妻の本音と裏の顔
サラリーマンをしている37才既婚の男です。
自分で言うのも淋しいですが、僕はあまり出世に向かないタイプの人間です。
この年になっても未だに役職も無いまま過ごして来ました。
結婚はしたものの、給料が少ないので共働きで頑張っています。
妻は32才で、「真由実」と言って、特に目立つような美人ではありません。
妻の実家は一般的な家庭ですが、両親が厳しくて、付合っている当時の門限は10時でした。
そのせいか真由実は、すごく地味な女になったみたいです。
でも、顔だけ見ればかなりの美人だと思います。
体も肉付きが良くて、ムッチリしています。
確かバストはFカップあったと思います。
ただ、僕が言うのもなんですが、世間の女性と比べるとファッションが明らかに古い気がします。
もちろん僕も洋服に興味があるわけでは無いのですが、テレビなんか見ていると、妻が「昭和の女ファッション」みたいな事に気付きました。
でも、真由実がオシャレになって浮気されたり、他の男と逃げられ
たら困るので、僕は今のままでも充分だと思っていました。
真由実の男性経験ですが、付合ったのは僕で3人目で、エッチは僕がはじめてでした。
昔の彼氏達は、やはり門限と両親の厳しさの事で喧嘩が絶えなくて別れてしまったそうです。
でも僕はモテる方では無かったので、そんな環境でも彼女がいるだけで嬉しかったので長続き出来ました。
結婚後に初めて真由実の体を見ました。それは感激でした。
付合ってる当初から巨乳なのではないかと思っていましたが、見事に適中し、結婚後は毎日のようにエッチをしていました。
それは幸せな日々でしたが、一つ不満なのは、真由実がイカ無い事でした。
僕がいけないのかもしれませんが、真由実は不感症なのかと思いました。
でも、結婚して2年ぐらいが過ぎた時に、真由実のタンスからアダルトビデオを見付けた事がありました。
本人には聞けませんが、どうやらオナニーをしてるみたいです。
さて、ここからが本題です。
僕達夫婦は、それぞれの給料から個別に貯金をしていました。
決められたノルマはあるんですが、特にチェックをする訳では無くて、お互いに信じ合っていました。
僕は時間をかけて100万円をためる事が出来ました。
その時のノルマは70万円だったので、30万円は自由に使えます!
それからしばらくして会社の後輩と出張に行く機会がありました。その後輩は僕とは違い、昔から遊び好きの男でした。
出張中はどうしても夜暇になってしまうので、その後輩と飲みに行ったりしていました。
それが間違いのはじまりでした・・・
出張は1週間ほどだったので、3日目になると後輩が「先輩、パチスロ行きましょうよ!」と言い出しました。
僕は行った事が無かったので最初は断ったんですが、付き合いで行く事になりました。
そしてハマってしまいました・・・・・
出張中だけでは終わらずに、その後も後輩と会社終りにパチスロに行っていました。
そして30万円はすぐに無くなって、そこで止めようと思ったんですが、後輩に「残りの70万を元手に100万円稼げばいいじゃないですか?それが投資ですよ!」なんて言われて乗ってしまい、結局半年で貯金は無くなってしまいました。
でも、貯金が無くなってもパチスロには行きたいもんです。
生まれて初めて出来た趣味かも知れませんでしたし・・・
悩んだ挙げ句に、高校時代の友人で現在起業して成功している男を訪ねました。
さすがにパチスロしたいからお金を貸してくれとは言えないので、「株に投資したいんだけど、あと100万円足りない」と言う事にして借りる事に成功しました。
友人はよっぽど儲かっていたのか、『無利息、無期限』で貸してくれました。
そんな事があって、借りたお金を元手にまたパチスロをはじめました。
でも、また半年程で100万円は無くなってしまいました・・・
最初は返すつもりの借金でしたが、『無期限』と言う約束だったので、この時には返す気持ちは無くなっていました。
それからはお金も借りる所も無いので、パチスロを止めざるを得ませんでした。
貯金もしなくてはいけなかったので、生活を切り詰めて貯金を再開しました。
そんなある日、借金をした友人から電話があり、「100万円を返して欲しい」と言われました。
彼の会社が上手くいって無いみたいで、返済を求められました。
でも当然返すお金は無いので、何とか謝って待ってもらう事にしました。
それからしばらくして、また彼から電話がありました。
会って話がしたいと言われたので、待ち合わせ場所に行きました。
すると、彼と一緒に男が座っていました。
その男はアメフトの選手みたいに大柄で、黒くて強面の顔でした。
友人は申し訳無さそうに話しはじめて、「会社の経営がうまくいかなくなってきたから、不良債券を彼に譲渡してところなんだ。」と言いました。
大柄な男は、友人の持っている回収出来ない債券を3割で買い取っているらしいのです。
結局、僕に話しって言うのは、100万円の債券を30万円で売り渡すから、今なら30万円を払ってくれたら借金はちゃらにしてくれるって事だった。
すごくいい話だったのだが、当然30万円すら持っていない・・・
僕は借用書に返済期限が書いて無い事を突っ込んだのだが、「返済期限が書いて無いって事は、いつでも回収できるって事ですよ!」と大柄男に言われてしまいました。
結局 その日は「来週中にどうするか連絡をくれ、連絡が無ければ債券は売るから・・・」と友人は言って帰りました。
そして僕は結論が出せないまま、ひょっとしたら友人が待ってくれてるかも・・・と甘い事を考えていました。
でもそれは大間違いでした。
翌週の日曜日に真由実と家にいると、チャイムが鳴ったので、近くに居た僕がドアを開けると、あの大柄な男がダブルのスーツを着て立っていました。
僕は一気に血の気が引いて、膝が震えてしまいました。
男は「ニヤッ」と笑って、「どーも、お久しぶりですね、いいですか?入っても。」と言ってきたので、「いやいや、今は困ります、妻もいますから、すいません、また後日では・・・」と慌てて言いました。
でも、男は「ダメですよ、あなたみたいなタイプの方はすぐに奥さんも含めてキッチリ話をしないと先に進みません。」と強く言われてしまい、流れで家に入ってきてしまいました。