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あまりにも恋多き女だった彼女の話
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638 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 15:44:30 ID:iy3rOlnq0
ここはかいつまんで要旨だけ。


男は真理の幼馴染ということ。

ついこの前実家に帰ったとき偶然再会して、そのとき意外と近くに住んでると分かったこと。

何の気なしにアパートを教えたら遊びに来たこと。

最初はセックスとかそういうのは一切無かった、と。彼も俺がいることを知ってる、と。


真理
「でも・・・雨の日に来てね・・・ずぶぬれだったの・・・服を乾かして・・・自分の服、貸して・・・寒かったから、そばにくっついてたの。雅人と連絡無くて・・・寂しくて・・・ヒデ(男のこと)が遊びに来てくれて・・・嬉しくて・・・

・・・

・・・

私から・・・キスした・・・」


キス・・・その言葉を聞いて胸が締め付けられた。吐きそうになる。


その後は多分みんなの予想通り。



640 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 15:54:37 ID:iy3rOlnq0
で、そのままヒデに抱かれた、と。でもその日はできなかった、と(ヒデが起たなくて)。

次の日にできた、と。ヒデはそれまで童貞で、自分が初めてで嬉しかった、と。

なんかそれからヒデと会う回数が増え、好きになり。セックスもこなせるようになり。俺を忘れていった、と。


俺「ふーん。俺は過去の人なんだ・・・」

真「違う!そうじゃない・・・けど」

俺「でも・・・あれ・・・」

俺は写真たてを指差した。ご丁寧に俺と真理のツーショット写真が伏せられている。

真「・・・」

俺「真理もヒデとやらも・・・俺に見られて感じてたのか?」

真「違う!・・・違う・・・よ・・・見られたくなかったし」

俺「し?」

真「雅人との写真・・・飾ってる自分がいやだった・・・」




643 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 16:05:55 ID:iy3rOlnq0
「で?どの?

「ヒ好きで・雅人も嫌いじゃなけど・・うこうってるし・・・別れよう

修羅場冷静だったり。つかなんか面の考えるの、いなってた。


俺「真俺はお前好きだし・離れるのはやだ・・でも、今はどするいのか、直わからな

・」

俺「結婚披露宴には せめ加してよ・・・俺と大切な人だし・・・せうよ・

なけなしだけど真理に旅費として渡す。つかテー稿置いただけだけ



645 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 16:12:54 ID:iy3rOlnq0
真「これ!・・・受けと」


俺「真理も俺も冷静じゃないし・・・少し考えなよ・・・明日朝一で帰るから・・・」

真理が押し黙っている間に、重い足取りでアパートを出る。

どこをどう歩いたかはあまり覚えてないけど、バスターミナルまでは来た。

真理は追いかけてはこなかった。愛情が冷めてるんなら当然だわな。



646 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 16:18:40 ID:iy3rOlnq0
で、しばらくして。真理から電話がある。

真「披露宴、行く・・・それだけ・・・」

用件だけ言ってすぐに切れた。

俺は会える感慨も会ってしまう鬱もなく、淡々とそれを聞いた。壊れてたんかな。


披露宴当日。真理はおめかししてきた。当然なんだけど。

その姿を見て、なぜか胸が痛い。あーやっぱ好きなんだな。かなり鬱になってきた。


そして披露宴もつつがなく進行し、仮面恋人の俺たちもうまくこなした。

なぜか見送りの新幹線のホームで胴上げされて、びっくりしつつも激しく鬱になったことを覚えている。

そして一緒に新幹線に真理と乗った。お互いに目線も合わせず。手もつなぐこともなく。もうすぐ終わりなんだなあ、なんて思いつつ。



648 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 16:28:21 ID:iy3rOlnq0
あと15分もすれば自分の降りる駅に着くというころ。

俺は なぜかこんなことを訊いた。


俺「なんで今日来たの?」

真「え?・・・んっと・・・ヒデに・・・行っておいで・・・って・・・」


俺「・・・」

真「雅人との気持ち・・・確認しておいで・・・って」


正直ひでぇ男だと思った。俺に引導を渡したいんだろう。苦笑するしかない。


俺「そっか・・・で?」

真「別れようと思った・・・でも・・・まだ混乱してる・・・」


俺「もう降りるし・・・かっこ悪いからななんて思ったけど・・・実はさ」


切り札を切った。

自分の病気のこと。入院してたこと。

連絡がまったく取れなくて不安だったこと。

今でも通院してること。

それからそれから。


これで真理が戻ってくるなんて少しも思っていなかった。とにかく自分の不安な気持ちを打ち明けずにいられなかった。

真理は驚いて・・・でも何も言わなかった。




649 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 16:35:15 ID:iy3rOlnq0
今更なら考え、こイミングはずるいし あいな思うんだけどねw

なんだか言っしまよ。


着い。扉。もなき


俺「真理じゃ、降りる

・」


俺「じ、ま

「・・・雅!」


ぶ。ついり返ってした。


真「人!・・・」


理は降るわけでもなく叫んでた

俺はとうと、んだかしさと敗感でつらかった。

でもいせぇプラ振り向きなおすと真った。

返さずに

は出て行った新幹線でさらの住とこ。ヒも待

たな、

その直後はすら出なかっもアパートに帰らワ泣いた。情けないくい泣い

のうち疲寝てまう



652 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 16:42:54 ID:iy3rOlnq0
夜。

ほんとに疲れて眠ってしまったようで。

のどが渇いてる。水を飲みに起きた。すると。

玄関に真理がいる。え?


いくらなんでも新幹線で帰ったろうと思っても、確かにいる。自分がちょっと信じられない。

真「雅・・・人・・・」

俺「真理?・・・はい?・・・」

なにしてんの?帰ったんだろ?なんでここにいんのよ?なに泣いてんのよ?

わかんないことだらけだ・・・


真「雅人・・・まさ・・・ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!・・・」


真理が胸にしがみつく。

でもやっぱりこの現実を理解できない。


俺「真理・・・どうしたん?・・・わかんねーよ・・・」

真理は「ごめんなさい」ばかり言ってる。なんなのよ、この状況。



654 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 16:50:29 ID:iy3rOlnq0
にかるのもなんで、部屋げる。

いて理をっといて(をぃ)、屋にのふとんを敷

もはトカだし、一緒に寝るというのはありえんし。新幹線もどっいうのもいし

傍目から見滑稽な図分には真剣に行ってた


俺「とりあえなん・・俺のトレーナー貸すから・・はあと呂入っ寝な」

真「


「明日駅ま送るから・・」

真「・・あの・・・」


俺「いかまずは風呂入れ入


何か言いげな真理を無理やり風呂む。んかれる・・俺はう風はいーや。寝ちまおう。

俺のトレーナーを真理が上ってきた。


俺「さ、こ布団で。れ寝れ



656 :590 ◆g4hs4hZbtQ :2005/08/25(木) 17:02:05 ID:iy3rOlnq0
「雅・・

「いーから寝れ!やす!」


無理気を消しまう

もう考えもやだよママン。悶々する。


の・・・雅人?」

・・


「雅人?」

・・なに・・・


いい?」

「ん?なでよ


真「一に寝いの・・いえ、一に寝てください・・・願いしす・・・


考えるのも嫌だとうのに・・でほれ」と布団くってスを作ってしまのサガよ・・・

真「ありと・・・す・・・」

「なに敬んだよ。も元彼ってか」


「ううん・・・怖かったから・・・、嬉しい

か・・・嬉い、


考えことをやめで、そう言われも嬉しさも感も無い。


ね・・・・」

ん?」


真理が俺の手をとオパーイへ導くでもなんの感もねぇ


真「おい・・」




>>次のページへ続く



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