ブラック企業に復讐した話
初カキコです、以前に務めていた会社にした復讐です。
新卒で入社して夢と希望に満ちあふれていました、最初の方は特に何も無く普通の会社だと思っていました。
自分は元々 根明だったのあり、営業に配属されました。配属された初日から上司から「よし、飛び込みに行って来い」の一言。
普通は先輩の仕事の仕方とか、同行して覚えるものじゃないのかなぁ?と疑問を抱いていました。
それでも来る日も来る日も飛び込み営業を続けていました。
ただ、最初は どういうトークをすればいいのかもわからずに、先輩に同行をお願いしたりしていたのですが 先輩たちも我ら新卒の教育よりも自分の売上げ優先で、常にたらい回し。
酷い日には「ここで待ってて」と言われて置いてきぼりなども しばしばありました。
その上、毎朝に売上を確認する会議があり(もちろん新卒に売上はない)が毎朝怒鳴られる日々。
あとあと、調べると離職率はハンパじゃなかったです、まぁ、所謂、ブラックですね。
勤務時間は8時〜17時、もちろん定時で帰れる訳無いわけで、家についたら日付が変わってるのは普通。
もちろん、残業代なんてある訳無い。
通院のため、上司に相談し定時に上がると約束をし、定時に帰ると次の日に別の先輩に「テメェ俺より先に帰るとかふざけてるのか?」と呼び出されて胸ぐらを掴まれる。
そんな会社なので、月が変わる度に一人、一人と消えていきます。
誰かが辞めた日の次の日の会議では「ヘタレはいらん」など辞めた仲間に対する暴言を永遠と聞かされます。
その後に
「お前も早くロボットになれよ^^ 俺の言うこと聞いとけば大丈夫だからよw」など言われる日々。
だが、どんどん新卒の数は減り、その辞めた人間の分は全て自分にのしかかる…
自分自身もストレスに負けてしまいそうな日もありましたが、それでも頑張ろうと必死に我慢していました。
だが、精神状態も不安定な中、休憩時間に他の社員と話をしただけで「さぼってんじゃねーぞ!」と蹴りを入れられたり日に日に、ストレスは溜まっていきます。
うわー、最悪な企業って本当にあるんだな。
そして、自分が復讐を決意した決定的事件が起こります。
地方に展示会で出展した時でした、出展の準備も段取りも押し付けられ、毎日遅くまで残って準備していました。
で、出発する直前に先輩が
「お前、名刺交換の数俺より少なかったらタダじゃおかねーぞ」と脅しをかけられました。
始まる展示会、積極的に声をかけて名刺を交換していましたが…昼食後から体が痒い、とにかく痒い。
で、トイレで確認すると体が腫れるほどの蕁麻疹、「ああ、強がってもボロボロなんだなぁ」と実感しました。
じっと出来ないくらい痒くて、それでも負けてたまるかと名刺を交換を続けました。
展示会終了、痒さでフラフラで帰社、すると上司が「今から今日の会議な、何時に終るかわからねーけど」と痒い中会議に出され、各頂いた名刺の数を発表することに、遊び呆けてた先輩は雀の涙くらいの数、自分は断トツ。
ざまぁwと思ってたのですが、上司がコレに対して先輩を叱責、このせいで先輩の怒りは自分に向けられます。
「お前、今から片づけ+全員分の名刺のリスト作れよ、蕁麻疹知るかよw カギ置いとくからな」
もう、涙が出そうでした。
言われた仕事をやり終えて、時計を見ると日付が変わっている。
もう、痒さで歩くのもキツイ、電車はない、けど帰りたい。
フラフラになりながらも歩いて帰宅しました。
家に帰ると、かあちゃんは待っててくれました、かあちゃんを見ると安心して玄関にへたれ込みシャツを脱ぎました。
体を見たかあちゃんは絶句、即緊急病院へ連れて行ってくれました。
医者に見せると「凄い事になってるね、発狂しそうでしょう?」と言われステロイドやら打ち込まれたのを覚えています。
薬を打ってもらうと すーっと蕁麻疹は引きました。
その帰り、車の中で「かあちゃん、俺もう限界」と言いました、
かあちゃんは「まだ若い 心配しないでいい」と言ってくれてホッとした反面、腸が煮えくり返る思いで「だけど、タダで終われない」と奥歯を噛み締めたのを覚えています。
復讐を決め、まずは手始めに辞めた同僚たちに話を聞くことにしました。
優しい母ちゃんだな
同僚たちにコンタクトを取ると面白い話がたくさん聞けました。
一ヶ月前に辞めると言っても「お前もういらねーから」とその場で終わり、明日から来るなと言われるそうです。
で、辞めると言った瞬間から その月の給料も払わないという事実もわかりました。
あと、ちょこちょこ売上を上げる自分に対し根も葉もない噂(俺は風俗通いで性病持ちとか)を先輩らが流していた事もわかりました。
その他にも先輩は「俺は元族の右翼、逆らうと知らんぞ」と脅していたみたいです。
ちなみにどんな業界なの?
IT系?それともなんかの営業職?
>>55
IT系ではありませんよ。
そして、親友に久々に電話をし飲みに行く約束をしました。
親友は自分が痩せていることに驚いていました、
で、今までの話をすると下を向きじーっとしてから
「わかった、いつ辞めんだ?」と聞き、
「明日」と答えると「よし」とだけ言い出て行きました。
そして、復讐決行の朝を迎えます。