37 :大滝 :2018/05/03(木) 16:39:42.82 ID:UoT2AoETM.net
手術とは相当ひどかったんやな
39 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 17:18:30.03 ID:EtVs+TRaa.net
>>37
思ったよりも、骨がグチャグチャになってたからなー
けどこの怪我が転機になって、脱出したんやで
38 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 17:13:35.60 ID:EtVs+TRaa.net
まずは東京の全国労働相談なんたらに電話した
電話は寮の近所の公園でした
何故なら、たまにOが様子を部屋まで見に来るから(半分くらいアポ無し)
バレたら、厄介やしややこしすぎる。
出たのは、声の低い落ち着いた中年男
その人は親身に俺の話を聞いてくれて
「酷いですね〜 それはあまりにもやりすぎですよ。。」
とか、20〜30分話した
ほとんど、俺が一方的に喋っていたがw
何より 聞き上手で話しやすかった。
そして 出た結論は
「まずは貴方のお住まいの団体に相談してみましょう。」
最初に、言えやw!! と思いながらも、礼を言って電話を切るw
寮があった地域は地方の田舎で、正直失礼ながら余り信用出来んかった。
比較的近い、大阪の団体などにも相談したが 結論は同じで 結局 同じ県内の団体に駄目元で電話してみた。
中年の女性が出た(Sさんと呼ぶ)
Sさんは会社名を伝えた、瞬間
「ん? 解りました。 なるべく、早く会って 一回 お話しましょう。」
明らかに何かを悟った風に話した
俺は正直期待したが、Sさんは普段別の生業を持っていて休みにしか会えなかった。
俺は一筋の希望を持って、その日を待った
こっちもたまに来るOと被らない様に慎重に日程や時間帯を合わした。
そして、ある日の夜 マックで待ち合わせした
来たのは 小柄で 品のある オバチャンやった。
挨拶し、俺は1から10まで説明した
「全く 同じやね。」と 言われた
「えっ 何がですか?」と 聞くと過去にその会社の被害者 (俺と同じ入寮者=Wさん) を 救い出したとゆう。
「細かい部分で 違いはあるけど 話聞いてたら大体 同じやわ」 と 言った。
とにかく、次時間が合う時に一緒に労基に行こうと言われた。
早く脱出するために労基? と 思いながらも 当時の俺は 無知やったので この道の スペシャリストに 任せよう と思った。
40 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 17:40:01.25 ID:EtVs+TRaa.net
それから、Sさんとはちょいちょい会って労基や病院にも通った
Sさんは優しく、よくファミレスでご飯をご馳走になった
俺は地域の労働組合に加入していた。
情けない話やが、給料が貰えず貯金も底を減っていき何時も腹を空かしていた俺はマジで嬉しかった..
そして、週に3〜4回通院し週1〜2ペースでOが来る、不定期にSさんと会う
俺が脱出した時のために、部屋探しを二人で始めた
後は好き勝手に、過ごす
そんな、単調な日々やった。
一番、焦った日があった
雨が降ったある日、俺はSさんと労基に行った帰り道に車中で電話が鳴った
見ると O から
「今、どこにいる?」
ヤバっと思いながら、冷静を装い
「病院ですけど。」
「..今、寮に来たらおらんからさ」
「あぁ今日はかなり混んでて、診察に時間かかるから待ってるんすよ! それより、来る前は連絡入れてくれません?」
「うん .. 本当に病院?」
「嘘付く訳、無いじゃないっすか」
「解った」
電話は切れた
丁度、その時 車はその派遣会社の近くを走りOは居なくても誰に見られるか解らん。
それに、あの社長なら「病院まで行って、確かめてこいや」と言いかねん
Sさんは 「大丈夫、大丈夫や」と言っていた。
結局、Oは病院にまでは言ってなかっし、特段バレた様子も無かった
この時期(8月)になると、Oが頻繁に訪ねてきて何時怪我は治るのか? その話(医者の説明)は本当か?と疑ってきた
俺は期間を伸ばすために少し大袈裟に言ったりしてたw
そして 何軒か 部屋を 見て回り部屋を決めた(初期費用はほとんど、組合とゆーかSさんから借りる形になった)
そして 遂に Xデーを 決める時が
近づいていた。
41 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 18:20:24.99 ID:t6ty/zMG0.net
面白い
44 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 20:54:34.74 ID:EtVs+TRaa.net
締めの前に
番外編 ① 〜 Wさん (以下、W )
この人は最初にこの派遣会社からSさんが助け出した人(一応、先輩になる)w
俺が脱出してから3ヶ月後くらいに初めて、会って話した
見るからに素朴でお人好しそうな人で年も2〜3歳上で近い。
この人の場合は酷くて、県を跨いだ大移動をさせられ仕事中には担当者(コロコロ変わるが、主にO)に勝手に合鍵で侵入され、部屋を物色されたあげく
「部屋が汚い、寮は綺麗に使え」とよく、説教されたらしー
そして派遣先企業で、軽く派遣会社を批判すると一体、どこから漏れたんか?事務所に呼び出され、大説教の後訳の解らん紙を書かされペナルティー(要は給料カット)を食らったらしー..(笑えん)
そして、極め付けは..
昼間、派遣先企業で働き→夜は関連企業で働かされた(一時期の事らしーが、労働時間的に違法やと思う。)
そして W さんが口酸っぱく言ったのは
「俺はOが一番、嫌いっ Oが一番酷いし、一番タチが悪い。 Oは最悪な奴や。」
アンタ .. どんだけOに酷い目に合わせられとんねんw と 思ったが 何となく 気持ちは解った。
「Mさんって 知ってます? 消えたんすよーあの人。」と 振ると
「あーMさんね、可哀想やったよあの人は 本人も 頑張ってたんやけどね。まぁあんな会社、マトモな人ほどすぐ離れるよな。。」と 遠くを 見ながら 言った。
Mさん.. もうアンタと会う事、多分一生無いけどw 頑張ってな!!
そして 俺の時との 違いを 語ると 「まぁ結局 アイツ等も人見ながらやってるからね。」って 言ってた
確かに 特にOは 俺の事を文句ばっか言うすぐに騒ぐ厄介な奴やと思って少し、警戒してたやろな (これは間違いないと思う)
逆に Wさんは 素朴で生真面目なため、多分そこにつけ込んだ(話を聞いてる限り)
ちなみにWさんは 今、別の業種で一生懸命頑張って働いてます。
彼は真面目で 忍耐強い
そこがあの会社の格好の餌食になったのか?
て考えると、俺はやるせなくなる。。
番外編 ② 〜 Jさん(以下、J)
Jとは最初の派遣先で同じ派遣会社でほぼ、同期やった。
ただ、住んでる寮が違うので会社でしか会わない
Jは68歳(確か、それ位 本人から聞いた)の爺さんで、その年で入寮してまで働く人は初めて、見たw
ただ、訳有りな匂いはプンプンしていた。
まず、耳が遠い 当たり前やが、動きが遅い 勤務中に喋るのが大好き ただし、手は動かさないw
よく注意を受けてたが、よくその内容を聞き返していた。
彼は俺が謎の「終わり」宣言を食らう遥か前の3〜4日目ぐらいに消えた
まだ居た頃のMにその事を尋ねると
「移動になった 早い話がクビ。」
とハッキリ、聞いた
Jよ、永遠に
45 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 21:52:19.84 ID:v8zlDswNa.net
寮費無料の現場も結構有るっしょ
51 :名も無き被検体774号+ :2018/05/04(金) 00:59:24.26 ID:+jOHtsFUa.net
>>45
そーゆー所ほど、危ない
気つけろ
世界的な超巨大メーカーなら別やけど
46 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 22:45:30.53 ID:zxjakZz40.net
大阪なんか…
あとで伏せ字でいいから回避するために
名前を教えてほしいな
51 :名も無き被検体774号+ :2018/05/04(金) 00:59:24.26 ID:+jOHtsFUa.net
>>46
大阪ちゃうでーただの地方都市
俺が関西弁+地方の方言が伝わりにくいのでみんな関西弁風にしてる(O以外)w
49 :名も無き被検体774号+ :2018/05/04(金) 00:39:21.67 ID:+jOHtsFUa.net
締めに入ってく
最後の最後、引っ越し(脱出)の日程決め、これが一番難航した..
Sさんの休みの日とOが絶対来ない日を合わせる
これまでの経験上、土日は基本的に来ない。
何故なら、基本Oは土日休みやから
ただ、Oは日常的に土曜日出勤をしていて
1〜2回土曜日、急に来た事があった気がする
日曜日は完全に100%来ない。
しかし、Sさんの生業は休みが固定では無くシフトが変わる模様
練りに練った結果、土曜の夕方にしようと言われた
俺は荷物を密かにまとめ始め、リハビリを続けていた。
この段階で8割方、足は治っていたがまだフルではない..
Sさんは足の状態を気遣ってくれていた
俺は強がって「自分の荷物くらい、自分で運べますよ!大丈夫っす。」と少し無理をして、言った。
しかしSさんは組合員の男 Bさんも連れて大きめの車で行くと言ってくれた
有難い、世話になりっぱなしやな。
そして、とうとう9月某日決行の日
俺はOが来そうな前触れや前兆があったらすぐに連絡すると伝えた
準備は満タン、後は荷物を運ぶだけ..
その日、Oが来そうな空気や前触れやは微塵も無かった
SさんとBさんが到着、まず俺は礼を言い荷物を積み出した。
万が一、Oが急に現れたらやるしかない(シバく)と覚悟を決めていた
その日の夕暮れ時の深い蒼色の空をよく覚えてる..
無事に積み終え、辺りを見渡して車に乗った
ちなみに俺は綺麗好きなので、散々酷い目に会った会社やが 3ヶ月程過ごした(特に怪我〜手術前は歩けんから一日中ほぼ、家にいた)部屋を綺麗に掃除した
それはなんか、俺なりのケジメやったかも知れん。
特に車が出発する瞬間が一番、神経を尖らせた
影から、Oや他の奴も急に出てくる気がしたから。
この日の一週間前くらいから、俺は異常にピリピリしてた
何がなんでも、成功させたくて準備に余念が無かった。
車が寮を離れる程、感動に近い様な意味不明な説明出来ん感情が出てきた
俺は多分、何回も何回も二人に礼を言っていた気がする。。
俺は何もしてないし、Sさんの力が無ければ、車を出してくれたBさんが居なければ、、俺は怪我したまま脱出なんて出来んかったと思う。
絶対、忘れられん日の夜がある
その日、Sさんは仕事を終え約1時間(片道)かけ寮の近くまでやってきた
部屋を契約する直前で、その書類に必要な俺の判子を貰いにきた。
その日の 仕事終わりの Sさんは疲れた顔をしながら、やってきた
少し、熱っぽいと言う..
俺は申し訳無くて、何度か謝った
Sさんは力無い声で
「いいんよ」 と 笑った
俺はSさんの車が見えんくなるまで、ずっと見送った
なんか、心が絞め付けられた。。
>>次のページへ続く
手術とは相当ひどかったんやな
39 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 17:18:30.03 ID:EtVs+TRaa.net
>>37
思ったよりも、骨がグチャグチャになってたからなー
けどこの怪我が転機になって、脱出したんやで
38 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 17:13:35.60 ID:EtVs+TRaa.net
まずは東京の全国労働相談なんたらに電話した
電話は寮の近所の公園でした
何故なら、たまにOが様子を部屋まで見に来るから(半分くらいアポ無し)
バレたら、厄介やしややこしすぎる。
出たのは、声の低い落ち着いた中年男
その人は親身に俺の話を聞いてくれて
「酷いですね〜 それはあまりにもやりすぎですよ。。」
とか、20〜30分話した
ほとんど、俺が一方的に喋っていたがw
何より 聞き上手で話しやすかった。
そして 出た結論は
「まずは貴方のお住まいの団体に相談してみましょう。」
最初に、言えやw!! と思いながらも、礼を言って電話を切るw
寮があった地域は地方の田舎で、正直失礼ながら余り信用出来んかった。
比較的近い、大阪の団体などにも相談したが 結論は同じで 結局 同じ県内の団体に駄目元で電話してみた。
中年の女性が出た(Sさんと呼ぶ)
Sさんは会社名を伝えた、瞬間
「ん? 解りました。 なるべく、早く会って 一回 お話しましょう。」
明らかに何かを悟った風に話した
俺は正直期待したが、Sさんは普段別の生業を持っていて休みにしか会えなかった。
俺は一筋の希望を持って、その日を待った
こっちもたまに来るOと被らない様に慎重に日程や時間帯を合わした。
そして、ある日の夜 マックで待ち合わせした
来たのは 小柄で 品のある オバチャンやった。
挨拶し、俺は1から10まで説明した
「全く 同じやね。」と 言われた
「えっ 何がですか?」と 聞くと過去にその会社の被害者 (俺と同じ入寮者=Wさん) を 救い出したとゆう。
「細かい部分で 違いはあるけど 話聞いてたら大体 同じやわ」 と 言った。
とにかく、次時間が合う時に一緒に労基に行こうと言われた。
早く脱出するために労基? と 思いながらも 当時の俺は 無知やったので この道の スペシャリストに 任せよう と思った。
40 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 17:40:01.25 ID:EtVs+TRaa.net
それから、Sさんとはちょいちょい会って労基や病院にも通った
Sさんは優しく、よくファミレスでご飯をご馳走になった
俺は地域の労働組合に加入していた。
情けない話やが、給料が貰えず貯金も底を減っていき何時も腹を空かしていた俺はマジで嬉しかった..
そして、週に3〜4回通院し週1〜2ペースでOが来る、不定期にSさんと会う
俺が脱出した時のために、部屋探しを二人で始めた
後は好き勝手に、過ごす
そんな、単調な日々やった。
一番、焦った日があった
雨が降ったある日、俺はSさんと労基に行った帰り道に車中で電話が鳴った
見ると O から
「今、どこにいる?」
ヤバっと思いながら、冷静を装い
「病院ですけど。」
「..今、寮に来たらおらんからさ」
「あぁ今日はかなり混んでて、診察に時間かかるから待ってるんすよ! それより、来る前は連絡入れてくれません?」
「うん .. 本当に病院?」
「嘘付く訳、無いじゃないっすか」
「解った」
電話は切れた
丁度、その時 車はその派遣会社の近くを走りOは居なくても誰に見られるか解らん。
それに、あの社長なら「病院まで行って、確かめてこいや」と言いかねん
Sさんは 「大丈夫、大丈夫や」と言っていた。
結局、Oは病院にまでは言ってなかっし、特段バレた様子も無かった
この時期(8月)になると、Oが頻繁に訪ねてきて何時怪我は治るのか? その話(医者の説明)は本当か?と疑ってきた
俺は期間を伸ばすために少し大袈裟に言ったりしてたw
そして 何軒か 部屋を 見て回り部屋を決めた(初期費用はほとんど、組合とゆーかSさんから借りる形になった)
そして 遂に Xデーを 決める時が
近づいていた。
41 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 18:20:24.99 ID:t6ty/zMG0.net
面白い
44 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 20:54:34.74 ID:EtVs+TRaa.net
締めの前に
番外編 ① 〜 Wさん (以下、W )
この人は最初にこの派遣会社からSさんが助け出した人(一応、先輩になる)w
俺が脱出してから3ヶ月後くらいに初めて、会って話した
見るからに素朴でお人好しそうな人で年も2〜3歳上で近い。
この人の場合は酷くて、県を跨いだ大移動をさせられ仕事中には担当者(コロコロ変わるが、主にO)に勝手に合鍵で侵入され、部屋を物色されたあげく
「部屋が汚い、寮は綺麗に使え」とよく、説教されたらしー
そして派遣先企業で、軽く派遣会社を批判すると一体、どこから漏れたんか?事務所に呼び出され、大説教の後訳の解らん紙を書かされペナルティー(要は給料カット)を食らったらしー..(笑えん)
そして、極め付けは..
昼間、派遣先企業で働き→夜は関連企業で働かされた(一時期の事らしーが、労働時間的に違法やと思う。)
そして W さんが口酸っぱく言ったのは
「俺はOが一番、嫌いっ Oが一番酷いし、一番タチが悪い。 Oは最悪な奴や。」
アンタ .. どんだけOに酷い目に合わせられとんねんw と 思ったが 何となく 気持ちは解った。
「Mさんって 知ってます? 消えたんすよーあの人。」と 振ると
「あーMさんね、可哀想やったよあの人は 本人も 頑張ってたんやけどね。まぁあんな会社、マトモな人ほどすぐ離れるよな。。」と 遠くを 見ながら 言った。
Mさん.. もうアンタと会う事、多分一生無いけどw 頑張ってな!!
そして 俺の時との 違いを 語ると 「まぁ結局 アイツ等も人見ながらやってるからね。」って 言ってた
確かに 特にOは 俺の事を文句ばっか言うすぐに騒ぐ厄介な奴やと思って少し、警戒してたやろな (これは間違いないと思う)
逆に Wさんは 素朴で生真面目なため、多分そこにつけ込んだ(話を聞いてる限り)
ちなみにWさんは 今、別の業種で一生懸命頑張って働いてます。
彼は真面目で 忍耐強い
そこがあの会社の格好の餌食になったのか?
て考えると、俺はやるせなくなる。。
番外編 ② 〜 Jさん(以下、J)
Jとは最初の派遣先で同じ派遣会社でほぼ、同期やった。
ただ、住んでる寮が違うので会社でしか会わない
Jは68歳(確か、それ位 本人から聞いた)の爺さんで、その年で入寮してまで働く人は初めて、見たw
ただ、訳有りな匂いはプンプンしていた。
まず、耳が遠い 当たり前やが、動きが遅い 勤務中に喋るのが大好き ただし、手は動かさないw
よく注意を受けてたが、よくその内容を聞き返していた。
彼は俺が謎の「終わり」宣言を食らう遥か前の3〜4日目ぐらいに消えた
まだ居た頃のMにその事を尋ねると
「移動になった 早い話がクビ。」
とハッキリ、聞いた
Jよ、永遠に
45 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 21:52:19.84 ID:v8zlDswNa.net
寮費無料の現場も結構有るっしょ
51 :名も無き被検体774号+ :2018/05/04(金) 00:59:24.26 ID:+jOHtsFUa.net
>>45
そーゆー所ほど、危ない
気つけろ
世界的な超巨大メーカーなら別やけど
46 :名も無き被検体774号+ :2018/05/03(木) 22:45:30.53 ID:zxjakZz40.net
大阪なんか…
あとで伏せ字でいいから回避するために
名前を教えてほしいな
51 :名も無き被検体774号+ :2018/05/04(金) 00:59:24.26 ID:+jOHtsFUa.net
>>46
大阪ちゃうでーただの地方都市
俺が関西弁+地方の方言が伝わりにくいのでみんな関西弁風にしてる(O以外)w
49 :名も無き被検体774号+ :2018/05/04(金) 00:39:21.67 ID:+jOHtsFUa.net
締めに入ってく
最後の最後、引っ越し(脱出)の日程決め、これが一番難航した..
Sさんの休みの日とOが絶対来ない日を合わせる
これまでの経験上、土日は基本的に来ない。
何故なら、基本Oは土日休みやから
ただ、Oは日常的に土曜日出勤をしていて
1〜2回土曜日、急に来た事があった気がする
日曜日は完全に100%来ない。
しかし、Sさんの生業は休みが固定では無くシフトが変わる模様
練りに練った結果、土曜の夕方にしようと言われた
俺は荷物を密かにまとめ始め、リハビリを続けていた。
この段階で8割方、足は治っていたがまだフルではない..
Sさんは足の状態を気遣ってくれていた
俺は強がって「自分の荷物くらい、自分で運べますよ!大丈夫っす。」と少し無理をして、言った。
しかしSさんは組合員の男 Bさんも連れて大きめの車で行くと言ってくれた
有難い、世話になりっぱなしやな。
そして、とうとう9月某日決行の日
俺はOが来そうな前触れや前兆があったらすぐに連絡すると伝えた
準備は満タン、後は荷物を運ぶだけ..
その日、Oが来そうな空気や前触れやは微塵も無かった
SさんとBさんが到着、まず俺は礼を言い荷物を積み出した。
万が一、Oが急に現れたらやるしかない(シバく)と覚悟を決めていた
その日の夕暮れ時の深い蒼色の空をよく覚えてる..
無事に積み終え、辺りを見渡して車に乗った
ちなみに俺は綺麗好きなので、散々酷い目に会った会社やが 3ヶ月程過ごした(特に怪我〜手術前は歩けんから一日中ほぼ、家にいた)部屋を綺麗に掃除した
それはなんか、俺なりのケジメやったかも知れん。
特に車が出発する瞬間が一番、神経を尖らせた
影から、Oや他の奴も急に出てくる気がしたから。
この日の一週間前くらいから、俺は異常にピリピリしてた
何がなんでも、成功させたくて準備に余念が無かった。
車が寮を離れる程、感動に近い様な意味不明な説明出来ん感情が出てきた
俺は多分、何回も何回も二人に礼を言っていた気がする。。
俺は何もしてないし、Sさんの力が無ければ、車を出してくれたBさんが居なければ、、俺は怪我したまま脱出なんて出来んかったと思う。
絶対、忘れられん日の夜がある
その日、Sさんは仕事を終え約1時間(片道)かけ寮の近くまでやってきた
部屋を契約する直前で、その書類に必要な俺の判子を貰いにきた。
その日の 仕事終わりの Sさんは疲れた顔をしながら、やってきた
少し、熱っぽいと言う..
俺は申し訳無くて、何度か謝った
Sさんは力無い声で
「いいんよ」 と 笑った
俺はSさんの車が見えんくなるまで、ずっと見送った
なんか、心が絞め付けられた。。
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