くらいかな学校でも、放課後でも ほとんどずっと一緒にいた。
けど手を一回つないだだけで、後はなにも無かった。
それが俺には物足りなかった。
好きだったし、楽しかったけど周りの奴等が童貞をどんどん捨ててるなかで俺は焦ってたんだな。
今考えると浅ましくて餓鬼だった、ほんとに。ま、実際子供だったしなww
その後 俺はその子を振った
結局 半年も経たずに別れてしまった。
一週間後には中1の前半に付き合っていた他校のギャルとよりを戻すことになった。
その女は他中でどヤンキー。
学校もサボりがちでほっつき歩く ある意味本当にたちの悪い不良だった
36 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:16:49.31 ID:xNfKxnJw0
>>27の続き
そいつと無事初体験をすませ元カノとは違いベタベタしてくる可愛い彼女と学校もサボり、いつも一緒にいた。
気づけば週に1回位しか学校に行かなくなっていた。
健全な付き合いとは程遠かった。
中3になろうとする時期もそれは変わらない。
それどころか、徐々に受験モードになっていく学校に、居場所がなくなっていくのをひしひしと感じた。
先輩は もちろん高校になんて進学できず、良くて定時制高校
それすら しばらくするとやめていった。
そんな先輩を見て、俺もこうなるんだろうなと漠然と思っていた。
37 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:19:04.30 ID:xNfKxnJw0
そんな中で元カノから連絡があった。
元カノ「なんで学校こないの?」
俺「だるいから」
元カノ「怠いからで許されるもんじゃないから」
俺「なんなの?お前関係ないだろ」
元カノ「関係あるよ元カノだから!元カレがそんなんじゃ恥ずかしい!」
俺「俺高校行かないで働くし、関係ない」
元カノ「絶対高校だけは行ってもらう。明日から図書館に来い」
そんなこんなで俺は元カノに勉強を見てもらうことになった。
断らなかったのは きっと心の何処かで先輩のようになりたくないって思ってたから。
ほんとは不安で不安でしょうがなかったんだよ
将来自分たちみたいのがどうなるかは散々見て来たから
38 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:21:06.27 ID:xNfKxnJw0
時間がなかった。
いままでろくに勉強をしてこなかったのを二学期分の時間で取り戻さなくてはいけない。
元カノは元の頭がいいのか塾には通ってなかった。
だから、土日以外のほぼ毎日図書館の中の談話室で勉強した。
俺も心のどっかで最後のチャンスだって分かってたんだろう
仲間になんと言われようとやめなかった。
その時付き合っていた彼女とも自然消滅した
徐々に成績は上がって行ったし、公立の過去問題も解けるようになった。
ただ、内申が悪い。
高校に送る内申は三年のだけだったから、三年になってからは ほとんど学校に行った。
元カノは どん底まで悪かった成績の方が努力点で上がりやすいから ちゃんと先生に媚び売れとアドバイスをくれた。
39 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:23:19.28 ID:xNfKxnJw0
数学と国語は過去問でも比較的高い点数を取れるようになった。
ただ、暗記科目である理科と社会の点数がなかなか上がらない
積み上げが全くないゼロからのスタートだったからね。
そんな時元カノは語呂合わせを教えてくれた
青いミッキーアル中さとか
リンゴ酸とか
とにかく俺のために試行錯誤を繰り返し、教えてくれたんだ。
たまに図書館の自販で買った紙パックのジュースを奢ってくれた。
今ではあんまり見ないけど、あの紙パックの甘ったるいジュースは俺の思い出の味で たまに急によみがえってすごく切なくなる。
40 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:26:03.09 ID:xNfKxnJw0
元カノは推薦で公立に受かった。
その時初めて泣いている彼女を見た。
先生や友達に泣き笑いしながら報告する姿を見て庇護欲がすごいそそられた。
でも、いまの俺は彼女には守ってもらっている立場だと思っていたから、彼女に思いを伝えることは出来なかった。
その後 俺は公立の一般試験を受けた。
思ったより手応えがあって自分でもびっくりした。
母子家庭だったから私立にいくことは出来なくて、公立一本だった。
もうちょいレベル上げてもいけるよ!という元カノの意見に大反対して、地元で1番頭の悪い高校を受けた。
落ちるのがとにかく恐かった
高校に落ちるのが怖いなんて次元の高い話するとは思わなかったよ、しばらく前は
41 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:28:20.72 ID:xNfKxnJw0
結果は見事合格
後日答え合わせしたら後二、三個高いところでも受かってたっぽくて、2人でやっぱりもっと高いところ志望すればよかったねと笑いあった。
高校に入ってからも親交は続いた。
共に困難を乗り越えたから他のどんな奴より仲が良かった。
同じ中学で仲の良かった奴等は軒並み鳶職か塗装屋さんになっていて、俺は本当に元カノに感謝してもしきれなかった。
高校でもヤンキーはいたけど、見た目が やんちゃなだけで暴力沙汰とかも数える程だったし、いじめもなかった。
本物の不良は二年に入る前にやめて行ったから それ以降は平和そのものだった。
俺も ちょっと真面目になって、成績はよくなくても真ん中あたりをキープしていた
42 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:30:36.20 ID:xNfKxnJw0
そんな中で元カノとカラオケに行った時、元カノが鞄からクリアファイルを取り出してこういった。
俺くんには この専門学校に行ってもらう!
クリアファイルには その専門学校の資料が大量に入っていた。
それだけじゃなくて、奨学金だの具体的な資料もあった。
何が何だかわからなくて元カノに話を聞くとこう説明された。
43 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:32:49.43 ID:xNfKxnJw0
元カノ
「俺くんは中学の時成績に1がつく位のポンコツだったのに、ちゃんと高校に入れたよね?
しかも成績も今のところ普通で赤点もない。
だったら もっともっと高みを目指して欲しい。
本当は大学を進めたかったけど、俺くんは家庭に負担をかけたくないって強く思ってるみたいだからやめた
この専門学校は奨学金も充実してるし、資格を取る環境も整ってる。
資格が取れれば就職に困ることもない。
手に職な仕事だから高校卒業したら働こうなんて思わないで!」
44 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:35:08.73 ID:xNfKxnJw0
正直、高校出たら働こうっていうのは図星だった。
もうこれ以上親に負担をかけたくなかった。
それは周りに中卒で働いて親にお金を渡してる友達がいたせいもあると思う。
俺はもらった資料を読んだ。
その専門学校は医療系の資格を取るための学校だった。
45 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:37:20.99 ID:xNfKxnJw0
元カノに勧められた進学先に決めるなんておかしいかもしれないけど、俺は元カノに絶対的信頼をおいていて、それ以外の道に進むなんて頭になかった。
また勉強の日々が始まる
前と違うのは まだ高校二年生で時間はたっぷりあること。
そんな中でも奨学金を受けるには努力が必要でとにかく勉強するしかなかった。
46 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:39:33.05 ID:xNfKxnJw0
元カノは中学の時から心理学を勉強したいって思っていたらしく、行きたい大学への指定校推薦枠が多い高校を選んだ。
その指定校推薦枠を取るため塾にも行き始めたから俺に勉強を教えられる時間は減った。
俺も いつまでも元カノに頼っていられないから頑張った。
俺は塾には行けなかったから、放課後に高校の先生を捕まえて勉強を教えてもらうというテクニックも覚えて、がむしゃらに頑張った。
47 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:42:13.58 ID:xNfKxnJw0
元カノも俺がここまで頑張るとは思っていなかったらしいけど、専門は奨学金を貰える推薦入試枠で合格。
彼女よりはやい進路決定だった
お前も早く合格しろよって言ったら調子乗るなよって鼻をつままれた。
彼女も3枠しかなかった指定校推薦に入って合格
元カノは「私ろくに受験したことないから、就職のときやばいかもー打たれ弱くなってそうー」とかいってた。
1 :代行:2013/03/05(火) 06:50:15.15 ID:OFmV++9f0 ?2BP(1001)
たったら書きます。
11 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 08:57:55.33 ID:obmrmgVy0
はじめてだから不備あったら指摘してください。
俺は中学の頃、典型的なヤンキーだった。
喧嘩したり、授業もろくに受けず居眠りするのに律儀に学校に通う。
しかも中学生にしては背が高かったこともあり、リーダー格だったんだ。
自分でいうのすごい恥ずかしいけどwww
13 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 09:11:21.69 ID:FZEfAGZw0
一年の後半同じクラスのある女子と仲良くなった
きっかけは俺が ちょっかいを出したこと
そいつは、気が強い感じで 中学生にしては落ち着いている雰囲気
そんな近寄り難い女子にちょっかい出せる俺かっけーとかいうノリだったと思う。
15 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 09:17:00.57 ID:FZEfAGZw0
それからしばらくして俺はその子に告白した。
ちょうど2年に上がった頃のことだった。
付き合うことを友達に話すと、意外だとか似合わないだとか散々言われた 。
多分 彼女の方もそう言われたと思う
先生に呼び出されて付き合うのやめろっていわれたくらいだったwww
17 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 09:19:09.19 ID:FZEfAGZw0
支援ありがと。
仕事なんでまた昼きます。
26 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 12:43:00.46 ID:2T6hDCtX0
やっと昼休みだ。じゃぁ続きを
明らかにタイプの違う2人だったけど、仲は良かった
まだ子供で金もなくて、デートと言っても公園 いったりとか、地元のお祭り行ったりとかだったけど十分楽しかった。
27 :名も無き被検体774号+:2013/03/05(火) 12:47:58.05 ID:2T6hDCtX0
4ヶ月後くらいかな学校でも、放課後でも ほとんどずっと一緒にいた。
けど手を一回つないだだけで、後はなにも無かった。
それが俺には物足りなかった。
好きだったし、楽しかったけど周りの奴等が童貞をどんどん捨ててるなかで俺は焦ってたんだな。
今考えると浅ましくて餓鬼だった、ほんとに。ま、実際子供だったしなww
その後 俺はその子を振った
結局 半年も経たずに別れてしまった。
一週間後には中1の前半に付き合っていた他校のギャルとよりを戻すことになった。
その女は他中でどヤンキー。
学校もサボりがちでほっつき歩く ある意味本当にたちの悪い不良だった
36 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:16:49.31 ID:xNfKxnJw0
>>27の続き
そいつと無事初体験をすませ元カノとは違いベタベタしてくる可愛い彼女と学校もサボり、いつも一緒にいた。
気づけば週に1回位しか学校に行かなくなっていた。
健全な付き合いとは程遠かった。
中3になろうとする時期もそれは変わらない。
それどころか、徐々に受験モードになっていく学校に、居場所がなくなっていくのをひしひしと感じた。
先輩は もちろん高校になんて進学できず、良くて定時制高校
それすら しばらくするとやめていった。
そんな先輩を見て、俺もこうなるんだろうなと漠然と思っていた。
37 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:19:04.30 ID:xNfKxnJw0
そんな中で元カノから連絡があった。
元カノ「なんで学校こないの?」
俺「だるいから」
元カノ「怠いからで許されるもんじゃないから」
俺「なんなの?お前関係ないだろ」
元カノ「関係あるよ元カノだから!元カレがそんなんじゃ恥ずかしい!」
俺「俺高校行かないで働くし、関係ない」
元カノ「絶対高校だけは行ってもらう。明日から図書館に来い」
そんなこんなで俺は元カノに勉強を見てもらうことになった。
断らなかったのは きっと心の何処かで先輩のようになりたくないって思ってたから。
ほんとは不安で不安でしょうがなかったんだよ
将来自分たちみたいのがどうなるかは散々見て来たから
38 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:21:06.27 ID:xNfKxnJw0
時間がなかった。
いままでろくに勉強をしてこなかったのを二学期分の時間で取り戻さなくてはいけない。
元カノは元の頭がいいのか塾には通ってなかった。
だから、土日以外のほぼ毎日図書館の中の談話室で勉強した。
俺も心のどっかで最後のチャンスだって分かってたんだろう
仲間になんと言われようとやめなかった。
その時付き合っていた彼女とも自然消滅した
徐々に成績は上がって行ったし、公立の過去問題も解けるようになった。
ただ、内申が悪い。
高校に送る内申は三年のだけだったから、三年になってからは ほとんど学校に行った。
元カノは どん底まで悪かった成績の方が努力点で上がりやすいから ちゃんと先生に媚び売れとアドバイスをくれた。
39 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:23:19.28 ID:xNfKxnJw0
数学と国語は過去問でも比較的高い点数を取れるようになった。
ただ、暗記科目である理科と社会の点数がなかなか上がらない
積み上げが全くないゼロからのスタートだったからね。
そんな時元カノは語呂合わせを教えてくれた
青いミッキーアル中さとか
リンゴ酸とか
とにかく俺のために試行錯誤を繰り返し、教えてくれたんだ。
たまに図書館の自販で買った紙パックのジュースを奢ってくれた。
今ではあんまり見ないけど、あの紙パックの甘ったるいジュースは俺の思い出の味で たまに急によみがえってすごく切なくなる。
40 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:26:03.09 ID:xNfKxnJw0
元カノは推薦で公立に受かった。
その時初めて泣いている彼女を見た。
先生や友達に泣き笑いしながら報告する姿を見て庇護欲がすごいそそられた。
でも、いまの俺は彼女には守ってもらっている立場だと思っていたから、彼女に思いを伝えることは出来なかった。
その後 俺は公立の一般試験を受けた。
思ったより手応えがあって自分でもびっくりした。
母子家庭だったから私立にいくことは出来なくて、公立一本だった。
もうちょいレベル上げてもいけるよ!という元カノの意見に大反対して、地元で1番頭の悪い高校を受けた。
落ちるのがとにかく恐かった
高校に落ちるのが怖いなんて次元の高い話するとは思わなかったよ、しばらく前は
41 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:28:20.72 ID:xNfKxnJw0
結果は見事合格
後日答え合わせしたら後二、三個高いところでも受かってたっぽくて、2人でやっぱりもっと高いところ志望すればよかったねと笑いあった。
高校に入ってからも親交は続いた。
共に困難を乗り越えたから他のどんな奴より仲が良かった。
同じ中学で仲の良かった奴等は軒並み鳶職か塗装屋さんになっていて、俺は本当に元カノに感謝してもしきれなかった。
高校でもヤンキーはいたけど、見た目が やんちゃなだけで暴力沙汰とかも数える程だったし、いじめもなかった。
本物の不良は二年に入る前にやめて行ったから それ以降は平和そのものだった。
俺も ちょっと真面目になって、成績はよくなくても真ん中あたりをキープしていた
42 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:30:36.20 ID:xNfKxnJw0
そんな中で元カノとカラオケに行った時、元カノが鞄からクリアファイルを取り出してこういった。
俺くんには この専門学校に行ってもらう!
クリアファイルには その専門学校の資料が大量に入っていた。
それだけじゃなくて、奨学金だの具体的な資料もあった。
何が何だかわからなくて元カノに話を聞くとこう説明された。
43 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:32:49.43 ID:xNfKxnJw0
元カノ
「俺くんは中学の時成績に1がつく位のポンコツだったのに、ちゃんと高校に入れたよね?
しかも成績も今のところ普通で赤点もない。
だったら もっともっと高みを目指して欲しい。
本当は大学を進めたかったけど、俺くんは家庭に負担をかけたくないって強く思ってるみたいだからやめた
この専門学校は奨学金も充実してるし、資格を取る環境も整ってる。
資格が取れれば就職に困ることもない。
手に職な仕事だから高校卒業したら働こうなんて思わないで!」
44 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:35:08.73 ID:xNfKxnJw0
正直、高校出たら働こうっていうのは図星だった。
もうこれ以上親に負担をかけたくなかった。
それは周りに中卒で働いて親にお金を渡してる友達がいたせいもあると思う。
俺はもらった資料を読んだ。
その専門学校は医療系の資格を取るための学校だった。
45 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:37:20.99 ID:xNfKxnJw0
元カノに勧められた進学先に決めるなんておかしいかもしれないけど、俺は元カノに絶対的信頼をおいていて、それ以外の道に進むなんて頭になかった。
また勉強の日々が始まる
前と違うのは まだ高校二年生で時間はたっぷりあること。
そんな中でも奨学金を受けるには努力が必要でとにかく勉強するしかなかった。
46 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:39:33.05 ID:xNfKxnJw0
元カノは中学の時から心理学を勉強したいって思っていたらしく、行きたい大学への指定校推薦枠が多い高校を選んだ。
その指定校推薦枠を取るため塾にも行き始めたから俺に勉強を教えられる時間は減った。
俺も いつまでも元カノに頼っていられないから頑張った。
俺は塾には行けなかったから、放課後に高校の先生を捕まえて勉強を教えてもらうというテクニックも覚えて、がむしゃらに頑張った。
47 :名も無き被検体774号+:2013/03/06(水) 00:42:13.58 ID:xNfKxnJw0
元カノも俺がここまで頑張るとは思っていなかったらしいけど、専門は奨学金を貰える推薦入試枠で合格。
彼女よりはやい進路決定だった
お前も早く合格しろよって言ったら調子乗るなよって鼻をつままれた。
彼女も3枠しかなかった指定校推薦に入って合格
元カノは「私ろくに受験したことないから、就職のときやばいかもー打たれ弱くなってそうー」とかいってた。
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