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コンビニによく来るJCから告られたんだけど
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408 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg  投稿日:02/06/22 01:43 ID:E5Qz/vLu
6/17月 勉強会(北へ)

バイトが終わって夜、実力テストに向けての勉強をするべくリラちゃんの家へ。何が嬉しいのか妙に張り切ってるリラちゃん。

ここんところ やけに蒸し暑い夜の気温にも負けずに ほこほこ湯気を立てているのを見ると湯上りらしい。

長い髪を下ろし、ゆったりしたピンクの半袖半ズボンパジャマが良く似合う。……ちょっと薄着過ぎやしないか?

思ったことを口にする前にリラちゃんが自分の部屋よりもリビングでやりたいと言うので仰せのままに。

飲み物を持っていきますから座ってて下さい、と冷蔵庫の影からかかる声を聞きながらあたりを見まわしてみる。暇。

こたつ机(当たり前だが布団はかかっていない)の上に置かれているパンダのぬいぐるみと格闘していると声がかかった。

「烏龍茶でよかったですか? コーヒーとか紅茶も——」

見上げたそこには……アルマゲドン風に言えば『ガゼルは北の山の雲が晴れたのを見た』つーか。ああ。山というより坂。傾斜15°

「ん————ッ!? うわぁッ!! ちょッちょっと、隠せ!」

「はい? あ……いッ、嫌アァ!!」

ガシャーン、ゴトッ

「冷たッ痛ッ!」

「ごっゴメンナサイ、大丈夫ですか!?」チラ

「いッいいから……隠せって!」

「あっ、で、でも床、濡れて、た、たタオル」チラチラ

「胸元を隠せって! もぉー!!」


立ったままお盆を置こうとしたのでリラちゃんは自然と屈みこむ姿勢になっていて。

ゆったりしたパジャマ。下着は無かった……ちうか。なめらかな鎖骨のラインから小さなおへそまで丸見え。なだらか〜。

ガシャーンだのなんだのは お盆を落とした音。お茶を入れたサーバーは俺の見事なヘディングで割れずに床へ。

この後30分ほどは気まずかったけどイベントらしいものは起こらず終了。


6/18火 勉強会2(イベント無し)

何も無し。本当に無し。勉強内容は『竹取物語』あるところに竹取の翁といふ者ありけり

6/19水 勉強会3(イベント無し)

そんなにしょっちゅうあってたまるか。と言うことです。勉強内容『英語初歩』My name is Mike Davis. How are you?



409 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg  投稿日:02/06/22 01:47 ID:E5Qz/vLu
6/20木(大雨・におい)

バイト先のコンビニが見えた瞬間、そばを通ったトラックから盛大に泥水シャワーを戴く。余りの事に暫し呆然……。

傍を通りすぎていくOLが笑いをこらえているのを見ながらようやく意識が復帰。あと15分ほどでバイト開始だ。

家に帰って着替えてる暇も無い……。かといって濡れ鼠でコンビニなんか入った日にはクーラーにやられてそく風邪引きだろう。


「お兄さん!」

「……リラちゃん?」






リラちゃんのマンション。温かいシャワーを浴びながら洗面所で洗濯機を回してくれているリラちゃんと会話。

えらく都合良く現れたと思ったらバイトのある日はいつも廊下から出て見下ろしていたらしい。気が付かなかった。

サイズが合わないと思いますが我慢して下さい、と男物を貸してもらいバイトへ。確かにブカブカだ。

母子家庭に男物の服……お父さんの服なんだろうな。何も言わなかったけど。

店長に訳を話すと忙しい時間が終わったら帰っても良いと許可を貰った。いつもより2時間早い。

「余分な給料を出さずに済むから嬉しい」という不穏な発言を無視してコンビニから出て脇の階段を上る。


ガチャ
「ありがとう。助かったよ。店長に話したら早上がり……って何してるの?」

「おかえりなさい。早かったですね。これは……乾いたみたいなので着てみたんですが」

「俺の服を着てる理由にはならないような……(困)」

「着てみたくなったんです。お兄さんの服が。まだ時間があるかなと思ったんですが」

「ああ、店長に話したら混む時間過ぎたから帰って良いって」

「そうだったんですか。じゃあ今日は いつもより長く一緒にいられますね」


そのあとは普通に過ごしました。リラちゃんがしきりに胸元を気にしていたのは御愛嬌。見えませんでしたよ。念の為に。

勉強中しきりにリラちゃんが服のにおいを嗅いでいたのが恥ずかしかった……。



544 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg  投稿日:02/06/24 01:08 ID:eDxru5Bg
6/22土
ガバァッ!←布団を剥がれる音

「はぁ〜いリン君(俺のあだ名)お昼ですよ〜起きましょうね〜!」

「うぉッ! ……ミィか。何の用だよ?」

「お母さんが起こしてきなさいって。リラもいるよ〜」

「(呼び捨てかよ)あー? なんでリラちゃんが?」

「私が呼んだの。リラって可愛いよねぇ〜食べたい〜」

「馬鹿言ってろ。お前にゃ弟がいるだろうに」

「甘いものは別腹なのよ」

「よっぽどお気に入りなんだな」

「あんな妹欲しかったんだ〜。あ、リン君にも残しておいてあげるからね」

「なんかそのまま取られそうだがな」

「な〜に言ってんだか! どうせ放っといてもくっつくんだからそれまでの時間仲良くさせてょ」


以下微妙な方向に話がそれたので削除。

補足までにミィはノーマルです。言動が思わせぶりなだけで。

昼飯まえに家で飼ってる犬を洗うことになったときにミィが奮起。本職トリマーの実力発揮か。


ミ「リラ、一緒にやろう!」

リ「あ、はい。よろしくお願いします」


リラちゃんと遊びたいだけでした……。

濡れるといけないからという理由で水着に着替えて上からTシャツをかぶり洗うことに。リラちゃん一旦帰宅。スク水装備。


ミ「食らえぇ〜!」

リ「冷たっ……もう! 私じゃなくてワンちゃんを洗ってください!!(笑)」

ミ「あっはっはぁ。手元が狂ったのよぅ」

リ「食らえぇとか言ってですか?」

ミ「食らえぇ〜! こんな感じね」

リ「いや〜ん」


それを見る男二人


弟「……良いな」

俺「Tシャツから水着が透けてんのって凄いな。あと泡」

弟「ヨウ素入り(犬用シャンプー)だから臭いのが珠に傷だけどね……ってこんな時間だ」

俺「そうだな。お〜い、リラちゃん、ミィ、早よ終わらせんと飯食った後遊び行くんだろ〜?」

ミ&リ「は〜い」



545 名前:コンビ兄さん ◆ld6JSRFg  投稿日:02/06/24 01:10 ID:eDxru5Bg
昼飯済ませた後弟の車で遊びに。リラちゃんのはしゃぐ姿を見てサイクリング派の俺も免許取得を密かに決める。

折角水着を持ってるんだからと温水プールに。お約束の如くミィの体と比べて落ち込むリラちゃん。揉んでやれと煽るミィ。

顔を真っ赤にするリラちゃん。俺も協力すると弟。殴る俺。沈む弟。すまん結構本気で入った。

リラちゃんが泳げないというので浅いプールでダラダラやることに。トリマー本領発揮。トリマー?


ミ「食らえぇ〜!」

リ「冷たっ……もう(笑)」

中略

弟「……良いな」

俺「二人とも日焼け後が」

以下略


ば か で ご め ん な さ い 。

その後カラオケ・ボーリングと続く。リラちゃんが妙に渋い選曲するので笑った。『原由子:花咲く旅路』とか。歌はなかなか。

ボーリングは特にネタになるような事は無し。帰り道助手席は俺。何故ミィとリラちゃんが後ろなのか。


ミ「リン君リン君、今度リラと二人でプール行きなね! ほら、国語数学だけじゃなくて保健体育も教えてあげなきゃ!!」

リ「ほ、保健!?」

俺「保健は余計だ馬鹿」

ミ「なーにが馬鹿よ。どーせもうチュウとかやっちゃってるんでしょ? ね? ね? ねぇリラ?」

リ「い、いぇ……まだ……チュウは」

ミ「『まだ』チュウ『は』? 『まだ』って何? 『は』って何? その先はやっちゃったの!?」

リ「あ、あれは……じ、事故で」

弟「貴様ー!」

俺「兄に向かって貴様とは何だ!! っていうかリラちゃん俺にも心当たりが無いよ!?」

リ「じゅ……17日……お勉強のとき……(>408)」

俺「うあー」

ミ「あ、やっちゃったんだ? ねぇ、リン君気持ち良かった?」

弟「畜生ー!」

俺「兄に向かって畜生とは何だ!! っていうか胸が見えただけだ! 触ってなんかない!! 断じて!!」


もうその後は車の中騒がしいのなんのって……。で、夕飯食べて>454書き込んだ後花火やって解散。





>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春, 胸キュン,
 


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