ある日、突然目の前から消えた幼馴染
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35 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 22:30:30.56 ID:KTZmMtXO0
荒れていた日々を送っていくうちに、どんどん感覚が麻痺していって
すっかり光輝以外の友達はいなくなり、千夏のこともどうでもよくなっていた
ただただ先輩とやり合うだけの毎日
その間に、何人かに告白されて、ある一人と付き合ってみた
一個年上の女の子なんだけどね
学校じゃ、上級生にも名前を覚えられていたから、不思議ではなかった
でも、長続きはしなかった
好きだったのだが、やっぱり千夏が頭離れなかった
だから、唇も奪わせなかった
それでも、俺と千夏の距離は日々に開いていくばかりだった
気付けば三年も終わりで、先輩との喧嘩も鎮火され始めていた
六年は卒業するからだ
五年に関しては、負けることはなかったので、事実上の終戦となったのだ
36 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 22:36:17.06 ID:KTZmMtXO0
四年になり、この頃、俺と千夏は会話することもなくなっていた
だって、この時期に噂があった健くんと千夏は付き合い始めたのだから
それを光輝から聞いた時は かなりショックを受けて、その日一日元気のないまま過ごすことになった
光輝が俺の様子を心配する
光輝「ヒロ?」
俺「うん?」
光輝「元気ないね」
俺「うん…」
光輝「もう先輩方とはケリついたじゃんか」
俺「そのことじゃねぇよ」
光輝「じゃあ何?」
俺「言わない」
光輝「え?」
俺「言わないっつってんだろ」
光輝「もしかして…千夏ちゃんのこと?」
こいつだけは俺が千夏のことを好きだと知っているし、二年の時にあったことを話していた
俺「さぁ?」
光輝「でもさ、なんで そんなに千夏ちゃんに こだわるの?確かにめちゃくち可愛いけど」
俺「別にこだわってないし」
こだわってますwwwwww
37 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 22:42:17.68 ID:KTZmMtXO0
光輝「ヒロなら可愛い子と普通に付き合えるじゃん」
俺「なんでよ。んなわけないじゃん」
光輝「前に可愛い先輩と付き合ってたじゃん」
俺「あれは…なんかよくわからん」
光輝「うわ―ひどーwww」
俺「うるせ!」
光輝「千夏ちゃん一筋なんだな」
俺「黙れよ。蹴るぞ」
光輝「すいません」
俺「よし」
38 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 22:55:03.16 ID:KTZmMtXO0
このまま、千夏と健は五年の途中まで付き合うことになるのだった
その間、俺はとくに目立ったこともせず、ただ光輝と仲直りした仲間達と遊ぶ日々を再び送り始めた
千夏への思いはこの時、すでに薄れていて、別にどうでもよくなっていた
ただ、タイミングが悪いことに落ち着いたのに、クラス替えで同じ二組になるというね…
だから、薄れているとはいえ、たまに意識している自分が嫌になっていた
俺自身もある程度、心が成長して、厨二に更に近づいてく
クールぶり始めたり、俺異端だぜ!オーラ全開wwwww
もう恥ずかしくて書きたくないけど、書かないと始まらないんで書きますwwwww
六年からすこし細かく書きます
この時、千夏と一時期距離が縮まることとなる
きっかけは勿論、この学年といえば修学旅行だ
39 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:03:33.50 ID:KTZmMtXO0
俺達は六月下旬に一泊二日の修学旅行があった
この時、男女混同で班決めをするのだが、この時、光輝は別のクラスだし深く仲のいい友達がいなかった
でも、浅い友達や女子も誘ってくれたので、適当にその班に入ると、名前の一覧には千夏の名前があった
しまった…と思った瞬間だった
だって、なんとなく気まずいし、今更班を帰るのも癪にさわる
40 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:09:02.14 ID:KTZmMtXO0
修学旅行の内容は博物館を見て、藍染をして、大きなプールで遊べるホテルに泊まる
次の日は遊園地で一日遊ぶというものだった
千夏はとくに俺がいることで、変わった様子はなかった
ただ、色々と班での話し合いの時に、あまりに俺が黙っているものだから怒られたりはしたけれどな
そして、当日
俺はバスの最後尾の席の窓側に座っていた
まさに厨二
声かけんなよ的なwwwww
まあかけてほしかったですけどwww千夏にwwwwww
43 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:23:15.46 ID:KTZmMtXO0
でも、千夏は友達と前の席に座ってて、声なんてかけてもらえませんでしたけどねwwwwww
うえぇええwwwwwwwww
博物館について、俺はこんなもんなんで見て楽しいのかわからなかった
美術館もそう
俺には今でもわからないwwwww
適当に列の最後尾だったので、目を瞑ったりしながら進んでいた
まあ教師にまた怒られるんだけどね
「おい!ヒロ!ちゃんと見て勉強しろ!」
「はーい」
「あまりに酷いと、強制帰還な」
「勘弁勘弁」
「たく…お前は破天荒っていうか、自由っていうか」
「さーせんw」
なんだかんだ五年からの担任は俺を可愛がってくれていた
45 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:32:17.79 ID:KTZmMtXO0
そうこうしているうちに、退屈な博物館見学が終わり、藍染することに
その際に、俺達は船にのって、湖の小島に到着した
そこで、藍染を行うと言うのだ
船を降りると、藍染体験する店があり、そこで班で藍染をするのだ
染めるのはハンカチくらいの布で、実際にハンカチとして利用するのだという
四つ折りにしたり、もっと折ったりして、そこに適当に箸に挟んで、そこに藍の色素が入らないようにして、模様をつけるのだ
俺は千夏の向かいに立って、作業していた
千夏はニコニコ笑いながらとなりの友達と話しながら、作業していた
俺は千夏と話せない時間が苦痛で、早めに作業を終えて、他の男子の中に紛れた
46 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:36:07.05 ID:KTZmMtXO0
少しの時間を経て、布に藍が着色したので、布を水で流すと綺麗な藍色に染まったハンカチが完成した
箸に挟まれていたところは白くなっており、それが綺麗な模様になっていた
皆が皆違って、まさに十人十色だった
その後はホテルにいってプール&風呂で遊ぶことに
このホテルでようやく俺と千夏の間にあった沈黙が破られた
48 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:41:20.88 ID:KTZmMtXO0
ホテルに到着すると、ロビーでクラスごとに並んだ
先生から部屋や、風呂、プールなどでの注意事項、行ってはいけない施設など
長い説明を受けて、その後に、部屋のリーダーに鍵が渡された
俺は6人部屋のリーダーだったので、鍵を受け取って、部屋に向かう際、担任に呼びとめられた
「ヒロ」
「うん?」
「うんじゃなくて、はい」
「はーい」
「伸ばさない」
「はい」
「お前だけ特別注意な。喧嘩禁止。これだけは守れよ。さすがに修学旅行で喧嘩したら許さないからな皆に迷惑がかかることを自覚しておけよ」
「分かった。喧嘩は絶対しない。約束するよ」
「ならよし。約束だからな。守らなかったら、一学期の成績全部最低にするから」
「勘弁w」
「なら行け。みんな待ってるぞ」
「はいはい」
俺は残りの五人を連れて自分たちの部屋へと向かった
49 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:51:59.27 ID:KTZmMtXO0
俺達の部屋は、大きな和室で綺麗だった
すると、部屋に着くなり、皆が鞄から海パンを取りだした
A「ヒロ!プール行こう!」
B[早く!」
俺「お、おう」
俺はみんなの気迫に押されて、小走りでプールへと向かった
プールに着くなり、俺達は はしゃぎまくった
他の奴に水かけるは、もぐってパンツずりさげるは、女子の足掴んで溺れさせるは散々だったw
俺はプールの端から端へと見渡していると、千夏がウォータースライダーを乗るために待っているのを見つけた
本音を言うと、俺もすぐに行って、あいつと一緒に滑りたかったが、この時の俺達ではそれは無理だった
俺は しぶしぶそのままプールで他の男子と遊んでいた
千夏達が滑り終わるのを見計らって、光輝を誘って、スライダーを滑べることに
「ヒロ!修学旅行めっちゃ楽しいな!」
「元気だなwお前w」
「だって、プールとか最高じゃん。千夏ちゃんと意外とおっぱいあるよな…」
「お前殺していい?」
「ごめんなさい」
「よし」
「ヒロは千夏ちゃんのことになると、本当に冗談きかないんだから」
「うるせ!ほら、滑るぞwお前、俺より小さいから前行け」
「ほほーい!」
そうして、とうとう滑ることに
激しい水しぶきをあげながら、摩擦の抵抗などものともせずに一気に滑り落ちた
「うほ!!!ヒロ!」
「なんだよ光輝!」
「たーのし!」
「やばい!たーのしww」
俺達二人は馬鹿みたいに騒いでいた
荒れていた日々を送っていくうちに、どんどん感覚が麻痺していって
すっかり光輝以外の友達はいなくなり、千夏のこともどうでもよくなっていた
ただただ先輩とやり合うだけの毎日
その間に、何人かに告白されて、ある一人と付き合ってみた
一個年上の女の子なんだけどね
学校じゃ、上級生にも名前を覚えられていたから、不思議ではなかった
でも、長続きはしなかった
好きだったのだが、やっぱり千夏が頭離れなかった
だから、唇も奪わせなかった
それでも、俺と千夏の距離は日々に開いていくばかりだった
気付けば三年も終わりで、先輩との喧嘩も鎮火され始めていた
六年は卒業するからだ
五年に関しては、負けることはなかったので、事実上の終戦となったのだ
36 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 22:36:17.06 ID:KTZmMtXO0
四年になり、この頃、俺と千夏は会話することもなくなっていた
だって、この時期に噂があった健くんと千夏は付き合い始めたのだから
それを光輝から聞いた時は かなりショックを受けて、その日一日元気のないまま過ごすことになった
光輝が俺の様子を心配する
光輝「ヒロ?」
俺「うん?」
光輝「元気ないね」
俺「うん…」
光輝「もう先輩方とはケリついたじゃんか」
俺「そのことじゃねぇよ」
光輝「じゃあ何?」
俺「言わない」
光輝「え?」
俺「言わないっつってんだろ」
光輝「もしかして…千夏ちゃんのこと?」
こいつだけは俺が千夏のことを好きだと知っているし、二年の時にあったことを話していた
俺「さぁ?」
光輝「でもさ、なんで そんなに千夏ちゃんに こだわるの?確かにめちゃくち可愛いけど」
俺「別にこだわってないし」
こだわってますwwwwww
37 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 22:42:17.68 ID:KTZmMtXO0
光輝「ヒロなら可愛い子と普通に付き合えるじゃん」
俺「なんでよ。んなわけないじゃん」
光輝「前に可愛い先輩と付き合ってたじゃん」
俺「あれは…なんかよくわからん」
光輝「うわ―ひどーwww」
俺「うるせ!」
光輝「千夏ちゃん一筋なんだな」
俺「黙れよ。蹴るぞ」
光輝「すいません」
俺「よし」
38 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 22:55:03.16 ID:KTZmMtXO0
このまま、千夏と健は五年の途中まで付き合うことになるのだった
その間、俺はとくに目立ったこともせず、ただ光輝と仲直りした仲間達と遊ぶ日々を再び送り始めた
千夏への思いはこの時、すでに薄れていて、別にどうでもよくなっていた
ただ、タイミングが悪いことに落ち着いたのに、クラス替えで同じ二組になるというね…
だから、薄れているとはいえ、たまに意識している自分が嫌になっていた
俺自身もある程度、心が成長して、厨二に更に近づいてく
クールぶり始めたり、俺異端だぜ!オーラ全開wwwww
もう恥ずかしくて書きたくないけど、書かないと始まらないんで書きますwwwww
六年からすこし細かく書きます
この時、千夏と一時期距離が縮まることとなる
きっかけは勿論、この学年といえば修学旅行だ
39 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:03:33.50 ID:KTZmMtXO0
俺達は六月下旬に一泊二日の修学旅行があった
この時、男女混同で班決めをするのだが、この時、光輝は別のクラスだし深く仲のいい友達がいなかった
でも、浅い友達や女子も誘ってくれたので、適当にその班に入ると、名前の一覧には千夏の名前があった
しまった…と思った瞬間だった
だって、なんとなく気まずいし、今更班を帰るのも癪にさわる
40 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:09:02.14 ID:KTZmMtXO0
修学旅行の内容は博物館を見て、藍染をして、大きなプールで遊べるホテルに泊まる
次の日は遊園地で一日遊ぶというものだった
千夏はとくに俺がいることで、変わった様子はなかった
ただ、色々と班での話し合いの時に、あまりに俺が黙っているものだから怒られたりはしたけれどな
そして、当日
俺はバスの最後尾の席の窓側に座っていた
まさに厨二
声かけんなよ的なwwwww
まあかけてほしかったですけどwww千夏にwwwwww
43 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:23:15.46 ID:KTZmMtXO0
でも、千夏は友達と前の席に座ってて、声なんてかけてもらえませんでしたけどねwwwwww
うえぇええwwwwwwwww
博物館について、俺はこんなもんなんで見て楽しいのかわからなかった
美術館もそう
俺には今でもわからないwwwww
適当に列の最後尾だったので、目を瞑ったりしながら進んでいた
まあ教師にまた怒られるんだけどね
「おい!ヒロ!ちゃんと見て勉強しろ!」
「はーい」
「あまりに酷いと、強制帰還な」
「勘弁勘弁」
「たく…お前は破天荒っていうか、自由っていうか」
「さーせんw」
なんだかんだ五年からの担任は俺を可愛がってくれていた
45 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:32:17.79 ID:KTZmMtXO0
そうこうしているうちに、退屈な博物館見学が終わり、藍染することに
その際に、俺達は船にのって、湖の小島に到着した
そこで、藍染を行うと言うのだ
船を降りると、藍染体験する店があり、そこで班で藍染をするのだ
染めるのはハンカチくらいの布で、実際にハンカチとして利用するのだという
四つ折りにしたり、もっと折ったりして、そこに適当に箸に挟んで、そこに藍の色素が入らないようにして、模様をつけるのだ
俺は千夏の向かいに立って、作業していた
千夏はニコニコ笑いながらとなりの友達と話しながら、作業していた
俺は千夏と話せない時間が苦痛で、早めに作業を終えて、他の男子の中に紛れた
46 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:36:07.05 ID:KTZmMtXO0
少しの時間を経て、布に藍が着色したので、布を水で流すと綺麗な藍色に染まったハンカチが完成した
箸に挟まれていたところは白くなっており、それが綺麗な模様になっていた
皆が皆違って、まさに十人十色だった
その後はホテルにいってプール&風呂で遊ぶことに
このホテルでようやく俺と千夏の間にあった沈黙が破られた
48 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:41:20.88 ID:KTZmMtXO0
ホテルに到着すると、ロビーでクラスごとに並んだ
先生から部屋や、風呂、プールなどでの注意事項、行ってはいけない施設など
長い説明を受けて、その後に、部屋のリーダーに鍵が渡された
俺は6人部屋のリーダーだったので、鍵を受け取って、部屋に向かう際、担任に呼びとめられた
「ヒロ」
「うん?」
「うんじゃなくて、はい」
「はーい」
「伸ばさない」
「はい」
「お前だけ特別注意な。喧嘩禁止。これだけは守れよ。さすがに修学旅行で喧嘩したら許さないからな皆に迷惑がかかることを自覚しておけよ」
「分かった。喧嘩は絶対しない。約束するよ」
「ならよし。約束だからな。守らなかったら、一学期の成績全部最低にするから」
「勘弁w」
「なら行け。みんな待ってるぞ」
「はいはい」
俺は残りの五人を連れて自分たちの部屋へと向かった
49 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) 1 ◆hFwT9Qycjs :2013/04/17(水) 23:51:59.27 ID:KTZmMtXO0
俺達の部屋は、大きな和室で綺麗だった
すると、部屋に着くなり、皆が鞄から海パンを取りだした
A「ヒロ!プール行こう!」
B[早く!」
俺「お、おう」
俺はみんなの気迫に押されて、小走りでプールへと向かった
プールに着くなり、俺達は はしゃぎまくった
他の奴に水かけるは、もぐってパンツずりさげるは、女子の足掴んで溺れさせるは散々だったw
俺はプールの端から端へと見渡していると、千夏がウォータースライダーを乗るために待っているのを見つけた
本音を言うと、俺もすぐに行って、あいつと一緒に滑りたかったが、この時の俺達ではそれは無理だった
俺は しぶしぶそのままプールで他の男子と遊んでいた
千夏達が滑り終わるのを見計らって、光輝を誘って、スライダーを滑べることに
「ヒロ!修学旅行めっちゃ楽しいな!」
「元気だなwお前w」
「だって、プールとか最高じゃん。千夏ちゃんと意外とおっぱいあるよな…」
「お前殺していい?」
「ごめんなさい」
「よし」
「ヒロは千夏ちゃんのことになると、本当に冗談きかないんだから」
「うるせ!ほら、滑るぞwお前、俺より小さいから前行け」
「ほほーい!」
そうして、とうとう滑ることに
激しい水しぶきをあげながら、摩擦の抵抗などものともせずに一気に滑り落ちた
「うほ!!!ヒロ!」
「なんだよ光輝!」
「たーのし!」
「やばい!たーのしww」
俺達二人は馬鹿みたいに騒いでいた
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