「機械と少年」
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148 :名も無き被検体774号+:2013/09/29(日) 04:25:15.72 ID:6ItbNSlGO
いつもワクテカがとまらないw
続きが楽しみ保守
149 :名も無き被検体774号+:2013/09/29(日) 07:19:19.48 ID:pbueh5V60
いつも楽しみにしています。
脇役の整備兵もうまく書き込んであるのがいいですね。
いつもワクテカがとまらないw
続きが楽しみ保守
149 :名も無き被検体774号+:2013/09/29(日) 07:19:19.48 ID:pbueh5V60
いつも楽しみにしています。
脇役の整備兵もうまく書き込んであるのがいいですね。
151 :名も無き被検体774号+:2013/09/29(日) 13:23:49.21 ID:n5tVMNBZ0
整備兵ABCの会話ワロタ
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155 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 23:37:05.07 ID:d3TNxs3NP
土埃を巻き上げながら荒野を走る一台のヴィント
勇「レイトが向かったのはバーサリーキャニオンというところだ」
リート「バーサリーキャニオン?」
勇「盗賊集まる活気溢れた街らしい」
リート「そんなところ行くんですか!?」
勇「レイトが向かっただけで俺達が行くなんて言っていない」
リート「よかった・・・」ホッ
勇「俺達が向かうのはバーサリー基地だ」
リート「バーサリー・・・って!結局その近くに行くんじゃないですか!!」
勇「あのレイトって野郎て辺り次第に演習場で訓練中のヴィントやシュトロームに喧嘩売っているらしい」
リート「なんなんですかその人・・・」
勇「バーサリーキャニオンに向かったのは分かっている。きっとそこの演習場にも奴は現れる」
リート「先回りって訳ですね」
勇「そうだ。急ぐぞ!」
ヴィントが一段と大きく吼え荒野を走って行く
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159 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/30(月) 00:09:24.26 ID:Xd679FLfP
バーサリーキャニオン
盗賊A「へぇ〜!随分いいヴィント手に入れたじゃねぇか!」
レイト「だろぉ?苦労したんだぜ?」
盗賊B「これなら随分いい額で売れんだろ!」
レイト「ばぁかやろう!これでいっちょ稼ぐんだよ!」
盗賊A「稼ぐって・・・どうやって?」
レイト「こいつだ!」
レイトが出したのは一枚の地図
盗賊B「ん?ここって随分前に廃棄された闘技場じゃねぇか」
レイト「ここで面白いイベントがあるんだ」
盗賊A、B「?」
レイト「バトルなんちゃらって言うんだけどな。それに参加した奴はそれぞれマシンで勝ち抜きの決闘をするんだ」
盗賊A「決闘!?」
レイト「そこで最後まで勝ち残った奴が優勝!んでもって賞金獲得って訳だ」
盗賊B「賞金って・・・いくらなんだ?」
レイトは指を3本立てた
盗賊A「さ、3万か・・・」
レイト「その1000倍だ」
盗賊A「300万!?」
盗賊B「ばかっ!3千万だよ!」
160 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/30(月) 00:14:39.75 ID:Xd679FLfP
レイト「でも俺はそんなんより最強の称号の方が興味深いぜ」
盗賊A「でもお前のヴィントって軍から盗んだんだろ?流石にバレたらやばいぜ?」
レイト「そのイベント自体日の目を浴びない裏のイベントだから問題ねぇ。除隊になった軍人が持ち出したヴィントやら中には どういう経緯か分からんがソルダードまで出てくるらしい」
盗賊B「そ、ソルダードって・・・あの軍の機械巨人か?」
レイト「ゾクゾクすんだろ?」
盗賊A「だからお前、いきなりヴィントかっぱらってくるって・・・」
レイト「こんな楽しいイベント身過ごせるかよ!!」
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161 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/30(月) 00:20:41.62 ID:Xd679FLfP
バーサリーシティにあるバー
勇「コーヒー。それも思いっきり濃いのな」
マスター「お客さん軍の人?」
勇「・・・不名誉除隊くらった身だ」
マスター「・・・そうかい」
思わず嘘をついたが もちろん俺は不名誉除隊になんかなっちゃいない
ただ、このバーでの雰囲気が俺をそうさせた
勇「・・・ここにいるのって」
マスター「みんなバトルコロッセオの参加者だよ」
バトルコロッセオ・・・?
勇「へぇ・・・」
マスター「あんたも参加者かい?」
なんなんだ?バトルコロッセオって?
勇「ま、まぁな」
また嘘をついた
客A「兄ちゃん・・・今回はやめた方がいいぜ?」
勇「・・・なぜだ?」
とりあえず話を合わせる
162 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/30(月) 00:28:56.86 ID:Xd679FLfP
客A「今回はヤバイ面子が揃ってるからに決まってんだろ?」
勇「へぇ・・・どんな奴だ?」
まずバトルコロッセオってなんなのか聞きたい
客A「まず、軍の旧式ヴィントを魔改造した切り裂きジェイソン」
なんだそいつ
客A「次に出処不明のソルダードを使うトータス」
ソルダードが関係あるのか?そのバトルコロッセオって?
客A「あとやばいのは・・・」
客B「ほら、盗賊の・・・」
客A「おお、レイトか?あいつもなにか準備してr・・・」
勇「レイト!?」
そこにいた客の視線が一瞬集まる
勇「・・・そのレイトという奴について詳しく教えてくれ」
客A「俺もよくはしらねぇが・・・」
客A「軍から最新のヴィント・・・かっぱらって来たらしいぜ?」
あいつだ・・・!間違いない!
出されたコーヒーを一気に飲み干す
マスター「ちょ・・・熱いよ!?」
紙幣を取り出す
勇「釣りでこの客の分も」
163 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/30(月) 00:34:34.31 ID:Xd679FLfP
客A「いいのか?」
勇「情報料だ。」
店を出るとリートが店の前でしゃがんで待っていた
リート「あれ?もういいんですか?」
勇「基地に急ぐぞ。」
リート「あれ?この辺りで一泊じゃぁ・・・」
勇「よく分からんが多分チャンスだ。直ぐに基地に向かう!」
隠していたヴィントに乗りバーサリー基地に向かう
164 :名も無き被検体774号+:2013/09/30(月) 06:20:23.59 ID:KZ5mfYO40
テンポの良い展開で楽しいです。
続きを楽しみにしています。
>>次のページへ続く
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