別れた彼氏に4年片思いし続けた結果
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36 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 17:29:06.88 ID:chP5dLPM0.net
C男には感謝してもし足りない
その夜、C男から電話が来た
「お前の言い分は伝えといた。電話してもいいって。番号覚えてるんだろ？今からしろ。じゃぁな」
言うだけ言って切れた。
番号は覚えてる。消してもないし、仮に消してあっても思い出と一緒でなかなか消えてくれなかった。
夜の11時。
別れてから、もうすぐ3年になる頃のこと
39 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 18:22:38.22 ID:chP5dLPM0.net
続き
5コールくらいだったかな
その時間がやたらと長く感じた
それから、聴こえてきた声。
あの頃と変わらない彼の声だった。
彼「お久しぶりです」
私「お久しぶりです」
それ以降の話はまったく覚えてない。
近況報告を お互いにしてた筈。
核心に触れるような事はお互い話さなかった。
とにかく楽しくて、嬉しくて、気がついたら朝の4時になってて
その日は「またね」と言って電話を切った
C男からの情報で知ってたんだけど
その頃 彼氏は、以前から付き合っていた彼女とまだ続いていて アルバイト先の上司に気に入られて、そこの正社員として働くようになった
彼の背中を押したのも彼女だった
だから、私との電話の後に「これからも連絡していい」と彼は言ってくれたけど、私から電話するのはひたすら自重した
あくまでも知り合い、異性の友人としてのスタンスを守った
40 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 19:20:54.97 ID:chP5dLPM0.net
それから1ヶ月後
彼氏から電話がきた
彼の仕事が終わる11時頃。
その電話で、彼の口から聞いた
彼「彼女とうまくいってなくて、近々別れようと思ってる」
正社員として働くようになった彼は、県内だけど地元から車で1時間半の場所に一人暮らし中
ちょうど1年くらいになるが、遠距離になってから彼女と あまりうまくいってなかったそうだ
私はその話を、友人の一人として聞いた
相談に乗ってあげた
なんで好きな人の恋愛相談乗ってるんだろうって少し思ったけど
でも悔しさとかは あんまりなかった
そんな内容の話でも、彼と話が出来るだけで幸せだった
42 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 20:41:15.28 ID:chP5dLPM0.net
彼女と別れようと思ってる、と言われた時も、舞い上がったりはしなかった
とにかくあの時は、この人が幸せになってくれればそれでいいって思ってたし、友達としてでも話が出来る関係で居られれば、いつか違う形で前に進めるかなって思ってたから。
結果としては、その電話の1週間くらい後に、彼は当時の彼女と別れた
その報告を電話で私にしてくれた時、私は初めて自分の口から、今でも忘れられないことを彼に伝えたんだ
今まで何人かに片思いしてきて、その人達にはなかなか伝えられなかった「好き」って言葉も、さらっと言えた時、あぁ、本当に今でも好きなんだなぁって自分で実感した
43 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 21:08:37.63 ID:chP5dLPM0.net
今まで何度か電話して、お互いの話をしてたけど、彼は私の気持ちを知っている筈だけど、でもお互い何も聞かなかったし話さなかった
でもその時だけは、彼もきちんと答えてくれた。
彼「ありがとう。でも俺は今、彼女と別れたばかりだし、そんな状態ですぐお前と付き合う訳にはいかないと思うから。また友達から始めよう」
その言葉に私は思わず「あたりまえだ」って答えてたｗｗｗ
すごく好きだし、彼女と別れてフリーだって思ったけど
かと言って すぐに付きあおうって言われたら不信感を持ってたと思う
今すぐにヨリを戻したいと思う気持ちがなかった訳じゃないけど、あの時の選択は間違ってなかったと思う
44 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 21:25:03.62 ID:chP5dLPM0.net
それから、電話での関係が また始まった
前と少しくちがうのは、そこにメールが加わったこと
基本的に私はメール(途中からLINE)
彼は もともとメールが苦手な人だったから主に電話
たまに返してくれるメールやLINEが嬉しかった。
でもほとんどツイッター状態で3日に一回くらいの頻度で送ってた
電話は2週間に1回くらいの頻度でかかってきた。
主に仕事の愚痴だったけど、楽しかったな
46 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 21:32:32.07 ID:ygFZGXDb0.net
いいなぁ。
47 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/14(水) 09:00:08.64 ID:0X+wOCsR0.net
寝落ちしたごめん
まだ見てくれる人いるかな
とりあえず続き
その頃の私は かなりの声オタで、声優さんのイベントに結構な頻度で行ったり、自分のフリーな時間は全部ゲームって言っても過言じゃないくらいだった
けど、信頼できる人にしか自分の趣味は話さなかった隠れオタの類
以前付き合ってた時彼氏にはオタクの要素なかったから、最初は隠してたんだ
絶対引かれるって思ってたからね
たまたま、翌日にイベントって時に彼から電話が来て「明日東京行くんだー」って話から何のイベントか問いつめられたことがあった
「絶対引くから嫌だ」って拒否してた私に、「絶対に引かないから大丈夫」って言ってくれた
観念して声オタだってことをカミングアウトしたら、本当にあっさりと受け入れてくれた
むしろオススメのアニメとか聞いて来たくらい
後から聞いたC男の話だと、「あいつけいおんとか見てるって言ってたよ」ってことだったｗｗｗ
コードギアス勧めたら、シャーリーが死んだ所で珍しく彼からメール送ってきたｗｗｗショックだったらしいｗｗｗ
48 ：1＠＼(^o^)／：2015/10/14(水) 09:22:22.74 ID:0X+wOCsR0.net
あ、ＩＤ変わっちゃったけど1です
彼と友達から再スタートして半年が経った頃
思いつきで「彼の所に遊びに行く」って話になった
車で2時間かからない場所ではあるけど、ちょっとした遠出の計画
彼もあまり地元の友達と会えないでいたから歓迎してくれた
当日。
彼はその日仕事があったから、夜の数時間しか時間作れないと言ってたけど、私はそれでも構わなかった。
待ち合わせ場所近くのコインパークに車を入れて、時間まで一人でウロウロ歩いてみた
地元も田舎だけど、彼が今住んでるところも田舎。
彼からよく、本当に何にもないよって聞いてたけど本当にその通りだった
昼だったら もう少し違う印象だったと思うけど、夜9時近くで、歩いている人もまばらだった
一人でウロウロしてる時、いろんな緊張が襲ってきた
別れてから3年半
20歳の頃の彼しか知らない
待ち合わせ場所に来た彼が別人みたいだったらどうしよう
「彼」だって分からなかったらどうしよう
そんな考えで頭がぐるぐるしていたら、いつの間にか待ち合わせの時間になっていた
50 ：1＠＼(^o^)／：2015/10/14(水) 09:50:24.57 ID:0X+wOCsR0.net
待ち合わせの時間、待ち合わせの場所に、彼は来てくれた
あの頃と何にも変わってない彼の姿
彼「お久しぶりです」
私「お久しぶりです」
今度は嬉しいとか、懐かしいとか、少し照れるような恥ずかしいような、そんな気持ちがぐるぐる
彼は地鶏が売りの近くの居酒屋さんに連れて行ってくれた
と言っても二人共お酒は無しで食べるだけ
お酒なんてなくても楽しい時間だった
2時間くらいで店を出て、彼は自分の家に招待してくれた
当時は会社の借り上げ社宅に住んでいて、新築のアパートだと聞いていたから興味があった
一人暮らしにしては片付いていて、1Rだったけど対面キッチンで、何より近くを流れる川の音が室内でも聞こえて来て、とても心地が良い空間だった
私「いい部屋だね」
彼「ありがたいって気持ちと、それくらいやってもらわないとって気持ちと半々」
こんな僻地だからねと苦笑いしてた
時間は1時過ぎ
彼も私も明日は仕事
名残惜しいけど帰る時間になった
52 ：1＠＼(^o^)／：2015/10/14(水) 10:10:34.23 ID:0X+wOCsR0.net
コインパークまで送ってくれると言うのでお言葉に甘えた
車内でも穏やかな空間
また来たいと伝えると、今度は俺が地元に帰ると言ってくれた
その時会おうって
嬉しかった
これ以上を望んだらバチが当たるんじゃないかって思ってた
会いたくても会えなくて、連絡も出来なくて
忘れたくても消えてくれなくて苦しんでた時に比べたら
なんて幸せなんだろうって
このまま付き合えなくても、彼に違う彼女が出来ても、お互いの幸せを報告出来るような関係で居られれば、それで幸せなのかもしれない
見栄や、意地だったかもしれないけど、そんなこともうっすら考えていた
54 ：1＠＼(^o^)／：2015/10/14(水) 10:48:36.46 ID:0X+wOCsR0.net
コインパーキングの近くで一時停止
私の車が見える位置で止まってくれた
私「それじゃぁ、またね」
彼「来てくれてありがとな。気をつけて帰れよ」
私が車から出ると、彼も外に出た
無事に乗り込んで発車するのを見送ってくれるのかなって思った
その時だった
彼が近づいてきて、いつの間にか抱きしめられていた
一瞬何が起きたのか分からなくて体は硬直
でもすぐに息ができた
あぁ、私の居場所だった場所だって、そんなことを考えていた
どれくらい抱き合ってただろう
時間が止まったように感じた
ずっとこのままでいたい、そう思った時、自然に静かに、彼とキスをしていた
C男には感謝してもし足りない
その夜、C男から電話が来た
「お前の言い分は伝えといた。電話してもいいって。番号覚えてるんだろ？今からしろ。じゃぁな」
言うだけ言って切れた。
番号は覚えてる。消してもないし、仮に消してあっても思い出と一緒でなかなか消えてくれなかった。
夜の11時。
別れてから、もうすぐ3年になる頃のこと
39 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 18:22:38.22 ID:chP5dLPM0.net
続き
5コールくらいだったかな
その時間がやたらと長く感じた
それから、聴こえてきた声。
あの頃と変わらない彼の声だった。
彼「お久しぶりです」
私「お久しぶりです」
それ以降の話はまったく覚えてない。
近況報告を お互いにしてた筈。
核心に触れるような事はお互い話さなかった。
とにかく楽しくて、嬉しくて、気がついたら朝の4時になってて
その日は「またね」と言って電話を切った
C男からの情報で知ってたんだけど
その頃 彼氏は、以前から付き合っていた彼女とまだ続いていて アルバイト先の上司に気に入られて、そこの正社員として働くようになった
彼の背中を押したのも彼女だった
だから、私との電話の後に「これからも連絡していい」と彼は言ってくれたけど、私から電話するのはひたすら自重した
あくまでも知り合い、異性の友人としてのスタンスを守った
40 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 19:20:54.97 ID:chP5dLPM0.net
それから1ヶ月後
彼氏から電話がきた
彼の仕事が終わる11時頃。
その電話で、彼の口から聞いた
彼「彼女とうまくいってなくて、近々別れようと思ってる」
正社員として働くようになった彼は、県内だけど地元から車で1時間半の場所に一人暮らし中
ちょうど1年くらいになるが、遠距離になってから彼女と あまりうまくいってなかったそうだ
私はその話を、友人の一人として聞いた
相談に乗ってあげた
なんで好きな人の恋愛相談乗ってるんだろうって少し思ったけど
でも悔しさとかは あんまりなかった
そんな内容の話でも、彼と話が出来るだけで幸せだった
42 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 20:41:15.28 ID:chP5dLPM0.net
彼女と別れようと思ってる、と言われた時も、舞い上がったりはしなかった
とにかくあの時は、この人が幸せになってくれればそれでいいって思ってたし、友達としてでも話が出来る関係で居られれば、いつか違う形で前に進めるかなって思ってたから。
結果としては、その電話の1週間くらい後に、彼は当時の彼女と別れた
その報告を電話で私にしてくれた時、私は初めて自分の口から、今でも忘れられないことを彼に伝えたんだ
今まで何人かに片思いしてきて、その人達にはなかなか伝えられなかった「好き」って言葉も、さらっと言えた時、あぁ、本当に今でも好きなんだなぁって自分で実感した
43 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 21:08:37.63 ID:chP5dLPM0.net
今まで何度か電話して、お互いの話をしてたけど、彼は私の気持ちを知っている筈だけど、でもお互い何も聞かなかったし話さなかった
でもその時だけは、彼もきちんと答えてくれた。
彼「ありがとう。でも俺は今、彼女と別れたばかりだし、そんな状態ですぐお前と付き合う訳にはいかないと思うから。また友達から始めよう」
その言葉に私は思わず「あたりまえだ」って答えてたｗｗｗ
すごく好きだし、彼女と別れてフリーだって思ったけど
かと言って すぐに付きあおうって言われたら不信感を持ってたと思う
今すぐにヨリを戻したいと思う気持ちがなかった訳じゃないけど、あの時の選択は間違ってなかったと思う
44 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 21:25:03.62 ID:chP5dLPM0.net
それから、電話での関係が また始まった
前と少しくちがうのは、そこにメールが加わったこと
基本的に私はメール(途中からLINE)
彼は もともとメールが苦手な人だったから主に電話
たまに返してくれるメールやLINEが嬉しかった。
でもほとんどツイッター状態で3日に一回くらいの頻度で送ってた
電話は2週間に1回くらいの頻度でかかってきた。
主に仕事の愚痴だったけど、楽しかったな
46 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/13(火) 21:32:32.07 ID:ygFZGXDb0.net
いいなぁ。
47 ：名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／：2015/10/14(水) 09:00:08.64 ID:0X+wOCsR0.net
寝落ちしたごめん
まだ見てくれる人いるかな
とりあえず続き
その頃の私は かなりの声オタで、声優さんのイベントに結構な頻度で行ったり、自分のフリーな時間は全部ゲームって言っても過言じゃないくらいだった
けど、信頼できる人にしか自分の趣味は話さなかった隠れオタの類
以前付き合ってた時彼氏にはオタクの要素なかったから、最初は隠してたんだ
絶対引かれるって思ってたからね
たまたま、翌日にイベントって時に彼から電話が来て「明日東京行くんだー」って話から何のイベントか問いつめられたことがあった
「絶対引くから嫌だ」って拒否してた私に、「絶対に引かないから大丈夫」って言ってくれた
観念して声オタだってことをカミングアウトしたら、本当にあっさりと受け入れてくれた
むしろオススメのアニメとか聞いて来たくらい
後から聞いたC男の話だと、「あいつけいおんとか見てるって言ってたよ」ってことだったｗｗｗ
コードギアス勧めたら、シャーリーが死んだ所で珍しく彼からメール送ってきたｗｗｗショックだったらしいｗｗｗ
48 ：1＠＼(^o^)／：2015/10/14(水) 09:22:22.74 ID:0X+wOCsR0.net
あ、ＩＤ変わっちゃったけど1です
彼と友達から再スタートして半年が経った頃
思いつきで「彼の所に遊びに行く」って話になった
車で2時間かからない場所ではあるけど、ちょっとした遠出の計画
彼もあまり地元の友達と会えないでいたから歓迎してくれた
当日。
彼はその日仕事があったから、夜の数時間しか時間作れないと言ってたけど、私はそれでも構わなかった。
待ち合わせ場所近くのコインパークに車を入れて、時間まで一人でウロウロ歩いてみた
地元も田舎だけど、彼が今住んでるところも田舎。
彼からよく、本当に何にもないよって聞いてたけど本当にその通りだった
昼だったら もう少し違う印象だったと思うけど、夜9時近くで、歩いている人もまばらだった
一人でウロウロしてる時、いろんな緊張が襲ってきた
別れてから3年半
20歳の頃の彼しか知らない
待ち合わせ場所に来た彼が別人みたいだったらどうしよう
「彼」だって分からなかったらどうしよう
そんな考えで頭がぐるぐるしていたら、いつの間にか待ち合わせの時間になっていた
50 ：1＠＼(^o^)／：2015/10/14(水) 09:50:24.57 ID:0X+wOCsR0.net
待ち合わせの時間、待ち合わせの場所に、彼は来てくれた
あの頃と何にも変わってない彼の姿
彼「お久しぶりです」
私「お久しぶりです」
今度は嬉しいとか、懐かしいとか、少し照れるような恥ずかしいような、そんな気持ちがぐるぐる
彼は地鶏が売りの近くの居酒屋さんに連れて行ってくれた
と言っても二人共お酒は無しで食べるだけ
お酒なんてなくても楽しい時間だった
2時間くらいで店を出て、彼は自分の家に招待してくれた
当時は会社の借り上げ社宅に住んでいて、新築のアパートだと聞いていたから興味があった
一人暮らしにしては片付いていて、1Rだったけど対面キッチンで、何より近くを流れる川の音が室内でも聞こえて来て、とても心地が良い空間だった
私「いい部屋だね」
彼「ありがたいって気持ちと、それくらいやってもらわないとって気持ちと半々」
こんな僻地だからねと苦笑いしてた
時間は1時過ぎ
彼も私も明日は仕事
名残惜しいけど帰る時間になった
52 ：1＠＼(^o^)／：2015/10/14(水) 10:10:34.23 ID:0X+wOCsR0.net
コインパークまで送ってくれると言うのでお言葉に甘えた
車内でも穏やかな空間
また来たいと伝えると、今度は俺が地元に帰ると言ってくれた
その時会おうって
嬉しかった
これ以上を望んだらバチが当たるんじゃないかって思ってた
会いたくても会えなくて、連絡も出来なくて
忘れたくても消えてくれなくて苦しんでた時に比べたら
なんて幸せなんだろうって
このまま付き合えなくても、彼に違う彼女が出来ても、お互いの幸せを報告出来るような関係で居られれば、それで幸せなのかもしれない
見栄や、意地だったかもしれないけど、そんなこともうっすら考えていた
54 ：1＠＼(^o^)／：2015/10/14(水) 10:48:36.46 ID:0X+wOCsR0.net
コインパーキングの近くで一時停止
私の車が見える位置で止まってくれた
私「それじゃぁ、またね」
彼「来てくれてありがとな。気をつけて帰れよ」
私が車から出ると、彼も外に出た
無事に乗り込んで発車するのを見送ってくれるのかなって思った
その時だった
彼が近づいてきて、いつの間にか抱きしめられていた
一瞬何が起きたのか分からなくて体は硬直
でもすぐに息ができた
あぁ、私の居場所だった場所だって、そんなことを考えていた
どれくらい抱き合ってただろう
時間が止まったように感じた
ずっとこのままでいたい、そう思った時、自然に静かに、彼とキスをしていた
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