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「機械と少年」
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563 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 14:15:07.80 ID:QWDyvLheP
勇「で、リートは?」
イライ「・・・必要なのは頭部だけだったらしくそれ以外は・・・」
勇「っ・・・!」
イライ「ってのは冗談で」
バキッ!!
イライ「なんで殴った!?」
勇「こっちは死ぬ気でやってんだ!!」
イライ「悪かったよう・・・」
イライによるとリートは無事らしい
イライ「行くんだろ?」
勇「当たり前だ」
イライ「一人で?」
勇「それでも行くさ」
ノール『そういやまだV2のテストがまだじゃったのぉ』
急に通信でノールが割り込んできた
ノール『しかもちょうど良くV2のパイロット候補が集まっておる』
勇「パイロット候補?」
ヴァルゴ『よぉ』
勇「ヴァルゴ!」
564 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:03:32.16 ID:QWDyvLheP
風吹『俺たちもいるぞ』
その後ろには本部攻略戦の時のメンバーが集まっている
勇「みんな・・・!」
ノール『ということでV2の実戦試験も兼ねて殴り込みじゃ』
勇「だがそんな勝手に・・・」
ホルン「私が許可しよう」
ブリーフィングルームに入って来たのはエアーホルン基地ホルン司令だ
勇「なぜ司令がここに!?」
クロム「昇格よ。昇格」
ホルン司令「うむ。何故だかこのタイミングで作戦行動部の長官に任命されてな」
作戦行動部長官の地位は以前の本部攻略戦の時に
裏切り者としてリストアップされていた前任者が
死亡した為に空席になっていた
ホルン司令「なので今後は長官としてよろしく頼む」
勇「・・・なに笑ってるんだ?」
クロム「なにかしたでしょ?」
ノール『い〜や。ただちょっとお話ししてきただけじゃ』
どうやらノールが裏で手を回していたらしい
勇「ノール・・・あんたは一体何者なんだ?」
ノール『長生きすると顔が広くなっての』
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勇「で、リートは?」
イライ「・・・必要なのは頭部だけだったらしくそれ以外は・・・」
勇「っ・・・!」
イライ「ってのは冗談で」
バキッ!!
イライ「なんで殴った!?」
勇「こっちは死ぬ気でやってんだ!!」
イライ「悪かったよう・・・」
イライによるとリートは無事らしい
イライ「行くんだろ?」
勇「当たり前だ」
イライ「一人で?」
勇「それでも行くさ」
ノール『そういやまだV2のテストがまだじゃったのぉ』
急に通信でノールが割り込んできた
ノール『しかもちょうど良くV2のパイロット候補が集まっておる』
勇「パイロット候補?」
ヴァルゴ『よぉ』
勇「ヴァルゴ!」
564 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:03:32.16 ID:QWDyvLheP
風吹『俺たちもいるぞ』
その後ろには本部攻略戦の時のメンバーが集まっている
勇「みんな・・・!」
ノール『ということでV2の実戦試験も兼ねて殴り込みじゃ』
勇「だがそんな勝手に・・・」
ホルン「私が許可しよう」
ブリーフィングルームに入って来たのはエアーホルン基地ホルン司令だ
勇「なぜ司令がここに!?」
クロム「昇格よ。昇格」
ホルン司令「うむ。何故だかこのタイミングで作戦行動部の長官に任命されてな」
作戦行動部長官の地位は以前の本部攻略戦の時に
裏切り者としてリストアップされていた前任者が
死亡した為に空席になっていた
ホルン司令「なので今後は長官としてよろしく頼む」
勇「・・・なに笑ってるんだ?」
クロム「なにかしたでしょ?」
ノール『い〜や。ただちょっとお話ししてきただけじゃ』
どうやらノールが裏で手を回していたらしい
勇「ノール・・・あんたは一体何者なんだ?」
ノール『長生きすると顔が広くなっての』
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565 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:14:43.60 ID:QWDyvLheP
本部格納庫
作戦日時は明日の2時
それまでに色々とやらなくてはならない事がある
ノール「勇、お前はもう整備の手伝いはせんでいい」
勇「どうして?」
ノール「お前はリートを取り戻すこととあのクソ機械兵をぶっ潰す事に専念しろ」
機械兵とはADAMの事だ
勇「・・・わかった」
クロム「ところで、誰があたしのCユニットを持って行くの?」
ガイウス「俺がもらう」
クロム「OK。すぐに取り付けるわ」
整備兵「ここの調整どうします?」
ヴァルゴ「適当に頼むわ」
整備兵「えー・・・」
そしてノールはノヴァの調整を進めていた
ノヴァ『なんだか気持ち悪いです』
ノール「文句言うな」
ノヴァ『バディ、背中が痒いです』
勇「ふざけるな」
566 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:20:52.00 ID:QWDyvLheP
作戦開始まであと3時間
それぞれが最終調整に入り、
次々に輸送機にヴィントが運び込まれて行く
目的地は敵軍領だ
輸送機も全速で突っ込んで戻る
帰りは自分で帰ってこいというなんとも雑な作戦だった
ドレッド「すまん!遅れた!」
ドレッドがドスドスと格納庫に駆け込んできた
クロム「おっそい!で、あれはどうにかなったの?」
ドレッド「バッチリだ」
ドレッドは厳重にロックされたスーツケースを持っていた
ドレッド「勇!」
勇「ん?なんだ?」
ドレッドに駆け寄る
ドレッド「上手くちょろまかして来た。上手く使えよ」
スーツケースを開くドレッド
その中には・・・
勇「あ、赤いEJ!?」
いつかの赤いEJだ
研究に使われた為か少し減っている気がしたが・・・
567 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 17:28:59.33 ID:QWDyvLheP
勇「いいのか?」
ドレッド「よくはねーけどな」
クロム「あんたには必要だと思ってね」
赤いEJはすぐに加工されて2本分のEJスティックになった
勇「俺は一本で良いんだが・・・」
ドレッド「もう一本はリートに入れてやれ。きっと腹すかせてるからな」
勇「もったいない」
クロム「もしかしたらアトムみたいにスーパーパワーを発揮するかもよ」
勇「なんだ?アトムって?」
クロム「・・・変ね。あたしも知らないわ・・・」
もらった1本はカッター(ガイウスはサムライカッターと言っていた)に入れた
整備兵「輸送機A発進します!!」
出撃は始まった
ノール「勇!早よしろ!」
勇「わかった!!・・・ありがとう」
ドレッド「必ず帰って来いよな」
クロム「リートもちゃんと忘れずにな」
勇「わかっている」
輸送機に乗り込むとノールが歯を剥き出しにしてサムズアップを向けてきた
俺も窓に向かって敬礼で返す
そして・・・決戦が始まる
568 :名も無き被検体774号+:2013/12/31(火) 20:58:35.25 ID:wZMKBcIN0
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