「機械と少年」
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141 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:05:39.78 ID:d3TNxs3NP
その後 全作戦行動チームが集まりミーティングが開かれた
俺は もうこの基地を出て行くということで参加しなかった
犯人が映っている監視カメラの画像がその後に送られてきた
勇「こいつは・・・」
あの時声をかけてきた・・・レイトとかいう奴だ
リート「知り合い・・・なんですか?」
勇「んなわけないだろ・・・」
機械軍の手先・・・なのだろう
勇「・・・」
自分のせいではないと思ってはいるが なぜか責任を感じてしまう
勇「リート・・・少し出発は待ってくれ」
リート「いつまでも待ちますよ〜」
勇「・・・行ってくる」
向かうは司令室
その間にも通信機でゴートに今自分がしようとしている事を伝える
142 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:11:40.19 ID:d3TNxs3NP
ゴート『そうか・・・。』
勇「多分ここで行動しなくては俺はずっと後悔します。・・・許可を」
ゴート『・・・なにか勘違いしているようだが』
ゴート『今はチームブラウなんて無い。お前がそこを出た後は自分の責任で動け。その代わり援護はないぞ』
勇「大丈夫です。俺には優秀な相棒がいるので」
通信は終わった
そして司令室
ホルン司令「どうした?天霧」
勇「今からここを出ます」
ホルン司令「そうか・・・いろいろとご苦労だったな」
勇「最後に一つ・・・奪われたVT2についての情報を自分にも与えて頂けませんか?」
ホルン司令「VT2の情報・・・?」
流石に穏やかなホルン司令も表情が厳しくなる
その後 全作戦行動チームが集まりミーティングが開かれた
俺は もうこの基地を出て行くということで参加しなかった
犯人が映っている監視カメラの画像がその後に送られてきた
勇「こいつは・・・」
あの時声をかけてきた・・・レイトとかいう奴だ
リート「知り合い・・・なんですか?」
勇「んなわけないだろ・・・」
機械軍の手先・・・なのだろう
勇「・・・」
自分のせいではないと思ってはいるが なぜか責任を感じてしまう
勇「リート・・・少し出発は待ってくれ」
リート「いつまでも待ちますよ〜」
勇「・・・行ってくる」
向かうは司令室
その間にも通信機でゴートに今自分がしようとしている事を伝える
142 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:11:40.19 ID:d3TNxs3NP
ゴート『そうか・・・。』
勇「多分ここで行動しなくては俺はずっと後悔します。・・・許可を」
ゴート『・・・なにか勘違いしているようだが』
ゴート『今はチームブラウなんて無い。お前がそこを出た後は自分の責任で動け。その代わり援護はないぞ』
勇「大丈夫です。俺には優秀な相棒がいるので」
通信は終わった
そして司令室
ホルン司令「どうした?天霧」
勇「今からここを出ます」
ホルン司令「そうか・・・いろいろとご苦労だったな」
勇「最後に一つ・・・奪われたVT2についての情報を自分にも与えて頂けませんか?」
ホルン司令「VT2の情報・・・?」
流石に穏やかなホルン司令も表情が厳しくなる
143 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:17:18.28 ID:d3TNxs3NP
ホルン司令「それを聞いてどうするつもりだ?」
勇「自分もVT2を追います」
ホルン司令「君が犯人と接触した事は聞いている。
君には何の責任もないのだぞ?」
勇「責任とかそういう事ではありません」
ホルン司令「・・・?」
勇「あいつは敢えて自分に声をかけたんです・・・!その時確かにこう言いました・・・」
レイト『君のおもちゃにしておくには勿体無いくらいだ・・・』
ホルン司令「貶されて頭にきた・・・ということか?」
勇「はい」
ホルン司令「・・・若いな」
勇「・・・は?」
ホルン司令「いいだろう。君にもVT2の情報を託す。」
勇「ありがとうございます」
ホルン司令「最悪VT2は破壊しても構わん。その悔しさ・・・ぶつけてやれ」
勇「はい!」
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144 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:23:25.19 ID:d3TNxs3NP
格納庫
クロム「はい。一応2週間ぶんのEJ」
リート「ありがとうございます」
クロム「本当はあなたも色々とバラして調べたかったんだけどね」
リート「あはは・・・遠慮します・・・」
その少し遠くで
整備兵A「あぁ・・・リートたん行っちゃうのか・・・」
整備兵B「あんなに純粋な子今時いないぜ・・・」
整備兵A「やっぱりここに残ってくれないかな・・・?」
整備兵C「無理だろ・・・だってリートたん勇の奴にぞっこんだもん」
整備兵A「いいよなぁ・・・リートたん。この基地の女共は線が太いもんな」
整備兵B「軍隊だからな・・・仕方ない」
整備兵C「だからって一般の女は軍人や整備兵なんか見向きもしないもんな」
145 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:30:03.90 ID:d3TNxs3NP
整備兵A「俺整備兵やめてサラリーマンになろうかな」
整備兵C「やめとけって。今更どうにもならねぇよ」
整備兵B「リートたんってすらっとしてて人形みたいだよな」
ちなみにこのABC全員リートがロボだと知らない
整備兵A「でかすぎず小さすぎずいいサイズだよな」
整備兵C「俺はでかい方がいいな。」
整備兵B「てかさ、なんでリートたんは勇と同じチームなのにマッチョにならないんだ?」
整備兵A「・・・不思議だな」
整備兵B「細いっつったらクロムさんもだよな」
整備兵C「あれは食事抜いたりするからだろ」
整備兵A「そういえばリートたんが何か食べてるとこって見たことないよな?」
整備兵C「そうだな」
整備兵B「ダイエット?」
整備兵C「その必要はないだろ」
146 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:36:06.47 ID:d3TNxs3NP
整備兵B「まさか・・・なにかあって食事が喉を通らないとか?」
整備兵C「それは可哀想だ」
整備兵A「ストレスか?」
整備兵B「ストレスの原因って・・・」
整備兵A、B、C「勇か!!」
C「あの野郎・・・あんなに可愛いリートたんを追い詰めやがって!」
B「許せねぇな!男として!」
A「このまま行ったらリートたん死んじまう!」
B「それはダメだ!」
C「でもよ・・・それでもなんで勇にぞっこんなんだ?」
A「そりゃ・・・勇が好きだからだろ」
B「どんなに冷たくされても好きだから一緒にいるのか・・・」
A、B、C「健気すぎる!!」
C「うぉぉぉ・・・なんか凄く可哀想だぞ!」
B「それにしても勇の奴マジで許せねぇ!」
147 : ◆Z3ayXtoR4DEE :2013/09/29(日) 01:44:23.03 ID:d3TNxs3NP
勇「終わったぞ。次はまた少し遠くだ」
リート「スティーアには戻らないんですか?」
勇「悪いな。盗まれたヴィントを追うことになった」
クロム「本当?それだったらがんばってもらわないと」
勇「最悪破壊してもいいらしいが」
クロム「ぶっ壊したらお前を殺す」
勇「ぜ、善処する・・・」
・・・・・・
A「なに話してるんだ?」
C「口を読んでみよう」
勇(A)「あぁ?まだ準備終わってねぇのかこの役立たず!」
リート(B裏声)「ご、ごめんなさい。色々と難しくって・・・」
勇(A)「ふざけんなごるぁ!てめえみたいな役立たずは一回死ね!」
クロム(Cいい声)「おいおい、それは言い過ぎだろ」
勇(A)「あぁ?オカマが口挟むんじゃねぇよ!」
クロム(Cいい声)「お前を殺す」
勇(A)「す、すみません・・・」
A、B、C「クロムさんかっけぇ!!」
この後すぐに勇達は基地を出発し、誤解は晴れなかった
>>次のページへ続く
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