83 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:05:20.37 .net
>>78 うん、ありがとう。
俺と嫁は見合いで、両方とも決して好みのタイプじゃなかったんだ。
結婚を決めたのもなんとなくいいかなぁ、だったんだ。最初はぎごちなかった。
でも次第にお互いが影響するようになって、昔はあまりおしゃべりじゃなかった嫁が、今では俺よりしゃべるんだ。
昔の上司から「お前と嫁さん、笑った顔が似ているな」って言われた。
「俺のところは全然似ていないんだ」って言ってた。
79 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:00:26.91 .net
世の中には自分が悪くないのに不幸な人は大勢いる。
そう考えたら俺は人に恵まれてきたんだ。
伯父もそうだし、社会にでてからも俺を認めてくれる人がいた。
困った時に知恵を貸してくれる人もいた。
ありがたいことだと思う。
人に助けてもらうって涙がでるよな。
男らしくもないし器も小さい人間だけど、嘘はつきたくないと思っているんだ。だからできないことはできないって頭を下げてきた。
一番つらかったのは誰よりも世話になった伯父が伯母に先立たれて、老人ホームに入ってくれって土下座した時だった。
本当なら俺が面倒をみなきゃいけなかったんだ。
でもできない理由があって…喉まで出かかった。一緒に住もうって。
できない約束をしても駄目だから、伯父に頼んだ。
伯父は俺を責めることもなく、黙っていたよ。
俺は今までいろんな人に会ってきたけど、小学校もまともに出ていない伯父が一番きれいな人だったと思う。
86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 23:11:29.83 .net
>>79
おいこらばか野郎!!
そんなデカイ伯父さんに対して、申し訳なく思いたがるんじゃない!
そうじゃないだろ。
こんな俺を、ここまで生き延びさせてくれて、どうもありがとうございます!!
だろうが!感謝の仕方が全くなっとらん!
89 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:19:49.07 .net
>>86 あっ、そうだな。その通りだわ。
うん、そうだ。そうだった。俺間違っていたわ。
伯父がいなかったら今の俺はいないもんな。
そうだ。ありがとう。
82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 23:02:49.86 .net
おっさんが弟妹たちに罪悪感があるっても、おっさんが両親含めて家族を背負おうと頑張り始めた当時は、おっさんだって小さかったじゃん。
たかだか小学生の男の子が、一家の精神的大黒柱を背負いきれるかっての。
無理だろ?無茶振りすぎるだろ普通。そして、おっちゃんの弟妹に足りなくて、後々の金銭トラブルの原因ともなったのは、大人の父と母が当時存在しなかったこと。
頼もしい兄ちゃん1人だけじゃ、どうしたって足りない。おっちゃんのせいじゃないよ。
87 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:17:24.36 .net
>>82 確かにガキが背負い切れるもんじゃなかったんだ。
でも元々の俺の性格と父親からの洗脳で、そうしなきゃと思い込んでいたんだ。
大人になってから山崎正和の「鴎外 闘う家長」って本を読んだ。
鴎外と俺じゃ人間が違いすぎるけど、同じだとおもうことがたくさんあったんだ。
家庭って本当に生き物なんだ。ちょっとしたことで死ぬことだってある。
それを守ろうとするのが父親の一番の責任なんだと思う。
古臭いだろう。でも家族を一つにするって責任はあると思うんだ。
ただ俺の場合は親が子供だったから俺がするしかなかった。
確かに俺の責任じゃないかもしれん。でも俺の責任だと思っちゃうのがバカな人間なんだ。
90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 23:20:29.16 .net
> でも俺の責任だと思っちゃうのがバカな人間なんだ。
じゃあ、おっさんは、一体「誰に」責任をかぶせたくないの?
92 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:27:05.92 .net
>>90
>じゃあ、おっさんは、一体「誰に」責任をかぶせたくないの?
えーっと、それ初めてきかれたわ。
そうか。俺の頭の中では責任は俺がとるもので、誰かにおわせるってものじゃない。
それは考えたことがなかった。
うーん、分からないなぁ。
95 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:31:38.64 .net
やっぱり父親かな。
人情味はある人で職場でも部下には好かれていたけど、俺の正論がなぜ通用せんのか、っていう人だった。
死ぬまでガキだったもんな。
父親がもう少しだけ大人だったら、俺は助かったのかもしれない。
親だから余りにも身近すぎて、俺の父親はこうなんだから仕方ないって思っていたのかもしれない。
97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 23:35:15.81 .net
今のままじゃ、分からんよなあ。
駄目両親の代わりに俺が家族をまとめよう!って決心したのは、おっさんだよね。
その代わり、思春期にものすごく恥をかいたり、青年期ものすごく理不尽な苦労を
してきたのも、おっさん自身。
でも、決心した割には、あんまりその苦労は報われなかったよね?
両親はおっさんに「スマン、だがありがとう」と言わないまま混乱の中死んじゃったし、弟妹はおっさんが金策に走り回っても感謝してくれなかった。
虚しさのどん底に大人のおっさんを叩き落したのは、さて「誰」が切っ掛けだったか。
99 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:39:34.71 .net
>>97
>虚しさのどん底に大人のおっさんを叩き落したのは、さて「誰」が切っ掛けだったか。
それなんだよな。それって俺自身だと思うんだ。
結局俺の一人よがりだったと思うんだ。
俺の心のどこかで「感謝」を求めていたんじゃないかと思うのだね。
それで勝手に自爆したんだ。
アホだわ。
98 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:36:17.31 .net
昔の上司に言われたことがあるんだ。
「お前もっとバカになれ」って。
なんのことだか分からなかった。「なに言ってんだ」って思ってた。
そうだな、俺バカなんだわ。…少し楽になったわ。
105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/23(金) 00:03:38.28 .net
たかだか分家風情が語る「家格」うんぬんの狂った戯言より、伯父さんの方がずっと偉いんだぞ!
伯父さんも、ものすごく頑張った。だがその頑張った姿を、お前は傲慢だと思うか?
傲慢なのは、本家だ分家だの、人格も宿ってない単なる「家」それ自身だ。
お前の親父が振り回された「家」なんかに、お前もあっさり負けてしまって、それでいいのか、お前は我慢できるのか?
107 :名無しのおっさん:2011/12/23(金) 00:09:40.08 .net
>>105
うん、確かにそうなんだ。でも壊れたことで家のことは吹っ切れたと思うんだ。
子供らにもそんなバカなものを負わせたくはないし。
ただすぐ「保護者」の立場で考えちゃうんだよな。
子供にしたらいつまでも幼児扱いは嫌だよな。
親のやったことを考えたら、子供らには少し干渉しない方がいいんだろうな。
嫁によく言われるのは「あんた子供に甘すぎる」だしな。
120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/23(金) 00:49:52.76 .net
小難しい理屈で、これは良いこれは駄目、といちいち考えるんじゃなくて、
我が子が子供(自分の孫)にしてあげてるのを見たら自分が「おおナイス!」と思うことを、そのまま同じに我が子にしてやればいいんだよ。
文章にするとややこしいけど、光景で想像してもらえると分かってもらえると思う。
自分がジジイで、目の前で我が子と孫が何かやりとりしている場面を想像する。
121 :名無しのおっさん:2011/12/23(金) 00:56:44.38 .net
>>120
そうだなぁ、孫か。
やっぱり一人立ちできるようにすることだよなぁ。
一人で生きていけるように。
…そういえば子供が小さい時、何かで誉めたら嬉しそうに自慢げな顔してた。
今で言う「ドヤ顔」かな。
あれ可愛かったわ。
122 :名無しのおっさん:2011/12/23(金) 00:58:58.95 .net
友達と仲よくできることもいいな。
一緒に友達と遊んでいる子供らを見ていたら飽きなかったわ。
123 :名無しのおっさん:2011/12/23(金) 01:12:01.14 .net
うーん、けっこう明るいことを考えられるようになってきた。
後ろ向いていちゃ進まないもんな。
がんばって長生きしてやる。
細くてもいいや。
長生きして孫と一緒に遊ぶ。
124 :名無しのおっさん:2011/12/23(金) 01:14:50.48 .net
みんな、こんなおっさんに付き合ってくれてありがとう。
今日はもう寝ます。
ぐっすり眠れそうだわ。
本当にありがとう。
>>次のページへ続く
>>78 うん、ありがとう。
俺と嫁は見合いで、両方とも決して好みのタイプじゃなかったんだ。
結婚を決めたのもなんとなくいいかなぁ、だったんだ。最初はぎごちなかった。
でも次第にお互いが影響するようになって、昔はあまりおしゃべりじゃなかった嫁が、今では俺よりしゃべるんだ。
昔の上司から「お前と嫁さん、笑った顔が似ているな」って言われた。
「俺のところは全然似ていないんだ」って言ってた。
79 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:00:26.91 .net
世の中には自分が悪くないのに不幸な人は大勢いる。
そう考えたら俺は人に恵まれてきたんだ。
伯父もそうだし、社会にでてからも俺を認めてくれる人がいた。
困った時に知恵を貸してくれる人もいた。
ありがたいことだと思う。
人に助けてもらうって涙がでるよな。
男らしくもないし器も小さい人間だけど、嘘はつきたくないと思っているんだ。だからできないことはできないって頭を下げてきた。
一番つらかったのは誰よりも世話になった伯父が伯母に先立たれて、老人ホームに入ってくれって土下座した時だった。
本当なら俺が面倒をみなきゃいけなかったんだ。
でもできない理由があって…喉まで出かかった。一緒に住もうって。
できない約束をしても駄目だから、伯父に頼んだ。
伯父は俺を責めることもなく、黙っていたよ。
俺は今までいろんな人に会ってきたけど、小学校もまともに出ていない伯父が一番きれいな人だったと思う。
86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 23:11:29.83 .net
>>79
おいこらばか野郎!!
そんなデカイ伯父さんに対して、申し訳なく思いたがるんじゃない!
そうじゃないだろ。
こんな俺を、ここまで生き延びさせてくれて、どうもありがとうございます!!
だろうが!感謝の仕方が全くなっとらん!
89 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:19:49.07 .net
>>86 あっ、そうだな。その通りだわ。
うん、そうだ。そうだった。俺間違っていたわ。
伯父がいなかったら今の俺はいないもんな。
そうだ。ありがとう。
82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 23:02:49.86 .net
おっさんが弟妹たちに罪悪感があるっても、おっさんが両親含めて家族を背負おうと頑張り始めた当時は、おっさんだって小さかったじゃん。
たかだか小学生の男の子が、一家の精神的大黒柱を背負いきれるかっての。
無理だろ?無茶振りすぎるだろ普通。そして、おっちゃんの弟妹に足りなくて、後々の金銭トラブルの原因ともなったのは、大人の父と母が当時存在しなかったこと。
頼もしい兄ちゃん1人だけじゃ、どうしたって足りない。おっちゃんのせいじゃないよ。
87 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:17:24.36 .net
>>82 確かにガキが背負い切れるもんじゃなかったんだ。
でも元々の俺の性格と父親からの洗脳で、そうしなきゃと思い込んでいたんだ。
大人になってから山崎正和の「鴎外 闘う家長」って本を読んだ。
鴎外と俺じゃ人間が違いすぎるけど、同じだとおもうことがたくさんあったんだ。
家庭って本当に生き物なんだ。ちょっとしたことで死ぬことだってある。
それを守ろうとするのが父親の一番の責任なんだと思う。
古臭いだろう。でも家族を一つにするって責任はあると思うんだ。
ただ俺の場合は親が子供だったから俺がするしかなかった。
確かに俺の責任じゃないかもしれん。でも俺の責任だと思っちゃうのがバカな人間なんだ。
90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 23:20:29.16 .net
> でも俺の責任だと思っちゃうのがバカな人間なんだ。
じゃあ、おっさんは、一体「誰に」責任をかぶせたくないの?
92 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:27:05.92 .net
>>90
>じゃあ、おっさんは、一体「誰に」責任をかぶせたくないの?
えーっと、それ初めてきかれたわ。
そうか。俺の頭の中では責任は俺がとるもので、誰かにおわせるってものじゃない。
それは考えたことがなかった。
うーん、分からないなぁ。
95 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:31:38.64 .net
やっぱり父親かな。
人情味はある人で職場でも部下には好かれていたけど、俺の正論がなぜ通用せんのか、っていう人だった。
死ぬまでガキだったもんな。
父親がもう少しだけ大人だったら、俺は助かったのかもしれない。
親だから余りにも身近すぎて、俺の父親はこうなんだから仕方ないって思っていたのかもしれない。
97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/22(木) 23:35:15.81 .net
今のままじゃ、分からんよなあ。
駄目両親の代わりに俺が家族をまとめよう!って決心したのは、おっさんだよね。
その代わり、思春期にものすごく恥をかいたり、青年期ものすごく理不尽な苦労を
してきたのも、おっさん自身。
でも、決心した割には、あんまりその苦労は報われなかったよね?
両親はおっさんに「スマン、だがありがとう」と言わないまま混乱の中死んじゃったし、弟妹はおっさんが金策に走り回っても感謝してくれなかった。
虚しさのどん底に大人のおっさんを叩き落したのは、さて「誰」が切っ掛けだったか。
99 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:39:34.71 .net
>>97
>虚しさのどん底に大人のおっさんを叩き落したのは、さて「誰」が切っ掛けだったか。
それなんだよな。それって俺自身だと思うんだ。
結局俺の一人よがりだったと思うんだ。
俺の心のどこかで「感謝」を求めていたんじゃないかと思うのだね。
それで勝手に自爆したんだ。
アホだわ。
98 :名無しのおっさん:2011/12/22(木) 23:36:17.31 .net
昔の上司に言われたことがあるんだ。
「お前もっとバカになれ」って。
なんのことだか分からなかった。「なに言ってんだ」って思ってた。
そうだな、俺バカなんだわ。…少し楽になったわ。
105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/23(金) 00:03:38.28 .net
たかだか分家風情が語る「家格」うんぬんの狂った戯言より、伯父さんの方がずっと偉いんだぞ!
伯父さんも、ものすごく頑張った。だがその頑張った姿を、お前は傲慢だと思うか?
傲慢なのは、本家だ分家だの、人格も宿ってない単なる「家」それ自身だ。
お前の親父が振り回された「家」なんかに、お前もあっさり負けてしまって、それでいいのか、お前は我慢できるのか?
107 :名無しのおっさん:2011/12/23(金) 00:09:40.08 .net
>>105
うん、確かにそうなんだ。でも壊れたことで家のことは吹っ切れたと思うんだ。
子供らにもそんなバカなものを負わせたくはないし。
ただすぐ「保護者」の立場で考えちゃうんだよな。
子供にしたらいつまでも幼児扱いは嫌だよな。
親のやったことを考えたら、子供らには少し干渉しない方がいいんだろうな。
嫁によく言われるのは「あんた子供に甘すぎる」だしな。
120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/23(金) 00:49:52.76 .net
小難しい理屈で、これは良いこれは駄目、といちいち考えるんじゃなくて、
我が子が子供(自分の孫)にしてあげてるのを見たら自分が「おおナイス!」と思うことを、そのまま同じに我が子にしてやればいいんだよ。
文章にするとややこしいけど、光景で想像してもらえると分かってもらえると思う。
自分がジジイで、目の前で我が子と孫が何かやりとりしている場面を想像する。
121 :名無しのおっさん:2011/12/23(金) 00:56:44.38 .net
>>120
そうだなぁ、孫か。
やっぱり一人立ちできるようにすることだよなぁ。
一人で生きていけるように。
…そういえば子供が小さい時、何かで誉めたら嬉しそうに自慢げな顔してた。
今で言う「ドヤ顔」かな。
あれ可愛かったわ。
122 :名無しのおっさん:2011/12/23(金) 00:58:58.95 .net
友達と仲よくできることもいいな。
一緒に友達と遊んでいる子供らを見ていたら飽きなかったわ。
123 :名無しのおっさん:2011/12/23(金) 01:12:01.14 .net
うーん、けっこう明るいことを考えられるようになってきた。
後ろ向いていちゃ進まないもんな。
がんばって長生きしてやる。
細くてもいいや。
長生きして孫と一緒に遊ぶ。
124 :名無しのおっさん:2011/12/23(金) 01:14:50.48 .net
みんな、こんなおっさんに付き合ってくれてありがとう。
今日はもう寝ます。
ぐっすり眠れそうだわ。
本当にありがとう。
>>次のページへ続く