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なにかと縁のあるバレンタインデー
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荒く息をしながら、俺の名前を呼ぶ。

「・・・嫌か?」

「・・・・ううん、そんなことない」

俺達はまた唇を重ねた。


ねっとりとしたディープキスをしながら、俺は佳織のセーターの下に手を入れた。

ブラのうえから胸を触る。「ぃや・・・・。」と小さな声で言ったが、本気で抵抗する気はなさそうだ。

部屋は暖房で充分温かい。俺は、佳織のセーターを脱がせた。黒色のレースが佳織の大きな胸を包み込んでいた。

初めて見た佳織のオトナっぽい下着姿に、俺はかなり興奮した。下のカーペットに押し倒し、キスをしながら胸を愛撫する。

フロントホックのブラをはずすと、綺麗な胸が姿を現した。思わず俺は、ピンクの乳首にしゃぶりついた。


「あああっ賢ちゃん、恥ずかしい・・・・」

もう片方の手で乳首をコリコリと摘むと、佳織の息は一層荒くなった。

「賢ちゃん・・・賢ちゃんっ・・ぁん・・・・・・」

童貞処女コンビなので、どっちがリードするとかもなく、正直このあと どうすればいいのかもわからなかったが、とにかく佳織の可愛い声を聞きたい一心で、俺は佳織の体を愛した。


「賢ちゃんっ・・・・・ま、待って・・・・・」

「ん?どうした?」

「あの・・・・・えっと・・・コ、コンドーム・・・・」

「やべえ、持ってねえや」

「買いに・・・・・いこっか?」


俺達は上着を羽織って、外に出た。コンビニに向かおうとすると、佳織が俺の腕を引く。

「こっちのほうが近いよ・・・」
アパートの裏の道を行ったところに、コンドームの自動販売機があった。

「さっき買出しに来たとき迷っちゃって・・・みつけたの」

「そっか」

何種類かあって どれがいいのかわからなかったので適当に買って部屋に戻り、交代で風呂に入る。


そして、どちらからでもなくキスをして、さっきの時間を埋め合わせるかのように、またお互いを愛し合った。


俺はもうガマンできなくなって、ジーパンを脱いだ。

「俺だけだと恥ずかしいから・・・、お前も脱げよ」

恥ずかしそうに頷くと、彼女はするっとジーパンを脱いだ。


バスケで鍛えられて引き締まった太ももとウエストを愛撫し、キスをしながら俺は佳織のマンコに手をやった。

「あんっ」といって、ビクっと震える。

顔を見ると、かなり恥ずかしそうな感じだったが、俺は気にせず行為を続けた。

ブラとお揃いのパンティのうえから なぞっただけでも、「ぬるっ」とした感覚が俺の指先に走る。

撫でたり指で いじったりしているうちに、パンティが湿ってきた。



俺はパンティの中に手を入れ、ダイレクトに触った。

割れ目に沿って中指でなぞると、「やぁんっ」と、高い声をあげた。

くちゅくちゅと いやらしい音を立て、俺の興奮はさらに高まっていく。

「ん・・・ぁっ・・・あんっ・・・・・賢ちゃん・・・賢ちゃんっ・・・・・」

俺の背中に爪を立てて、声を出すのをガマンする佳織。


俺の中に「早く挿れたい」という思いが膨らんだ。

首筋をつつーっと舐めあげ、耳元でささやいた、「挿れて・・いいか?」と。

少し躊躇しながらも、佳織は「いいよ・・・」と俺に言う。

さっき買ったコンドームの袋をあけ、不慣れな手つきでギンギンになった俺のモノにかぶせた。そして、マンコに俺のモノをあてる。

「はぁあああ・・っ」と、息を漏らす佳織。少し不安そうな表情をしている。

少し くぼんだところに行き着き、『多分ここだ』と思った俺は、すこし腰を落とした。少しずつ入っていく感じがしたので、そのまま腰を沈めていく。

「いっ・・・・・・たぁ・・・・・・・・」と、佳織は顔を歪める。かなりガマンしている感じだ。

しかし、気持ちいいが、俺も痛い。俺のは強化合宿や修学旅行で みんなに驚かれるほどデカいし、佳織は処女だし・・ということもあって、潰れるんじゃないかと思うぐらい痛かった。

全て入りきったところで、俺は佳織の唇をふさぐ。


「ごめん、抜こうか?」

「い、いいよ・・・・・・大丈夫・・・」

「気持ちいいよ・・・・佳織・・・・・・」

少し抜いて、また挿れる、その動作を繰り返すうち、佳織は痛さからではなさそうな声をあげ始める。


そして、接合部分はヌチャヌチャと いやらしい音を立てはじめた。

今まで味わったことのない感触、そして気持ちよさ・・・俺は快感にのまれたように、腰を振った。


「賢ちゃん・・・・賢ちゃん・・・・愛してるっ!・・・あんっ・・」と、女っぽい声で俺の名前を呼ぶ。

「佳織・・・、佳織っ・・・お、俺も・・愛してるっ・・うっ・・・・」と、それに答える。

腰を動かすたび、俺のモノを快感が襲う。その快感がもっとほしくなり、俺の腰の動きは だんだんと激しさを増す。


「あんっ賢ちゃんっ賢ちゃん、あっ、あっ・・あっ・・・んぅ・・・」

「ああ、やべえキモチイイ!」と、思わず俺は声をあげた。
そのあと4分もたたないうちに俺はイった。

この日、結局 俺は佳織の中で5回ほどイったと思う。



日が昇りはじめ、カーテンのすきまから朝の光が差し込む頃・・・

俺達は、ようやく風呂に入った。2人で体を洗いあいっこしたり、泡を付け合ったり、一緒にちっちゃい浴槽に入ってお湯をかけあったり・・・・

もう戻れない『あの頃』を思い出した。小学生のときなんかは、何の恥じらいもなく一緒に風呂入ってたからな・・。


触れ合う白い肌の感触がとても気持ちよくて、俺は不覚にもまた勃起してしまった。

「あ・・・大きくなってる。」と、佳織が言う。

「仕方ねーだろ・・お前が横に居るんだから。」

「・・・そっか。」

「おう。」


「・・・・・ねぇ、」

「なんだ?」


「・・・・フェラとか・・・してほしかったりする・・・?」

「!?」

本気でびっくりした。佳織が こんなこというとは思ってもみなかった。

「やだったら・・・いいんだけど。」

「おまえは、したいのかよ?」

「・・・どっちでも。」

と、お互い恥ずかしすぎて訳の解らない会話になる。というか、どっちも意地っ張りなので本当のことが言えなかっただけかもしれない。

仕方ないので、俺は言った。

「・・・・無理してまで そういうことやってほしいとは思わねえよ、俺は性欲の捌け口みたいにしようとおもって付き合ってるつもりねえし。」


佳織の頭に手を置いて、さらさらの髪を撫でる。

「ふふっ・・・そっか!」と、なんか嬉しそうに笑う。

そのあと、かなり疲れたのか、俺達は夕方ごろまでぐっすりと眠った。



入学してまもなく、俺達はバスケのサークルに入った。

同じサークルの吉村先輩が佳織のことをやたらと気に入ってしまって、俺は何かされないか いつも心配していた。

小柄で、どっちかっていうとギャル男っていうかチャラチャラしてるっていうか、そういうタイプの男だ。

「佳織ちゃん、今日合コンやんだけどさ、人数足りないんだよね〜♪」とかいって、たびたび佳織を遊びに連れて行こうとする。

先輩にはキツく言えないのか、佳織はいつも困っていた。


「おい、佳織!バイト遅れるから先いくぞ!」

「あ、まってよ賢ちゃん・・・・先輩、ごめんなさい〜」

いつも こんなことをいって適当にごまかして、先輩をかわしていた。



そんなある日、とんでもない出来事が俺達、というか佳織を襲った。

課題のことで先生と話をしていた俺に佳織は『先に行ってるからね!』と言って、バスケの練習に行ってしまったのだ。


俺は そのあといつものように部室に行ったのだが、佳織の姿は見当たらない。

他の奴に聞いてみても、『さぁ?わかんない、ごめん・・』と返ってくる。コートに行ってみたが、サークルの奴は何人か居たものの、そこにもやはり佳織の姿はなかった。


それで、いつもボールを片付けてる薄暗い倉庫に行ってみた。

いつもは外側から鍵がかかっているんだが、なぜか鍵が開いている。誰かが先にボールをもって行ったときに掛け忘れたんだろう、と思っていた。


>>次のページへ続く
 
カテゴリー:読み物  |  タグ:ほのぼの, 胸キュン, 青春,
 


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