初めて彼女ができた時のことを語りたい
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31 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:01:36.59 ID:UU3IrutT0
舎弟「このまんまでいいんですか？」
俺「え？」
舎弟「聞きましたよ、天使ちゃんに時計買ったらしいじゃないですか」
俺「」
舎弟「まだ渡せてないんですよね？渡しましょうか？」
俺「いや…それは…」
舎弟「いやわかりますよ、何で？ってなりますよね」
俺「うん…」
舎弟「でも先輩すごいっす」
俺「なにが？」
舎弟「自分の気持ちをとりあえず買ったものにしろ形にしたわけですよね」
俺「ああ、まあな」
舎弟「それって告白するくらい勇気が要ることだと思うんすよ」
舎弟「さすが先輩っす」
めっちゃ勇気出た。
舎弟が師匠に進化した瞬間だった。
32 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:02:44.90 ID:UU3IrutT0
>>29
サッカーじゃないよー。掛け持ちしてたのよ。
師匠「でもあれですよね、心配ですよね天使ちゃん」
俺「いや、まじでな…最近どんどん痩せてる気がするし」
師匠「ですよね。先輩支えてあげてくださいよ」
俺「できるならとっくにしとるわ…」
師匠「弱ってる今なら付き合えるチャンスですよ」
俺「」
師匠は悪魔に進化した。
ていうか今考えても奴の思考回路は当時中2とは思えんのだが。
33 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:05:37.11 ID:UU3IrutT0
悪魔のアドバイスに従ったわけではないけど、確かに今のままの天使ちゃんを見てるのは辛いし俺は直接言う勇気はないので手紙を送った。
それまで年賀状とか暑中見舞いとか送ってたしな。
内容は覚えてないけど、確か中2病みたいなこと書いてたと思う。
君を守りたいとかなｗｗ笑ってくれ。
送ってから1週間後に返事は来た。
34 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:10:40.55 ID:UU3IrutT0
俺が書いた内容はたぶん
・最近ずっと元気ないね？
・天使ちゃんのことが心配
・君を守りたい。好きです。付き合えください。
だったと思う。
天使ちゃんの返信は
心配してくれてありがとうございます。
(中略)
こんな私でも好きでいてくれるんですか？
こちらこそお願いします。
だった。
舎弟「このまんまでいいんですか？」
俺「え？」
舎弟「聞きましたよ、天使ちゃんに時計買ったらしいじゃないですか」
俺「」
舎弟「まだ渡せてないんですよね？渡しましょうか？」
俺「いや…それは…」
舎弟「いやわかりますよ、何で？ってなりますよね」
俺「うん…」
舎弟「でも先輩すごいっす」
俺「なにが？」
舎弟「自分の気持ちをとりあえず買ったものにしろ形にしたわけですよね」
俺「ああ、まあな」
舎弟「それって告白するくらい勇気が要ることだと思うんすよ」
舎弟「さすが先輩っす」
めっちゃ勇気出た。
舎弟が師匠に進化した瞬間だった。
32 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:02:44.90 ID:UU3IrutT0
>>29
サッカーじゃないよー。掛け持ちしてたのよ。
師匠「でもあれですよね、心配ですよね天使ちゃん」
俺「いや、まじでな…最近どんどん痩せてる気がするし」
師匠「ですよね。先輩支えてあげてくださいよ」
俺「できるならとっくにしとるわ…」
師匠「弱ってる今なら付き合えるチャンスですよ」
俺「」
師匠は悪魔に進化した。
ていうか今考えても奴の思考回路は当時中2とは思えんのだが。
33 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:05:37.11 ID:UU3IrutT0
悪魔のアドバイスに従ったわけではないけど、確かに今のままの天使ちゃんを見てるのは辛いし俺は直接言う勇気はないので手紙を送った。
それまで年賀状とか暑中見舞いとか送ってたしな。
内容は覚えてないけど、確か中2病みたいなこと書いてたと思う。
君を守りたいとかなｗｗ笑ってくれ。
送ってから1週間後に返事は来た。
34 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:10:40.55 ID:UU3IrutT0
俺が書いた内容はたぶん
・最近ずっと元気ないね？
・天使ちゃんのことが心配
・君を守りたい。好きです。付き合えください。
だったと思う。
天使ちゃんの返信は
心配してくれてありがとうございます。
(中略)
こんな私でも好きでいてくれるんですか？
こちらこそお願いします。
だった。
35 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:12:48.55 ID:UU3IrutT0
ここまでのレスの少なさから賢明な諸君なら気付いたかもしれない。
たいして絡みもないうちに たいして相手のことも知らないうちに 俺たちは付き合うことになった。
今思えば、俺の気持ちの押し付けだったんだろうな。
36 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:14:30.85 ID:UU3IrutT0
というわけで多分見てくれてる人もいないと思うし残りは明日残ってたら書く。
チラ裏読んでくれてありがとねー。
37 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:26:36.93 ID:VJyHUN4XI
楽しみにしてるね
38 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:27:14.55 ID:O+L020Zt0
は？見てるわもっと書け
42 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 16:20:27.05 ID:ZiN+cRH40
天使ちゃん(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
45 ：名も無き被検体774号+：2013/02/06(水) 00:14:08.76 ID:gkVWFGIQ0
まだか
忘れちまうよ
46 ：名も無き被検体774号+：2013/02/06(水) 00:18:57.19 ID:hA6Sa9+H0
ただいま。社畜ですまんす。
ゆっくりだけど続き書いてきます。
39 ：名も無き被検体774号+：2013/02/05(火) 01:35:11.69 ID:sIzuGbEhi
ところで俺、解雇通知もらったんだけどどうしたら良いかな？
47 ：名も無き被検体774号+：2013/02/06(水) 00:20:45.80 ID:hA6Sa9+H0
>>39
ハローワークで相談したほうが捗るんじゃない？
さて、
晴れて天使ちゃんと付き合うことになったものの、中学生だしなにしたらいいかわからん。
というわけでとりあえず一緒に帰るところから始めてみた。
48 ：名も無き被検体774号+：2013/02/06(水) 00:23:39.88 ID:hA6Sa9+H0
中学生ってあれだよな、野暮だよな。
女と一緒に歩いてたら超見てくるし噂が超高速で駆け回るし。
まあでも、大好きな子と付き合えて一緒に話しながら帰れることに幸せを感じた。
時折天使ちゃんが笑ってくれるのを見て超どきどきした。やっぱかわいい。
51 ：名も無き被検体774号+：2013/02/06(水) 00:26:23.72 ID:hA6Sa9+H0
天使ちゃんと色々話した結果わかったこと。
やっぱり天使ちゃんは闇を抱えてた。
主に天使パパのDVが原因だった。
酒を飲んでは暴れるらしい。
聞くことしかできなかったけど、俺には そもそも親父がいなかったので正直どんなものかわからなかった。
49 ：名も無き被検体774号+：2013/02/06(水) 00:25:41.09 ID:wqq3Pord0
みてるぞ
52 ：名も無き被検体774号+：2013/02/06(水) 00:30:13.81 ID:hA6Sa9+H0
>>49
ありがと。
俺の通ってた学校に行くには何ルートかある。
俺は朝夕天使ちゃんと過ごすために通学路を変えた。
天使ちゃんの降りる駅を通るルートにすると 定期でその駅で降りれるからね。
毎日天使ちゃんを迎えに行って、送った。
朝、俺を見つけてトコトコ走ってくる天使ちゃんはまじ天使だった。
53 ：名も無き被検体774号+：2013/02/06(水) 00:33:17.32 ID:hA6Sa9+H0
11月のとある日、天使ちゃんに家に来ないかと誘われた。
天使ちゃんの地元で大きめの祭があるらしい。
無論断るわけがない。
始めて母親に彼女ができたこと、彼女の家に呼ばれたことを言った。
母はニヤニヤしながら一緒に手土産に持っていくケーキを買いに行ってくれた。
55 ：名も無き被検体774号+：2013/02/06(水) 00:50:37.30 ID:hA6Sa9+H0
初めて私服で、天使ちゃんの地元の駅で降りた。
天使ちゃんが迎えに来てくれた。
寒い日だった。
まずは、天使ちゃんの家に向かう。
天使ママ「あら、いらっしゃい」
天使ちゃんにそっくりな優しそうなお母さんが出迎えてくれた。
丁寧に挨拶をすると、ニコニコして家に招いてくれた。
>>次のページへ続く
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