誰にもいえなかった恋愛を終わらせてきた
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58 :私事ですが名無しです:2012/03/27(火) 19:28:51.87 ID:8VuzrbeF0
>>56
そうですね。早いことフルボッコにしてもらえれば、こんなことにはならなかったと思います。
城田くんと付き合うことが、私にとって最良の道であるはず。
でも付け麺といるときのような、楽しさはなかった。付け麺のような人を楽しませてくれる、人並み外れたコミュニケーション能力を、城田くんは持ち合わせていなかった。
城田くんに「I love you」と書かれた3日後、付け麺が急にメールしてきた。
「今日仕事早く終わりそうだから、ご飯でも」ということだった。
付け麺の車でご飯を食べに行って、家まで送ってもらうことになった。
実は そのときすでに私は一社から内定をもらっていたが、納得がいかずに就活を続けていた。
そんなことを報告すると、付け麺は
「そうだね、絶対いいところに就職したほうがいいよ。XX大学なんてそう行けるもんじゃないし。銀行とかに就職して、そこで旦那見つけるのが一番だと思う。俺みたいなブラック企業に就職したらダメだよ」と言った。
付け麺は、以前私との会話で覚えた「ブラック企業」という言葉をえらく気に入っていて、事あるごとにブラック企業と言いたがった。
やっぱり私は付け麺のことが好きだった。
付け麺に城田くんのことを話したら、どうなるだろう。付け麺は嫉妬してくれるだろうか。
59 :私事ですが名無しです:2012/03/27(火) 19:29:14.56 ID:8VuzrbeF0
私は試すように付け麺に城田くんのことを話した。
「多分もう付き合うことになる。めちゃくちゃかっこよくて、同じ大学の子」
誇張表現でもなんでもない、ありのままの事実だった。付け麺はずっと黙っていた。
家の前まで来て、付け麺が「ほんとに付き合うの?」って聞いた。
胸がしめつけられるように苦しかった。
なんでこんなに上手くいかないんだろう。
なんでそんなに自分勝手なことばっかりするの?
なんでみんな欲しいものを欲しいときに手にいれようとするくせに、なんで私には手に入らないの?
みんな都合がよすぎるよ。
アルマーニも、付け麺も、大人の男の人って、なんでそんなに人のことを振り回すの?
自然と涙がこぼれた。
付け麺は私の頬にこぼれる涙をぬぐい、キスをしてきた。
「誰にも触らせたくない。俺の1ちゃん」
付け麺は服の中に手を入れ、首筋にキスをした。
「今日お泊りしていい?」おっさんのくせに甘えた声でお願いしてくるこの頼み方に、私は弱かった。
私は そのまま付け麺とホテルに行った。
>>56
そうですね。早いことフルボッコにしてもらえれば、こんなことにはならなかったと思います。
城田くんと付き合うことが、私にとって最良の道であるはず。
でも付け麺といるときのような、楽しさはなかった。付け麺のような人を楽しませてくれる、人並み外れたコミュニケーション能力を、城田くんは持ち合わせていなかった。
城田くんに「I love you」と書かれた3日後、付け麺が急にメールしてきた。
「今日仕事早く終わりそうだから、ご飯でも」ということだった。
付け麺の車でご飯を食べに行って、家まで送ってもらうことになった。
実は そのときすでに私は一社から内定をもらっていたが、納得がいかずに就活を続けていた。
そんなことを報告すると、付け麺は
「そうだね、絶対いいところに就職したほうがいいよ。XX大学なんてそう行けるもんじゃないし。銀行とかに就職して、そこで旦那見つけるのが一番だと思う。俺みたいなブラック企業に就職したらダメだよ」と言った。
付け麺は、以前私との会話で覚えた「ブラック企業」という言葉をえらく気に入っていて、事あるごとにブラック企業と言いたがった。
やっぱり私は付け麺のことが好きだった。
付け麺に城田くんのことを話したら、どうなるだろう。付け麺は嫉妬してくれるだろうか。
59 :私事ですが名無しです:2012/03/27(火) 19:29:14.56 ID:8VuzrbeF0
私は試すように付け麺に城田くんのことを話した。
「多分もう付き合うことになる。めちゃくちゃかっこよくて、同じ大学の子」
誇張表現でもなんでもない、ありのままの事実だった。付け麺はずっと黙っていた。
家の前まで来て、付け麺が「ほんとに付き合うの?」って聞いた。
胸がしめつけられるように苦しかった。
なんでこんなに上手くいかないんだろう。
なんでそんなに自分勝手なことばっかりするの?
なんでみんな欲しいものを欲しいときに手にいれようとするくせに、なんで私には手に入らないの?
みんな都合がよすぎるよ。
アルマーニも、付け麺も、大人の男の人って、なんでそんなに人のことを振り回すの?
自然と涙がこぼれた。
付け麺は私の頬にこぼれる涙をぬぐい、キスをしてきた。
「誰にも触らせたくない。俺の1ちゃん」
付け麺は服の中に手を入れ、首筋にキスをした。
「今日お泊りしていい?」おっさんのくせに甘えた声でお願いしてくるこの頼み方に、私は弱かった。
私は そのまま付け麺とホテルに行った。
60 :私事ですが名無しです:2012/03/27(火) 19:47:54.60 ID:8VuzrbeF0
付け麺と一緒にお風呂に入り、ベッドに入った。
付け麺は私の脇から足の指まで舐めた。
そのまま付け麺が私の中に入ってきて、激しく突いた。
そのとき、私の携帯の着信音が大きく鳴った。
城田くんからだった。表向きに置かれたアイフォンの画面には、大きく「城田くん」と表示され、城田くんと私がお寺で撮った画像が映し出された。
付け麺はそれを見て、突くのを辞めた。
城田くんからの電話を勝手に切り、私に背を向けて寝た。
私は付け麺の機嫌をとろうとしたが、付け麺は拒否した。
朝になって付け麺は私の中に入ってきた。
「俺と会ってない間、その男とやったの?」
「してないよ、誰ともしてない。付け麺ちゃんとしかしてないよ」って言った。
付け麺は「誰ともしないで、誰にも触らせないで」って言い、私の中に出した。
驚いて、怒ったが、付け麺は私にキスをして、「1ちゃんは俺の可愛い彼女だから…」と言った。
61 :私事ですが名無しです:2012/03/27(火) 19:48:21.78 ID:8VuzrbeF0
私は付け麺のことがあってから、城田くんを避けるようになった。
それでも城田くんは最後まで、会ったら挨拶をしてくれるような、いい子だった。
不安で仕方なかったが、生理もちゃんと来た。
6月にさしかかるころ、私は自分の納得のいく形で就活を終えた。
相変わらず付け麺はアルマーニと飲み歩いていた。
ある日 付け麺が「アルマーニさんの彼女と、アルマーニさんと三人で焼き肉食べてきた」と言った。
アルマーニの話を聞くのは久しぶりで、またクラブの女の子をお金でつかまえたらしかった。年齢は私の一個下ということだった。
付け麺と出会って二年。最初に関係を持ってから、一年が経とうとしていた。付け麺は私を地方の仕事の泊まりに連れて行ったり、Bのお店に来てくれたりした。
ある日、私がBで少し露出のある服を着ていた。
帰り、Bが「こんな服着たら、ほかの人に見られるから、着たらあかん」と言って、その服をホテルのゴミ箱に捨てた。
その頃にはもう付け麺の性格には慣れていた。
付け麺はよくBの店で、ほかの女の子に「おっぱい触らせて」と言って、ほかの女の子の身体を触った。
そのあと私に「ヤキモチ妬いた?」と必ず聞いてきた。
そんなことが続くと、少しずつ気持ちも冷めていった。
62 :私事ですが名無しです:2012/03/27(火) 19:57:59.31 ID:8VuzrbeF0
秋になり、付け麺とご飯を食べながら、アルマーニの話になった。
「そういえばさ、アルマーニさんってまだこの前の焼き肉の彼女と付き合ってるの?」
彼女がいるという話を聞いてから、4カ月くらいのことだった。
付け麺は「付き合ってるよ。っていうか・・・子ども産まれたし」
私は持っていた箸を落とした。
私より年下の子が、40歳の既婚のおっさんとの間に子どもを作ったという事実を、私の脳が理解するのに時間を要した。
63 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 00:16:34.72 ID:L9PBnpBi0
『え、それできたってこと?』
「っていうかちょっと前に産まれた」
『え・・・お店は?』
「さあ、辞めたんじゃない?」
『じゃあアルマーニさんは毎月養育費かなんか払ってるってこと?』
「たぶん」
『それって続くと思う?』(アルマーニさんはちゃんと養育費を払い続けると思う?という意味)
「絶対無理でしょ、それにアルマーニさん他にも彼女いるし。けど本人が産みたいって言ったんなら、しょうがないでしょ」
話によると、彼女とアルマーニはずっと前から付き合っていて、私とアルマーニが関係をもったときも、アルマーニはちゃっかり彼女と付き合っていた計算になる。
それから、そんなこと絶対にあり得ない話だけど、
私は、「もし私と付け麺の間に子どもができてしまって、もし私が産みたいって言ったら、付け麺は養育費払わないんだ」って思った。
それなのに、あのとき付け麺は何の断りもなく、私の中に出したんだ。
そのことがあってから、私は付け麺のことを忘れたい思いで、予定を詰めた。
予定を詰めれば詰めるほど、付け麺に会いたくなった。
教習所に通い、アルバイトをして、春からの新生活や、卒業旅行の準備、卒業論文、やらなければいけないことは山ほどあった。
付け麺からは毎日連絡があった。電話は出るものの、会ったらダメだと言い聞かせた。
64 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 00:23:37.55 ID:L9PBnpBi0
電話の度に私は「今日は家に帰ったほうがいいんじゃない?」と言った。付け麺は大体家に帰ったようだったが、ある日の電話で付け麺がいった。
「なんか最近おかしくない?冷めたの?」
私は春から東京に行くことが決まっていた。
三つ上の兄が千葉で働いていたし、周りの子たちもみな東京に行くので、寂しくもなかったし、この地元でやり残したことなんてほとんどなかった。
付け麺には東京に行くことは言っていなかった。
電話越しでダダをこねる付け麺に負けて、会ってしまった。付け麺がタクシーで私の家の近くまで来たのだ。
付け麺は会って早々「誰にも触らせてない?」と聞いた。触らせてないのは事実だった。
久しぶりの付け麺との行為に、盛り上がってしまった。
68 :私事ですが名無しです:2012/03/28(水) 03:04:23.68 ID:L9PBnpBi0
今思えば、付け麺とは相性がよかったのかもしれない。
私は付け麺の身体を舐めた。シャワーを浴びる前の付け麺の脇や、足、お尻まで舐めた。付け麺はすごくイヤがったけど、イヤがる姿が愛おしく、丁寧に舐めた。
「1ちゃんとのエッチは ほんとうに気持ちいい。今までの女の子の中で一番気持ちいい。こんなに愛を感じるエッチ、したことない」
木嶋かなえか!
>>次のページへ続く
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