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ガッキー似の女が俺の人生を変えた話
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359 :濱田岳 ◇uTUrSxq5y2@\(^o^)/:2014/09/04(木) 14:26:36.41 ID:nLoncc390.net
適当に食べる物を注文したんだが、俺はここで この日一番の失敗をした

フォークとスプーンの使い方を熟知していないくせにカルボナーラなんてオシャレなものを注文してしまったんだ

ガッキーもパスタを注文したのだが、フォークとスプーンを器用に使って食べていた。

俺は周りの客やガッキーを見ながら見よう見真似でやってみたんだが、どうも上手く行かない。

ガッキーはそんな俺を見て笑い、使い方を教えてくれた

フォークの持ち方を教えてもらったときにガッキーに初めて手を握られたことを覚えている。

当然、勃起したが上手いこと隠れてくれていた



360 :濱田岳 ◆i9G8L6mYX.lE @\(^o^)/:2014/09/04(木) 14:34:36.30 ID:nLoncc390.net
パスタを食べ終え、まだ小腹が空いていた俺たちはピッツァとワインを注文して 適当に食べながらお互いのことを話した。

俺は就職に希望を持てないこと

ガッキーはそのことを聞いて、就職に関する色々なことを教えてくれた

思えばこの話があったから 今の俺があるんだと思う

そしてガッキーはクロちゃんの話を俺に聞かせてくれた、 きっとワインを飲んでいたから口が緩くなっていたんだと思う

クロちゃんの横暴な態度に この頃からガッキーは嫌気が差していたんだという

俺はピッツァを食べながら腸が煮えくり返る想いをしていた

そして薄々感づいていたが、確信した。

俺はガッキーが好きなんだ、と。

何分このレストランにいたのか分からない。気づけば22時になろうとしていた

俺たちは店を出て、カラオケに行くことにした。



361 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/09/04(木) 14:35:21.09 ID:TZuZJcaq0.net
>>360
お前誰だよw




363 :濱田岳 ◆i9G8L6mYX.lE @\(^o^)/:2014/09/04(木) 14:38:05.26 ID:nLoncc390.net
>>361
ごめん、薄々気づかれていたとは思っていたんだがトリップ忘れたんだ

これからはこのトリップで書く



364 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/09/04(木) 14:47:46.32 ID:TZuZJcaq0.net
>>363
濱田岳 ◇uTUrSxq5y2なんて書いたら余計に偽者みたいだぞw


365 :濱田岳 ◆i9G8L6mYX.lE @\(^o^)/:2014/09/04(木) 14:48:38.47 ID:nLoncc390.net
>>364
トリップ忘れたからこれでいけると思ったんだが駄目なんだな

偽者だと思わせてごめん



367 :濱田岳 ◆i9G8L6mYX.lE @\(^o^)/:2014/09/04(木) 14:52:52.69 ID:nLoncc390.net
カラオケに行くまでガッキーは口数が少なくなっていた

きっとクロちゃんのことを話したからだと思う

俺はガッキーと歩調を合わせながら街にクロちゃんとシロちゃんがいないか警戒していた

そしてカラオケに入って、当然フリータイムで入店した。

俺はガッキーを元気付けようと、意を決して昔からヲタ仲間で行くとき限定で歌う晴れハレユカイを全力で歌った

するとガッキーは俺の必死に元気付いてくれてAKBのヘビーローテーションを歌い出した

後で聞いたんだが、ガッキーってアイドルヲタらしい

俺も負けじと封印していたアニソンを大量放出した

ガッキーもAKBとかももクロとかモー娘とかアイドルソングを次々連発してきた

ふたりでお互い知ってる曲あんまりないのに凄く盛り上がっていたと思う



369 :濱田岳 ◆i9G8L6mYX.lE @\(^o^)/:2014/09/04(木) 14:59:27.99 ID:nLoncc390.net
相当盛り上がってたから、お互い今までにないくらいに笑って跳び跳ねてガッキーは着ていた上着を脱いでいた

俺もパーカーを脱いで半袖になった

少し喉が渇いたから、俺はガッキーに飲みたい物を聞いた

「ジンジャエール持ってきてください」とガッキーが言うと、俺もジンジャエールを持ってくることにした

どっちがどっちのグラスを使っていたか分からないフリをして俺はこっそりガッキーと俺のグラスを交換して注いだ

戻ってくると、ガッキーは知らないバラード曲を歌っていた

少し休憩らしい

歌い終わるとジンジャエールを飲みながら俺に初めて会った時のことを話し始めた。



370 :濱田岳 ◆i9G8L6mYX.lE @\(^o^)/:2014/09/04(木) 15:08:11.35 ID:nLoncc390.net
実は あの日はガッキーは本屋さんの面接を終えた帰りだったらしい

ガッキーは実は大学在学中から小さな劇場とかで舞台女優をやっていたらしい

当時も当然女優を目指して小さな事務所に所属したりしてたんだって

そこでボーカルレッスンとかもやったから恐ろしく歌が上手いのか、と俺納得。

大学卒業後も そういう活動を続けていたらしいんだが、20代も半ばになって親に色々言われて とりあえず事務所に所属しながら他の仕事も始めることにしたらしい

そして本屋さんの面接から帰ってきたときに俺がぶつかった、とのこと

マクドナルドで再会したときは正直俺のことを覚えていなかったらしいんだが、この辺りからクロちゃんとの仲が悪くなり始めてて

しかし大学卒業と同時に友達は色んな所に散り散りになって 友人があまりいなくなったときに俺みたいな奴に会ったから 話し相手になればと思ってメアドを教えてくれたらしい



371 :濱田岳 ◆i9G8L6mYX.lE @\(^o^)/:2014/09/04(木) 15:15:34.90 ID:nLoncc390.net
「最近舞台には上がってないんですか?」と俺が聞くと

「実は今度オーディションがあるんです」とガッキーが教えてくれた。

そして横に置いてあるカバンから ごそごそと何かを取り出そうとして身体を捻ったときに背中側からブラジャーのラインが見えたwwww

差し出してきたのはオーディションの詳細が書かれた紙だった

「こんなの、俺に見せていいですか?」

「いいんです、濱田さん誰にも絶対言わないでくださいね!」

俺には話す友達がいなかった

その舞台では歌うシーンがあるらしく、俺とカラオケに頻繁に行けることはガッキーにとっても嬉しかったらしい

「絶対見に行きますから、絶対合格してくださいね!」

そう言うと、「イエッサー」と言って俺に敬礼をしてきた

キュン死した



377 :濱田岳 ◆i9G8L6mYX.lE @\(^o^)/:2014/09/04(木) 17:58:08.34 ID:nLoncc390.net
まあ、みんなが期待してる展開に この夜はならずに5時頃まで話したり歌ったりを繰り返してた。

ガッキーのオーディションの話の後には俺の就職の話とかもして 本屋で働き始めるまでに受けたところの話とか色々聞いたりした。

ガッキーに話聞いてもらってると俺も働き始めないといけないなーって気になった。

俺は就職に向けて頑張る

ガッキーは舞台に上がるために頑張る

お互いに頑張るものが出来て、その後もメールで毎日のように近況報告をするようになった



399 :濱田岳 ◆i9G8L6mYX.lE @\(^o^)/:2014/09/05(金) 17:54:51.79 ID:TdEiHr4H0.net
とりあえず、>>377の続きから書いていくぞ


働き始める、と決意をしたものの

専門学校卒業後、何年もぐーたら生活を送っていた俺は、一体どこに就職をすればいいのかが分からなかった

そんなときにもガッキーは俺の相談に乗ってくれたんだ

この頃からカラオケばかりじゃなくて、ガッキーが行きつけの洒落た喫茶店にも度々足を運ぶようになった

こうしてガッキーと過ごす時間っていうのは本当に楽しくて、正直就職なんて決まらずに 永遠にひとつ屋根の下で この天使と一緒に過ごせたら・・・なんて思っていたが

毎回の会計をガッキーにしてもらっていたことで絶対に就職を決めなければと現実に戻された

俺の気持ちとは裏腹に、面接では緊張して持ち前のコミュ症を発揮して どこからも内定を貰えない日々が続いた

ガッキーと話しているときには全然緊張しないのに・・・

そうしているうちに、ガッキーのオーディションの日も近づいてきて なかなか会えずに一日のメールの数も減っていったんだ



400 :濱田岳 ◆i9G8L6mYX.lE @\(^o^)/:2014/09/05(金) 18:01:00.62 ID:TdEiHr4H0.net
ガッキーのオーディションの日が直前まで迫ったある日、俺はガッキーと会う約束をした

仕事とか事務所との打ち合わせとかで都合が付くのが夜しかなく、しかも次の日も早いということで カラオケとかではなくて近くの公園で待ち合わせになった。

久々に会ったガッキーは髪が短くなっていた。

「オーディションに向けて気合入れるためにです!」と言うガッキーは可愛かった。

そして、少し会わない間のお互いの近況を報告しあった。俺は就職が決まらないことしか報告できることがなかったが・・・・

そのこともあるし、ガッキーに会えない期間が長かったこともあって自暴自棄になりつつあった俺のことを変わらずガッキーは応援してくれた。

「ちゃんと働いてお金稼がないとダメですよ!」って少し強めに言われて

「今まで払ってもらった分、ちゃんと返さないといけないですもんね」っていうと笑ってくれた

そして、俺はこの日ガッキーに言おうと思っていた大切なことを切り出した。



401 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2014/09/05(金) 18:05:13.24 ID:MzBRieHr0.net
うおおおお、熱い展開


402 :濱田岳 ◆i9G8L6mYX.lE @\(^o^)/:2014/09/05(金) 18:22:52.07 ID:TdEiHr4H0.net
「俺、ガッキーさんに出会うまで生きてる意味が全く分かんなかったんです。親にも家を出て行けって言われたりして」

黙ってガッキーは聞いてくれていた。俺の声震えていたと思う。

「でも、あの日ガッキーさんと出会って、毎日が凄く楽しくなった。

ガッキーさんがこんな俺と一緒に遊んでくれて 相談にも乗ってくれて、だから就職したいっても思うようになった。

ガッキーさんがいるから働きたいって思うし、ガッキーさんが俺の生きてる意味なんです」


俺は頭の中がぐしゃぐしゃになりながらも頭に浮かんでくる言葉を次々にガッキーに飛ばした。

自分でもなに言ってるのか分かんなかったけど、ガッキーはうんうんって頷いてくれていた。

「ガッキーさんに彼氏がいるのは分かってるけど・・・こんなこと言ったら嫌われるかもしれないけど・・・

もし次の面接に受かって、ガッキーさんもオーディションに合格したら・・・俺と付き合ってください!!」

精一杯の勇気を振り絞って言った。

多分相当でかい声で言ったから周りから見られてたと思うww



>>次のページへ続く
 
カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春, 胸キュン,
 


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