だが別居して逃げ切ればこっちのものという考えもあったオレは、荷物のほぼ全てを持ち帰った
本気でこいつは自殺するかもしれないとも思ったが、俺の前で死なないなら知ったこっちゃない
もう愛情なんてものは微塵もなかった
仕事後に予想通り、Fから連絡が来た
荷物全部持っていったの?どうして?と、ボロ泣きだった
泣こうが喚こうが関係ない、隣にいる訳じゃない
適当に言い訳をして電話を切った
同じ会社で業務連絡もある事から、着信拒否まではできなかったが、ラインはブロックした
これで完全に終わった
家で1人で寝ていると寂しさを感じることはある
人肌恋しい時もある
だがこの辛さはFに対するものではなく、彼女がいないという辛さ
こう考えて全てを強制終了させた
実家に帰ったその日から、ずっと我慢していた趣味を楽しんだ
F以外でプラスの感情を抱き、それをF本人に話すと嫌な顔をした
だから趣味そのものを強引に封印していたから、その反動だ
だが1ヶ月も経たないうちにGという女に出会う
Gさんスペック書きます
俺が27でGさんは34
人妻で2歳の子供がいる
DかFカップ
アルバイト
エロい 潮吹く
あ、Gが最後の女です
Gももちろん同じ会社の人だ
何気なしに可愛いなーくらいは思っていたがそれ止まりで、話しかけたことも、話しかけられたことも無く挨拶止まり。
特別話してみたいな、とかも感じた事はなかった。
社外で会っても分からないんじゃないか?くらいの仲なのに、今日にGに話しかけられた。
オレさんお疲れ様です!髪切ったんですー!
あ。。。分からないか。。。
なんて言いながらユニホームの帽子をとった
特別な感情こそ無かったが、漠然と可愛いなぁくらいは思っていた人だし、ロングだったのがばっさりベリーショート
分からない訳がない
分かるよ!めちゃくちゃ可愛い、似合う
後先考える事もせずに思わずベタ褒めしてしまった
一通り世間話をして その日は帰ったが、その日の夜からGの事が頭から離れない
年は?趣味は?何曜出勤?下の名前は?結婚してる?子供は?
ずっとこんな事考えていた
そして次の日もGは出勤だった
今日絶対に連絡先聞こうと鼻息荒くしていた
ずっと考えて頭から離れず、早くもおかしくなりそうだった
少しわざとくさいか?ぎこちなかったかもしれないが、連絡先は聞く事ができた