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1000万円以上使って後輩の恋愛恐怖症を治そうとした時の話
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15 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:39:44.17 ID:roODs7LR0.net
「次は貴方がストーキングする番ですか?」


「・・・」

「もう行っていいですか?」

「あの・・・」

「なんですか?」

「・・・」

「何って聞いてるんだけど?」

「・・・ 何で監視していたのか・・・ 聞いて・・・ いいですか?」



16 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:40:37.44 ID:roODs7LR0.net
女性はちょっと泣きそうな顔をしていた

我に返る俺

そういやこの女性は俺のことを知らない

だから男を監視していた俺が不審人物に見えたのだと その時思った

多分男の知り合いだから気になったのであろう

そら理由を知らないこの女性が俺に噛みつくわけだわ・・・

うわー、俺空気読めて無いやん・・・ 反省

俺も申し訳ない感情になり、一緒に近くの喫茶チェーン店に入った



17 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:41:56.08 ID:roODs7LR0.net
メニューをお互い注文した後、俺は女性に頭を下げた

不審者にしか見えない俺を疑うのは普通のことだし、そら威嚇するのは当然だと謝罪した

すると女性も「私が悪いんです。貴方は尾行してることを素直に答えたのに まだ悪者じゃないかと疑ってしまってるわけですし」と答えてくれた


ということでお互い謝罪し、フラットな状態で説明開始

お互い自己紹介をした後、まず女性が男と どんな関係なのかを聞いた

聞くと、男は高校の先輩だということ(>>1に書いてある登場人物の「女」)

男のことを結構褒めている内容が多く、これは信用できると思い、俺はあの二人がキャバ嬢であることを隠して今やってることを説明した

説明の途中、女はとても驚いていた



18 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:42:50.11 ID:roODs7LR0.net
「先輩(男)が高校時代失恋していたことを知らなかった」

「男は同級生3人組を作って いつも遊んでいたから恋愛に興味が無かったんだと勘違いしてた」


俺は まさかと思い

「もしかして男が、女さんのことが好きだったのかもしれませんよ?」

とふっかけてみたが

「いやいやw 私も男さんに告白してフられた過去があるから それはないですよw」と言っていた






19 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:43:29.17 ID:roODs7LR0.net
そして俺はふと気づく

女さんの左手に指輪がある

もう結婚してるんだな

ん?そういや男が こんなこと言ってたっけ?


>「知り合いの女性がですね、ちょっと離婚考えちゃったってLINEしてきたんですよ」

これは好きだった女性からのLINEだとも言っていた

だから男は あそこまで動揺していたんだ


でも結婚なんて誰でもするし、この女さんは男にフラれてるから、女さんのことを男が好きだったら告白OKしてるはず

とはいえ確認の為に離婚相談したのかを聞いておきたいけど、多分この女性じゃないなと思い聞かないことにした



20 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:45:35.30 ID:roODs7LR0.net
話を戻します

恋愛恐怖症とはいえ、それを克服するために相手を見繕ってデートさせまくるなんて普通しないよな

なので 女さんは俺の説明を信用していない気がした

というか男に今日のやり取りを知られるのは非常にまずい

うっかり自分の匙加減で勝手に色々話したし、社員にも秘密にしていたことを社外の人にバラすなんて普通はしちゃいけない

不安要素を消したい俺は「まだ疑ってるなら うちの会社に来てください。社長室に案内しますので」と言って名刺を渡した

女さんも名刺を渡してきた

これで疑われることもないだろう・・・


とはいえ これも自分の独断で決めたので正解かどうかは分からない

女さんは明日が都合がいいとのことなので翌日来てもらうことにした



21 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:46:40.92 ID:roODs7LR0.net
翌日、社長にこの事を話すと

「お前、その女狙ったりしてないよな」

「AIKAに似てないですし、そもそも人妻食うほど落ちぶれてないですよ」

「その人は可愛い?」

「結構可愛いと思いますよ。あの二人のキャバ嬢にも負けてない気がします」

「男君、その女さんのこと好きだったかもしれないねw」

「多分違うんじゃないですかね?女さん、男に告白してフラれてたって言ってましたし」

「というか何で今日?私の予定聞いといてよ」

「社長いつも暇してるの知っていますし、あと男のことだったら最優先で食いつくと思ったので」

「男くんと女さんが会社の中で遭遇しないようにした?」

「男は俺の代わりに急遽栃木に行くように言ったので そこは大丈夫ですよ」



22 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:47:23.22 ID:roODs7LR0.net
上記のやり取りの5分後、女さんが会社の目の前に来たと連絡があった

女さんを社長室に連れていくと 社長は女さんと二人きりで話がしたいと言ったので、話が終わったら俺に連絡くださいと言って 社長室を出て行き俺は仕事に戻った


それから一時間以上連絡が無い・・・ どういうこと?

心配になって戻ってみると女さんと社長の「男を褒め合い合戦」になってた

俺は「おい!時間!」と怒鳴った

女さんには20分程度説明をしたら十分だと言っていたのに男の話題になると止まらないようだ

社長はビールより苦い顔をしていたが関係ない

女さんも仕事の合間に来てくれたんだから、と社長に言って俺は女さんをとっとと帰した



23 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:47:57.66 ID:roODs7LR0.net
「男君、女ちゃんと結婚したらいいのにな」

「俺が女さんと結婚するのは?」

「不倫は駄目だろ」

「男がしても不倫だよ!」



24 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:48:24.99 ID:roODs7LR0.net
仕事が終わった後、女さんから着信があったので電話した

そのうち社長や俺とで男君について また語りたいこと

男の行く末を応援してること

「なら良かった、また連絡しますね」

そう言って電話を切る

だがまた一時間後に女さんから電話がかかってきた



25 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:49:04.32 ID:roODs7LR0.net
「もしもし?なんでしょう?」

「あの、俺さんがずっと一人で男さん監視してるんですよね?」


「はいそうです」

「私も男さんの監視をするのに加わっていいですか?」


「え?どうしてです?」

「私も男さんが どんな感じで女性とデートしてるのか見てみたいんです」


「なるほど了解しました。でも男にバレないよう監視してくださいよ。俺は監視してるのは公式でOK貰ってますけど女さんは貰ってないですし」


「わかりましたw」

「というか女さん、何処住んでます?横浜〜鶴見駅って遠くないですか?」


「ですね、浦安に住んでます」

「無理しない程度でやってくださいね。デート場所は俺が連絡します」


「じゃあすみませんが その時になったら俺さんが私と落ち合って、そこから監視するという流れで」

「え?一緒になって監視するってことです?」


「はいwそうなりますねw」

「え?」

「はい?」

「・・・女さん結婚されてますよね?」

「はい」

「俺が女さんと一緒に監視してるのが何も知らない旦那さんに知れたら誤解されるんじゃないですか?」


「あ・・・」





26 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:50:18.86 ID:roODs7LR0.net
俺と女さんが女さんの旦那に見られたら絶対疑われるよな

仮に女さんの旦那が 会社から外に出たりしない職業だとしても 旦那の知り合いが知らん男と歩いてるのを目撃したら 絶対に不審に思われるだろうし、普通なら別行動で監視するのがいい

この提案は流石に受けることが出来ないが女さんは

「じゃあ夫にも このことを話せば一緒に監視してもいいですよね?」

「いやぁ、これ以上この事を知る人が増えるのはこっちとしても困るんですけど?」

「見つからないようにします。それとまだちょっと言えないのですが私なんか引っかかることがあって・・・」


「男のことで?」

「はい」


「でもですねぇ・・・」

「・・・」

「この件はとりあえず社長と相談してから決めますので今はまだ待ってください」

「分かりました」



27 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:51:07.59 ID:roODs7LR0.net
翌日社長に報告

社長は女ちゃんだったら大丈夫でしょと即OKが出た

社長の目の前で その事を電話で女さんに報告したら凄い感謝された

だが そのすぐ後、女さんは こんなお願いをしてきた

「夫も一緒に監視したいって言ってるんですけど大丈夫ですか?」


社長は何の迷いもなくOK

俺もこの時は社長もOK出してるから この提案に何も抵抗が無かった

早速 明日男がデートするので そのことを話し、翌日女夫と初対面となった



28 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:51:43.76 ID:roODs7LR0.net
「こんにちは、初めまして俺です」


「女夫です。初めまして」

「すみませんが男とはどんな関係で?」


「僕は ほとんど会話したことないです。でもあっちは多分俺の顔を知ってます」


「了解しました。じゃあ俺と尾行してることがバレないように注意してお願いします^^」


「分かりました」



29 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:52:19.59 ID:roODs7LR0.net
この夫婦、男が気になるとか言って尾行楽しんるだけじゃないか?

今のところ監視の邪魔でしかないけど女さんが気になること言ってたしな・・・

とはいえ知り合いの恋愛事情って面白いもんな

自分の気に入ってる奴が幸せそうな顔しとるのはこっちとしても嬉しいし

この夫婦も同じ感覚なんだろうなぁって思って・・・


この時は3人で尾行する行為に関して何も危機感が無かった

とはいえ この日は尾行は全然バレずに男のデートが終了

男からデート終わりました報告を受けて3人で感想会開始



30 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:53:09.44 ID:roODs7LR0.net
俺「あいつ めっちゃ楽しそうだったでしょ?」


女夫「順調じゃないですかw」

女「あれで恋人じゃないんですよね?あの2人はどういう人なんです?」


俺「俺の知り合いw(キャバ嬢を隠すためにはぐらかした言い方をした。だが断じて嘘ではない)」


女夫「俺さんも凄いですね あんな可愛い女性二人と知り合いだなんて」


俺「俺工業高校卒だから学生時代と新人時代は結構遊んでたんで(デリヘル運営しとる知り合いは遊戯王関連で仲良くなった。なので この発言も断じて嘘ではない)」


女「あの2人と男さんが付き合う可能性ってあるんです?」


俺「余裕でありますよ。男には気に入ったほうに告白していいよって言ってありますし」


女夫「僕は女性二人連れてデートしたことないんですよ。俺さんは そういった経験ありそうですもんね」


俺「あー(ヾノ・∀・`)ナイナイ 恋愛なんて高校時代だけで その後は遊びって感じですよ(好きな女の子が居たのは中学くらいでこれは嘘)」


女「男さんって あの二人の中でどっちをn」


俺「本当に今順調で、クリスマスまでには治すのが狙いです」



31 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:53:46.27 ID:roODs7LR0.net
俺は女さんの発言を遮るように言った

女さん、さっきから あの二人のことをめっちゃ聞きたがってるけど なんか疑惑でもあるんかな?

関西方面から来たからキャバ嬢だから女さんが この二人の素性を知ってるわけないし、あの二人は平日9:00〜16:00で花屋のバイトしてるから怪しい動きは出来ないはず

というか さっき遮ったせいで嬢のことを知られたくないって思われて疑惑が生まれたかもしれない・・・

なので すぐ遮った後の言葉を聞き直した



32 :名も無き被検体774号+:2022/01/22(土) 08:54:21.30 ID:roODs7LR0.net
俺「あ、すみません!女さん何です?」


女「男さんは あの二人のどっちが好みとかそういうの言ってなかったですか?」


俺「聞いたことないですね。あの二人と居ることが ただただ楽しいって感じみたいです」


女夫「ていうか女、あの二人のこと結構聞いてくるやん?なんか気になった?」


女「私、男さんにフラれたことあるから どんな女性だったら付き合ってたんだろうなって気になって」


俺「男がフったから今の女夫さんと付き合えてるわけで・・・ 結果的には良かったですね」


女夫「そういう意味じゃ男さんに感謝です!嫁と純愛街道歩ませてくれて感謝しかないですよ!」


女「うんうんw」(女夫にギュー)




>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:修羅場・人間関係, 結婚, メンタル,
 


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