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中学時代の仲間でかけがえのない人が出来た話
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496 :サボテン:2005/06/02(木) 01:11:51 ID:jlIyNW40
そして、数日後に仕事から帰ってくると手紙が届いていた。直美ちゃんからだっだ。
封筒を丁寧に開くと、中からは便せん三枚と写真が出てきた。
手紙には、日本に帰ってから、寂しい日が少しあったことや、早くまた会ってデートしたいことが可愛い文字で書かれてあった。
それを読んでいると、涙がぽつぽつと机の上にこぼれていた。
ただ、寂しくて悲しくて流すいつもの涙とは違っていた。
よく分からないが、なんだか嬉しくて涙が出ているような気がした。
手紙を一通り読んでから写真を見ると、高志やミカちゃんがこっちに向かってピースしていた。
久志だけが何故か腕組みをして後ろを向いていたのが、面白くて泣きながら笑った。
そして、その写真を、壁に画鋲で留めておいた。
直美ちゃんが一人だけ写ってる写真や、イギリスで撮った写真は、ベッドに横になったときにいつでも見られるように、ベッドのすぐ横の壁に飾っておいた。
手紙を大事に引き出しにしまって、返事を書こうとした。が、封筒と便箋が一つもなかった。仕方なく、近くの文房具屋に走った。
夕暮れの歩道をきびきびと歩き、文房具屋に向かった。文房具屋に入ると、いつもの、店番のお姉さんが、また?見たいな顔で俺を見た。
ニヤッと笑い頷いておいた。どの便せんにしようか迷った。無難にピーターラビットにした。いつかもそうだったが、直美ちゃんは意外にも、ピーターラビットが気に入ってるようだったから、またそれにした。
レジに持っていくと、お姉さんが色つきのマーカーペンを黙って3本くれた。
「これはサービスね」と一言、無表情で俺に言った。
ありがとうと礼をして店を飛び出して走って帰った。
部屋に入り、すぐに机に向かって返事を書いた。
この時間帯は腹が減っている時間だったが、気にせず便せんにペンを走らせた。
スラスラと書いては、ペンを止めて、考えながら書いた。
しばらく寂しくて、情緒不安定だったことや、よく妄想をしていたことを書いておいた。
そして、せっかくもらったマーカーペンで、便せんの周りを囲んだ。
よく見ると、小学生が自由帳に書く様な、意味不明な線がふにゃふにゃと走っていた。
つづく
497 :サボテン:2005/06/02(木) 01:13:59 ID:jlIyNW40
友人が亡くなって、葬式の後の事や色々と手伝いをしていました。取りあえず落ち着いたので、また書き始めます。
仲のいい友人だったので少し尾を引きそうです。
今日はここまでです。おやすみなさい。
--------------------
533 :サボテン:2005/06/03(金) 01:36:17 ID:EHVpBiku
気付くとイギリスにいる時間も残り少なくなっていた。時間が流れるのはとても早いものだと、改めて感じた。
そして、流れた時の中にはいつも直美ちゃんが、いた。
大変な修行だったが、ここまで来れたのは直美ちゃんがいたからこそだった思った。
早く直美ちゃんに会いたい、そんな思いが俺の尻に鞭を入れてくれた。
ふと思い立ち、今まで直美ちゃんからもらった手紙を読み直してみた。
いつも可愛い文字で、遠く離れた日本の地元での出来事や、自分が思っていることを会綴ってくれている。
どんどん読み進んでいくと、ある日の手紙から文末に必ず、「愛してるよ。大好きだよ」と書かれていた。
それを見ると、少し恥ずかしくなり、手紙を机の上に伏せた。
自分も必ず、文末には「愛してるよ」と書いてはいたが、他人に愛していると言われると、やはり妙な気分になる。
時間を調整して国際電話なるものをかけてみた。直美ちゃんの声が聞こえてくると、感激した。
いつもは手紙のやりとりがメインだったから、久しぶりに聞く声はとても新鮮だった。
「元気だった?」直美ちゃんは元気に俺に聞いてきた。もちろん元気だったが、上手く話せなかった。
人と話すのは意外に大丈夫なのだが、直美ちゃんと話をするときは、ちょっとだけ緊張する。
好きな人の前では、どうしてか何を話せばいいのか考えてしまう。
「日本はどう?暑い?」
直美ちゃんは一つ間を置いてから、
「うん、暑いよ。久しぶりに話せてすごく嬉しい」と、しっとりと答えた。
それは自分も同じだった。
会いたくて会いたくて仕方なくなってきた。
この思いをどう伝えればいいか、会話しながら考えた。ストレートに伝えよう。そう思い会話をぶった切って、言った。
「会いたくて会いたくてどうしようもない。何かおかしくなりそうだ」
本当にストレートだった。
直美ちゃんは、え?と小さく声を出し、静かになった。
「私だって会いたいよ、毎日寝る前はあんたのこと考えてるよ」と、少し声を震わせて言った。
俺はすでに涙が流れていた。
「帰ったら一緒にいつもの峠走ろうな。俺も頑張るから、直美も頑張ってな。」
何か吹っ切れて、素直に言いたいことが言い出せるようになっていた。
つづく
534 :サボテン:2005/06/03(金) 01:36:45 ID:EHVpBiku
仕事中にバスケットに花を寄せながら、いつも考えることがある。
直美ちゃんはどんな花が好きなんだろうと。
直美ちゃんはひまわりのように元気だけど、わすれな草の花のように、可憐な部分もある。
帰りにテムズ川のあたりでわすれな草を探してみようと思った。
その日は、ひまわりを使った寄せ植えを五つも作ってしまった。
オーナーに訳を話すと、
「それはそれでいいんだよ。誰かを思って作ると、普段とは全く異なるデザインに仕上がる。私も妻を愛して、思っているからこそ美しい作品が出来ると思う」
オーナーは俺の手を握って熱く語った。
この言葉は生涯忘れることのない言葉だった。(事務所に綺麗にレタリングして飾ってたりします)
帰りに自転車を押しながら、わすれな草を探した。
ただの草は沢山あったが、なかなか見つからなかった。
雑草の生えていそうな公園や、路地を探してみたがやはり見つけられなかった。
だめだったか・・・と独り言を言いながら自転車を押して帰った。
部屋に帰り、さっそく机に向かった。オーナーが言った言葉を忘れないうちに日記に書き留めておいた。
わすれな草を結局見つけることが出来なかったから、日記帳に、わすれな草とひまわりの絵を描いてみた。
なかなか上手く描けず、何度も消しては描いての繰り返しだった。
時間はもう9時だった。晩ご飯も食べずに、バッグを肩にかけたままだったのに気付いた。
それも無視して、取りあえず描いてみたが、ダメだったので。バイクに乗ってる直美ちゃんを描いてみた。自分で笑ってしまった。クラッチを描くのを忘れていたり、手足のバランスがおかしかったり、表情が片桐はいりの笑った顔になってしまっていた。
捨てようと思ったが、後で見れば面白いだろうなと思い、そのまま残しておいた。
ベッドに入り、オーナーが言った言葉を何度も呟いては直美ちゃんを思い浮かべていた。が、自分の描いた直美ちゃんが出てきて片桐はいりになっていき、ブッと吹き出してしまった。
その日の夜は、笑ったり考え事をしたりと、妙な夜だった。
つづく
535 :サボテン:2005/06/03(金) 01:37:22 ID:EHVpBiku
帰国まで2週間を切っていた。
直美ちゃんに帰る日を伝えると、直美ちゃんだけで、空港に迎えに来るとのことだった。
当初、みんなで迎えに行く予定だったらしいが、他の連中が気を利かせてくれたのだと直美ちゃんは言っていた。
仲間の顔が思い浮かんでくる。しばらく会ってないから、直美ちゃんの以外の連中にも会いたいなと思った。
が、やはり一番会いたいのは直美ちゃんだった。
職場でオーナーや、同僚らがお別れ会を開いてくれた。
もう二度とイギリスに来るなよと冗談を言うヤツや、今度は私が日本に行くからと言ってくれる子、みなそれぞれの言葉で送り出してくれた。
オーナーがよく頑張ったなと言いながら、包みを渡してくれた。包みを開くと、テラコッタの鉢が二つ入っていた。
「君と君の恋人に何か作りなさい」と言われて涙した。
他のみんなも色々とプレゼントしてくれた。
俺がバイクが好きだと言うことを知って、グローブをくれる人もいた。
その日は最高な夜だった。
別れを済ませ、ゆっくりといつもの歩道を、自転車を押して歩いた。
直美ちゃんと歩いた道までやってくると、直美ちゃんがイギリスに来たときのことを思い浮かべていた。
日本の地元には、こんな洒落た場所はないけど直美ちゃんとどこかを二人で歩きたいな、と考えていた。
一緒の時間を過ごした公園を見ながら、いつものアパートに帰った。
部屋に置いてあったものは、全て日本に送り返していたし、借りた家具や家電も全て返していたから、部屋の中はガランとしていた。
布団も返してしまったから寝るときは寝袋で寝ていた。
唯一残った、備え付けの机で日記を書いた。
イギリスで書く日記も、あと少しで終りだった。
最後にと思い、英語で綴ってみた。
喋るのは完璧だが、書くのは少し不安だった。
日記を書き終えると、眠くなりそのまま机に突っ伏して寝ていた。
起きると、日記帳によだれの染みが出来ていた。
寝袋に入り、日本にいる直美ちゃんを思いながら寝た。
もう少しで会える、もう少しで一緒にバイクで走れる。
そう頭の中で言いいながら、眠ってしまったようだった。
つづく
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そして、数日後に仕事から帰ってくると手紙が届いていた。直美ちゃんからだっだ。
封筒を丁寧に開くと、中からは便せん三枚と写真が出てきた。
手紙には、日本に帰ってから、寂しい日が少しあったことや、早くまた会ってデートしたいことが可愛い文字で書かれてあった。
それを読んでいると、涙がぽつぽつと机の上にこぼれていた。
ただ、寂しくて悲しくて流すいつもの涙とは違っていた。
よく分からないが、なんだか嬉しくて涙が出ているような気がした。
手紙を一通り読んでから写真を見ると、高志やミカちゃんがこっちに向かってピースしていた。
久志だけが何故か腕組みをして後ろを向いていたのが、面白くて泣きながら笑った。
そして、その写真を、壁に画鋲で留めておいた。
直美ちゃんが一人だけ写ってる写真や、イギリスで撮った写真は、ベッドに横になったときにいつでも見られるように、ベッドのすぐ横の壁に飾っておいた。
手紙を大事に引き出しにしまって、返事を書こうとした。が、封筒と便箋が一つもなかった。仕方なく、近くの文房具屋に走った。
夕暮れの歩道をきびきびと歩き、文房具屋に向かった。文房具屋に入ると、いつもの、店番のお姉さんが、また?見たいな顔で俺を見た。
ニヤッと笑い頷いておいた。どの便せんにしようか迷った。無難にピーターラビットにした。いつかもそうだったが、直美ちゃんは意外にも、ピーターラビットが気に入ってるようだったから、またそれにした。
レジに持っていくと、お姉さんが色つきのマーカーペンを黙って3本くれた。
「これはサービスね」と一言、無表情で俺に言った。
ありがとうと礼をして店を飛び出して走って帰った。
部屋に入り、すぐに机に向かって返事を書いた。
この時間帯は腹が減っている時間だったが、気にせず便せんにペンを走らせた。
スラスラと書いては、ペンを止めて、考えながら書いた。
しばらく寂しくて、情緒不安定だったことや、よく妄想をしていたことを書いておいた。
そして、せっかくもらったマーカーペンで、便せんの周りを囲んだ。
よく見ると、小学生が自由帳に書く様な、意味不明な線がふにゃふにゃと走っていた。
つづく
497 :サボテン:2005/06/02(木) 01:13:59 ID:jlIyNW40
友人が亡くなって、葬式の後の事や色々と手伝いをしていました。取りあえず落ち着いたので、また書き始めます。
仲のいい友人だったので少し尾を引きそうです。
今日はここまでです。おやすみなさい。
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533 :サボテン:2005/06/03(金) 01:36:17 ID:EHVpBiku
気付くとイギリスにいる時間も残り少なくなっていた。時間が流れるのはとても早いものだと、改めて感じた。
そして、流れた時の中にはいつも直美ちゃんが、いた。
大変な修行だったが、ここまで来れたのは直美ちゃんがいたからこそだった思った。
早く直美ちゃんに会いたい、そんな思いが俺の尻に鞭を入れてくれた。
ふと思い立ち、今まで直美ちゃんからもらった手紙を読み直してみた。
いつも可愛い文字で、遠く離れた日本の地元での出来事や、自分が思っていることを会綴ってくれている。
どんどん読み進んでいくと、ある日の手紙から文末に必ず、「愛してるよ。大好きだよ」と書かれていた。
それを見ると、少し恥ずかしくなり、手紙を机の上に伏せた。
自分も必ず、文末には「愛してるよ」と書いてはいたが、他人に愛していると言われると、やはり妙な気分になる。
時間を調整して国際電話なるものをかけてみた。直美ちゃんの声が聞こえてくると、感激した。
いつもは手紙のやりとりがメインだったから、久しぶりに聞く声はとても新鮮だった。
「元気だった?」直美ちゃんは元気に俺に聞いてきた。もちろん元気だったが、上手く話せなかった。
人と話すのは意外に大丈夫なのだが、直美ちゃんと話をするときは、ちょっとだけ緊張する。
好きな人の前では、どうしてか何を話せばいいのか考えてしまう。
「日本はどう?暑い?」
直美ちゃんは一つ間を置いてから、
「うん、暑いよ。久しぶりに話せてすごく嬉しい」と、しっとりと答えた。
それは自分も同じだった。
会いたくて会いたくて仕方なくなってきた。
この思いをどう伝えればいいか、会話しながら考えた。ストレートに伝えよう。そう思い会話をぶった切って、言った。
「会いたくて会いたくてどうしようもない。何かおかしくなりそうだ」
本当にストレートだった。
直美ちゃんは、え?と小さく声を出し、静かになった。
「私だって会いたいよ、毎日寝る前はあんたのこと考えてるよ」と、少し声を震わせて言った。
俺はすでに涙が流れていた。
「帰ったら一緒にいつもの峠走ろうな。俺も頑張るから、直美も頑張ってな。」
何か吹っ切れて、素直に言いたいことが言い出せるようになっていた。
つづく
534 :サボテン:2005/06/03(金) 01:36:45 ID:EHVpBiku
仕事中にバスケットに花を寄せながら、いつも考えることがある。
直美ちゃんはどんな花が好きなんだろうと。
直美ちゃんはひまわりのように元気だけど、わすれな草の花のように、可憐な部分もある。
帰りにテムズ川のあたりでわすれな草を探してみようと思った。
その日は、ひまわりを使った寄せ植えを五つも作ってしまった。
オーナーに訳を話すと、
「それはそれでいいんだよ。誰かを思って作ると、普段とは全く異なるデザインに仕上がる。私も妻を愛して、思っているからこそ美しい作品が出来ると思う」
オーナーは俺の手を握って熱く語った。
この言葉は生涯忘れることのない言葉だった。(事務所に綺麗にレタリングして飾ってたりします)
帰りに自転車を押しながら、わすれな草を探した。
ただの草は沢山あったが、なかなか見つからなかった。
雑草の生えていそうな公園や、路地を探してみたがやはり見つけられなかった。
だめだったか・・・と独り言を言いながら自転車を押して帰った。
部屋に帰り、さっそく机に向かった。オーナーが言った言葉を忘れないうちに日記に書き留めておいた。
わすれな草を結局見つけることが出来なかったから、日記帳に、わすれな草とひまわりの絵を描いてみた。
なかなか上手く描けず、何度も消しては描いての繰り返しだった。
時間はもう9時だった。晩ご飯も食べずに、バッグを肩にかけたままだったのに気付いた。
それも無視して、取りあえず描いてみたが、ダメだったので。バイクに乗ってる直美ちゃんを描いてみた。自分で笑ってしまった。クラッチを描くのを忘れていたり、手足のバランスがおかしかったり、表情が片桐はいりの笑った顔になってしまっていた。
捨てようと思ったが、後で見れば面白いだろうなと思い、そのまま残しておいた。
ベッドに入り、オーナーが言った言葉を何度も呟いては直美ちゃんを思い浮かべていた。が、自分の描いた直美ちゃんが出てきて片桐はいりになっていき、ブッと吹き出してしまった。
その日の夜は、笑ったり考え事をしたりと、妙な夜だった。
つづく
535 :サボテン:2005/06/03(金) 01:37:22 ID:EHVpBiku
帰国まで2週間を切っていた。
直美ちゃんに帰る日を伝えると、直美ちゃんだけで、空港に迎えに来るとのことだった。
当初、みんなで迎えに行く予定だったらしいが、他の連中が気を利かせてくれたのだと直美ちゃんは言っていた。
仲間の顔が思い浮かんでくる。しばらく会ってないから、直美ちゃんの以外の連中にも会いたいなと思った。
が、やはり一番会いたいのは直美ちゃんだった。
職場でオーナーや、同僚らがお別れ会を開いてくれた。
もう二度とイギリスに来るなよと冗談を言うヤツや、今度は私が日本に行くからと言ってくれる子、みなそれぞれの言葉で送り出してくれた。
オーナーがよく頑張ったなと言いながら、包みを渡してくれた。包みを開くと、テラコッタの鉢が二つ入っていた。
「君と君の恋人に何か作りなさい」と言われて涙した。
他のみんなも色々とプレゼントしてくれた。
俺がバイクが好きだと言うことを知って、グローブをくれる人もいた。
その日は最高な夜だった。
別れを済ませ、ゆっくりといつもの歩道を、自転車を押して歩いた。
直美ちゃんと歩いた道までやってくると、直美ちゃんがイギリスに来たときのことを思い浮かべていた。
日本の地元には、こんな洒落た場所はないけど直美ちゃんとどこかを二人で歩きたいな、と考えていた。
一緒の時間を過ごした公園を見ながら、いつものアパートに帰った。
部屋に置いてあったものは、全て日本に送り返していたし、借りた家具や家電も全て返していたから、部屋の中はガランとしていた。
布団も返してしまったから寝るときは寝袋で寝ていた。
唯一残った、備え付けの机で日記を書いた。
イギリスで書く日記も、あと少しで終りだった。
最後にと思い、英語で綴ってみた。
喋るのは完璧だが、書くのは少し不安だった。
日記を書き終えると、眠くなりそのまま机に突っ伏して寝ていた。
起きると、日記帳によだれの染みが出来ていた。
寝袋に入り、日本にいる直美ちゃんを思いながら寝た。
もう少しで会える、もう少しで一緒にバイクで走れる。
そう頭の中で言いいながら、眠ってしまったようだった。
つづく
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