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男女間の修羅場を経験した話を書きますよ
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543 :名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 01:11:42.25 ID:b+UJmPt70
うん
545 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:13:11.36 ID:SBzO9ltG0
>>543
そうなんです。
――
部活が終わり、校門へと急ぐとミドリが待ってました。
例の雰囲気です。
これは、誰か好きな男ができた様子だなと思ったです。
なんだか自分の肩がドヨーンと落ち込んだ気がします。
546 :名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 01:14:01.10 ID:JMguoQoT0
ドキドキ…
548 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:14:57.58 ID:SBzO9ltG0
>>546
ボクもドキドキしてました。
――
「いい……さっき来たとこだから」
彼女が力なく答えます。
547 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:14:07.38 ID:SBzO9ltG0
非常に気が重かったですが、約束した以上トンズラするわけにはいかないので諦めます。
「遅くなって悪いな」
まだ約束の時間まで10分以上あるんですが、とりあえず到着通知の第一声です。
550 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:16:07.48 ID:SBzO9ltG0
これって、正に1年半ほど前と同じ光景じゃないですか?!
ボクはもう逃げ出したくなりましたね。
これから二人でファーストフード店へ行って、ポテトと飲み物で小一時間話すんですよね。他の男のハナシを。
あ”ーもう勘弁してくれ……
うん
545 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:13:11.36 ID:SBzO9ltG0
>>543
そうなんです。
――
部活が終わり、校門へと急ぐとミドリが待ってました。
例の雰囲気です。
これは、誰か好きな男ができた様子だなと思ったです。
なんだか自分の肩がドヨーンと落ち込んだ気がします。
546 :名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 01:14:01.10 ID:JMguoQoT0
ドキドキ…
548 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:14:57.58 ID:SBzO9ltG0
>>546
ボクもドキドキしてました。
――
「いい……さっき来たとこだから」
彼女が力なく答えます。
547 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:14:07.38 ID:SBzO9ltG0
非常に気が重かったですが、約束した以上トンズラするわけにはいかないので諦めます。
「遅くなって悪いな」
まだ約束の時間まで10分以上あるんですが、とりあえず到着通知の第一声です。
550 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:16:07.48 ID:SBzO9ltG0
これって、正に1年半ほど前と同じ光景じゃないですか?!
ボクはもう逃げ出したくなりましたね。
これから二人でファーストフード店へ行って、ポテトと飲み物で小一時間話すんですよね。他の男のハナシを。
あ”ーもう勘弁してくれ……
551 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:17:05.99 ID:SBzO9ltG0
二人並んで夕暮れの中、学校からの坂を下ります。
赤い夕陽の風景にもかかわらずボクはブルーでした。
文字通りトボトボと歩き、ファーストフード店へ到着。
端の席を陣取りポテトと飲み物で準備完了。
552 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:17:57.79 ID:SBzO9ltG0
「男性の意見が聞きたい……」
ミドリの第一声。そして……
「私、好きな男の子がいるの……でも、どうしていいかわからなくて……」
554 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:19:23.29 ID:SBzO9ltG0
ボクとしては、一番聞きたくなかった言葉でした
目の前が真っ暗になって、気が遠くなっていくのを感じました。
終わったです。すべてが……
555 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:20:02.16 ID:SBzO9ltG0
彼女は、はにかむようにストローの袋をコネコネしながら、小さな声でポツリポツリと話しています。
デジャヴどころではないですよね。ループですよループ。
全く同じ光景を体験したことがありまよ、ボク。
557 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:21:13.69 ID:SBzO9ltG0
その場から逃げ出したい気持ちを抑え、気を取り直して挑むことにしました。
なぜなら、きっとこれが彼女からの最後の相談になると思ったからです。
視界の中で彼女が小さくなっていきます。なぜが歪んで見えてきました。
558 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:21:57.86 ID:SBzO9ltG0
息が苦しい。でも、ボクは気力で真っ直ぐと座っていました。
彼女を直視することはできなかったですけど。
前回の相談はグダグダになりましたが、最後の相談くらいはきちんとしようと……うぅぅ……目から水が……
560 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:22:22.79 ID:SBzO9ltG0
彼女の話によりますと……
好きな子というのは、昔から友達として仲のいい男の子のこと。
自分は彼のことが好きだという気持ちに、つい最近ハッキリと気がついたと。
563 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:23:41.79 ID:SBzO9ltG0
最近は彼と、なんとなくいい雰囲気まではいくんだけど、もう一歩を踏み出す勇気がない。
「好き」という肝心な一言が言えない。
だから今のままの関係を続けようと決めたんだけど、もう耐えられないと。
561 :名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 01:22:56.53 ID:6NeYJ4d10
これは…
562 :名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 01:23:01.33 ID:SyPZpVM60
好きな男ってまさか•••
565 :名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 01:24:31.12 ID:hv4JEETI0
おおおおお、きたかーーーーーー??
564 :名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 01:24:14.49 ID:oJwtEJDp0
おお…
567 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:24:56.09 ID:SBzO9ltG0
でも、もしダメだったら、友達ですら居られなくなるのかと思うと苦しくて苦しくて どうしようもないとのこと。
実際、一言も話すことができない期間があって、その時はとても辛かったと。
566 :名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 01:24:54.94 ID:ANbxjGMi0
ktkr
568 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:25:44.00 ID:SBzO9ltG0
似たような境遇の奴がいたもんだと思いましたね。
その気持ちは痛いほど分かりますよ。
だからボクも真剣に答えます。
「その気持ちはよくわかるよ…… でも結局はケリをつけないと先には進めないから」
569 :名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 01:26:18.92 ID:WaGLn23O0
おちんちんの出番はあるの?
パンツは脱いだままでいいの?
572 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:27:23.10 ID:SBzO9ltG0
>>569
ファーストフード店ですからねぇ
570 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:26:22.34 ID:SBzO9ltG0
ボクは他人事とは思えない内容を自分に重ねて話します。
まるで自分自身に語りかけるように。
友達として居心地がいいと思うなら、そのままの関係を続ければいい。
572 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:27:23.10 ID:SBzO9ltG0
でも、いつかは どちらかに恋人と呼ばれる人物が現れることになる。
その時に心から祝福できるなら、その気持ちは本物。
もし、そうでないなら……友達であり続けたことを、きっと後悔することになると。
573 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:27:59.54 ID:SBzO9ltG0
「言わずに後悔するくらいなら、言って後悔した方がいいかもしれないよ……」
どこかの博士の受け売りです。
ここまで言ってボクは我に返ったんです。
そうだっ! ボクも同じだと――
574 :名も無き被検体774号+:2012/10/07(日) 01:28:43.36 ID:UtCtA0Jq0
wktk
579 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:30:28.06 ID:SBzO9ltG0
>>574
ktkr
575 :バース ◆H0fjJ5ft/U :2012/10/07(日) 01:28:46.37 ID:SBzO9ltG0
ボクは背筋を正してミドリを見つめる。
もう彼女の相談なんてどうでもいい。
今、ここでボクが想いを伝えなければ彼女は相談内容の“仲のいい子”のところへ行ってしまう。
そうなってしまったら、ボクはヘタレな自分を一生後悔することになる。
>>次のページへ続く
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