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なぜか急に8年前の彼女のことを思い出した
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32 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/22(日) 00:52:05.40 ID:Bu1/H7Ff0
俺
「そう それはよかった…」
まるで大根役者のような返事しかできませんでした
平山
「じゃあ失礼します。お疲れ様でした!」
そういうと平山さんは帰ろうとしていた
俺は焦った
せっかくのチャンス!お土産を渡すのは今このタイミングしかない!
俺
「平山さん!」
勇気を1個師団ほど動員して声をかける
平山
「はい!」
俺
「あの…駐車場まで送っていこうか?」
平山
「ほんとですか!!ありがとうございます!」
俺
「じゃあ着替えてくるから待っててね」
結局、職場で渡すことはあきらめて送っていくことにしたのでした
もしかしたら ここでお土産渡していたらまったく違う展開になってたかもしれません
33 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/22(日) 00:54:32.07 ID:Bu1/H7Ff0
すみません
睡魔が…
需要があれば明日の午後に再投下します
ではおやすみなさい
俺
「そう それはよかった…」
まるで大根役者のような返事しかできませんでした
平山
「じゃあ失礼します。お疲れ様でした!」
そういうと平山さんは帰ろうとしていた
俺は焦った
せっかくのチャンス!お土産を渡すのは今このタイミングしかない!
俺
「平山さん!」
勇気を1個師団ほど動員して声をかける
平山
「はい!」
俺
「あの…駐車場まで送っていこうか?」
平山
「ほんとですか!!ありがとうございます!」
俺
「じゃあ着替えてくるから待っててね」
結局、職場で渡すことはあきらめて送っていくことにしたのでした
もしかしたら ここでお土産渡していたらまったく違う展開になってたかもしれません
33 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/22(日) 00:54:32.07 ID:Bu1/H7Ff0
すみません
睡魔が…
需要があれば明日の午後に再投下します
ではおやすみなさい
34 :名も無き被検体774号+:2011/05/22(日) 02:19:11.87 ID:FwekLug50
需要あるぜよ
36 :名も無き被検体774号+:2011/05/22(日) 10:41:44.56 ID:QmVl8fn6i
パンツぬいで待ってる
-------------------------
37 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/22(日) 17:10:11.87 ID:Bu1/H7Ff0
こんにちは
それでは投下します
38 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/22(日) 17:21:32.98 ID:Bu1/H7Ff0
駐車場まではあっという間だから駐車場についてからお土産を渡そう
そう考えていたがいざ駐車場についてもなかなか切り出せない
しばらくはしょもない話で時間が過ぎていった
平山
「それじゃあそろそろ帰ります。ありがとうございました!」
いいのか!俺!!お前はなんの為に免税店で口紅を買ったんだ!しかもリボ払いだぞ!
頭の中でそんな声が聞こえたような気がしたような…
俺
「平山さん!!」
平山
「はい?」
俺
「これ…」
俺はかばんの中からシャネルの口紅を取り出した
俺
「お土産…約束してただろ」
平山
「えっ…チョコレートじゃなくて?」
俺
「うん…似合うかどうかわからないけど」
平山
「ありがとうございます!めちゃくちゃうれしいです!」
平山さんはほんとに嬉しそうに口紅を抱え込んでいた
平山
「私、チョコレートでも ものすごく嬉しかったんですよ!主任が選んで買ってくれたって思って」
俺
「せっかく約束したんだから…」
ミッションコンプリート!!
しかし、この後すぐに新しいミッションが開始されたのでした
41 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/22(日) 17:32:04.39 ID:Bu1/H7Ff0
やっとお土産を渡し終えて安堵している俺に平山さんが追い討ちをかけてくる
車から降りようとしないのだ
しかもじっと俺を見ている…
俺
「平山さん?帰らないの?」
平山
「あっ…すいません…あんまり嬉しかったから」
まだ俺を見つめている…
神様、これはどういう意味なのでしょうか?期待してもいいのでしょうか?調子に乗ってキスなんかしたら大変なことになるんでしょうか?
神様に聞いてみたものの答えは簡単
もちろん「そのとおり」
役職者になったばかりの俺が新人に手を出す
自殺行為である
こんなことがばれてしまったら確実に干される
間違いない
やっと部署のみんなに役職者として認めてもらえるようになってきたところである
一時の欲情と雰囲気に流されて取り返しのつかないことをしてしまうほど俺は馬鹿じゃない
そう思っていた…
43 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/22(日) 17:42:17.78 ID:Bu1/H7Ff0
何とか理性を保とうと努力している俺に平山さんは遠慮がない
平山
「主任は…どうしてそんなに優しいんですか?」
俺
「だって、平山さんは大事な部下だし…」
この子は俺の心を見透かしているのか?
無難な答えで 乗り切ろうとしたがあまり効果がない
彼女の属性には通じないようだ
平山
「あんまり優しくされると…期待してしまいます」
えっ?期待?何を期待するの?ねえ?
平山
「私、あの部署に配属されてほんとによかったと思っています。何もわからない私にほんとに丁寧に教えてくれる主任がいて」
なにを言い出すんだこの子は…
もしかして俺のことがなんて…
言う訳ないよね?ね?
平山
「主任を好きになったら迷惑ですか?」
何じゃこの展開!!
この時点で彼女のTKO勝ちが決まった
45 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/22(日) 17:49:50.21 ID:Bu1/H7Ff0
俺
「迷惑とかそんなんじゃないけど…」
平山
「けど?けどなんですか?」
最近の若い子はアグレッシブである
俺に反撃する力はほとんど残っていなかった
俺
「…なんでもない」
平山
「えっ?」
俺
「迷惑じゃないよ…迷惑じゃない!ってか嬉しいよ!」
言ってしまった…
こんな急展開になるとは思ってもいなかった
流れに任せて言ってしまった
平山
「ほんとですか?ほんとに期待してもいいですか?」
俺
「うん…」
うるうるしてる目で俺を見つめている平山さん
ついに俺の理性が退却を始めた
欲情の大勝利である
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