遊びに誘われて集合場所に行っても誰もいない、俺から誘った時に来ると言った奴らが来ない。
そんな風に信頼関係は無いも同然だった。
多分そんな事が日常的に続いたからだろう、俺は少しずつ歪んでいった。
そして小学生が終わった
卒アルの最後も白紙のまま、俺の小学校生活に相応しかった
そのまま近所の中学に進級した
他の小学生の生徒もいたが俺は煙たがられていた、きっと小学校の同級生が俺の陰口を広めたのだろう
クラスにも俺の居場所は無かった
孤独だった
だが そんな俺にも気になる女子ができた
学年トップの成績で品行方正、絵に描いたような優等生の女の子だ
しかし女の子に声をかける事もできないシャイボーイだった俺は遠目で彼女を見る事しかできなかった
この女の子は「百合子」と呼ぶ
百合子は少しヲタ趣味があったので少し 俺もそっちに足を踏み入れた
特に何もなく1年生が終わった
クラス替えが行われ2年生になった
その頃 俺は図書室に通い休み時間中も ずっと本を読んでいた
周りからは陰キャラ扱いされやはり小学生の頃と同じような扱いを受けた
若干中2病になってた俺は「お前等とは違うんだよ」と思いながら日々を過ごした……しかし どこかで寂しかったのかもしれない
布団の中でたまに泣いた
誰か見てくれてるかな?
わかる・・・
みてるぞ
お、ありがとう
そして2年生も3学期へ
先生の推薦もあり俺は生徒会執行部に入った
しかし生徒会執行部
基本的に選ばれるのは人気者のリア充ばかり
事実、俺以外のメンバー9人は勉強が出来たり部活でキャプテンしてたり、色々と長所がある奴らだった
>>1は他人を見下してたみたいだけど人並み以上に出来る何かや頑張ってた事があったの?
勉強やスポーツが出来たとか