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ある日、突然目の前から消えた幼馴染
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63 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/18(木) 16:48:43.88 ID:Y9QeWXmo0
俺と千夏はその場で、缶の口を開けて飲み始めた

「で、ヒロさっきの話の続き」


「なんだ、覚えてるのかよ」

「当たり前でしょ」


「ジュース奢ったから言わない」

「それはずるい!ならジュースいらない!」


「わかったよ!言うから」

「はいはい」


俺は言うのがとても恥ずかしかった

自分の未熟な当時の心を露呈してしまうのだから


「千夏さ、俺が喧嘩また始める少し前に健との噂学校に流れてたじゃん」

「あ…うん…」


ここで、すこし千夏は狼狽した


「お前健のこと好きだったの?」

「…」


しばらく千夏は口を閉ざした


「千夏?」

「…好きだったよ。健くんのこと」


俺は覚悟はしていたものの現実を目の当たりにして、改めて自分の気持ちがいかに千夏で埋められていたかを感じさせられた

「そうか。二年くらいか?付き合ってたもんな」

「うん」

「チューとかもしたんだろ〜ww」


俺はわざとふざけて見せた

まったく笑えないけど、頑張って背伸びして

でも、いきなり千夏が大声を出した

それは怒号にも聞こえた

「してない!!!」

俺は その声にびっくりした

久しぶりに千夏がここまで感情的になるのを見たのだから

「何怒ってんだよ」

「怒ってなんかいないよ…。ヒロがそんなこと聞くからでしょ!?」


「悪い…」

「別にいいけど、あたしチューは今までヒロにしかしたことないから…」


何故だろう

俺はその言葉をなんの疑いもなく信じてしまった

普通、別の人なら俺は疑っていたはずだ

でも、千夏の言葉は素直に聞けた

「そうか」

「うん…。ヒロだって、先輩と付き合ってた時期あったでしょ?」


「ああ…」

「あたし、それ知った時寂しかったな」


「なんで?」

「ヒロが女の子から人気あったのは知ってたけど、付き合うとは思わなかったし、やっぱりヒロのこと好きだったから」



64 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/18(木) 17:03:03.80 ID:Y9QeWXmo0
好きだった…?

過去形になぜか反応してしまった自分がいた

でも、そんなことは一切お構いなしに、残ったコーラを一気に飲み干して

千夏を抱きしめた


「ちょっと…。ヒロいきなりはダメだって… しかも、みんなに見られたらどうするの!?」

「いいじゃん。俺ら小さい時から一緒だったし。こうやってじゃれたりするのも普通だったじゃん」


「でも…」

「うるさい」


「ごめんなさい…」

「目瞑って」


「え?」

「いいから。いいって言うまで目開けるなよ」


「…うん…」


千夏は何をされるのかわかっているのだろう

だって、千夏が俺に二年の時に言ったことと同じセリフを吐いたのだから

でも、二年とは違う点が一つだけあった


俺はそっと顔を近づけて、唇に唇を重ねた

すこし千夏もびっくりして、体が緊張するが、すぐにそれは解ける

どのくらいの時間だっただろう

多分短い

時間なんて関係なかったが


「いいよ、目開けて」

千夏が目をあけると、俺は目を隠した

「何?」

「こっち見るな」


「なんで?」

「恥ずかしい!」


「なんだよそれ」

「ヒロは恥ずかしくないの?」

そう言われると、自分のしたことがすこし恥ずかしくなった

「ちょっとな」

「でしょ?もう長いことここにいるし、あまりみんなに変な目で見られたくないから部屋戻ろう?」

「ほい」


こうして、俺と千夏のファーストキスは終わった

俺はオレンジだったけど、向こうはコーラだったでしょうね…wwwww



65 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/18(木) 17:10:26.52 ID:Y9QeWXmo0
部屋に戻ると、皆が「遅ーい!何してたの!?」と案の定、言及されることに

これには俺ではなく、千夏が「久しぶりだったから、色々話してた」と正直に話した

でも、それから それが話の種になってしまって、散々だった

光輝なんて俺の顔みてニヤニヤしてたから、ヤキを入れましたww

自由時間も終わり、俺達は部屋に戻る時に

その時、千夏がこっちを見ていたが、なんとなく気恥ずかしくて反応はせず、そそくさと部屋に戻った

その途中光輝から質問を受けた

「ヒロ、自販機で千夏ちゃんと何してたんだよ」

「は?」

「言えよ。お前顔緩んでるぞww」

「うるせ!」

「いいから!」


光輝なら良いと思い、事の粗筋を話した

すると、光輝は驚きの顔はせず、ただただニヤついていた

「誰にも言うなよ、光輝」

「分かってるから。安心しろ」


「ああ。じゃあな」

「暇ならヒロの部屋突撃するから!」


「してもいいけど、ばれないようにしろよ…。これ以上説教は勘弁だわ」

「わかった」





>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春, 純愛,
 


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