「機械と少年」
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577 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 23:21:25.47 ID:QWDyvLheP
リート「さっきも聞きましたけど息子って?」
リートにノヴァの説明をしている時だった
ADAM「まさか本当にここまでやってくれるとは思わなかったよ・・・」
ADAMの声が聞こえた
勇「!?」
どこだ・・・
どこから・・・
ゴゴゴゴゴ・・・
地響きが微かに
ノヴァ『下からなにかとてつもなく巨大なものが!』
勇「下から!?」
ヴィントに飛び乗りリートと すぐにその場を離れる
ゴゴゴゴッ!!!!
578 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 23:27:34.44 ID:QWDyvLheP
床をぶち破って出てきたのはメルダーだ
それもハーキュリー型・・・
ADAM「僕の意思はこのEVEに本体がある。分身を破壊しただけで勝った気になるんじゃない」
EVE・・・
この巨大なハーキュリーがEVEなのか!?
ADAM「リートのプログラムのお陰で この機体の運動性能を100%発揮できる」
そうか・・・こいつがリートを欲しがったのはリートの適応学習能力だったんだ
この化け物を動かす為に
勇「ノヴァ、あの機体をスキャニングだ」
ノヴァ『既に完了しています』
気を利かせすぎだが、今は気にしていられない
勇「胸部のこの熱量・・・!!」
ノヴァ『推定70kgの青色EJを使用しています』
あの化け物はそれだけのエネルギーを必要としている
勇「仕方ない・・・倒すぞ!」
リート「はい!」
リートもライフルを手に取り戦闘態勢だ
リート「さっきも聞きましたけど息子って?」
リートにノヴァの説明をしている時だった
ADAM「まさか本当にここまでやってくれるとは思わなかったよ・・・」
ADAMの声が聞こえた
勇「!?」
どこだ・・・
どこから・・・
ゴゴゴゴゴ・・・
地響きが微かに
ノヴァ『下からなにかとてつもなく巨大なものが!』
勇「下から!?」
ヴィントに飛び乗りリートと すぐにその場を離れる
ゴゴゴゴッ!!!!
578 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 23:27:34.44 ID:QWDyvLheP
床をぶち破って出てきたのはメルダーだ
それもハーキュリー型・・・
ADAM「僕の意思はこのEVEに本体がある。分身を破壊しただけで勝った気になるんじゃない」
EVE・・・
この巨大なハーキュリーがEVEなのか!?
ADAM「リートのプログラムのお陰で この機体の運動性能を100%発揮できる」
そうか・・・こいつがリートを欲しがったのはリートの適応学習能力だったんだ
この化け物を動かす為に
勇「ノヴァ、あの機体をスキャニングだ」
ノヴァ『既に完了しています』
気を利かせすぎだが、今は気にしていられない
勇「胸部のこの熱量・・・!!」
ノヴァ『推定70kgの青色EJを使用しています』
あの化け物はそれだけのエネルギーを必要としている
勇「仕方ない・・・倒すぞ!」
リート「はい!」
リートもライフルを手に取り戦闘態勢だ
579 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 23:45:23.96 ID:QWDyvLheP
EVEの動きを見て最初に思った事は・・・
勇「速い!?」
砲撃が全く当たらない
ADAM「この圧倒的な力の差!!」
EVEの鉄拳を辛うじてよけたが地面の破片がヴィントを叩く
勇「一瞬の隙をけば!」
EVEが二撃目を放とうとした瞬間を狙って懐に飛び込んだ
素早くカッターを振るが素早く回避される
勇「当たらない!?」
その瞬間隙ができてしまった
ノヴァ『危ない!!』
脱出機構が作動しヴィントから放り出された
ドサッ
勇「ノヴァ!!」
鉄拳がヴィントをひしゃげさせ弾き飛ばす
急いでヴィントに駆け寄る俺とリート
ノヴァ『注意力が・・・足りまセンネ・・・』
勇「・・・っ!すまない・・・」
ノヴァ『アヤマルナラ・・・カタキヲ・・・』
勇「勿論だ・・・」
ノヴァ『オカーサン・・・』
リート「はい・・・」
580 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 23:51:56.29 ID:QWDyvLheP
ノヴァ『ミジカイアイダデシタガ・・・アリガトウ』
バチバチッ・・・
ノヴァ『ケントウヲ・・・』
ADAM「人間を庇うとは・・・愚かな」
勇「・・・仇は・・・必ず!」
リート「勇さん!あいつを倒すための倒すための指示を!」
勇「お前はここから頭部に攻撃を集中するだけでいい」
リート「了解です!」
勇「・・・すまない」
カッターを構えEVEに向かって走り出す
ADAM「ヴィント無しで何をする気だ?」
機関銃で掃射されるが構わず構わず走る
照準はリートの頭部への狙撃のお陰で全く狂っている
弾丸の雨を回避しながら接近する
勇「ぐっ・・・!!」
一発の弾丸が左腕に命中した
一発がタバスコの瓶ほどある弾丸だ
恐らくこの腕はもう使えない
それでもこいつを外に出してはいけない
初期動作で不安定な今倒す!
581 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/12/31(火) 23:58:10.46 ID:QWDyvLheP
ADAM「何をしようと言うんだ!?」
勇「おぉぉぉぉぉ!!!」
片腕でカッターを振るう
カッターの刃がEVEのアキレス腱に食い込む
EVEが微かに体制を崩した
そのまま切り進め完全に左脛を切断した
凄まじい斬れ味だ
ゆっくり倒れるEVEから退避する
リート「勇さん!その腕・・・!!」
勇「構うな!このチャンスを逃したら後がない!」
カッターをリートに託す
勇「これを!」
リートの胸に赤いEJを入れる
リート「これは・・・?」
勇「これでスーパーパワーがでるらしい。行け!奴の胸に突き立てるんだ!」
リート「はい!」
リートが走っていく
そして跳躍
速いし跳躍力も凄い
本当にスーパーパワーを発揮している
582 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2014/01/01(水) 00:09:11.21 ID:/862nzduP
EVEの胸に深々と刺さったカッター
それを手放した瞬間にEVEに手で弾かれてリートが吹っ飛ばされる
リート「きゃぁっ!!」
勇「リート!!」
リートに駆け寄る
出血が多いせいか意識が薄くなって行く
だがまだやることがある
通信機をオンにする
勇「全ユニットへ・・・今すぐに戦闘を中止し現エリアから退避してくれ」
ゴート『どういうことだ!?』
勇「リートは取り返した・・・だが帰れそうにない」
ミーラ『何があったの!?』
勇「例のADAMだ・・・奴とここで刺し違える」
ウェルス『何言ってんだ!?俺たちがすぐに救援に・・・』
勇「頼む!!」
リート「私からもお願いします・・・」
ガイウス『・・・了解だ』
通信機を投げ捨てる
勇「すまない」
リート「もう慣れっこです」
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