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風俗嬢だった過去を持つ彼女が語った衝撃的な体験談(デリ嬢時代のプレイ再現編)
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10 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:42:47.14 ID:u2R0QVhz0
ホテルに辿り着き、車に乗ったまま施設内をグルッと1周する。


「確か217号室と、222号室だったはず、探して」

「はい?」


「その部屋がいいの」

「え?まさか客と来たことのある部屋か!?」


「バカ?私がデリしてたのココから何百キロも離れた○○ってとこだよ?」

「そうだったw」


運良く、部屋が空いてて、ガレージに入庫。そしてシャッターをおろす。

オートロック仕様だったので、とりあえずマドカと一緒に入室。


「ヒロシは先に部屋に行って。私1分後にノックするから」

「えええ…」


玄関先でマドカにそう言われ、そんなとこからリアルに始めるのかと期待に胸を躍らせる。


1分ってけっこう長いのな。

豪華な部屋で、マッサージチェアとロデオマシーンを発見。ちょっとソレをいじって遊んでても、マドカにノックされるまでが超長く感じた。



11 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:44:05.28 ID:u2R0QVhz0
コンコン!「は、はい、ど、どうぞ」


入室してきたマドカ嬢は、フロアに跪いて挨拶という、想像以上の礼儀正しさ。


自己紹介を終えて、俺の許可を得てから、隣に腰掛ける。
そして名刺を取り出し「今日はよろしくお願いします」って微笑んだ。

ま、その名刺は、実際のところは、今勤めてる美容室のものだったけど、こんなことをしてたんだなって、俺の周囲の空気がリアルな緊張感で張り詰める。


「なんてお呼びしたらいいですか?お客さんって呼ぶのはなんか苦手なんです…」


「ヒロシです…」

「したの名前を名乗る方は珍しいですねw」


ってマドカ嬢に笑われる。

お客さんって呼んでいいよって客もいるが、名乗る場合はサトウ、スズキが多いらしい。

つまり、偽名を名乗る客が、圧倒的に多いってことだ。

豆知識を得て、俺のデリLVが上がった。



12 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:45:35.75 ID:u2R0QVhz0
「ヒロシさんってお呼びしますね。いいですか?」


俺もマドカちゃんって呼ぶことにして、このときに暗黙のルールが生まれた。


デリ嬢と客を演じてる時は、互いにさん付けちゃん付け。

素の自分に戻るときは、普段通り、互いに呼び捨てにすることになる。

テーブルの上にあったルームサービスのカタログを、デリのメニュー表に見立て手渡される。


「何分コースがいいですか?」

「120分コースで!…いいですか?」


これは迷わず決めてた。アイツが100分だったから、俺はそれより長いコースでと。


「わ。嬉しいです。一緒にゆっくりできますねぇ」

見知らぬ客と密室でゆっくり過ごすのが、本当に嬉しいのかどうかは別として、ただ単に「120分ですねわかりました」なんて返事よりも、良い気分でスタートできる気がした。



13 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:46:56.15 ID:u2R0QVhz0
マドカ嬢が携帯を取り出したので、店に電話を掛けるフリでもするのかと思った。

「あ、お店に電話をする前に。ヒロシさんって…」

「はい」


「本番したいヒトですか?」

「え?ええ?えええ?」


開始5分足らずで、マドカ嬢の口から唐突にその一言。

俺は動揺を隠せなかった。


「ちょ、ちょと、マドカ…」

「なに?」


なぜか俺はヒソヒソと小声になってて、マドカもそれに合わせて声のトーンを落とす。


「なにそれいきなりw」

「ヒロシはお客さんなんだからそのつもりで答えてよw」


「マドカちゃん…それはその、今決めないとだめなこと…デスカ?」

「うーん…」


「っていうか、そもそも、デリって本番ダメなんでしょ…?」

「はい、ダメです」


毅然とした態度でそう答えるマドカ嬢。一体何がどうなっているのやら…。



14 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/01(土) 23:47:28.46 ID:u2R0QVhz0
「もし本番したいなら、チェンジしますか?」

「え?」


「私は無理なので、そういうの」

「あ、そ、そうなんですか…」


なぜか本当にガッカリしてしまう俺。いやいやいや、本番してたって言ってたじゃん…。


「デリは本番はダメなんですけど、チェンジすれば…」

「はい…」


「もしかしたら、OKなコもいるかもしれませんよ?」

「え、ああ…」


「それでも私でいいですか?私はヒロシさんがいいけど…(ボソッ」


なにそれ、うしろの一言、ボソッってなにそれ、すごい威力なんですけど。


「お、俺もマドカちゃんがいいですぅ…(*≧∀≦*)」

「(´∀`*)ウフフ」


完全に術中にハマった。最初にこんなこと言われて、実際は本番OKだったりしたら、そのときに客が感じる「俺って特別なんじゃね?」って優越感は絶頂に達するだろう…。



15 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/02(日) 00:01:34.61 ID:u2R0QVhz0
全部終わってから、マドカに教えてもらうのだけど。

仕事にも慣れ、裏メニューとして本番をするようになってからは、「新規の客」には、いきなり最初に本番したいか質問してたらしい。

まさに俺と同様のやりとりを、客とも繰り広げたってことだ。


これは自分から本番を持ち掛けた、ってことではない。

あとあと駆け引きをされるのが面倒だし、ダイレクトに本番したい意思があるのかどうかを初っ端にブチかまして、そこで一旦、私はしない、と完全に拒否するらしい。


俺にとっては残念なことだが、そこであっさり「チェンジ」する客は一人もいなかったそうだ。

まぁ結局のところ、マドカが来室した時点でスゴイのキタ━(゚∀゚)━!って感じだったんだろう。


ただその代わり、マドカの一言で怯んでしまったり、しどろもどろになる客は、その時間内に本番したいとはもう二度と言ってこなかったらしい。

それは同時に、客のコミュ力を図るのにも、絶大な効果を果たしたという。



16 :ヒロシ ◆AiN4bQQxT3wW :2013/06/02(日) 00:03:06.14 ID:u2R0QVhz0
それで本番したいと二度と言わないような相手なら、マドカはきっと基本プレーを頑張り、それで満足させられたなら、自然とリピーターになってくれたはずだろうと、俺は思う。

言ってみれば、それは普通の、極めて健全な客である。

そういう客も、安心安全な客として必要なのだ。

マドカの一言に怯まず、焦らず、さらっと受け流した客は、それこそ金にも心にも余裕がある客層の部類で、金払いの良い客として、マドカに管理されていくのかもしれない。


そして、マドカに本番を交渉するという意味では、コミュ力に長けていたとも言うべきか。
これは極めて不健全な、客である。ただ、こういう客も、金を稼ぐのに必要な客なのだ。


要するに「本番したいヒトですか?」の一言で、マドカは新規客を篩(ふるい)に掛けたのだ。

その一言で、自分に必要な客かどうかを瞬時に見極め、プレーの方向性も見定めたらしい。


ちょっとこのへんは、もうベテランの領域って感じです…。




>>次のページへ続く
 
カテゴリー:読み物  |  タグ:相手の過去, 風俗, 寝取られ,
 


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