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バイトに出逢いなんてある訳ない
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40 :名も無き被検体774号+:2014/01/05(日) 02:32:21.00 ID:rRgD39pMP
悠人「はい。走って来たんですか?」
舞「家近いからね」
悠人「駅側ですか?」
舞「どうして?」
悠人「そっちから走ってくるのが見えたので」
舞「あ、そっか。うちは駅の反対側だよ」
このコンビニは丁度駅と学校の間にある
学校の帰りなら駅の反対側からくるはずなので そっちが家なのかと思った
舞「弟を塾に送って来たんだ〜」
悠人「弟さんはいくつですか?」
舞「小学3年だよ」
悠人「・・・そうですか」
舞「ゆーちゃ・・・あ、バイト中だから ゆーちゃんでいいか!」
悠人「・・・はい」
舞「ゆーちゃんは兄弟いるの?」
悠人「兄が一人・・・ニートですが」
舞「一緒に住んでるの?」
悠人「兄は実家に。俺は一人暮らしなので」
舞「えらーい!」
悠人「実家から逃げただけです」
舞「ん〜?」
これ以上詮索されたくなかったので その話はそこまでで終わった
41 :名も無き被検体774号+:2014/01/05(日) 02:40:39.09 ID:rRgD39pMP
EP6:帰路
「こーたいです」
時刻は午後9時を回った頃
交代のバイトが入って来た
夜は若い男のバイト連中で話も合いそうだと思ったのだけど・・・
小門「あ、新人くんだね?ぼく小門(こもん)って言います。趣味はアニメ鑑賞とゲーム、読書を少々、コポォw」
悠人「ど、どうも・・・^^;」
何だか気持ち悪いので早速退散させてもらう事にした
小門「あ、ミキちゃーん!」
ドスドスと小太りな小門が舞に駆け寄る
小門「僕がやっとくから上がっていいよー」
悠人(へー、いい人そうじゃん)
舞「あ、でも今日ちょっと遅刻しちゃったんで これはわたしがやっておきます」
小門「まじでー!でゅふふ、ミキちゃんめっちゃいい子〜www」
裏に入るとオバちゃん連中が電光石火の如く着替えて帰って行った
悠人「はえ〜・・・」
店長「どう?仕事は慣れた?」
悠人「あ、はい。まぁ・・・」
店長は裏で仕事中の様だ
42 :名も無き被検体774号+:2014/01/05(日) 02:46:37.45 ID:rRgD39pMP
店長「入って数日で主戦力になって貰っちゃって・・・ごめんね」
悠人「いえ、俺も それを望んでますし」
店長「真面目だなぁ〜」
悠人「唯一の取り柄ですから」
店長「そんな真面目なゆーちゃんに もう一仕事頼んでいい?」
悠人「はい」
・・・・・・・・
数分後
「ふぃ〜・・・」
舞が裏に戻ってきた
舞「あ、てんちょー。お疲れ様でーす」
店長「はいお疲れ」
舞「あれ?ゆーちゃん帰らないの?」
悠人「まだもう一仕事あるので」
舞「そっか〜。無理しないでね?」
悠人「はい」
舞がユニフォームを脱いで自分のロッカーに入れる
その動作を何気無く見てると・・・
舞「あ・・・やっぱ洗おうかな・・・?」
ロッカーからユニフォームを取り出した
舞「でも勝(まさる)が洗濯物いっぱい出すかもなぁ・・・」
また戻した
43 :名も無き被検体774号+:2014/01/05(日) 02:53:15.15 ID:rRgD39pMP
店長「そーいえば、勝ちゃん元気?」
舞「元気過ぎるくらいですよ〜」
店長「そっかぁw男の子はそれくらいが丁度いいのよ」
勝とは小3の弟のようだ
舞「洗おうかな・・・」
また取り出した
舞「う〜ん・・・」
悠人(そんなに悩むことか?)
舞「ゆーちゃんは持って帰る?」
悠人「いえ、まだ二日しか着てない上に冬なので」
舞「じゃぁわたしも置いて行こーっと」
結局 持ち帰らないようだ
舞「あれ?ゆーちゃん一仕事は?」
悠人「これからです」
店長「じゃ、お二人で気を付けて帰りなさいね」
舞「え?どうゆうこと?」
店長「ゆーちゃんに頼んだのはミキちゃんのボディーガード。夜道女の子1人じゃ危ないからね」
舞「あ、そうなの?ありがとー!」
悠人「いえ・・・」
44 :名も無き被検体774号+:2014/01/05(日) 03:01:01.74 ID:rRgD39pMP
店を出ると結構寒かった
悠人「さむっ・・・」
舞「ねー。早く春にならないかな〜」
悠人「学校方面ですよね?」
舞「うん。ゆーちゃんは?」
悠人「俺もです」
舞「じゃ、帰ろ〜」
俺は自転車で来たので自転車を引っ張っていく
舞「あ、自転車だったんだ・・・。ごめんね?」
悠人「大丈夫です」
寒空の下二人で並んで歩いて行く
悠人(なんだか落ち着かないな・・・)
舞「気になってたんだけど」
悠人「はい?」
舞「ゆーちゃんなんで敬語なの?」
悠人「・・・新人ですし」
舞「えー?でもゆーちゃんの方が仕事出来るのに?」
悠人「そんな事ないです」
舞「わたしより絶対すごいもん」
悠人「ちょっと昔に経験があるだけです」
舞「とにかくなんだか敬語はやだな〜」
>>次のページへ続く
悠人「はい。走って来たんですか?」
舞「家近いからね」
悠人「駅側ですか?」
舞「どうして?」
悠人「そっちから走ってくるのが見えたので」
舞「あ、そっか。うちは駅の反対側だよ」
このコンビニは丁度駅と学校の間にある
学校の帰りなら駅の反対側からくるはずなので そっちが家なのかと思った
舞「弟を塾に送って来たんだ〜」
悠人「弟さんはいくつですか?」
舞「小学3年だよ」
悠人「・・・そうですか」
舞「ゆーちゃ・・・あ、バイト中だから ゆーちゃんでいいか!」
悠人「・・・はい」
舞「ゆーちゃんは兄弟いるの?」
悠人「兄が一人・・・ニートですが」
舞「一緒に住んでるの?」
悠人「兄は実家に。俺は一人暮らしなので」
舞「えらーい!」
悠人「実家から逃げただけです」
舞「ん〜?」
これ以上詮索されたくなかったので その話はそこまでで終わった
41 :名も無き被検体774号+:2014/01/05(日) 02:40:39.09 ID:rRgD39pMP
EP6:帰路
「こーたいです」
時刻は午後9時を回った頃
交代のバイトが入って来た
夜は若い男のバイト連中で話も合いそうだと思ったのだけど・・・
小門「あ、新人くんだね?ぼく小門(こもん)って言います。趣味はアニメ鑑賞とゲーム、読書を少々、コポォw」
悠人「ど、どうも・・・^^;」
何だか気持ち悪いので早速退散させてもらう事にした
小門「あ、ミキちゃーん!」
ドスドスと小太りな小門が舞に駆け寄る
小門「僕がやっとくから上がっていいよー」
悠人(へー、いい人そうじゃん)
舞「あ、でも今日ちょっと遅刻しちゃったんで これはわたしがやっておきます」
小門「まじでー!でゅふふ、ミキちゃんめっちゃいい子〜www」
裏に入るとオバちゃん連中が電光石火の如く着替えて帰って行った
悠人「はえ〜・・・」
店長「どう?仕事は慣れた?」
悠人「あ、はい。まぁ・・・」
店長は裏で仕事中の様だ
42 :名も無き被検体774号+:2014/01/05(日) 02:46:37.45 ID:rRgD39pMP
店長「入って数日で主戦力になって貰っちゃって・・・ごめんね」
悠人「いえ、俺も それを望んでますし」
店長「真面目だなぁ〜」
悠人「唯一の取り柄ですから」
店長「そんな真面目なゆーちゃんに もう一仕事頼んでいい?」
悠人「はい」
・・・・・・・・
数分後
「ふぃ〜・・・」
舞が裏に戻ってきた
舞「あ、てんちょー。お疲れ様でーす」
店長「はいお疲れ」
舞「あれ?ゆーちゃん帰らないの?」
悠人「まだもう一仕事あるので」
舞「そっか〜。無理しないでね?」
悠人「はい」
舞がユニフォームを脱いで自分のロッカーに入れる
その動作を何気無く見てると・・・
舞「あ・・・やっぱ洗おうかな・・・?」
ロッカーからユニフォームを取り出した
舞「でも勝(まさる)が洗濯物いっぱい出すかもなぁ・・・」
また戻した
43 :名も無き被検体774号+:2014/01/05(日) 02:53:15.15 ID:rRgD39pMP
店長「そーいえば、勝ちゃん元気?」
舞「元気過ぎるくらいですよ〜」
店長「そっかぁw男の子はそれくらいが丁度いいのよ」
勝とは小3の弟のようだ
舞「洗おうかな・・・」
また取り出した
舞「う〜ん・・・」
悠人(そんなに悩むことか?)
舞「ゆーちゃんは持って帰る?」
悠人「いえ、まだ二日しか着てない上に冬なので」
舞「じゃぁわたしも置いて行こーっと」
結局 持ち帰らないようだ
舞「あれ?ゆーちゃん一仕事は?」
悠人「これからです」
店長「じゃ、お二人で気を付けて帰りなさいね」
舞「え?どうゆうこと?」
店長「ゆーちゃんに頼んだのはミキちゃんのボディーガード。夜道女の子1人じゃ危ないからね」
舞「あ、そうなの?ありがとー!」
悠人「いえ・・・」
44 :名も無き被検体774号+:2014/01/05(日) 03:01:01.74 ID:rRgD39pMP
店を出ると結構寒かった
悠人「さむっ・・・」
舞「ねー。早く春にならないかな〜」
悠人「学校方面ですよね?」
舞「うん。ゆーちゃんは?」
悠人「俺もです」
舞「じゃ、帰ろ〜」
俺は自転車で来たので自転車を引っ張っていく
舞「あ、自転車だったんだ・・・。ごめんね?」
悠人「大丈夫です」
寒空の下二人で並んで歩いて行く
悠人(なんだか落ち着かないな・・・)
舞「気になってたんだけど」
悠人「はい?」
舞「ゆーちゃんなんで敬語なの?」
悠人「・・・新人ですし」
舞「えー?でもゆーちゃんの方が仕事出来るのに?」
悠人「そんな事ないです」
舞「わたしより絶対すごいもん」
悠人「ちょっと昔に経験があるだけです」
舞「とにかくなんだか敬語はやだな〜」
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