俺と彼女はミクシィで出会った。
ある日 向こうから友達になって下さいってメッセージが来て それから電話するようになって実際に会って付き合い始めた。
付き合いだして2年ぐらいした頃に彼女が言った
「最近 新しいマイミクが出来たんだ」
聞くと相手の男は仮屋崎省吾の弟子で華道を嗜んでいるとか何とか。
彼女は昔から茶道教室に通っていて、通じるものを感じたらしくマイミクになったらしい。
どんな奴かと思って そいつのプロフを見たんだが、 どう見ても華道をやっているようなタイプには見えなかった。
金髪のロンゲがツンツンしててピアスしたり爬虫類みたいなカラコン入れたりして正直 素顔が全くわからないようなプロフ写真なうえ、自己紹介もなんか中二みたいな改行の多いクッサイ台詞が並んでた。
良い名前が思い浮かばなかったから とりあえず以後はコイツを太郎とする。
俺は彼女の友達付き合いに口を出すつもりはないので好きにさせていた。
それからしばらく 太郎の名前が頻繁に出るようになったが、彼女は浮気するような性格じゃないので その後も好きにさせていたが、ある日 彼女が切り出してきた。
「今度太郎君と遊びに行ってきていい?」
とりあえず遊びに行って何するのかを聞いたら、 華道に興味があるし、仮屋崎省吾の弟子なんて凄い人と一度直接話をしてみたいとの事だった。
でも流石になあとは思ったが、俺自身が友人付き合いに口を出されるが嫌いな性格なので 彼女を束縛するわけにもいかんと思って やはり自由にさせた。
一応「浮気するなよー」と言うと「それはないから大丈夫だよー」と言った。
約束の日曜日になると彼女から電話が来て「今から行ってくるね。ちゃんと帰ってくるから心配しないでね」との事だった。
遊ぶ場所は横浜との事だった。
俺の仕事は夜間配送で日曜日は出勤だったので、彼女が帰ってくる頃ぐらいに出勤した。
すると日付が変わる頃に彼女から電話が来た。
随分と帰ってくるの遅かったんだなあと思いつつ電話に出ると、彼女が泣いていた。
泣きじゃくる彼女を落ち着かせようとするが、なかなか落ち着いてくれない。
嫌な予感がしていた。と言うより、何があったのか大体は察知していた。
少し落ち着いて来た頃にようやく話を聞くと、やはり太郎に襲われたという内容だった。
何をされたと聞くが また泣き出してしまって話を聞けないので一旦電話を切った。
そして上司に事情を説明して早退させてもらって彼女の家に向かった。
彼女の部屋に入るとベッドにうつ伏せになって泣いていた。
「もう俺君に合わせる顔がないよぉ・・・」等と言うが、 怒ったりなんてしないから何があったのか教えて欲しいと言うと少しずつ口を開いた。
詳細はこんな感じだった。
横浜で二人は無事合流
早速 華道の話でもと思っていたら、太郎がいきなりカラオケに行こうと言い出す。
箱入りで相当世間知らずは彼女は疑問を感じつつも付いて行った。
とりあえず二人ともアニソンを歌い始めてしばらくした頃、太郎がちょっかいを出してきた。
最初は彼女が歌っている最中、耳を指でつついてきたりしてきたのが 徐々に息を吹きかけてきたり、耳たぶを舐めてくるようになった。
流石に驚いて身を引くと太郎はついにキスをしてきた。
彼女は全力で抵抗するが、調子に乗った太郎は彼女のシャツの中に頭を入れブラを外して乳首を舐め始めた。
そこまで来ると恐怖で体が硬直して あまり抵抗できなかったらしい。
するとますます調子に乗った太郎は立ち上がりパンツを下ろした。
勃起したチンコを眼前につきつけて「フェラしてよ」と言い出した。
恐怖で硬直していた彼女も これだけはと思い頑なに拒否するが向こうも引かない
何度もフェラを要求するが何度も拒否を続けた結果、ついに太郎は諦めた。
一気に冷めた太郎は放心状態の彼女は気にせず一人で適当に何曲か歌い、「じゃあねー」と手を振って帰っていった
との事だった。
やはり行かせるべきではなかったと後悔したが、後悔してもなんにもならん。
奴の手口を聞く限りは手馴れている感じがしたので、きっとこの手で何度も女に手を出しているのだろう。ここで泣き寝入りしては また同じ被害にあう子が出てくる。
だから奴には絶対に罰を下さなければならない。
それを彼女に伝えると最初は躊躇していたようだが、最終的には彼女も納得したので あくまで合法的に復讐を実行する事にした。