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6歳の娘がクリスマスにサンタに宛てた手紙を覗いてみたら
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10 :名無しさん@おーぷん :2016/01/03(日)11:35:13 ID:aTY(主)
俺思うんだ・・・。

俺、死ぬ前に小学生の頃を一日でいいから、またやってみたい

わいわい授業受けて、体育で外で遊んで、学校終わったら夕方まで また遊んだ

空き地に夕焼け、金木犀の香りの中家に帰ると、家族が「おかえり〜」と迎えてくれて

TV見ながら談笑して、お母さんが晩御飯作ってくれる(ホントありがたいよな)

お風呂に入って上がったら みんな映画に夢中になってて、子供なのにさもわかってるように見入ってみたり

でも、全部見終える前に眠くなって、お部屋に戻って布団に入る

みんなのいる部屋の光が名残惜しいけど、そのうち意識がなくなって…そして死にたい



14 :名無しさん@おーぷん :2016/01/03(日)11:36:12 ID:aTY(主)
私には、兄がいました。

3つ年上の兄は、妹想いの優しい兄でした。

ドラクエ3を兄と一緒にやってました。(見てました。)

勇者が兄で、僧侶が私。遊び人はペットの猫の名前にしました。

バランスの悪い3人パーティ。兄はとっても強かった。

苦労しながらコツコツすすめた、ドラクエ3。おもしろかった。

たしか、砂漠でピラミッドがあった場所だったと思います。

とても、強かったので、大苦戦してました。

ある日、兄が友人と野球にいくときに、私にいいました。

「レベ上げだけやってていいよ。でも先には進めるなよ。」

私は、いっつもみてるだけで、よくわからなかったけど、なんだか、とてもうれしかったのを覚えてます。

そして、その言葉が、兄の最後の言葉になりました。

葬式の日、父は、兄の大事にしてたものを棺おけにいれようとしたのを覚えてます。

お気に入りの服。グローブ。セイントクロス。そして、ドラクエ3。

でも、私は、ドラクエ3をいれないでって、もらいました。

だって、兄から、レベ上げを頼まれてたから。

私は、くる日もくる日も時間を見つけては、砂漠でレベ上げをしてました。

ドラクエ3の中には、兄が生きてたからです。

そして、なんとなく、強くなったら、ひょっこり兄が戻ってくると思ってたかもしれません。

兄は、とっても強くなりました。とっても強い魔法で、全部倒してしまうのです。

それから、しばらくして、ドラクエ3の冒険の書が消えてしまいました。

その時、初めて私は、泣きました。 ずっとずっと、母の近くで泣きました。

お兄ちゃんが死んじゃった。やっと、実感できました。

今では、前へ進むきっかけをくれた、冒険の書が消えたことを、感謝しています。




16 :名無しさん@おーぷん :2016/01/03(日)11:37:03 ID:aTY(主)
娘が6歳で死んだ。

ある日突然、風呂に入れている最中意識を失った。

直接の死因は心臓発作なのだが、持病のない子だったので病院も不審に思ったらしく、俺は警察の事情聴取まで受けた。

葬式には別れた女房が「彼氏」同伴でやって来たが、もはや俺には その無神経に腹を立てる気力もなく、機械的にすませた。

初七日も済んで、俺は独りで映画を観にいき、娘が観たがっていたゴジラととっとこハム太郎の二本立てを観ることにした。

とっとこぉはしるよハム太郎♪の歌を聴いた瞬間、やっぱり俺は泣いた。

6歳にもなって活舌の悪い娘が、この歌を一生懸命覚えて、とっとこぉ、はしゆよ、はむたよお♪と歌っていたっけ。

ハム太郎の紙コロジーだってクリスマスに買ってやるつもりだった。

女親のいない家庭だったが、少しでも女の子らしくと、服を買うときだって、面倒がらずに吟味を重ねた。

学校だって、行きたいところに行かせてやるつもりだったし成人式には、ちゃんと着物を着せてやるつもりだった。

女房と離婚してから俺は100%子供のために生きることにして、必死にやってきたのに、この世に神様なんて絶対いないんだと知った。



20 :名無しさん@おーぷん :2016/01/03(日)11:40:30 ID:aTY(主)
443 :名無しさん@├\├\廾□`/:2006/01/27(金) 14:49:28 ID:QWSgWgR0
ばあちゃん(゚Д゚)ゴルァ!

四年ぶりに田舎帰って その帰り際に押し問答で押しきられた封筒の厚さがおかしいと思ったら

5 0 万 もはいってましたよ(゚Д゚)ゴルァ!

渡されるとき変だな変だな〜って思ってましたよ(゚Д゚)ゴルァ!

1万円でも漏れには大金なのに 5 0 万 て何事ですか(゚Д゚)ゴルァ!

漏れはちょっと前に事故で死にかけて、今すげー金欠ですよ

でもな、ばあちゃん

何やってんですか(゚Д゚)ゴルァ!

50万てばあちゃん その金稼ぐのにどれだけ苦労しましたか?

ばあちゃんが作ってうってる野菜ひとふくろ100円ですよ(゚Д゚)ゴルァ!

ひとふくろたった5本の胡瓜だけれど それをつくるのに ばあちゃんどれだけ苦労しましたか(゚Д゚)ゴルァ!

曲がった腰更に曲げて草取り水遣り肥料遣りに支え作り袋詰だって楽じゃないですよ(゚Д゚)ゴルァ!

ばあちゃん、体きついって、頭痛い腰痛い足痛いって言ってるじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!

ばあちゃんの胡瓜はばあちゃんの命すり減らして作ってますよ(゚Д゚)ゴルァ!

金額も金額だけど、金の価値はそれだけじゃないですよ(゚Д゚)ゴルァ!

漏れは ばあちゃんの命を喰ってるようで涙が止まりませんよ(゚Д゚)ゴルァ!

田舎にも帰らず28P300円でフォモ本作って売りさばいてたりしてごめんなさい(゚Д゚)ゴルァ!

漏れの本とばあちゃんの野菜は価値が違うよ

四年ぶりに会ったばあちゃん、ちっちゃくなって

声もちいさくなって前はきりきり働き者だったのに頭痛いってずっと寝てましたよ(゚Д゚)ゴルァ!

医者いってください

整体いってください

頼むから!

頼むから、ばあちゃん!

「被爆者手帳で医療費ただだから気にせんで」って

医療費ただでも交通費は ただじゃないじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!




21 :名無しさん@おーぷん :2016/01/03(日)11:40:57 ID:aTY(主)
「あんたが生きててくれて嬉しいん。このお金で車買い、今使わなくても結婚資金にすればいいから」って(゚Д゚)ゴルァ!

ばあちゃん(゚Д゚)ゴルァ!

自分どうすればいいですか(゚Д゚)ゴルァ!

結婚資金どころか相手もいないですよ(゚Д゚)ゴルァ!

ばあちゃんを安心させて喜ばせてあげたいのにそれすらできませんよ(゚Д゚)ゴルァ!

使えません、使えませんよ(゚Д゚)ゴルァ!

受け取っちゃったんで返せませんよ(゚Д゚)ゴルァ!

かえしたらばあちゃんきっと悲しむ

でも返したいですよ(゚Д゚)ゴルァ!

漏れはどうしたらいいですか(゚Д゚)ゴルァ!

漏れは悪い孫ですよ

ばあちゃんにそんなことしてもらえる価値なんてないですよ

四年も田舎に帰らなかった自分(゚Д゚)ゴルァ!

帰らなかった間にばあちゃんすげーちっちゃくなってるじゃないか(゚Д゚)ゴルァ!

手の骨とかポキンて折れそうですよ(゚Д゚)ゴルァ!

漏れにはなんてことのない四年だったけど

ばあちゃんが年をとるには十分すぎる年月なんだな(゚Д゚)ゴルァ!

ばあちゃん、ばあちゃん、しんじゃ嫌だ

しんじゃいやだよう

ずっと生きてて漏れに孝行させてください(゚Д゚)ゴルァ!

漏れに背中もませてください

手つないで坂道歩かせてください(゚Д゚)ゴルァ!

ひいばあちゃんひいじいちゃん、事故のとき漏れを助けてくれてありがとう!

まだばあちゃんまだ連れてかないでください(゚Д゚)ゴルァ!

次の休みは年末だ(゚Д゚)ゴルァ!

祭りにはいかねえ
田舎に帰るよ
ばあちゃん待っててな(゚Д゚)ゴルァ!

いっしょに温泉行こうな

漏れ少ない給料がんがってためるよ(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!(゚Д゚)ゴルァ!



23 :名無しさん@おーぷん :2016/01/03(日)11:44:00 ID:aTY(主)
ある日、叔母さんのうちに一本の電話がかかってきた。

「こちら警察のものですが、お宅の息子さんが事故を起して通行人に怪我をさせてしまいまして、被害者の方から示談で良いとのことで、至急こちらの口座に振 り込んでいただきたいのです。ただいま、息子さんに代わりますね・・・」

叔母さんは すぐにそれが最近流行っているオレオレ詐欺だということに気が付いた。

なぜなら、息子は5年前に事故で亡くなっているからだ。

「母さん、俺だよ、事故起しちゃってさぁ、大変だよ。すぐに示談金振り込んでくれよ」

叔母さんは その声を聞いてハッとした。

死んだ息子の声と そっくりだったからだ。

まるで死んだ息子が蘇り、そこにいるような気がした。

叔母さんは電話を切ることが出来ず、しばらく息子にそっくりな その電話の声に聞き入っていた。

そして再び警察官と名乗る男に代わった。

「そういうわけなので、どうかお母さん、示談金、お願いしますね・・・」

再び息子と名乗る男に代わった。

「母さん、ゴメンよ、助けてくれ」

そこで叔母さんはやっと真実を話した。

「あのね、私の息子は5年前に死んでるの。」

電話の声がパタリと止まった。気まずい空気が流れた。

しばらくの沈黙の後、電話が切られる前におばさんは言った。

「ちょっと待って、あなたの声、息子とそっくりなの。電話切る前に、もう一言だけ、声を聞かせてもらえないかしら。」

しばらくして、電話の主はこう言い、電話を切った。

「母さん」




>>次のページへ続く
 
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