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「機械と少年」
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283 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/23(土) 01:52:53.89 ID:tJWj1RziP
整備兵達には聞こえていないが ここでは()が整備兵の勝手な吹き替えで普通のが本当の会話です

勇「何を話してたんだ?」

勇(A)「てめぇ何してやがった?」


リート「なんか体調のこととか聞いてくるんですよ」

リート(B裏声)「ちょ、ちょっと世間話ですぅ・・・」


勇「体調悪いのか?」

勇(A)「また俺の陰口か!?」


リート「全くそんなことないです」

リート(B裏声)「全くそんなことないですぅ」


勇「そうか。最近結構ハードだったからな」

勇(A)「あぁ?そんな言葉信用できねぇな!」


リート「本当ですよ・・・。なんか色々あり過ぎて・・・」

リート(B裏声)「本当ですよぉ・・・。もうひどいなぁ」


勇「一応作戦までは自由だからな。ゆっくり休むといい」

勇(A)「てめぇの言葉は信用ならねぇんだよ!!」


リート「そんなこと言われても休むところないですって」

リート(B裏声)「そんなこと言われてもぉ・・・こまりますぅ・・・」



284 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/23(土) 02:03:10.77 ID:tJWj1RziP
勇「ん?そろっとEJ変えた方が良いか?」

勇(A)「こうなったらお前の身体に直接聞いてやるぜ」


リートの髪に手を伸ばす勇


リート「今回の作戦はあまり出番がないみたいなのでいいです」

リート(B裏声)「や、やめてぇ!いくら大好きな勇さんでもこんな無理矢理・・・!」


クロム「あ、こんなところにいたのね。あんたの隊長が呼んでたわよ」

クロム(C)「ちょっとまったぁ!!てめぇいい度胸してんじゃねぇかよ」


勇「分かった。ちょっと行ってくる」

勇(A)「く、クソっ!覚えてやがれ!」


立ち去る勇


整備ABC「「「クロムさんかっけぇ!!」」」

こうして整備兵と勇、リートの間によく分からない誤解が生じるのであった



285 :名も無き被検体774号+:2013/11/23(土) 02:19:28.07 ID:hhpmjBtX0
warota


286 :名も無き被検体774号+:2013/11/23(土) 05:37:27.58 ID:6qPcJ/u+0
整備兵の誤解www

アンジャッシュのネタでこんなんあったな

あとなんということでしょうからのくだりにニヤついた

しばらくビフォーアフターのBGMが邪魔して

内容が頭に入ってこなかったわww

--------------------


294 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/24(日) 00:27:10.27 ID:0GMD48O3P
AM3:00

実村『作戦を開始します。各ユニットは作戦行動を開始して下さい。』

ウェルス「来たぜ!」

ゴート「ああ、チームブラウ発進する!」

5機のヴィントが唸りをあげてまだ暗い荒野を駆ける

ミーラ「あと1.7キロで目標の監視エリアに入るわ。そこで全機フルブーストで駆け抜ける。いいわね?」

勇「了解だ」

ガイウス「了解」

ウェルス「やっべ・・・なんか緊張してきた!」

ゴート「あとはてはず通りだ。しくじるなよ」

そうこうしている間に所定のエリアに突入する


ゴート「全機、フルブースト!」

俺はヴィントを変形させ超加速モードに

他のヴィントは追加ブースターに点火し全機が一気に速度を上げる

ウェルス「うぐぐっ・・・!!」

ミーラ「これ・・・予想以上っ!!」

ガイウス「・・・・!!」



295 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/24(日) 00:45:17.16 ID:0GMD48O3P
そに中でももう慣れている俺は随分と楽だった

勇「目標を視認!」

ゴート「防壁を展開される前に突破する!!」


それと同時に目の前で地面から鋼鉄の壁がせり上がっている


ウェルス「くそっ!間に合わねぇ!!」

勇「飛ぶしかない!」

加速は充分だ

あとはスラスターでヴィントの前を少し浮かせばヴィントが放物線を描いて壁を飛び越えた

ゴート「今のは第一防壁だ!第二第三があるぞ!!」

今度は完全に上がり切っている防壁が目に入った

ミーラ「どうする!?」

勇「あの距離なら・・・なんとか!!」

その間にも防壁が迫る

ウェルス「えぇいっ!!お前を信じるぜ!勇っ!」

全員がスラスターを全開にして最大高度まで跳んだ

慣性も手伝い緩やかな放物線を描きながら壁を越えた

ゴート「よしっ!いける!」



296 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/24(日) 00:52:52.70 ID:0GMD48O3P
第三防壁も難なくクリアした

勇「拠点1から3までを俺が!」

ミーラ「4、5をやればいいんでしょ?」

ガイウス「俺は6、7、8だ」

ゴート「ウェルスと俺は格納庫を封じる!」

ウェルス「了解!」

5機のヴィントが基地内で散会し手当たり次第に破壊し尽くす

「なぜ友軍から攻撃が!?」

「クソっ!防衛部隊はどうした!?」

「だめだ!格納庫を潰されてシュトロームもヴィントも出せない!」


基地内は混乱していた

そこに遅れて空から輸送機が近づく

手際良く地面にロープを伝って降り基地に突入する

勇「目標を完全破壊!」

それと同時に他のメンバーからも同じ報告が上がる

基地の兵士の中にも協力者がいて 彼らがした準備をしてくれていたおかげで ここまで反撃らしい反撃は無かった



297 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/11/24(日) 01:01:46.70 ID:0GMD48O3P
基地に突入したツイッターン部隊の制圧力は圧倒的だった

基地に起きた非常シャッターが降りない不具合

(これも協力者が仕組んだもの)により侵入を阻む者は数人の兵士のみ

それらを電撃で丁重に無力化し司令部に飛び込んだ

「よぉ、遅かったな」

風吹「・・・お前は?」

突入した時には既に基地が制圧力されていた

副司令「俺はここの副司令をやってる。」

「何故です副司令!?なぜ貴方がこのような・・・!!」

この制圧はこの副司令とその部下の数人がやったようだ

副司令「上層部のおっさん共がなんか臭いことやってるのは薄々気が付いてた。いいタイミングだったので ちと寝返らせてもらったよ」

「上層部が・・・?なにを!?」

副司令「少なくとも人類に不都合なこと・・・なんだろ?」

風吹「・・・らしいな」

副司令「俺は機械軍をぶっ潰したくて人類軍に居るんだ。その機械軍と仲良くしてる上層部なんていづれ叩き落としてやろうと思ってたとこだったんだよ」



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