ブタとチビの話
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22 :名も無き被検体774号+:2012/03/23(金) 07:36:33.31 ID:1QAad3dBO
見てくれた人ありがとう!
とりあえず ここで一度切ります。
下手で雑な文章に付き合ってくれてありがとうです。
また書き貯めたら少しずつ載せていきます、
24 :名も無き被検体774号+:2012/03/23(金) 08:05:06.53 ID:X4550hdc0
乙
面白かった
25 :名も無き被検体774号+:2012/03/23(金) 08:11:54.54 ID:NVNMSGkd0
149センチ53キロならまぁ細くは無いが気にするほどでもないんじゃないか?
147センチ65キロの女とセクロスした時は腰が折れるかと思ったが
見てくれた人ありがとう!
とりあえず ここで一度切ります。
下手で雑な文章に付き合ってくれてありがとうです。
また書き貯めたら少しずつ載せていきます、
24 :名も無き被検体774号+:2012/03/23(金) 08:05:06.53 ID:X4550hdc0
乙
面白かった
25 :名も無き被検体774号+:2012/03/23(金) 08:11:54.54 ID:NVNMSGkd0
149センチ53キロならまぁ細くは無いが気にするほどでもないんじゃないか?
147センチ65キロの女とセクロスした時は腰が折れるかと思ったが
26 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/23(金) 08:20:59.57 ID:1QAad3dBO
>>25
筋肉がない場合はほんとに丸いのだよ。一時 体脂肪率40%越えたんだぜ。
体の半分近くがお水だもの。
今読み返したら誤字脱字ばかりで申し訳ない。
そして酉忘れもちょいちょいあるな。
27 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/23(金) 08:22:19.93 ID:1QAad3dBO
たーくん と出会って別れた後、財布を持ってコンビニに行った。
お菓子コーナーでいつも通り振る舞おうとしたけど、恥ずかしさで頭が噴火しそうだった。
半ばヤケクソでカ○ムーチョ一袋を持った後に、カゴを持ってきて じ○がりこ 10個入れたった。
レジは たーくん 母は勿論いなくて、オーナーの眼鏡かけたおじさんだった。
じ〇がりこを清算してるのを見ていたら、頭上でブフォッて聞こえておじさんを見たら ごまかすように咳払いをした。
お前いま吹いたな、人の じ○がりこ 見て吹いたなコノヤロウと思いながらむーっとした顔で袋に入れて貰うのを待った。
なんだよなんだよ、 じ○がりこ のこ が じ○がりこ 買い占めて何が悪いと胸の中で悪態を付きながら家に帰った。
普段週に何度もお菓子を調達に通っていたが、当分は10個の じ○がりこ で凌ごうと思った。
29 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/23(金) 08:43:41.06 ID:1QAad3dBO
たった一回 そよ風程度に善いことをしたって、社会のために身を削っている世の中大半の人からしたら、私なんて歯にはさまった食べカスみたいなものなわけで。
母さんが働いてる弁当屋の惣菜の豚カツを食べながら、いつもと変わらぬだらけた姿で豚はテレビを見ているわけです。
「あんたさ、今まで生きていて苦しいって思いしたことある?」
「あるよもちろん。」
「泣くほどのことよ、いや泣けないぐらい苦し」
「わーってる(言いたいことは)。あるよ」
「言ってごらんなさいよ」
「…ない」
「なに?」
「わかんないっつってんの」
「あなたよくそれで生きていけるわね。私ならとっくの昔にしんでるわ」
「まあ肉体が逞しいからね。ごめんね」
「中身のないただのすかすかの脂肪でしょう」
「…おいしいね、豚カツ(^∀^)」
「あー…ったま痛い、あんたと話してると」
なんてやり取りは日常茶飯事です。
ニートになって社会に対する後ろめたさを持たずに うーんと羽を伸ばしてしまうと、そっから立ち上がるのに膨大なエネルギーが必要となってしまう。
32 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/23(金) 09:40:04.42 ID:1QAad3dBO
はーあ…ぁげんだっつ
頭の中にハーゲンダッツが浮かんできたのは、3日後のことだった。
カ○ムーチョは即日10分で完食したし、 じ○がりこ は なぜかもう二箱しか残っていない。
でもコンビニ=オーナーのブフォッの記憶が甦り、どうしても行きたくない。
「ねー今日晩御飯に使わないならジャガイモ使ってい〜?」
洗面所で身支度を整えてる母に聞く。
「何に使うつもり?まさかラーメンに入れたりしないわよね」
一応一通りの料理が出来る豚としては聞き捨てならん。
「なんでダヨ(なぜか片言)。違うって、ちょっと薄切りにしてポテ」言いかけたところで
「だーめ。お菓子に使うなんでダメよ絶対!いいわね」
「あーんで、いいじゃんポテチぐら」
「うるさいわね!忙しいんだからそんな暇なら外走ってきなさい!」
「(´・@・`)ブーッ」
返す言葉がないので自分の部屋に帰って、仕方ないのでふて寝した。
33 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/23(金) 09:54:45.74 ID:1QAad3dBO
どうしようもない衝動が押し寄せたのは、それから二日後のラーメンを食べた後だったと思う。
チョコ喪ナカジャンボ !!!!が食べたい食べたい食べたい
神様の作られた偉大なチョコ、いやアイスいや美味しさのつまったブロック。あいつが食べたくてたまらなくなった。
もう じ〇がりこはニ日前のふて寝の後でヤケ食いで2分ぐらいで無くなった。
でも あのクソオーナーにジャンボのこって言われるようになるのも癪にさわる。
あの お母さんは優しそうだったから言い出しっぺではない。
オーナーがお菓子の悪魔だと確信していた!マチガイナイ(`・ω・´)
でもお菓子の悪魔より、神様の甘美な誘惑の方が勝つわけで…。
昼下がりにコンビニに突入することにした。
34 :1 ◆po1la1pTaM :2012/03/23(金) 10:22:27.59 ID:1QAad3dBO
アイスを買うには ちょっと寒くないかい?と思われるほど雨がシャーシャー降っていた。
傘を片手にポケットの上から財布を何度も確認しながらコンビニに向かった。
ふぅ、さびーよと心の中で言いながら入口の傘立てに傘を差した。
いやぁ寒くない寒くないチョコ喪ナカジャンボチョコ喪ナカジャンボ…
この時 自分が何者であるのか すっかり忘れていた。
一目散に目的のアイスが入ってる魔法のガラスの扉を開けに行く。
おぉう、ハーゲンもある
迷ってるうちにアイスたちが冷めてしまう
チョコ喪ナカジャンボを取り上げて扉を閉めた。
ハーゲンまたね、と爽やかに別れを告げた時に誰かの声が耳に入ってきた。
「きた、あの子来たわよ…」
36 :1 ◆yq3nyLskLY :2012/03/23(金) 10:27:32.04 ID:1QAad3dBO
野良猫でも来ましたかとレジを見ると、パートのおばさんが こっちを見ていた。
途端に じ○がりこ の申し子であることを思い出した。
でも正しいこと(少なくとも自分の体は喜ぶこと)をしているのに、負けたくなかった。
ジャンボが溶けるからお菓子コーナーに直行して、2箱上下に重なって陳列してある じ○がりこ を2箱そのまま持ちあげて水平移動してレジへ向かった。
私は たぶん間違っていない。
恥ずかしいのは この人たちだ!とカッカしながら清算を待った。
後ろめたいのかパートのおばちゃんは ちらちら気まずそうに私の顔を見ている。
それを澄ました顔でスルーして、入れて貰った袋を持ってそのままコンビニを出た。
モナカに包まれているとはいえ、デリケートなアイスとチョコだ。
急いで帰ろう。傘を片手に大股で歩き出した。
37 :名も無き被検体774号+:2012/03/23(金) 10:38:44.24 ID:uXGPMBZO0
読んでるからがんばって
38 :名も無き被検体774号+:2012/03/23(金) 10:54:44.60 ID:1QAad3dBO
>>37
ありがとう。気まぐれな更新ですみませぬ。
「○○(←豚の名字)さん」
コンビニの駐車場を歩いていると後ろから声がした。
振り返ると あの子供の母親が入口から飛び出して来た。
雨に濡れますよ!いや濡れてますよッと心の中で叫びながら、自分も近づいた。
傘を頭上に差し出す前に、また頭をぺこっと下げられた。
そして顔を上げて、
「ずっと待てました。いらっしゃらないのでどうしたのかと。やはりこの間の件で息子がご迷惑をお掛けしたので」
「いやいやいやいや!ち、ちがいますよ。今日はジャンボを買いに来てて」
「…え?」
「あのだからその、ダイエットしてたんです!…で小休憩というか、魔がさして今日は」
「はぁ」
なにいってんだ自分。
しかし、 じ○がりこ の申し子だと口を滑らせたこと気にしてるとしたら申し訳ないのでこの苦しい嘘を突き通そうと思った。
「濡れますから!もう気にしないでください。私もこちらでトイレ貸して頂いたことがありますし」
店の中へ戻るよう促すように言った。
「いえ、でも。…次はいつ来られますか?」
「え。…えっと、」
「もう来ませんか?」
「いえッいえ行きます、じゃなくて来ますよ!んーまだあの痩せてる途中なので、ふ二日後かその次の日ぐらいでしょうか」
「お仕事は…?」
「ン"。いやっえーいやぁはい」
「……すみません。ではまたいらした時に声掛けさせて頂きます」
「あっはい」
「引き留めてごめんなさい。」
「いえいえいえ、で、では!」
何故もっと大人の対応というのが出来ないのだろう(´・ω・`)
もやもやした気持ちのまま家へと急いだ。
>>次のページへ続く
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