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童貞と共に人として大切な何かを亡くした話1
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15 :1:2011/05/17(火) 21:50:41.46 ID:+iI4TWAM0
余談だが…この元彼とは後日 意気投合し仲良くなる。
フローレンの初めての相手は俺だと豪語してたが 実は童貞と処女同士で上手くいかず 入り口より奥に入らず貫通してなかったが 元彼は未だに貫通してたと勘違いしている。
フローレンも本当は入ってなかったと言いだせずに今に至る
16 :1:2011/05/17(火) 21:53:02.80 ID:+iI4TWAM0
その後、何回かフローレンと会う機会は有ったが特に何も無し。
フローレンは可愛いなとは思うが 俺は振られた女の子を忘れられずにいた。
話が大きく動き出すのは夏休みに入ってからの事。
高校入って初めての夏休み。
中学時代の仲間がバラバラに進学したから一度、みんなで集まろうぜって事になった。
最初は仲の良い5〜6人で集まる予定だったけどそれぞれの友達とかまで集まってきて、気が付いたら20人位になってた。
17 :1:2011/05/17(火) 21:55:03.85 ID:+iI4TWAM0
集まったのは俺と長友(腹黒)、
中学時代の友達の岡崎(キチガイ)。
岡崎(キチガイ)はデブオタ。眼鏡は脂まみれでいつも寝癖。終始キョドってて女の子の目を見て話せない。どもる。
どんなに自分が惨めでも、下には岡崎(キチガイ)が居ると安心出来る素晴らしい存在。
因みに奴の当時の口癖は、俺はナンパ王になる!だった…
岡崎(キチガイ)は現実認識能力が完全に欠如してる奴だ。
そして他の参加者には勿論フローレンも居る。
後は、その他Mobが沢山。
そして、俺にとって色んな意味でのメガトン級の出会いとなる奴が居るんだが、それは後で…
集まったのは俺の家。
俺の家は父子家庭で昼間親父居ないのと、家自体は 狭いんだがリビングだけは30畳位有ったり、外がウッドデッキだったりで人が沢山来ても問題無い。
で、俺の家で持ち寄った物とかツマミながら みんなでワイワイやるが人数多過ぎて収拾付かない。
余談だが…この元彼とは後日 意気投合し仲良くなる。
フローレンの初めての相手は俺だと豪語してたが 実は童貞と処女同士で上手くいかず 入り口より奥に入らず貫通してなかったが 元彼は未だに貫通してたと勘違いしている。
フローレンも本当は入ってなかったと言いだせずに今に至る
16 :1:2011/05/17(火) 21:53:02.80 ID:+iI4TWAM0
その後、何回かフローレンと会う機会は有ったが特に何も無し。
フローレンは可愛いなとは思うが 俺は振られた女の子を忘れられずにいた。
話が大きく動き出すのは夏休みに入ってからの事。
高校入って初めての夏休み。
中学時代の仲間がバラバラに進学したから一度、みんなで集まろうぜって事になった。
最初は仲の良い5〜6人で集まる予定だったけどそれぞれの友達とかまで集まってきて、気が付いたら20人位になってた。
17 :1:2011/05/17(火) 21:55:03.85 ID:+iI4TWAM0
集まったのは俺と長友(腹黒)、
中学時代の友達の岡崎(キチガイ)。
岡崎(キチガイ)はデブオタ。眼鏡は脂まみれでいつも寝癖。終始キョドってて女の子の目を見て話せない。どもる。
どんなに自分が惨めでも、下には岡崎(キチガイ)が居ると安心出来る素晴らしい存在。
因みに奴の当時の口癖は、俺はナンパ王になる!だった…
岡崎(キチガイ)は現実認識能力が完全に欠如してる奴だ。
そして他の参加者には勿論フローレンも居る。
後は、その他Mobが沢山。
そして、俺にとって色んな意味でのメガトン級の出会いとなる奴が居るんだが、それは後で…
集まったのは俺の家。
俺の家は父子家庭で昼間親父居ないのと、家自体は 狭いんだがリビングだけは30畳位有ったり、外がウッドデッキだったりで人が沢山来ても問題無い。
で、俺の家で持ち寄った物とかツマミながら みんなでワイワイやるが人数多過ぎて収拾付かない。
18 :1:2011/05/17(火) 21:58:25.94 ID:+iI4TWAM0
どっからか出てきた酒を飲んだ岡崎(キチガイ)が暴れ出す。
まずはコーラの1.5Lのペットボトルを一気飲み。
マジで全部飲み切った。アホだコイツ。
そして ウチの犬を捕まえてきて、そのままバックドロップ
後輩の女の子に絡んで泣かすなど鬼畜の所業で傍若無人の限りを尽くす。
散々暴れ回って、後は酔い潰れてた。
そんな中、誰かが俺のそばにやって来る。
「初めまして」
19 :1:2011/05/17(火) 21:59:28.22 ID:+iI4TWAM0
長友とフローレンの友達って女の子が話しかけきた
超巨乳と言えば聞こえは良いが ただのピザ
正直、可愛くはない
そん時の格好は胸元の大きく開いたシャツにジャケット。
そしてデニムのミニスカート。
そのミニスカートからは二本のハム
俺「初めまして」
ピザ「フローレンと長友(腹黒)から話聞いてた」
俺「そうなんだ?長友(話黒)とか碌な事言わなかったでしょ」
ピザ「そんな事無いよ」
エライ馴れ馴れしく話しかけてくるピザ
俺はフローレンと話したいのに…とか内心思ってたが 当時フェミニストだった俺はそれをおくびにも出さず、ピザの話しを真剣に聴いていた。
今考えると完全にカッコつけた中二病だった。
ピザ「フローレンがね 俺君カッコ良いってずっと言ってたから会うの楽しみにしてたんだ」
俺「お世辞やめてw 俺、お世辞なんか言われ慣れてないから上手く切り返せないw」
お世辞だとしてもフローレンが俺の事をカッコ良いって言ってくれてるって話しは素直に嬉しかった。
ピザ「でも本当にカッコ良くて良かった」
俺「マジで辞めて、そういうの慣れてないからw」
ピザが、どうやら俺の事を気に入ったって事位は童貞な俺にも分かった。
まあピザの見た目は別として、女の子から褒められて悪い気はしなかった。
結局、その日はフローレンとあんまり話す事も出来ずに解散。
20 :1:2011/05/17(火) 22:01:47.92 ID:+iI4TWAM0
本題入るまで長くてスマンな
もう少しプロローグがある。暫く辛抱してくれ
21 :名も無き被検体774号+:2011/05/17(火) 22:02:26.98 ID:8wRhc78z0
だいじょうぶ、ゆっくりどうぞ
24 :1:2011/05/17(火) 22:03:37.82 ID:+iI4TWAM0
数日後、長友(ストーカー)からまた電話。
長友「ピザがさ、また遊びたいって言ってんだよ。どう?」
俺「別に良いよ。じゃあ、みんなで遊ぼうぜ」
みんなでボーリングに行く事になった。
メンツは、俺、長友(ストーカー)、岡崎(酒乱)、香川(器用貧乏)、フローレンとピザ。
男4人と女2人。
どんな内容だったとか、どんな話ししたとかはあんま覚えてないが 常にピザが俺をマンマークしてたのだけは覚えてるのと、この頃から岡崎(酒乱)がフローレンの事を好きになりだした。
だが、全く相手にもされてなかったし、俺らも相手にしてなかったのでどうでも良い。
このボーリングをキッカケに、俺らは ちょくちょくこのメンツで遊ぶようになった。
なんだかんだで週に一度位は遊んでたかな?
カラオケ行ったり、ビリヤード行ったり。
因みにフローレンはカラオケが全くダメだった。絶対に歌うのを嫌がった。
でもカラオケの雰囲気や 他人の歌を聴くのは好きらしく、必ずカラオケにはついてきてた。
27 :1:2011/05/17(火) 22:07:18.29 ID:+iI4TWAM0
何度か遊んで俺もフローレンと大分仲良くなった。
話題はお互いの学校の話しや、長友(ストーカー)の悪口が多かった。
フローレンは基本的に優しい娘だけど長友(ストーカー)にだけは毒を吐く。
長友(ストーカー)とフローレンは仲が良くてお互い呼び捨て。
俺とフローレンはお互い君とさんで呼び合ってた。
フローレンと呼び捨てで呼び合える長友(ストーカー)が羨ましくもあったけど、二人が付き合えば良いのにとも思ってた。
でも長友(ストーカー)も、フローレンもお互い恋愛感情は否定してた。素直じゃない奴らだ。
33 :1:2011/05/17(火) 22:19:31.87 ID:+iI4TWAM0
そんな日々が数ヶ月続いた。
季節は すでに冬になっていた。
年末も近づいて来た頃、ピザから電話が有った。
まあ、それまでも ほぼ毎日ピザからの電話は有ったんだが…
ピザ「あのね、私俺君の事が好きなの。付き合って欲しい」
予想はしてた、いくら童貞の俺でも会う度にマンマーク
毎日電話かかってくるような状態じゃ ピザが俺に好意が有るのは気付いてた。
というか仲間内で暗黙の了解みたいな雰囲気になってた。
基本的に付き合う気は無かったが、女の子に告られるのなんて初めてだったし 仲間内の雰囲気壊したくないし、返事は電話じゃなく面と向かって言うべきみたいなのが有って返事は保留した。
35 :1:2011/05/17(火) 22:22:17.06 ID:+iI4TWAM0
正直悩んだ、付き合う気は無かったけど なんて断れば良いのか分からなかった。
困ってフローレンに相談した。
俺「ピザに告られたんだ」
フローレン「ピザから聴いた。どうするの?」
俺「ピザの事、嫌いじゃないけど付き合うってのは想像つかない。でも断って仲間内がギクシャクするのも恐い」
フローレン「そっか…」
フローレンは少し黙ってしまった。
ピザと仲が良いフローレンは 親友が振られるのが嫌なんだろなと思った。
何となく気まずくなって俺は話題を変えた。
俺「そういや、フローレンはどうなの?長友の事好きなんじゃない?」
フローレン「どうなんだろ?好きではあるんだけどね」
やっと正直になったなと思ったが、その後、フローレンが話しを続けた…
フローレン「長友の事は好きなんだけど、それと同じ位好きな人がもう一人居て自分の気持ちが分からないんだ…」
俺「そうなんだ?」
フローレン「うん。気が多くてダメだね。俺君は他に好きな子いないの?」
俺「俺は恥ずかしながら、まだ中学校の頃好きだった娘の事が忘れられないんだよね」
フローレン「そっか、一途だね。でも俺君に好きって言ってもらえるのは羨ましいね」
俺「まあ、振られたけどね」
フローレン「勿体無いね」
俺「お世辞でも、そんな事言ってくれるのはフローレン位だよ」
フローレン「お世辞じゃないよ、第一俺君、告白されたって今相談してきた ばっかじゃないwピザが沢山言ってくれるよww」
俺「あぁ…それは言わないで…」
フローレン 「ww」
相談の事も忘れて、関係ない話をして電話は終わった。
>>次のページへ続く
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