「機械と少年」
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570 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 21:54:49.84 ID:QWDyvLheP
『発進準備を』
ミーラ「完了してます」
『幸運を祈る』
ハッチが開き くらい夜空の下にアオス・ヴルフの山々・・・
その中に基地らしき明かりが見える
ミーラ「・・・パイロット!緊急回避!!」
『えっ・・・!?りょ、了解!』
数瞬遅れて警報が鳴り響く
勇「攻撃!?」
ミーラ「対空兵器ね」
ミーラの地獄耳のおかげで回避したが他の機はそうはいかなかった
ドドンッ!!!
勇「大丈夫か!?」
ウェルス『このヴィントは飛べるんだろ!?』
撃墜された輸送機からヴィントが飛び出す
パイロットも脱出出来たようだ
勇「俺たちが出たら退避して下さい!」
『わ、わかった!気をつけろよ!』
輸送機から飛び出す
対空兵器の照準は俺たちヴィント隊に向けられた
571 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 22:13:20.54 ID:QWDyvLheP
弾丸の嵐が襲いかかる
勇「全機!スロットGを!」
ゴート『スロットGだな?』
スロットGを起動すると機体が僅かに展開し金色のパネルが装甲の隙間から現れる
弾丸の軌道が不自然に曲がりヴィントには全く当たらない
ゴート『電磁フィールドバリア・・・だったか?』
勇「V2には全機これがついている。上手く使ってくれ!」
ウェルス『うっひょぉ!無敵じゃねーか!』
勇「連続展開時間は5分だ」
ウェルス『先に言えよ!』
ガイウス『機体の説明の時に聞いたはずだが?』
ウェルス『ぐっ・・・』
ヴィントが着地し、地上を爆走する
ヴァルゴ『チームブラウの諸君は基地内部へ進行しろ!』
風吹「ここは我々が引き受ける」
勇「すまん!」
ヴァルゴ『ちゃんとリートを連れ戻してこい!』
勇「了解だ」
俺たちチームブラウの5機は基地の内部へ走っていく
『発進準備を』
ミーラ「完了してます」
『幸運を祈る』
ハッチが開き くらい夜空の下にアオス・ヴルフの山々・・・
その中に基地らしき明かりが見える
ミーラ「・・・パイロット!緊急回避!!」
『えっ・・・!?りょ、了解!』
数瞬遅れて警報が鳴り響く
勇「攻撃!?」
ミーラ「対空兵器ね」
ミーラの地獄耳のおかげで回避したが他の機はそうはいかなかった
ドドンッ!!!
勇「大丈夫か!?」
ウェルス『このヴィントは飛べるんだろ!?』
撃墜された輸送機からヴィントが飛び出す
パイロットも脱出出来たようだ
勇「俺たちが出たら退避して下さい!」
『わ、わかった!気をつけろよ!』
輸送機から飛び出す
対空兵器の照準は俺たちヴィント隊に向けられた
571 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 22:13:20.54 ID:QWDyvLheP
弾丸の嵐が襲いかかる
勇「全機!スロットGを!」
ゴート『スロットGだな?』
スロットGを起動すると機体が僅かに展開し金色のパネルが装甲の隙間から現れる
弾丸の軌道が不自然に曲がりヴィントには全く当たらない
ゴート『電磁フィールドバリア・・・だったか?』
勇「V2には全機これがついている。上手く使ってくれ!」
ウェルス『うっひょぉ!無敵じゃねーか!』
勇「連続展開時間は5分だ」
ウェルス『先に言えよ!』
ガイウス『機体の説明の時に聞いたはずだが?』
ウェルス『ぐっ・・・』
ヴィントが着地し、地上を爆走する
ヴァルゴ『チームブラウの諸君は基地内部へ進行しろ!』
風吹「ここは我々が引き受ける」
勇「すまん!」
ヴァルゴ『ちゃんとリートを連れ戻してこい!』
勇「了解だ」
俺たちチームブラウの5機は基地の内部へ走っていく
572 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 22:30:48.71 ID:QWDyvLheP
基地に飛び込むと機械兵の巣窟だった
勇「フォルスレールガンを使う!」
ノヴァ『了解です』
フォルスレールガンはヴィントのガトリングに代わって装備された電磁加速射撃装置だ
撃ち出された弾丸が三機の機械兵をまとめて粉砕する
しかし機械兵の数が多すぎて切りがない
ドドドォンッ!!!
勇「っ!」
いきなり機械兵が爆散した
やったのはガイウスだ
ガイウスはリートでやっと制御していたCユニットを使いこなしていた
ガイウス「勇!先に行け!」
ゴート「ここは任せろ!」
ウェルス「とっととリートを連れてこい!早くしねーとやばいって!」
ミーラ「あんたならやれるでしょ!?」
勇「・・・ありがとう」
電磁バリアを張りながら機械兵を跳ね飛ばしながら奥に進む
勇「待ってろ・・・リート!」
--------------------
573 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 22:45:43.15 ID:QWDyvLheP
辿り着いたのは とてつもなく広い場所だ
真っ白なだけで何もない空間にただ一つ
まるで王座のような椅子にリートが座らされている
目を瞑りぐったりしている
勇「リート!」
ヴィントを降りて駆け寄ろうとすると・・・
ADAM「やっぱり来ると思ってたよ」
ハーキュリー・・・ADAMが椅子の後ろから現れた
勇「・・・俺をおびき出したつもりか?」
ADAM「いや、てっきり君は死んだと思っていたよ。
いったいどんなトリックを使ったんだい?」
勇「人間なめんなこの野郎」
ADAM「まぁ・・・また死ぬんだけど」
勇「どうだろうな?今度はお前をスクラップに変えてやる」
サムライカッターを引き抜く
ADAM「ヴィントは使わないのかい?」
勇「お前如き・・・俺だけで十分だ!!」
サムライカッターを構える
こちらからは仕掛けない
574 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 22:57:38.26 ID:QWDyvLheP
ADAM「なら・・・死ねっ!!」
ADAMが超高速で突進してくる
以前ならこの動きに対応出来なかった
だが今は違う
冷静に回避し 刀を一閃する
すれ違ったADAMには既に右腕が無かった
ADAM「・・・馬鹿な!!」
勇「切れたな・・・ざっぱりと」
ADAMの腕を拾い上げて投げつける
ADAM「・・・何をした!?」
勇「トレーニングだよ。」
ADAM「トレーニング・・・?」
勇「お前らには意味がないみたいだな」
勇「だが、こいつはやってたぜ?」
いつの間にか椅子からヴィントに載せ替えられたリートが隣に来ている
ADAM「・・・遠隔操作?」
勇「違うな」
ノヴァ『お母さんを強制起動します』
勇「頼む」
ヴィントとリートがリンクされる
ADAM「意思を・・・持っているのか?」
ノヴァ『どうやらあなたには理解出来ていないようですね』
576 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 23:18:16.35 ID:QWDyvLheP
ADAM「くそぉぉぉぉぉ!!!」
がむしゃらに攻撃してくるADAM
それでも俺は冷静だった
繰り出された蹴りを足の付け根から切断し、電撃を撃とうとした左手を貫いた
ADAM「・・・なんなんだお前はぁァァ!!」
勇「天霧勇だっ!!」
横に走らせた
ADAM「・・・!!」
ADAMの頭部が跳んだ
ゴシャッ!
地面に頭部が落ち、身体がバランスを失って崩れ落ちるように倒れた
勇「・・・勝った」
リート「勇さぁん!!」
後ろから抱きつかれて倒れそうになる
勇「リート・・・」
リート「ずっと・・・怖かったんですよ!」
勇「だからこうして助けに・・・」
リート「怖かった・・・怖かったけど・・・ずっと勇さんなら助けに来てくれるって信じてました・・・」
勇「・・・当たり前だ」
ノヴァ『夫婦仲が良いのは息子として嬉しいです』
勇「・・・おい」
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