夏にある女の子と田舎で過ごした思い出
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39 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:16:50.39 ID:mSOWlksk0
とりあえず川のほう下りた俺たちは川辺に座ってしばらく涼んでた

そしたら唐突に美沙希が向こう（東京）のこと話しだしたんよ

向こうは田舎と全然違うとか、あんまり馴染めてないとか

男子は喋ってくれるけどそれのせいで女子は全然喋ってくれないとか

挙げ句の果てに泣き出しちゃって俺はもうこれ告白どころじゃねーなと思いながらも慰めたわけよ

で、しばらくして泣き止んだかなーって思ってると「いつ帰るの？」って聞かれたから「明日」って答えたんよ

そしたら暗くてよく見えなかったけど「そっかぁ・・・」って。

そこからは話題もなくてただたんに川の音と涼しい風を感じてるだけだったわ

40 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:16:52.18 ID:peoe4GO70
いい話だなｗ

何年前の話？

42 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:21:12.94 ID:mSOWlksk0
>>40
2年前くらい？かなw

いま大学１年だけどたしか高２のときだったからw

44 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:25:27.05 ID:peoe4GO70
>>42
羨ましいよそういう経験。

俺も那須が田舎だったんだけど、全く色恋話は無かったなー。

家の近くに道の駅建てるよう役所に懇願してくる。もう24歳だけどｗ

49 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:35:53.90 ID:mSOWlksk0
>>44
そうだよねww

俺も小さい頃から道の駅いってるけど高２のその時初めて同世代の女の子みかけたくらい新鮮なものだったからなぁ・・・w

24歳でもまだ間に合う・・・・と思うよきっと！！！！

41 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:18:54.25 ID:mSOWlksk0
で、俺も覚悟きめたわけだからさ

思い切って言ったんよ

「俺美沙希のこと好いとーよ」って。

そしたらピクッてしてしばらく黙って

「ありがとう・・・私も」

って言ってくれた

まさかOKしてくれるとは思ってなかったしまだOKかどうかもわからないから戸惑った俺は

え、・・・えーっと、え？とか混乱してて

美沙希は「好きよ」って恥ずかしそうに言ってたから

うわぁマジカ・・・って実感わいてきてまた汗が吹き出てきた

43 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:24:15.01 ID:mSOWlksk0
で、その日はなんかもう二人共黙ってしまってて

じゃあ俺帰るわ・・・って言って帰ろうとしたんだけど

美沙希が「ん・・・あのさ、明日帰るんだよね？」って言って何かいいたげにしてて

俺もそれまで明日帰ること忘れてたから明日の朝道の駅で会える？って思い切って言ったわけよ

そしたら「絶対ね！」って言って笑顔を見せてくれた

俺は送ろうか？って言ったんだけど背中見ときたいからとかよくわからんことを言いだして結局俺は先に帰ったんよ

45 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:26:25.21 ID:peoe4GO70
なんや！この甘酸っぱい話は！！

46 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:28:51.41 ID:jPE7OkDuP
ﾊﾞﾝ　　　はよ
ﾊﾞﾝ (∩`･ω･) ﾊﾞﾝはよ
/ ﾐつ/￣￣￣/
￣￣＼/＿＿＿/

47 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:29:09.03 ID:mSOWlksk0
そんで家帰るとこんなときに限って母さんが明日は朝早くから出るからねとか意味のわからんことを言い出して俺はどうするよって思いつつその日は寝た。

で、次の日ほんとに朝早く6時くらい？に母さんは帰る準備をしてたから

俺はなんと時間を伸ばして（腹が痛いとか言ってずっとトイレにこもってた）約束の8時に見つからないように道の駅にいったんよ。

さすがに朝8時だから誰も人なんて誰もいなくてだからベンチに座って寒そうにしてる美沙希が目立ったわけで

これじゃ初めて会ったときみたいだな〜とか思いつつおはよって寄ってった

48 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:34:06.60 ID:mSOWlksk0
美沙希の目はやたら赤くてお前昨日泣きっぱかってからかってやったら「うん、まあね（笑）」って心無い笑顔を見せた

それからベンチ座って短い1週間のこと思い出しながら20分くらい話し込んでた

で、さすがに家に無断ででてきたからそろそろ戻らないとヤバイなって思った俺はじゃぁもう行くわって。

「また来年くるよね？手紙・・・手紙ちょうだい」

って美沙希は言ってきた。

その頃の俺は恋愛ざたに興味なかったし携帯をもっていなかったわけで俺はもちろん、絶対手紙書くわって言って最後に二人共自然に抱き合って別れたわけよ。

50 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:36:53.65 ID:jPE7OkDuP
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ　　　　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ (∩`･ω･)　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
＿/_ﾐつ/￣￣￣/
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51 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:39:25.90 ID:q/ARk0tY0
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ　　　　　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
ﾊﾞﾝ (∩`･ω･)　ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
＿/_ﾐつ/￣￣￣/
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52 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:40:21.10 ID:mSOWlksk0
でも俺はバカだった・・・

アホでバカでどうしようもないクズだった・・・・

住所を聞き忘れていたのだ・・・・・

もちろん田舎のほうの住所はしらべようと思えばわかるんだが彼女は東京住みであの時は帰省してきていただけだったのだ・・・

俺はそれを出発してから3時間くらいたった高速道路のトンネルの中で気づいた

普通にイヤホンをつけて音楽聞いてた俺は唐突に「あ・・・あぁぁぁあぁぁぁあああああ！！！！」と車内で叫んで母さんが「どしたんな！？」って慌ててた

とにもかくにも住所を聞き忘れた俺は手紙をだそうにもだせず

宛先不明の手紙をだせばもしかしたら神様がなんかしてくれて届くかなーとも思ったが結局美沙希への手紙は自分のところへ戻ってくるだけだった。

そしてあれから２年がたち、大きな休みの日には実家に帰り道の駅に真っ先に行ったが美沙希には会えず、そのまま俺の記憶の宝箱へとしまわれていったのであった

〜Fin〜

53 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:41:35.29 ID:q/ARk0tY0
こんなおわりいやだぁぁぁぁ

54 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:42:21.95 ID:d5eJ+RB70
ええー、まじかよ

55 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:44:33.74 ID:0Prl6D200
その子の田舎の方の家に出せば良かったじゃん

56 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:47:56.63 ID:jPE7OkDuP
その田舎の家に今手紙を出せ

57 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:49:27.16 ID:m0ghWOgLI
切ないのかなんだかわからないなwww

58 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:50:38.30 ID:mSOWlksk0
田舎のほうに手紙は何度かだしたんだ・・・

それで返事がこなくておかしいと思って１年前くらいに美沙希の田舎の家に行ったんだけど誰もいなかった

もともとおばあちゃんが一人で暮らしててホームヘルパーのひとがたまにきてたらしいんだけど呼び鈴ならしても誰も出なかった・・・・

60 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:53:20.25 ID:ih6+VhAX0
うわぁその終わり方は切ないな･･･

おばあちゃんがいないってことはもう美紗希もその田舎に帰省する理由もないって感じなのかな？

61 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:55:00.39 ID:vKTiAa3G0
まさか美紗希にとっても背中姿をみるのが最後になるとは思わなかっただろうなぁ…

64 ：名も無き被検体774号+：2013/01/27(日) 17:59:17.48 ID:uxCDadGs0
え？
終わり？

なんとかしようず!!

>>次のページへ続く

カテゴリー:男女・恋愛 | タグ:青春,

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