嫁がDQNを撃退した
この間、嫁と二人でドライブに行った。
帰り道に後ろからスゲー勢いで走ってくる車がいた。
夜で暗かったから、何の車かはわからんけど車高が低い軽のDQNカーだった。
そのまま追い越してくれればいいなー
と思ったけど
俺らの車にピッタリくっついてくる。
嫁は助手席で、既にビール飲んで一人で喋って笑ってた。
俺はチラチラと、バックミラー見ながら後ろのDQNを気にしてた。
DQN追い越すどころかスゲー煽られた。
車のライトとかチカチカされて明らかに挑発。
ちなみに俺チキンだから こういうの怖い。
横で笑ってた嫁も「なんだぁ?後ろの車は?」とか言ってて気づいた様子。
ま、流せばいいんじゃない?と嫁が言うので そのまま走ってた。
しかし、こっちは普通に走ってるだけなのにDQNの挑発はやまない。
そのうち、追い越そうとして横に出てきたと思ったらスゲー幅寄せされて
また後ろにつけられて...
を繰り返された。
俺はチキンの癖に、こういうのは本当嫌い。
左に車寄せようかと思ったけど田舎道で、道幅も狭いし寄せれる場所がないので諦めてた。
嫁も横で、段々イライラしていた。
走ってる途中にコンビニがあったので そのに寄る事にした。
コンビニに止まれば、DQNを追い越すし いいかなぁーと思った。
コンビニに左折して、あー良かったー
と思ったら
なんと、DQNもコンビニまでついてきた。
まじ殺意沸いた。
あ、DQNも追い越すし。だった。
とにかく後ろからDQNもついてきた。
車止めて、降りようかと思ったけど なんとなく嫌だったのでDQNがコンビニから出て車に乗って行ってしまってからにしようと思った。
そしたら、車から降りてきたDQN(二人組)が俺らの車に近づいてきた。
二人とも、上下スウェットで汚ない金髪だった。
多分どっちも20代前半位な。
夜なのにサングラスかけてた。
DQNが近づいてきて俺が座ってる運転席側の側に立ってニヤニヤしてた。
無視しようとしたが俺の車に煙草の火を押し付けてきたり車を蹴飛ばして笑ったりしてた。
完璧に頭にきた。
俺はそのまま車の窓だけ開けて辞めるように頼んだ。
しかし、さすがはDQN。言葉が通じないようだ。
俺らが、スピード出さずに、DQN達の前を走ってるのに腹が立ったようで
「ふざけんなよぉ〜。テメェここの車道誰んだと思ってんだよぉ〜。」
と挑発。
国のだよ。畜生。
ちなみに俺、喧嘩とかした事ないからまじで無理な。
んで、その時 横にいた嫁が切れた。
「うっせーぞ小僧!喧嘩売ってんのか!?去れよ?」
嫁は普段は温厚だけど切れると怖い。オワタ。
俺は急いで嫁を制した。
「まぁまぁ嫁ちゃん!ここは穏便に...。」
「うるせーよ!あんだよこの小僧は?
人の車蹴ってんじゃねーよ?
どうなるかわかってんのかテメー?」
嫁の方がDQNみたいだった。
DQNもつられて切れた。
「ああ!?なんだテメー女の癖に!?」
「なんだじゃねーよクソガキ!やるかオメー!?」
「よ、嫁ちゃんお願い辞めて...。」
この辺りでDQNが助手席側にまわった。
嫁もシートベルト外して外に出ようとしてた。
俺は嫁の腕を必死に引っ張って止めた。
が、嫁は力が強いので あっというまにはらわれた。俺涙目。
嫁は思いっきりドアを開けて外に出た。
「...はぁ?...」
たじろぐDQN。