死なせてしまった女に贖罪をさせてくれ
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239 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:24:15.74ID:COd6JsKY.net
いまでも心の中で何度も悔いている。
241 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:24:57.37ID:+im1HRAX.net
>>239
だから悔いても死人には何のメリットもないんだよ
253 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:32:08.22ID:COd6JsKY.net
>>241
死人にはね。
242 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:25:02.24ID:COd6JsKY.net
あかねが亡くなってから、1年と少したった頃、高校の同窓会があった。
高校3年生の時の同窓会なので、あかねと関わりがある会ではないのだが、Kも行くとのことで、俺も参加することにした。
244 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:26:05.55ID:COd6JsKY.net
ひとつだけ、聞きたいことがあったからだ。
245 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:26:59.96ID:COd6JsKY.net
懐かしい顔が並び、みんな酒が進んでいた。
おう、どうした?おい、老けたな、いま、何やってんの、結婚は?仕事は?
247 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:27:34.97ID:COd6JsKY.net
席のあちらこちらで そんな内容の言葉が飛び交っていた。
遅れてKがやってきて、一通りのやり取りの後、Kは俺のところへやって来た。
Kと他愛の無い話しをして酒を酌み交わした。
あかねの話は出て来なかった。
246 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:27:30.89ID:+im1HRAX.net
覆水盆に返らず
贖罪の不可能性も、贖罪が自分の利益のためであることも認識してない 馬鹿だなお前は
251 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:31:12.98ID:COd6JsKY.net
>>246
愚かだよ。
結局 罪を許すのは自分なんだ。
248 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:28:19.60ID:COd6JsKY.net
「ところで、たかおさ、俺、結婚するぜ」
Kは言った。
249 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:28:56.60ID:COd6JsKY.net
「そうか、まあ、おめでとう。」
250 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:29:42.58ID:COd6JsKY.net
ふと、俺は疑問に思った。
そういえば、俺は高校の時から含めて、Kの彼女の名前すら知らない。
高校3年の時、受験のうやむやと あかねとのことのごたごたで、付き合った事実しか知らなかった。その時の彼女だろうか。
252 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:31:47.23ID:R1dAM66R.net
あかねさんに なんもかかわってないのに自分が強く関わったことにしときたいっていうやつやねー
いまでも心の中で何度も悔いている。
241 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:24:57.37ID:+im1HRAX.net
>>239
だから悔いても死人には何のメリットもないんだよ
253 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:32:08.22ID:COd6JsKY.net
>>241
死人にはね。
242 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:25:02.24ID:COd6JsKY.net
あかねが亡くなってから、1年と少したった頃、高校の同窓会があった。
高校3年生の時の同窓会なので、あかねと関わりがある会ではないのだが、Kも行くとのことで、俺も参加することにした。
244 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:26:05.55ID:COd6JsKY.net
ひとつだけ、聞きたいことがあったからだ。
245 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:26:59.96ID:COd6JsKY.net
懐かしい顔が並び、みんな酒が進んでいた。
おう、どうした?おい、老けたな、いま、何やってんの、結婚は?仕事は?
247 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:27:34.97ID:COd6JsKY.net
席のあちらこちらで そんな内容の言葉が飛び交っていた。
遅れてKがやってきて、一通りのやり取りの後、Kは俺のところへやって来た。
Kと他愛の無い話しをして酒を酌み交わした。
あかねの話は出て来なかった。
246 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:27:30.89ID:+im1HRAX.net
覆水盆に返らず
贖罪の不可能性も、贖罪が自分の利益のためであることも認識してない 馬鹿だなお前は
251 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:31:12.98ID:COd6JsKY.net
>>246
愚かだよ。
結局 罪を許すのは自分なんだ。
248 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:28:19.60ID:COd6JsKY.net
「ところで、たかおさ、俺、結婚するぜ」
Kは言った。
249 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:28:56.60ID:COd6JsKY.net
「そうか、まあ、おめでとう。」
250 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:29:42.58ID:COd6JsKY.net
ふと、俺は疑問に思った。
そういえば、俺は高校の時から含めて、Kの彼女の名前すら知らない。
高校3年の時、受験のうやむやと あかねとのことのごたごたで、付き合った事実しか知らなかった。その時の彼女だろうか。
252 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:31:47.23ID:R1dAM66R.net
あかねさんに なんもかかわってないのに自分が強く関わったことにしときたいっていうやつやねー
255 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:36:36.48ID:COd6JsKY.net
>>252
たった一度の裏切りが最期になったから。
254 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:33:39.44ID:COd6JsKY.net
「相手は高校の時からの彼女?」
256 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:37:29.31ID:COd6JsKY.net
「そう、いろいろあったけど、まあ、ケジメ婚てやつかな」
「相手は俺も知ってるやつか?」
257 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:38:22.38ID:COd6JsKY.net
「覚えていれば知ってるやつだ」
「誰だよ、教えてくれよ」
258 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:39:04.29ID:COd6JsKY.net
Kは名前を言って、俺は驚いた。
259 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:39:55.31ID:COd6JsKY.net
高校始めの頃、俺が告白されて振った子のひとりだった。
260 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:40:50.74ID:COd6JsKY.net
「今だから言うけどさ、俺、たかおに嫉妬してたんだよね」
「おまえが、俺に?!」
まさか、と本気で思った。
261 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:41:46.59ID:COd6JsKY.net
Kの話だと、彼女とは小学校からの幼馴染で、Kはずっと想いを寄せていたらしい。
高校に入って俺を好きになった彼女が、幼馴染で俺と同じクラスのKに探りを入るよう頼んだそうだ。
262 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:42:38.34ID:COd6JsKY.net
Kは俺と同じ中学のやつに、俺のことを聞いて、あまり良い評判を聞かなかったことを教えても、彼女は聞く耳を持たなかったという。
264 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:43:49.27ID:COd6JsKY.net
「正直、たかおには早く誰かとくっついて欲しかったよ。あかねでも、別の誰かでも」
267 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:48:44.79ID:COd6JsKY.net
そういうことか。
俺は腑に落ちた。
どうしても分からなかった違和感がひとつに繋がった。
268 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:49:58.16ID:COd6JsKY.net
「だって、たかおさ、あの頃めちゃめちゃ頑張ってたっていうか、ほら、なんか部活でも いいところまで行ってたし、全国大会まで出たんだっけ?バンドとかも人気あったしさ、なんか敵わねーなって思ってたし、彼女も諦められないでいたしさ」
269 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:50:49.48ID:COd6JsKY.net
Kは俺の本質に気付いていたわけではなかったのだ。
ただ、中学の頃の評判を嗅ぎまわってあんなことを言ったのだ。
270 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:51:34.27ID:COd6JsKY.net
「おまえ、本当はそんなやつじゃないんだろ?」
271 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:52:31.25ID:COd6JsKY.net
そして、そこには恋愛がらみの男の嫉妬があった。
誰にでも人当たりが良いKが俺にだけ当たりが厳しかったのも、あかねとのことを応援したり、他の娘をけしかけたりしたのも、Kが俺に付き合い始めた自分の彼女のことを紹介しなかったのも、全てはそこに、理由があった。
272 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:53:22.10ID:COd6JsKY.net
俺は、今日この会に来た理由、つまり、Kにひとつだけ聞きたかった質問をぶつけてみた。
273 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:54:34.30ID:COd6JsKY.net
「今さらだけど、おまえが あかねを振ったとき、俺に悪いからって断わったんだってな?」
Kの表情が曇った。
「なんでだ?」
274 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:55:14.01ID:COd6JsKY.net
Kは黙り込んだ。
「好きな娘がいるからでは駄目だったのか?」
275 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:55:54.36ID:COd6JsKY.net
そのせいで、俺はあかねに邪険にされた。
あかねはKに対して諦めがつかなかった。
俺さえいなければ、Kと付き合えたかもという希望を持った。
こじつけかもしれない。
けれども、その一言がなければ、あかねも ただの幼い恋を拗らせなかったのではないか。
276 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:56:38.76ID:COd6JsKY.net
「ごめん。ぶっちゃけていえば、たかおに勝ちたかった。唯一手にした優越感に浸っていたかった。」
278 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:57:19.41ID:COd6JsKY.net
しばらく黙ったあと、Kはそっと白状した。
279 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:58:03.68ID:COd6JsKY.net
俺は不思議と腹が立たなかった。
Kに詰まらないことを聞いた、と詫びて、もう一度、おめでとう、と言った。
280 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:59:15.47ID:COd6JsKY.net
やがて、同窓会は お開きになり、2次回の誘いを断わった俺は、Kと俺の高校生活を思いながら電車に乗り、家路に向かった。
281 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:00:10.07ID:COd6JsKY.net
ボタンの掛け違え、などと ひとは言うかもしれない。
何かが ほんの少しすれ違い、そのすれ違いが気付かれないまま放置されると、大きな歪みに育って行ってしまう。
それがボタンであったら どんなに良いか。
282 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:01:03.87ID:COd6JsKY.net
でも現実は、もう、やり直しのきかない、人生の過ちなのだ。
Kに、俺とあかねの真実を話したら、Kも罪を背負うのだろうか。
284 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:03:15.37ID:COd6JsKY.net
であるとするならば、罪とは ひとが作り上げるものではなく、実は そこかしこに、転がっているものなのだろう。
何かの拍子に触れてしまった人間だけが その存在に気付いてしまう。
285 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:04:18.79ID:COd6JsKY.net
Kは この先あかねの死の真実に触れることはないだろう。
あかねが生きていたことと同じように あかねの死も忘れてしまうのだろう。
286 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:05:25.08ID:COd6JsKY.net
俺はKにあかねの事を話さなかった。
けれども、それはKを思いやってのことではない。
287 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:06:03.31ID:COd6JsKY.net
あかねの声が聞こえた気がしたからだ。
288 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:06:45.06ID:COd6JsKY.net
「このことは、K君には話さないでね」
289 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:07:28.32ID:COd6JsKY.net
俺はそれきり、Kには会わないでいる。
290 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:09:01.99ID:COd6JsKY.net
終わりです。最後まで見ていただいたかた、ありがとうございました。
文章下手でごめんなさい。
293 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:15:48.97ID:COd6JsKY.net
>>243
死そのものに悲劇はないと思ってます。
「人は致死率100%」ですから。
294 :滝山 :2017/05/10(水) 06:19:06.59ID:feCh/lNm.net
完走おつかれ、
305 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:34:06.50ID:COd6JsKY.net
>>294
ありがとう。
263 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:43:38.65ID:R1dAM66R.net
いや1の行動は あかねの人生になんも関係ないよ
そう思い込みたい1の願望だよ
そんな大事な女性なのに葬式もいかんとか ありうるんかなあ
266 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 05:47:31.34ID:COd6JsKY.net
>>263
あかねの人生に関係ないといわれるのは、正直複雑です。
楽になるきもするし、認められない自分もいる。
どちらにせよ、生きてる人間にしか決められない。
283 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:01:06.94ID:R1dAM66R.net
>>266
関係ないよ そこまで深く関わってないもん
それかかかわり合った描写が足りてないと思う
おこがましいんじゃない?死なせてしまったとか
291 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:10:57.22ID:COd6JsKY.net
>>283
そういうものなのか?人との関わりって難しいね。
299 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:24:01.07ID:R1dAM66R.net
>>291
やたら大袈裟に書いてるけど3万振り込んだだけやんスレたてが贖罪って…
あと なんか たかおも あかねも同じ人物っぽく感じるんだなー
でも最後まで書いてくれておつかれしたー
301 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:28:41.17ID:COd6JsKY.net
>>299
本当のこと言えば、まあ、いいか。
295 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:20:04.14ID:COd6JsKY.net
それでは、仕事に行ってきます。
人生、最初で最後の2ちゃんねる。
人に読んでもらう事で、治療していた自分もいるかもしれません。
296 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:20:22.97ID:az5hqSfO.net
K君には謝る必要ないの?
303 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:31:12.29ID:COd6JsKY.net
>>296
Kだけには謝ることはない。
297 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:22:26.14ID:az5hqSfO.net
自殺だと決めつけてかわいそう
304 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:33:20.60ID:COd6JsKY.net
>>297
日付、状況、密葬。自殺じゃない、と思うのが逃げなのかと。
298 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 06:24:00.91ID:COd6JsKY.net
ただ、この話を書いているとき、風化しそうだった、あかねの記憶が蘇ってきました。
307 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2017/05/10(水) 07:45:29.21ID:w1NGTPI7.net
辛い事を背負っているんだね
話しを聞かせてくれた事で色々と考えさせられたよ
ありがとう
>>次のページへ続く
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