2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
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そんな私に妻はどう抵抗するのでしょうか?何を言っても馬の耳に念仏だと思いますが。


「分かっています。でも・・・そこを分かってくれないと、私の本当の気持ちが伝わらないの・・・・

そう思って私はそこから話し始めたんです。

だから腹も立つでしょうが聞いて欲しいの。私も覚悟は決めました。

だからお願い聞いて!・・・・お願いだから聞いて・・・・」


「分かった。手短に話せ」


私は妻の言わんとする意味を理解し始めました。それは私が聞きたくない部分でもあります。

それでも、私が全て責任を負う話しでもないのですが・・・・・


「私の貴方への気持ちは今言った通りです。それなのに、あの人とこんな関係になってしまったのは、私は貴方との恋に疲れたと言うのか、上手く言えないんだけど、あの人は何か貴方に似ていた・・・・

全て話すわ。隠さず話す。

もしも・・・もしも、その話を聞いて私を許してくれるなら凄く嬉しい・・・・

でも許してくれないんでしょう?その時の覚悟は出来てる。

だって、私のした事は許されない・・・・許されない事だって・・・その位は分かってます・・・・」


妻の話しが真実なのか嘘で固められたものなのか、じっくりと聞いてみましょう。

私的には どうでもいい事なのかも知れませんが、やっぱり気にかかる所ではあります。

今後の私の人生の為にも避けないで聞いておいた方がいいのだとも思います。

いや、怖いもの見たさなのかも知れません。

それにしても、あんな男と私が似ているとは何て嫌味な話しなんでしょう。あんなのより私はもう少し男だと思っているのですが・・・

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妻の話を要約すると、このような内容です。


元同僚の千秋からの話しで入社した妻は、早く会社に馴染むために一生懸命仕事をしたそうです。

そんなある日、歓迎会が催されました。

その中で千秋からの助言は、社長のそばにはなるべく近づくなと言うものでした。

あの頼りなさそうな社長は、酒が入ると無類の女好きに変身するようです。

そんな癖が祟り、女性社員から幾度となくセクハラで訴えられそうになったと千秋から話を聞き、その日は なるべく距離を取っていたと妻は言います。

それでも社長の方から妻に接近し『旦那さんとは旨く行ってるの?』とか『金に不自由はしていないか』等、スケベ心丸出しで話し掛けてきたそうです。

お酌をさせ、スカートから出ている太腿に手を置き、その手がそこを撫でるように摩るのに、鳥肌が立つ思いだったと言う表情が、嘘ではないと思わせました。

会社の長である以上、露骨に迷惑そうな顔も出来ずに困っていた妻に救いの手を差し伸べたのが岸部でした。

その後も、それを恩着せがましく言う事もなく、いつも通りの態度に、妻は上司として好感を持ったと言います。

後で気付いたのは、社内で社長に意見出来るのは部長だけで、社員からの信頼は かなり厚い存在だそうです。

当然、女性社員からの信頼もありますが、クールを装い、そんな男に憧れにも近い感情を持つ人も居ると言います。

妻の話が本当で有れば、あんな男に憧れの感情を持つ女性が居るとは、つくづく世の中は広いんだと実感してしまいます。こんなに軽く浅い世の中に誰がしたのか・・・

元々手際のいい妻ですから、職場にも慣れてくると、本人の言う通り、仕事の内容も濃い物を任されてきたそうです。

そうなると一線で仕事をしている部長との行動も、必然的に増えて行きました。

好感を持つ男との仕事ですから、妻は当然仕事にやりがいを感じたと言います。

そんな中でも男の何も態度は変わりません。妻には単なる社員としての付き合いしか求めませんでした。そのような所が私に似ていると妻は思ったのでしょうか?

そんな男に惹かれる性質の妻は この男に より一層の興味を持ちました。しかし、独身時代ならともかく、家庭を持つ身である以上 そんなふうに思う事を何度も否定したそうです。

ただ その恋愛感情にも似た気持ちを煮詰めて考えると、私に対しての物だと気付きます。夫を愛している。だから私には妻だけを見ていて欲しい。

その気持ちとは裏腹に、私は妻に興味を示しません。苛立ちは、私への我侭を加速させます。

愛している人に無視にも近い態度を取られる女。寂しかったのですと。

私的には妻の勝気な性格と我侭に疲れ果て、気持ちが離れて行ったのですが、そんな妻の気持ちを無視した態度は、反省しなければならないと思いますが、俺も悪かったと言う気分にはなれません。

そのような関係がある程度経った時に

『雅子さんは本当によく仕事をしてくれるな。

君が入社して助かっているよ。迷惑でなかったら、お礼に食事でも御馳走したい。

と言っても旦那さんの居る人だから ちゃんと了解は取ってくれよ』


信頼する上司から持ち掛けられた始めてのプライベートな誘い。妻の心は女のときめきを感じてしまいました。

この時、妻は何かを予感したのだと私は思います。

上司との食事を私に話しても反対されるはずはないのですが、何も話さずに出かけて行きました。

いや 話さなかったのは、何も言われないのは自分から気持ちが離れている事を再確認するようで辛かったからだと言っています。


男との食事は巧みな会話術でユーモアに溢れ、あっと言う間に楽しい時間が過ぎてしまいました。

その中で男は、いかに今の会社を盛り上げて行くか、真剣な気持ちが妻に伝わります。

また、家庭を大切にしていて、自分が帰ると奥さんが本当に嬉しそうな顔をする、そんな話をする時は、会社では見せない母性本能をくすぐる優しい表情が印象的だった。

私に言わせれば、人妻を誘い出して、手練手管をもちい落として行こうとしている男を見抜けない女は、馬鹿以外の何ものでもない。

妻に下心があったから見ようとしなかっただけだと思うのです。


そんな妻に別れ際、男は意味深な言葉を投げかけます。

『私は妻を愛しているし、あいつと築いた家庭は掛け替え無く大切だ。でも、そんな気持ちとは別にどうしても気に掛かる人が居る。悪い考えだと思うかい?』


妻は返答に困ります。

『世間一般的には許されないんだろうな。だけどね、人の気持ちは理屈では語れないよ。

私も何とか押さえ込もうとしたが どうしても駄目だった。

あっ、こんな話し雅子さんには興味ないよな。御免、御免』


妻の心に小さな波が押し寄せます。所詮、女とはこんなものか。

主婦を落とすのは簡単だと言った友人が居ました。

『どんなに激しい恋愛をして結婚しても、10年も経つと夫は、妻に甘い言葉なんか掛けなくなる。

そんな時に、綺麗だ、素敵だ、魅力に目が眩む、女が喜ぶ事を会うたびに言ってやれば、余程嫌われていない限り意識するようになる。

そうなったら、もうこっちのものさ』


私が妻の話を聞いていて、この友人の手口と同じだとなと納得してしまいました。

刺激のない生活を送り、年だけは取って行く焦り。そこに落ちた一粒の水滴が大きな波紋を広げて行く。

分からない事もないのですが、そんなのは男だって同じでしょう。お前だけが感じているんじゃないんだ。馬鹿野郎!


男は明かに妻を狙っていたのです。それも時間を掛け用意周到に。

この時に初めてチラリと牙を見せたのです。

ましてや、この男は自分の家庭は壊さないと予め宣言しています。

何かに取り付かれた女は そんな事にも気づかないのか。所詮、女とは・・・・

何て狡賢く勝手な奴なんでしょうか。こいつは身勝手過ぎる。


妻の話しは続きます。

食事後は、男の言葉が気になる妻でしたが、何のアクションも起こしません。

次の日からも いつも通りの態度です。

『気に掛かる人』

それが自分で有れば、厄介な話しになるとは思いましたが、それは、それで自尊心を満足させられるものです。

だから、あの言葉が気になる妻でした。


この時に思ったそうです。

この人は私に何か似た雰囲気を漂わせていると。

私にして見れば、あの時は、若く当然独身だったので、何人かの女性との交際がありました。

そんな状況だったので、妻に特別な興味を持つ必要もなく、何かと忙しい私の態度が そう映ったのだと思います。

この男の狡猾な演技とは、根本的に違うのです。


しかし、自尊心の高い妻には男の存在感が大きくなって行きました。まして私にだぶらせている男です。

それを理由に妻は、気持ちの中で罪悪感はあまり感じなくなっていたと言います。

『私を見てくれない貴方の代わりを、あの人に求めていた気する』

しかし、この妻の言葉が、私に予想外の感情を抱かせました。

私は妻を鬱陶しく思い 逃げて来ました。その代償がこんな形で姿を現したのでしょうから、確かに男としての甲斐性がない。


金を稼いで来るだけが男の仕事ではないと思っています。家庭を守っていると思っていたのは子供達の事であり、そこに妻の存在はなかった・・・・

夫婦の出来事に、どちらかが一方的に悪いなんてない事くらいは知っています。

そう思い、妻に視線を移すと、あんなに高飛車だと感じていた姿が、かよわく頼りなげにも映るのです。


その後、また男は再度妻を連れ出します。

あの食事後、いつもと変わらぬ態度の男からの誘いに妻の心は ときめきました。

この時は、確かに家族の事など気持ちの中になかったと言います。妻は1人の女になっていたのでしょう。忘れ掛けていた、あのときめきが帰ってきたのです。


仕事を言い訳に、私にまた嘘をついて出掛けます。

この時には少しは罪悪感が起きますが、女として見ない私を思うと それも薄れてゆきます。

しかし、この時の記憶は私にはありません。妻に無関心な私の姿が浮かび上がってしまいます。。


この時のデートで、男は牙を徐々に剥き出しにして行きます。

「雅子さんとのこんな時間は心が休まる。男は仕事ばかりじゃ駄目だな。


>>次のページへ続く
 
 


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