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同窓会サイトに登録したら学生時代の友人(♀)からメールが来た
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747 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/01(木) 00:31:36 ID:DinW3cES
>>746
人間関係に対して自暴自棄な時期だったということもあったが、失うものがないというのは強い。
俺にとってのリカは、もともと音信不通だった友達の一人に過ぎず今後の発展を積極的に望んでいる女というわけでもない。
いま思い返してみると、たぶんそんな気持ちが多少なりともあったんだと思う。
赤信号で止まったときに、シールドを上げて後ろのリカを振り返った俺の口から普段の俺とはずいぶんキャラ違いなセリフが飛び出した。
俺 「リカ、思ったより おっぱい、大きいんだねぇ」
リ 「うるさーい、そんなとこに気つかってないで ちゃんと運転してよね!」
数年ぶりの再開を台無しにもしかねない俺のデリカシーゼロの発言と、それをサラリと返すリカ。
749 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/01(木) 00:33:53 ID:DinW3cES
>>747
そこからの帰り道、俺は男の性(サガ)とも言える無意味なポンピングブレーキを多発し
そのたびにリカからメットごしの頭突きをくらう、なんてことがあったりはしたが、
結局 それ以上のことは特に何もなく、リカを最寄り駅で降ろしてバイバイした。
家に着くと、さっそくリカからメールが入っていた。
今日は久しぶりにデートの気分が味わえて楽しかった、また遊ぼうね。
そんな内容だった。
--運命の分かれ道まで、あと3週間。
750 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/01(木) 00:34:54 ID:DinW3cES
今日はここまでおやすみ。
751 :774RR:2006/06/01(木) 00:58:12 ID:Hs2N6fSV
いいなぁ。
俺もルックスは極めて平均的・・・だけど無性に気になる子がいる。
自分と重ねて読ませてもらいますw
>>746
人間関係に対して自暴自棄な時期だったということもあったが、失うものがないというのは強い。
俺にとってのリカは、もともと音信不通だった友達の一人に過ぎず今後の発展を積極的に望んでいる女というわけでもない。
いま思い返してみると、たぶんそんな気持ちが多少なりともあったんだと思う。
赤信号で止まったときに、シールドを上げて後ろのリカを振り返った俺の口から普段の俺とはずいぶんキャラ違いなセリフが飛び出した。
俺 「リカ、思ったより おっぱい、大きいんだねぇ」
リ 「うるさーい、そんなとこに気つかってないで ちゃんと運転してよね!」
数年ぶりの再開を台無しにもしかねない俺のデリカシーゼロの発言と、それをサラリと返すリカ。
749 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/01(木) 00:33:53 ID:DinW3cES
>>747
そこからの帰り道、俺は男の性(サガ)とも言える無意味なポンピングブレーキを多発し
そのたびにリカからメットごしの頭突きをくらう、なんてことがあったりはしたが、
結局 それ以上のことは特に何もなく、リカを最寄り駅で降ろしてバイバイした。
家に着くと、さっそくリカからメールが入っていた。
今日は久しぶりにデートの気分が味わえて楽しかった、また遊ぼうね。
そんな内容だった。
--運命の分かれ道まで、あと3週間。
750 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/01(木) 00:34:54 ID:DinW3cES
今日はここまでおやすみ。
751 :774RR:2006/06/01(木) 00:58:12 ID:Hs2N6fSV
いいなぁ。
俺もルックスは極めて平均的・・・だけど無性に気になる子がいる。
自分と重ねて読ませてもらいますw
752 :774RR:2006/06/01(木) 00:59:00 ID:lrkC+sQU
ヽ(`Д´)ノ 寝るなぁ 気になるぅぅww
753 :774RR:2006/06/01(木) 08:11:03 ID:FInkaKuY
最後の一行が気になるw
つ④
754 :仕事しない人:2006/06/01(木) 09:05:51 ID:owZfGZ5y
俺ちゃんも気になりますよw
755 :774RR:2006/06/01(木) 10:44:30 ID:RQ9lwng7
Hが大好きな漏ちゃんもとても気になりますよ( ´ω`)
756 :774RR:2006/06/01(木) 11:06:23 ID:nmAlr2c5
good job!! ノ⌒)
/ ノ
/ (__
/ (_(__)
| (_(__)
∧_∧/) (_(__)
(´ー`( ( (_(_)
/⌒ `´ 人__ソ
`/ 人 l 彡ノ
{ Yヽ ヽ (
人 レー ヽ
ヽiヽ__ ヽ
リノヽ |\ ヽ
⊂__ノ ヾノヽ_ノ
762 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/02(金) 00:16:54 ID:awS1AFbX
>>749続き
しばらくメールや電話で他愛もないやり取りが続いていた ある日の会話。
リ 「こんどの土曜日あいてる?」
俺 「ん、あいてるよ」
リ 「じゃあ遊ぼうよ」
俺 「おう、なにする?」
リ 「うちに遊びにこない?うちの親、いま旅行に行っちゃっていないのよ」
俺 「!」
リ 「えっと、ほら。仕事のこととかも いろいろ教えてほしいし。わかんないことだらけなのよ」
俺 「(ああ、そういうこと…、びっくりさせんなよ) ん、わかった。じゃあそうしよう」
763 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/02(金) 00:18:19 ID:awS1AFbX
>>762
実はリカは少し前に就職が決まり、偶然にも俺と同業者になっていたのだった。
いまは研修を受けているらしいが、わからないことが多くて大変だという話は聞いていた。
いきなり家に誘われた俺としては、予想外の展開にちょっと答えに詰まってしまったわけだが
それが男にありがちな変な妄想を思い浮かべたためなのか どうかは正直なところよくわからない。
764 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/02(金) 00:21:17 ID:awS1AFbX
>>763
というのも、返答に詰まってしまった理由に思いあたるよりも早く、仕事に関する質問を受ける、という家庭訪問の「大義名分」をリカが用意してくれたものだから俺はさっさと そこに逃げ込んで思考停止してしまったのだった。
そうだ、俺はリカに仕事上のアドバイスをしに行くんだ。
それなら外で会うよりも、リカの言うとおり家で会ったほうが ゆっくり話ができていいかもしれない。
今思い返すと、そんな脳内変換が無意識のレベルで行われたように思う。
そして、ちょうど忙しい時期だったということもあって その週は仕事に没頭していて このやり取りについてよく振り返ることもないまま 問題の週末を迎えたのだった。
766 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/02(金) 00:23:07 ID:awS1AFbX
>>764
土曜日の朝、まずは いつもの週末より早起きしてリカの就職祝い兼手土産を選ぶため、一人で買い物に出かける。
ちょっと迷った末、リカがトム・クルーズの大ファンだと聞いていたことと、俺がバイク乗りだということ
・・・は、関係するかどうか微妙だが、とにかくM:I-2(*)のDVDを買っていくことにした。
*ミッション・インポッシブル2
トム・クルーズ主演映画でバイクスタントが見どころのひとつでもある
767 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/02(金) 00:25:17 ID:awS1AFbX
>>766
リカの家に行くのは もちろん初めてだったし、もしかしたら間が もたなくなってしまうかもしれない、という小さな不安があった。
でも、仮にそうなってしまったときには「DVDでも観ようか作戦」で簡単に2時間は稼げるだろうと、そんな計算もあった。
バイクで行くので かさばる物や壊れ物はNGという点からも好都合だ。
正確に言うと、M:Iの「2」をプレゼントするにあたり、リカがまだ「1」を観ていなかったら悪いなぁということで、DVDは1と2のセットを買って行った。
けど まあそんなことはどうでもいい。
とにかく、心配していたリカの手持ちDVDとのカブりもなかったし 喜んでくれたようなので良しとした。
769 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/02(金) 00:32:10 ID:awS1AFbX
>>767
お昼くらいにリカ宅の最寄駅で待ち合わせて、両親が旅行中のため誰もいないというリカの家に案内される。
バイクは駅の有料駐輪場に置いていくことにした。
「あそこの娘さんは、親の留守中に変な奴を連れ込んでる」なんて話が出ちゃったら かわいそうだから。
杞憂かもしれないが、世間から見たバイク乗りの身分なんて所詮そんなものだろう。
余談だが、理性がちゃんと機能しているうちは こんな気配りもできるものだ。
後でみんな吹き飛んでしまうわけだけれども・・・。
770 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/02(金) 00:34:07 ID:awS1AFbX
>>769
リカに連れられてトコトコ歩くこと約10分、着いた家は、わりと庶民的というか一般的な戸建て住宅街のなかの一軒。
俺が生まれ育った実家と比べても、そう大差ない生活レベルだということが うかがい知れる。
どうやら「階級の違い」による居心地の悪さは感じずに済みそうだ。
771 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/02(金) 00:35:53 ID:awS1AFbX
>>770
リビング(というか、コタツの部屋だったけど)に通され、さっそくリカが用意してくれていた手料理の昼食をいただく。
手料理は素直にうれしかったし、わりと家庭的なところがあるんだなー なんて思ったけれど、だからってなにが どうなるわけでもない。
これが ただの友達ではなく、彼女、いや少なくとも彼女候補だったりしたら 喜びももっと大きいんだろうなぁ、なんて かなり失礼な考えが頭をよぎったとたん つくづく俺っていやな奴だと軽くウツになり、
でもそんな素振りは まったく表に出すことなく昼食をありがたくいただいた。
773 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/02(金) 00:37:46 ID:awS1AFbX
>>771
その後、なんとなく雑談をしているうちに
リ「そうそう、ちょっといま研修で使ってるテキスト見てみてよ」という感じで、唐突にリカの部屋に通されることになった。
リカに続いて部屋に入ると そこには机と本棚とベッド、小さいテーブル。
あとはいくつか写真が飾られてたりして、ぬいぐるみの類は ほとんどない。
「女の子の部屋!」という感じは あんまりないけど、まあリカらしく清潔感のあるいい部屋だ。
774 :705 ◆NC1AxUg.ec :2006/06/02(金) 00:39:07 ID:awS1AFbX
>>773
ベッドに寄りかかるかたちで床に並んで座り、テキストを ぱらぱらめくりながら あーでもないこーでもない、なんて話をする。
女の子の部屋で二人きり。実家だけど親は旅行中なので留守。
いま考えると かなりムフフなシチュエーションだが、不思議なことに この時点の俺は、まったくそんな気にならなかった。
なぜ?相手がリカだからか?
うん、たぶんそうなんだろうと思う。
でもだとしたら、どうしてこの後あんなことになったんだろう。
うーん、実は自分でもよくわからないのだ。
--スイッチが入るまで、あと30分。
>>次のページへ続く
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